インフィニット・ストラトス 蒼き雷光 更新凍結   作:09e16

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本作はインフィニット・ストラトスの二次創作です。
原作との違いがあるかもしれませんが予めご了承ください。

アンチ対象
なし

まさかの週2回目の投稿です。
バイトのシフトが1日減ったから
書く時間が増えただけなんですけどね~

注意
本作ではまだヒビキはストームブリンガーを使えません。
後ブーストアップ?何それおいしいの?


第十九話「MY NAME IS GAI」

前話終了直後

IS学園

1年1組教室にて

 

西条先生の自己紹介の後

あまりにもアレな自己紹介を聞いたためか

頭を押さえながら織斑先生が…

「あーこれにてSHRを終わる。

今日は2組と合同でISの模擬戦闘を行う。

各人はすぐに着替えて第2グラウンドに集合するように。

…以上解散!

ああ転校してきたばかりのカミシロやデュノアに関しては

織斑と柊で面倒を見てやってくれ。」

と言った。

 

このままだと女子と一緒に着替えさせられる羽目になるので

俺と一夏はすぐに今日あいているはずの

第2アリーナ更衣室に転校性二人と一緒に移動することにした。

したんだが…

 

「なあ一夏?」

「どうしたカイト?」

「なんで他のクラスにもう転校生のことが伝わっているんだよ!?

いくらなんでも早すぎだろうが!?」

そうなぜか転校性二人のことが他のクラスにも伝わっていて、

いまそいつらに追っかけられていた。

…授業の準備はどうした?

 

「俺に言うなよ!

とりあえずお前はデュノアを頼む。

俺はカミシロと一緒に行く!」

「OK。

それじゃあデュノア…君?

先に謝っとく…ごめんな。」

「え?

いいけど…

何する気?」

やっぱり違和感が…

まあ細かいことは後にして。

 

「こうすんのっと」

「うわ!?」

デュノアを背中に背負って準備完了。

 

「しゃべるなよ舌噛むからな。」

「…へ?」

全速力で突っ走る!

その後更衣室に無事に到着したが

デュノアは俺の背中で目を回していた。

 

+++

数分後

IS学園

第2グラウンドにて

 

あの後一夏たちは俺達より少し遅れて更衣室に到着した。

それでも何とか授業には間に合ったんだが…

 

「一夏~大丈夫かあ?」

「俺は大丈夫だ。

ただ山田先生が…」

 

授業開始直後にラファールを装着した状態で一夏に突撃してきた誰かを受け止めたら

それが山田先生で受け止めた時の衝撃で気絶してしまった…

 

あ。

織斑先生が頭抱えている…

西条先生は…腹抱えて笑っている!?

 

「山田君…まあいい。

本当なら山田君対オルコット・凰ペアで模擬戦をする予定だったんだが…

しょうがないか適当に…柊とカミシロで模擬戦を行う。

二人とも準備はいいか?」

嘘いきなり模擬戦!?

いやまあ…

 

「俺は大丈夫ですが…

カミシロ君は機体の準備をしなくていいんですか?」

「ん?

会社の方から聞いていないのか?

あいつもお前と同じイスルギ重工の所属だぞ?」

え!?

一切聞いていないんだけど!?

 

「あー織斑先生。

俺と柊君は所属する開発チーム同士が仲悪いらしいので…」

「あーひょっとしてカミシロ君の機体作ったのって北米支社の確か…

ジエー博士のチーム?

だったら納得だわ。」

 

あそこのチームとうちのチームって仲悪いからなあ…

量産前提の機体を作るうちと

高性能一品モノの機体を作るジエーチーム…

そりゃあ情報が来ないわけだわ。

 

「まあそういう話は置いておいて

カミシロ君の準備がいいなら今すぐにでも始めるけど?」

「ああ大丈夫だ。」

 

+++

少し離れて

グラウンドの中央部でISを展開してカイトとカミシロが向かい合っていた。

 

「よし二人とも準備はいいな?」

「「はいOKです。」」

「よしそれじゃあ模擬戦開始!」

 

織斑先生の号令と共にカイトがマルチライフルで先制攻撃を仕掛ける。

「さて…かわせるかな?」

その台詞と共にヒビキめがけて連射する。

 

しかしカミシロ…いや敢えてヒビキと書こう。

ヒビキはそれを何とか回避するが

何発化は回避しきれずにあたってしまう。

「くっ!

流石に経験が違うか…

だが!」

そういうと同時に両肩に内蔵されているランチャーを起動させる。

「今度はこちらの番だ!

ニトロパイク…FIRE!」

 

其の叫びと共にランチャーから実弾が連射される。

しかし…

 

「照準が甘い!

相手の動きを予測して撃て!」

カイトのその台詞と共に完全に回避される。

まあ馬鹿正直に照準を相手に直接会わせていたらそう言われるのも無理はない。

 

「それなら!」

しかしヒビキはニトロパイクが回避されたのを見るや

サイドアーマーからダガーナイフを取り出し逆手に持ち、

そのまま突撃する。

 

「接近戦で仕留める!」

「甘い!」

しかしダガーで切りかかろうとしたものの

アサルトエッジで受け止められてしまう。

 

「くそ!

これでもダメなのか!」

「カミシロ…お前まさかISに乗りなれていないのか?

なら降参しろ…お前じゃまだ俺には勝てない。」

カイトが言い放ったその台詞が

ヒビキの怒りに火をつけてしまう。

 

+++

 

以下推奨BGM「禁忌という名の希望」

「だまれ…」

「なに?」

「黙れと言ったんだ!

ああ確かに俺はまだISに乗り始めてから日が浅いさ。

だがな

それでも負けるわけにはいかないんだ!

俺にジェニオンを預けてくれた博士や

俺にジークンドーを教えてくれた父さん達の期待を裏切るわけにはいかない!

…だから力を貸してくれジェニオン!!」

 

其の叫びがグラウンドに響き渡った時

ジェニオンから電子音声が鳴り響いた。

 

≪MODE-GAI START UP!≫

 

それと共にエネルギーフィールドを周囲に展開し

その中でジェニオンが変形を始める。

各部パーツが展開と移動を行い全体的に1まわり大きく変化する。

そして…

 

「これは一体?」

ヒビキのその問いかけにジェニオンは答えた。

 

≪MY NAME IS GAI. GENION-GAI≫

 

「ジェニオン・ガイ…

詳しいことは後回しだ。

一気に決める!」

ヒビキはそう叫ぶとともに

カイトめがけて突撃する。

そして変形と共に脳裏に浮かんだ

ある単語を叫んだ。

「シフト・【ミドガルズオルム】!」

そして一気に背後に移動するとともに

左手で指弾を放つ。

それにより発生した衝撃波がカイトを襲った!

 

「不可視の攻撃だと!?

まさか衝撃砲か!」

「まだだ!

これで決める!

シフト・【ヴァナルガンド】…

来い…ビルレスト!!」

ヒビキのその叫びと同時に

どこからともなくジェニオン・ガイとほぼ同じ大きさの武装ユニットが転送される!

 

「物質の転送だと!?」

「驚いている暇があるのか?」

驚いているカイトをよそに武装ユニット…ビルレストから大型のエネルギー弾を連射しながら

カイトめがけて突撃する!

「くっ!

かわし切れない!」

「もらった!」

其の叫びと共にビルレストを密着させ内蔵されていたパイルバンカーを

3連続で始動させる!

 

「パイルバンカーだと!?

しかしまだSEは残っているぞ!」

「まだ終わりじゃない!」

そうヒビキは叫びビルレストにエネルギーをチャージし始める!

 

「これで…おわりだぁ!!」

そう叫びビルレストからエネルギーを発射しようとしたその時!

 

BGM終了

 

≪TIME OUT MODE-GAI END≫

「え!?」

 

そう電子音声が鳴るとともに

ジェニオンの変形が解除されて

元に戻り地面に着陸する。

それと同時にビルレストも転送されてしまう。

そして…

 

「あれ…

か・体に力が入らない。」

ヒビキがそういうと同時に倒れこんでしまう。

 

「む…

カミシロ動けるか?」

「すいません織斑先生…無理です。」

「そうかならばこの勝負柊の勝ちと…」

「すいませんこっちも無理です。」

「む…

ならば引分けとする。」

 

(しかしカミシロの機体…あれは何だ?

本当にISなのか?)

 

TO BE CONTINUED.

 

 

次回予告

推奨BGM「瞳の中の明日」

カイトとヒビキの対決から始まった実習は

何のトラブルもなく終了する。

そして放課後になりカイトと一夏は新たなルームメイトと共に寮に帰る。

 

そこでカイトが知った意外な真実とは…

 

次回

インフィニット・ストラトス蒼き雷光

「悲しみの乙女…怒りの雷光」

 




お待たせしました。
第19話完成いたしました。

本作でのジェニオン・ガイへの変形は原作と同じシークエンスのくせに
ヒビキの肉体に一切影響がない謎仕様になっています。
武装の転送システムとかどう考えてもあり得ない技術の塊ですが
ジエー博士…一体何者なんだ?(棒)
ちなみにジェニオン・ガイから急に元に戻ったのは
エネルギーが切れたからです。
後解除後倒れこんだのは単純に肉体に疲労が蓄積したから…
翌日は筋肉痛確定です。


実は少し前に活動報告でも書いたんですが…
作中での日付設定を間違えてしまいました。
↓の参考画像を見てもらえばわかると思いますが…

【挿絵表示】

この通り7月7日は月曜日になっています。
そして臨海学校は月曜日から水曜日にかけて行われています。
…原作だとどうも火曜日か水曜日が7月7日のようなので
どうも1日か2日分ずれて設定してしまったみたいです。
そのため本作では篠ノ之の誕生日は臨海学校の初日として
進行させて頂きます。

皆様のご感想やご意見をお待ちしております。

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