インフィニット・ストラトス 蒼き雷光 更新凍結   作:09e16

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本作はインフィニット・ストラトスの二次創作です。
原作との違いがあるかもしれませんが予めご了承ください。

アンチ対象
五反田蘭

…個人的に彼女はISに関して
ある意味楽観的すぎると思います。
今は表立っては競技でしか使われていないけど
実際には兵器だからね?


第三十一話「サプライズ・ショッピング」

7月6日(日)午前11時45分頃

レゾナンス内フードコートにて

 

あの後少し早いが昼飯を食うために

五反田兄妹とも合流して

フードコートに全員で来ていた。

 

「まさか弾たちとこんなところで会うとはなあ…」

「おうオレも驚いた。

…まあ蘭の事だから狙っていた可能性はあるがな。」

 

しかしまさか一夏の友達と偶然出会うとは…

五反田弾だったか…

なんか色々と苦労してそうだ。

 

「しかし…蘭ちゃんも馬鹿だなあ…

カイトたちの前であんなことを言うなんて。」

「あーうんそうですね。」

 

ははは…

ISをなめんじゃねえよ?

まあやりすぎなのは認めるが…

 

+++

回想…

数分前

 

「へー五反田さんはIS学園を受験する気なんだ。」

「はい!!

…兄からは反対されていますけど。」

 

うーん…

反対ねえ?

 

「どうして反対されているの?」

「えーと理由が弱いからやめろと…」

 

…ははーん。

そういうことかな?

だったら当り前だボケ。

 

「…その理由は?」

「一夏さんと同じ学校に通いたいからじゃ…

ダメですか?」

 

…やっぱりか。

ふざけるな!!

 

「君さあ…

ISをおもちゃかなんかと勘違いしていない?

あのねISは兵器…たたかうための力だから!

IS学園はその力をどう使うか学ぶための学校なの!

君みたいなふまじめな理由で来られる方が在校生や他の真面目な受験者にとって迷惑だから!

…お兄さんが反対するのも当たり前だ!

自分や他の人の一生を棒に振るかもしれない事を考えて行動しやがれ!!

お前みたいな後輩に来られてもオレや一夏からすれば迷惑なんだよ!!」

「ご・ごべんなざい…」

 

あー泣きだしちゃったか。

…少し言い過ぎたかな?

うん?

ボーデヴィッヒが五反田嬢に近づいて…

 

「柊の奴も言っていたが…

貴様はIS学園を卒業した後どう生活するつもりだ?

貴様以外の人間は将来どの道に進むかある程度決めてから入っていることが多いんだぞ?

…私からも言わせてもらうが自分の将来を決めずに来られてもこっちが迷惑だ。

貴様のような人間はISに関わる資格はない!!」

 

さすがにやめたげてよぉ!!

 

…回想終了

+++

 

「あー弾君でいいか?

妹さんを泣かしてしまって済まないな。」

「いやかまわねえ。

むしろ良く言ってくれた。」

 

それならいいんだが…

 

「後俺のことは呼び捨てでいいぜ。

その代わり俺もあんたのことは呼び捨てで呼ぶがいいか?」

「OK。

まあこれからもよろしくな弾。」

「こっちこそよろしくなカイト。

…一つ聞いていいか?」

 

何を聞く気だ?

 

「何だ?」

「…一夏ってやっぱロリコンなのか?」

「おい弾てめえ何言って…」

 

あーうんそう思いたくなる気持ちはわかる。

 

「一応言っておくがボーデヴィッヒは俺たちと同い年だからな?

後彼女が一夏の事を嫁と呼ぶのは自発的にしていることだからな?」

「そうだぞ俺ロリコンじゃないからな!?」

「…すまん。

てっきり飛び級してきたのかと…」

 

いえねえ…

ラウラの奴飛び級どころかちゃんとした教育すら受けた形跡が無いなんて…

この流れじゃ言えねえ。

 

その後昼飯を食べた後俺たちはそれぞれの買い物に戻っていった。

なおヒビキはスズネ先生に連れて行かれたことをここに明記する。

 

+++

その日の深夜…

日本国内の某所に存在する

非合法研究施設にて

 

暗闇の中で金髪の初老の男性が

モニターを見ながらうすら笑いを浮かべていた。

「さてこの小娘…

たしか篠ノ之箒だったか?

システムの最終試験に使えるなあ。」

 

そういう男性の前には一夏に対して攻撃を仕掛けている箒の姿が映っていた。

 

TO BE CONTINUED.

 

 

次回予告

ついに始まった臨海学校。

一夏たちは海岸で楽しく過ごす。

しかしその裏では黒い陰謀がうごめいていた。

 

次回

インフィニット・ストラトス蒼き雷光

「ブラック・オーシャン」

これさえあれば…

一夏を取り戻せる!!

 




第31話完成いたしました。

五反田嬢の部分と一夏のヒロインが今の所ロリキャラしかいないことに
気付いたことでこの話が生まれました。
…実際に彼女が受験して受かってしまうと真面目に勉強していた人が
1人IS学園に通えなくなってしまうんですよね。
本作においてはこの一件で一夏からの心証は悪くなっています。
さあ…彼女は一夏のハートを射止めることができるのかな?


本作では皆様のご感想やご意見及び誤字脱字報告をお待ちしております。

それではまた次回の更新で逢いましょう。
よき一週間をお過ごしください。

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