東方神実郷~『仮面ライダーバロン』、駆紋戒斗が幻想入り~   作:火野荒シオンLv.X-ビリオン

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シオン「という訳で、投稿する事になったぜバナナ!」
戒斗「バロンだ!というか貴様、本来この作品は後々投稿させると聞いたぞ」
シオン「いやー、ついこっちに熱が入ってきてつい」
ディブレイカー「………ほぅ?」←背後にナズェイルンディス
ゼロBF「また投稿遅らせる気ですか………?」←右に同じく&背後にUアレクサンダー
シオン「えっ、ちょ、お前らこの作品でないだろなんでいr」



※放送事故発生中です、暫くお待ちください



シオン「」←屍
翔「そんじゃ戒斗、主人公頑張れよー」←帰っていった
零「頑張ってくださいねー」←同じく帰った
戒斗(お前ら……せめて死体を持って帰ってくれ……)


序章~バナナライダーの幻想入り~
第1話 さ迷う魂、幻想入りする


宇宙、それは無限に広がる世界。

宇宙には様々な種類の星があり、同時に似たような星や全く同じの星が存在する。

そんな宇宙に存在する『地球』と呼ばれる星の一つで、かつて二人の男による、星の、そして人類の存亡を掛けた戦いが行われた。

 

『そうまでして世界を亡ぼす事になんの価値がある………!』

『価値がないものを消し去る。それがオレの戦いだ』

 

 

一人は強くて新しい者だけが生き残り、弱者たちを踏み躙ってきた者たちが自らのルールで裁かれるような『弱者が踏み躙られない世界』を創造するため、もう一人は自身が守ろうとしてきた人間と世界を守るため、それぞれの思いを胸に戦った。

 

『何故だ………葛葉………何がお前をそこまで強くした………!』

『…守りたいという祈り………見捨てないという誓い………それが俺の総てだ……!』

『…何故泣く……』

『泣いていいんだ………それが俺の……弱さだとしても……拒まない……俺は……泣きながら進む………!!』

『―――お前は………本当に強い………』

 

そして死闘の果てに、人の為に戦うと決めた男が勝ち残り、もう一人は―――この世を去った………戦いに勝った男の腕の中で、心から賞賛を送って………

 

 

 

~~~

 

 

 

ヘルヘイム侵略が収まり5年後………とある御神木に、一人の男が花束を持ってやって来ていた。

男は花束を御神木に添え、手を合わせていた。

 

 

「………あの事件から、もうすぐ5年も経つんだな………戒斗」

 

男―――ザックはそう呟くと、5年前の出来事を思い出す。

当時はインベスゲームと呼ばれるものが流行し、その時自分達は世界にどんな危機が起こっているのかも予期していなかった。

そして事態を理解し、世界の危機に立ち向かう事を決めたザックや他の者は、しのぎを削って迫り来る驚異に立ち向かった。

その驚異は無事に過ぎ去ったが、仲間の一人が人類を滅ぼし、新たな創造をすると言い出し、異形の存在となってまで人類を滅ぼそうとした。

同時に別の仲間が、既に体がインベスたちのようなものになっていたが、それでも人類を滅ぼそうとする仲間を止めるために戦った。

 

 

「………今となっては、もう昔の事の筈なんだがな~………やっぱ、どうしても昨日の出来事みたいに思えてしまっちまうわ………お前が生きてても、同じ事を言うかな?………いや、言わねぇか。お前だしな」

 

ザックは苦笑いしながら独り言を言い、御神木を眺める。

すると背後から急に光が溢れ、ザックは後ろを向く。

そこに立っていたのは、銀色の南蛮胴のようなものを着た、金髪の男だった。

男はザックがいるのに気付くと「よっ」と言いながら右手をスッと挙げていた。

 

「よっ!3年ぶりだな、ザック!!あれ、4年ぶりだっけ?」

「こ、絋汰!?」

 

突然の訪問者にザックは思わず驚く。

男―――葛葉絋汰はにっと笑うと、そのまま御神木の方に歩いていく。

左手にはザックのように花束を所持しており、ザックが置いた花束の隣に置いていた。

 

「絋汰、お前……地球には長くいられないんじゃあ」

「ん、あぁ。だから後1時間ぐらいで星に帰るよ。姉ちゃんたちにも久し振りにあって元気だって報告したいし。というか俺、この日になったら毎回ここに来るんだぞ?すぐ帰るけど」

「………で?その花束は?」

「あぁこれ?戒斗の奴への贈り物だよ………因みに地球の花と同じやつだ。ヘルヘイムの実とかの類いの花じゃないから」

「いや、それは別に………よくはないか。じゃなくて、お前なんで地球に来たんだ?」

「来ちゃあ悪いのかよ!?………今日が戒斗の『命日』だって、分かっているさ………俺がアイツを殺したんだからな」

 

絋汰はそう言って、御神木に向けて手を合わせる。

そのまま暫くすると、黙祷を終えてザックの方を向いていた。

 

「世界を救うためにとはいえ、俺はアイツを殺した………そんなやつが花束を送るなんて、アイツだったら鼻で笑っているか馬鹿にするだろうけどよ………それでも俺は、アイツのお陰で世界を救えたようなもんだ。せめてもの礼と償い、ってとこかな」

「……絋汰………」

 

その事葉を静かに聞いていたザックは俯いたままになる。

それを見た絋汰は「何暗くなってんだよ」と言いながら、ザックの背中を思いきり叩く。

「いってぇ!?」とザックは叫び、背中を押さえるが、暫くして痛みが減ると、ゆっくりと立ち上がっていた。

 

「………それもそうだな。もう戒斗はいねぇし、アイツもまんざらじゃない筈だ。いつまでも引き摺ってる場合じゃねぇよな………」

「ザック……」

「ん?あぁ、ありがとよ絋汰。そんじゃあ俺も、チーム鎧武や他の元メンバーと久し振りに踊る約束してんだ。お、どうせ晶さんに会いに行くんだろ?顔合わせぐらいに一緒にいこうぜ?」

「うーん………後50分以上あるし………ま、いっか!分かった!俺も行くぜ!」

「よっしゃ!早速………行く前にちゃんと服装変えとけよ絋汰?」

「あ、あー………流石にこのままの格好じゃあ不味いか………」

 

ザックの言葉に絋汰は頭を掻きむしった後、ゆっくりと目を閉じる。

すると絋汰の身体が光に包まれていき、光が消えると、髪が黒くなって服装も変わった絋汰が立っていた。

 

「よっし!そんじゃあ行こうぜ!!」

「ちょっ、いきなり置いていくな!?お前宇宙の神様になってるんだろ!?身体能力に差がありすぎんだろ!!」

「おせーぞザックー!」

「って話しすら聞いちゃいねぇ!?」

 

ザックは慌てて絋汰を追いかけようとするが、その前に花束を置いた場所を振り向く。

そしてニコリと笑みを浮かべて「また来るぜ」とだけ告げ、その場から走り去っていった。

 

 

 

「………毎月来ているくせに………」

 

 

 

その数秒後、何処からか一人の男が現れる。

男の名は駆紋戒斗―――本来なら『既にいない存在』、その理由は……

 

「……人類を滅ぼそうとして、葛葉との戦いで死んだ俺が、まだ慕われている、か………」

 

 

そう、それはかつて5年前に起きた『ヘルヘイム侵略』の終わり頃に、戒斗と葛葉絋汰の二人は、己の決めた未来を掴みとるために、決死の戦いを繰り広げた。

そして戒斗は………最後の最後で絋汰に止めを刺され、この世を去った………

しかしヘルヘイムの森すべてが地球から無くなり、とある用件で地球に戻ってきた絋汰と、舞と言う女性と共に、この御神木で今の世界を見た時、不思議と安心する事ができ、この世界がとてもよいと思いながら、一度は成仏した。

だがある日、メガヘクスという侵略者が地球を攻めてきて、その際戒斗は機械の体で蘇った。

しかしそれはそれで気に入らずに反乱し、最終的には絋汰と後一人がメガヘクスを倒して、同時に機械の体が停止して、再びこの世を去った………

だが、どういう訳か、メガヘクスの一件以来、何故か成仏ができなくなっていた。

以前は成仏した筈なのに、何故か今は成仏もできず、代わりに御神木から数十キロの範囲を移動出来るようになっていた。

どうしてかは分からず仕舞いだが、戒斗自身は『メガヘクスが余計な事したせいでおかしくなった』と自己解決していた。

 

「……しかし……成仏もできず、限られた範囲しか移動できないのは、あまりにつまらん………葛葉に見つかってギャーギャー喚かれるのも嫌だが」

 

戒斗はそう呟きながら、御神木を眺める。

実は言うと戒斗は、死んだ身で成仏できないという状況下で、する事が特に何もなくて、あまりにも退屈でいた。

前までは移動範囲内をぶらついていたが、それもほんの数日で見回り終えてしまった。

流石に未練も何もないのに、このまま永遠にさ迷い続けるのはどうかとさえ考え始めていた。

だか………それでも何故か『違和感』を感じていた。

 

(………何故だ………どこかこう、心に穴が開いたよう感覚は………ずっとこの状況でいるからか………?)

 

戒斗が抱える違和感、それは『何故か虚しい』事だった。

しかし、具体的に何が虚しいか分かっておらず、それを考えても、その答えが分からずにいた。

 

(………馬鹿馬鹿しい。死んだ俺が今更、何を悩んでいるのだか………)

 

戒斗はそう思うと、寝床として扱っている御神木にもたれ掛かろうとする。

こんな生活を送ってきて戒斗が分かった事は、腹が減ったりはしないが、睡眠欲があるという事。

死んだ身とはいえ、少しは体が楽になるので、御神木を背にして寝る事が主要となってきていた。

戒斗は欠伸しながら御神木を背にもたれ掛かろうとした………瞬間だった。

 

突然どこからかバチバチィ!と音が聞こえ、戒斗はそれに気付き音が鳴った方を見てみる。

すると御神木の近くの何も無い場所から電気が迸っており、次第に電気の鳴る音が大きくなる。

そして暫くすると、そこに黒い裂け目のような物が発生していた。

 

(!クラックか…!?いや……クラックはこんなものじゃない……じゃああれは一体………ッ!?)

 

戒斗は驚愕しながら裂け目を見つめていると、次第に裂け目が大きくなっていく。

すると裂け目から吸い込むような風が吹き出される。

戒斗はその場で踏み止まろうとするが、裂け目が大きくなるにつれて吸い込む力も強くなっていく。

そして…

 

 

 

「くっ……がぁぁぁぁぁ!!?」

 

 

 

戒斗の足がついに地面を離れてしまい、そのまま裂け目に飲み込まれてしまう。

そして暫くすると、戒斗を飲み込んだ裂け目は、ゆっくりと閉じていき、やがてその場から、消滅していた。

 

 

 

 

~~~

 

 

 

とある世界、そこは誰も知らない世界…

知っていたとしても、異世界でその世界を認知しているものだけである世界。

その世界の名は『幻想郷』………忘れ去られ行く者たちだけが本来入れる、特殊な世界。

明確に言えば、幻想郷には星という概念は無く、別の星に結界を境界線として繋がっているような世界であり、それ故に知っている者は、総ての世界においてもまだ、限りなく少ない。

この世界では、『妖怪』と呼ばれる存在や、『幽霊』に『吸血鬼』、『妖精』など、人外の者たちが多く住んでおり、僅かながら人間も住んでいる。

 

 

「―――霊夢(れいむ)ー。いるー?」

 

 

そんな世界にある神社―――『博麗(はくれい)神社』に、一人の女性がやってくる。

八雲 紫(やぐも ゆかり)………人間のような姿をしているが、れっきとした妖怪である。

その紫が神社にいる人物に外から呼びかけるが、返事が返ってこない…

恐らく寝ているのだろうと紫は溜め息をつき、神社に上がりこんでいく。

暫く進むと、茶の間でごろんと横に寝ている、大きな赤いリボンをつけた少女がいた。

その少女は涎を垂らし、ぐへへと何故か笑いながら寝ており、紫は溜め息をつきながら、少女を叩き起こしていた。

 

「起きなさい霊夢!」

「ウェイ!?いたた………誰よ、人の昼寝を邪魔するの……って紫じゃん。何してんのよアンタ」

「用事があってね………その様子だと、気付いてないかもしれないけど」

 

少女―――博麗 霊夢は紫の言葉に首を傾げる。

紫はもう一度溜め息をつきながら、話の続きを始める。

 

「実はおおよそ10分前、幻想入りした人間がいるらしいのよ」

「あ、そうなんだ。でもそれがどうしたの?」

「…聞いたら信じられないと思うけど、その人間、幻想郷の法則に則った入り方をせずに、幻想入りしたみたいなのよ」

「………は?」

 

紫の言葉の意味が分からず、霊夢はポカンと口をあける。

…この世界は本来、特殊な順序や方法でしか、来ることが出来ない世界。

例えば、この世界にはトキという鳥がいる。その鳥は本来、幻想郷と繋がっている世界では絶滅した存在とされているのだ。

ならば何故、そのトキがいるのかと言われると、この世界ではトキなどのような『外の世界(幻想郷の者たちはそう呼ぶ)で存在が無くなりかけた存在』が、この世界に持ち込まれるという形で増えていくという仕組みがある。

この世界に妖怪などがいるのはその為で、それ以外にも、紫が稀に神隠しという形で外の世界から色んなものをこの世界に持ち込んだり、紫が張っている『幻と実体の境界』と呼ばれる結界と、この博麗神社によって張られている『博麗大結界』と呼ばれる結界を何らかの形で越えないとは入れないのだ。

 

しかし紫が言うには、その法則に則らずに幻想入りしており、しかも同時に厄介な事が起きたというのだ。

話を一通り聞いた霊夢は「なんか面倒くさい事になりそう…」と頭を悩ませながら、紫にその厄介事というのを尋ねてみる。

 

「………で、その厄介事って何なのよ。あまりにも面倒なやつだったらお断りよ」

「はぁ……霊夢、アンタまだ気付かない?」

「何がよ」

「『博麗大結界が少し壊れている』のを」

「!?」

 

霊夢は紫の言葉に目を見開き、自身の霊力で周りを確かめる。

そして結界にヒビが入っているのが分かると、そのまま硬直していた。

 

「なっ………なんで結界が………!?」

「私のところの結界もヒビが酷くてね………なかなか修復が出来ないのよ」

「……それが意味する事は………」

「結界を打ち破るほど強い何かが起きた、って事ね」

 

紫がそう言うと、何処からか空間の裂け目―――『スキマ』と呼ばれるものを呼び出す。

紫はその中に入ると、霊夢に用件を言っていた。

 

「どうやら紅魔館の近くの、霧の湖に幻想入りした人間が辿り着いたらしいわ。結界は私がなんとかするから、その人間を回収してきてちょうだい」

「いや、アンタのスキマ使えば楽じゃあ………」

「御託はいいから行って来なさい!!」

 

紫はそう怒鳴りつけると、スキマを閉じてしまう。

霊夢は頭を掻き毟りつつ、渋々現場へ向かう準備を始めていた。

 

 

 

 

~~~

 

 

 

紫が霊夢のところへ向かう15分程前、『霧の湖』と呼ばれる場所に、一人の少女がいた。

しかしその少女の背中には羽のような物が生えており、その羽のような物で気ままに飛んでいた。

それ以外の特徴としては、髪が薄めの水色で、ふわふわのウェーブがかかったセミショートヘアー、そして青い瞳に青いワンピース、その下に白いシャツを着ており、首元には赤いリボン、頭部には青の大きなリボンを着けていた。

 

 

「んー…暇だなー……」

 

 

少女の名前は『チルノ』………れっきとした妖精であり、氷を操る事が出来る能力を持っている、氷の妖精である。

チルノは暇そうに飛びながら、自身の能力で霧を雪に替えて、辺りに雪を降らせてみる。

しかしそれで暇が解消される訳が無く、次第にチルノは頭をグシャグシャと掻き毟っていた。

 

「あーもう!バカ霊夢のせいで暇だーい!!大体ほんの1円程度イタズラで賽銭箱から抜き取っただけで、なんで夢想封印で絞め上げにくるのかなぁー!!しかもこの泉の周辺を私だけピンポイントで出られないよう結界張りやがってー!!なんで普段怠けているくせにそんな器用な結界作れるのよーー!!!」

 

……それは明らかに、チルノが霊夢の逆鱗に触れる事をやらかした結果であろうが………

それはともかく、そのせいでチルノは非常にイライラした状態になり、今度は泉を凍らせ、凍った泉を殴る。

しかし当然氷は硬いので、逆にチルノ自身がダメージを負っていた。

 

「いったぁぁぁぁぁ!!………こうなったらアタイのスペルカードで………結界を破壊してやらぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

チルノがそう言って懐から札みたいなものを取り出した………その時だった。

 

 

 

―――ドサッ

「?何か音がしたような………」

 

突然何処からか、何かが落ちたような音が聞こえる。

チルノは辺りをキョロキョロと見回すと、近くにある自身の家(かまくらのようなものだが、雪ではなく氷で出来ている)の上に、人間の男が倒れた状態で乗っていた。

「ちょっ、人ん家の上に何登ってんのよー!」とチルノは叫びながら、自身の家に近づく。

 

「アンタ、アタイの家で何してんのよ!」

「…」

「おいこらぁ!聞いてん………ん?」

 

チルノは男に向かって叫ぶが、男からは返事がない。

それを見たチルノはブチ切れながら男の頭を殴ろうとするが、ふと男の様子に気付く。

男の顔をよく見てみると、どうやら男は気絶しているようだった。

それを知ったチルノはどうしようかと悩み、一旦叩き起こそうかと考えるが、チルノも流石にそこまで鬼ではない。

とりあえず家から下ろそうと男の服を背中から掴んで飛行するが、男が重いというのと、チルノが妖精であり、同時に女の子であるのが相まってか、途中で男を落としてしまった。

「あちゃー……」とチルノは頭を抑えるが、とりあえず下ろせたのでまぁよしとしていた。

とりあえず家の中に運び込もうとチルノは思い、地上に降りようとした瞬間、チルノの頭に何かが降ってきていた。

 

「さーてと、流石に放置は良くないし、とりあえずアタイの家に……イデェ!?もー何なのよ一体ー!?」

 

チルノは叫びながら地上に降り、頭の上に落ちた物を拾い上げる。

それは錠前みたいな形をしており、バナナのマークが施されていた。

チルノはそれを見て首を傾げた後、隣の男を見る。

―――もしかして、これってコイツの………?

チルノは男と錠前のような物を交互に見つめるが、今はそんな事している場合ではないと思い、男を引き摺りながら自身の家に入っていた。




シオン「さ、さて……新作はいかがだったでしょうか……?ゲフッ……」←なんとか蘇生した
チルノ「えっと……なんであんなにボロボロなの………?」
戒斗「聞くな。聞いたら後悔する」
ザック「というか…」
絋汰「なんで俺たちまで……」
霊夢「いるのかしら………」
紫「そりゃあ今回、私たち出たからね」

シオン「まず鎧武側サイド………あんな説明で大丈夫かな?」
戒斗「知らん」
???「大丈夫だ、問題ない」
全「「「なんでこいついるの!?」」」
紫「あ、ネタ的に私が呼んだ」
ザック「アンタの仕業か!?」


絋汰「ここで俺とザック参上!!」
ザック「まさか出されるとは思わなかった」
霊夢「ところで、なんで戒斗のお墓(?)知ってたのよ」
ザック「ん、あぁ。それなら絋汰が地球から去ったその数日後に戒斗の遺体回収して遺骨にして、それでしばらくしたらあの御神木が何故か生えて、その時何となくここの方が戒斗のやつが安らかに寝られるだろうって思って」
チルノ「や、優しい……」
戒斗「流石はザックだ。俺の事をよく知ってる」
紫「なんかその言い方、余計な誤解を招きそうだけど」


チルノ「ところで、アンタたち今後出てくるの?」←絋汰とザック見ながら
ザック「あ、確かに………」
絋汰「その辺はどうなんだ、作者」
シオン「あ、あー………黄金の果実の力使える絋汰はともかく、ザックはどう足掻いても無理」
ザック「orz」


シオン「そして戒斗キター!!」
戒斗「煩い」
霊夢「というか、なんでこいつ主人公にしたいと思ったのよ」
シオン「なんか無情に書きたくなった」
ロード・バロン『よし、貴様殴る』
シオン「やめてくれ!?」


紫「そして戒斗飲み込んだあれ、なんなのよ」
霊夢「お陰で結界にヒビが入ったんだけど」
シオン「アレ?ディブレイカーの超絶極神編辺りで書こうとも思ってたけど、説明してもいっか。簡単に言うと『時空の裂け目』って言う、どんな世界でも問答無用で空間に亀裂が入って、問答無用で辺りの物をすべて吸い込んで異世界に送る裂け目だよ。しかもいつ発生するか不明」
絋汰「それをなんでその……超絶極神?ってやつの時に説明するつもりだったんだ?」
シオン「秘密。と言っても、まず幻想郷の二次小説を書いている人には分からないと思うよ?幻想入りのシステムが実はどれだけ危険なのかとか」
霊紫「「…?」」


シオン「まぁそれはともかく、幻想郷の説明……あれで大丈夫かなぁ?」
霊夢「知らないわよそんなの」
チルノ「自分で始めた事なのに」


シオン「本来ならここで紫に御賽銭箱に10円玉かなんか入れさせて、お金の音で霊夢が全速力でやって来ると言う予定にしてた」
霊夢「金額少ないけどその案がよかった!!orz」
ザック「何この巫女さんめっちゃ現金!?」
チルノ「それが霊夢」
紫「それが霊夢よ」


シオン「結界の確認の仕方がよく分からなかったから、霊夢自身の霊力で感知できそうと思ってそういう風にした」
霊夢「というか、なんで気付かなかったのよ私………」
紫「アンタが寝てるからでしょ」


霊夢「それよりもチルノ………アンタ、余程死にたいようね……?」←背後に黒いオーラ
チルノ「ヒィィィ!?」
絋汰「ところで、霧を雪にすることできんのか?」
戒斗「葛葉、霧は一応、水分から出来ているんだぞ」
絋汰「マジで!?」


紫「……ところで、戒斗って程度の能力、手に入れさせたりするの?」
ザック「あ、確かに」
シオン「するよーというかさせるよー。ただし能力が戦闘用でしかも某永遠の10歳の少年思考のになるけど」
戒斗「なんだそれは!?」
ザック(…あー……確かに戒斗に似合うわ、それ……)←何となく分かった


チルノ「というか、なんで私の家の上に落としたのよ!?」
シオン「じゃあ聞こうチルノ。お前の家から結構離れた場所に戒斗が倒れてたとする。そこから家まで運べるか?」
チルノ「無理。だったら置いていく」
戒斗「おい!?」
チルノ「だって戒斗重いもん!!アタイじゃ無理だよ!」


絋汰「そしてバナナロックシード、降ってきたー!?」
チルノ「あれ、地味に痛かったんだけど」
ザック「というかロックシードが降ってきたのはなんでだ?」
シオン「少し経ってから話す。因みにこの時、一緒に戦極ドライバーもチルノの頭にぶつけてやろうと考えていた。けど当たったら気絶する可能性があったのでやめた」
チルノ「却下されてよかった!!」


シオン「それじゃあ、次回もお楽しみに!」
戒斗「ん?貴様の作品は、次回はどういう風になるかの説明があったのでは?」
シオン「めんどいのでやんない」

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