超急いで書いたので、いつも通りですが、駄文注意です。
今回の話では倉橋さんか超空気読みません。
修学旅行が終わり、男子会も終わり、とりあえず楽しいイベントが終わった日、烏間先生からE組全員に一斉メールが届いた。
昨日教室で言われた通り、転校生が来るらしい。
写真まで添付されていたので見てみると女子だった。
「ねぇ、神栄君。彼女、見た感じだとかわいいよね」
「至って普通の女子中学生に見えるのは、俺だけか?」
「殺し屋という時点で普通じゃないよ」
まぁ、それは大体合ってる。
教室に着いた瞬間、原 寿美鈴(はら すみれ)の席の後ろに、黒い物体がある。
「ま、まさか………あれが転校生なわけないよな」
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「えー、ノルウェーから来た自立思考固定砲台さんだ」
ついにここE組にも、人外転校生が現れた。
教師も合わせると、2人だが。
「プー!クスクスクス!」
「お前が笑うんじゃない。同じイロモノだろうが。あと、言っておくが、彼女は思考能力と顔を持ち、れっきとした生徒として登録されている。お前は彼女に攻撃できないのは言うまでもないか」
契約を逆手に取ったこの転校生は、
一体どんな暗殺をするのだろうか…………。
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1時間目、国語。
「…………ですので、この登場人物たちの相関図をまとめると……」
くるりと背中を見せる殺せんせー。
この時、自立思考固定砲台は何丁あるかわからないほどの銃を出してきた。
「まじかよ……!!」
そして、発砲。
しかし、それを軽くかわす殺せんせー。
「こんくらいなら、うちの生徒もやっていることですよ?」
自立思考固定砲台の本当のチカラは、ここから始まる。
避けられた弾全てを分析し、殺せんせーの逃げ方を調べる。
すなわち、彼女は進化する。
AIも構造も自分の手で。
だんだんアップデートが入る。
再び弾が飛び交う。
以前と変わらない感じもするが…
ブシャッ!
触手に球がヒットした。
神栄が見た限り、殺せんせーは確実に弾をチョークではじいた。
だが、弾が殺せんせーに当たった。
「一体、何しやがった!あの機械!」
隠し弾。全く同じ射撃の後に、見えないように一発だけ追加していたのだ。
『右指先破壊、増設した副砲の効果を確認しました』
なにやら自立思考固定砲台は、ブツブツと独り言を言いはじめる。
「………まだ進化すんのかよ……」
その度その度進化していっている。
このままだと、殺せんせーを殺すのも、時間の問題だ。
「おい……!1時間ずっとあの機械撃ち続けていたが、これを掃除してくれる機能はついてないのか?」
何千、何万という数の対先生用BB弾が、床一面に広がっている。
当選ながら、自立思考固定砲台に掃除機能などない。
「俺らが掃除かよ………」
千葉は嘆くが、機械は動かない。
仕方なく、掃除を始めるE組生徒。
そして、2時間目、3時間目……と発砲してはみんなで片して、また発砲してはみんなで片付ける。
「やってられっかよ…!こんなの」
村松がそんなことをいっても、自立思考固定砲台は聞こえない。というか聞かない。
なんとか6時間目まで耐えたが、E組の自立思考固定砲台の評価は限りなく底辺に近かった。
このことについて話し合いたかったのだが、口で言うと殺せんせーが「転校生には仲良くしなさい!」というかもしれないので、最近中学生の間でよく使われているスマホの無料トークアプリで話すことにした。
神栄が家に帰っていた時には、すでに話し合いは始まっていた。
片岡『さて、固定砲台さんについてどうする?』
さて、ということは、さっきまでは雑談してたのか。
よく見ると、岡島の下衆話から始まっている。
しかも、岡島は塾だとかなんとかで退出している。
神栄『お前らさっきまで何話してたんだよ。早く進めよーぜ』
片岡『まともな人がやっと来たよ………(~_~;)』
今までどんだけまともな人いなかったんだよ。
神栄『他にはまともな人いなかったのか?』
片岡『速水さんとか、矢田さんとかかな』
神栄『全員女子かよ』
もう、個人トークになっている。
矢田『早く進めよーよー^o^』
そう言われたので、片岡もそうだね、と言い、やっと話し合いが始まる。
神栄『どうにかしてあいつの攻撃を止めらんないかね……』
片岡『そこなんだよねー(ー ー;)』
あれか、最近の女子ってのは、毎回絵文字つけてくるのか。
友達がいなかった神栄は、女子と話すことなど皆無に等しかった。
だから、キリッとしてはいるが心の中では緊張もしている。
一つだけ言わせてもらおう。興奮ではない。絶対、絶対だ。
神栄『なにすんの?結局』
速水『………彼女って機械なんだから、ウイルスでも入れればなんとかなるんじゃない?』
神栄『速水、それは酷いぞ』
そういった瞬間、片岡も同じことを言った。
片岡『………というか、既読してる人出てきてよ!(♯`∧´)』
全くその通りだ。
既読が7程あるのに、まともに話してるのが3人(神栄除く)しかいないのはおかしい。
だが、そんなことを言えば言うほど来なくなるのは、まともにメールをしない神栄でもわかった。
来いと言われたら行きたくなくなる気持ちもわかる。
逆に来るなと言われたら来たくなってしまう。そんな感じで出てこいと言われたら、何か言われると思ったのだろう、だから、誰もこなかった。
神栄『まぁ、俺らで話せばいいじゃん。聞いてはいるんだから、俺らが勝手なこと言っても無視ってる奴らは反抗できないんだし』
すると、
前原『ごめん!寝ながらケータイ開いてたみたいで、既読無視してたよ!悪いな!』
これはわざと言ってるのか?それとも本気で言ってんのか?
でも、来ても前原ただ一人だ。
神栄的には男が1人欲しかったのでよかったが、
倉橋『おはー!』
うん………あのな?
倉橋 陽菜乃(くらはし ひなの)はどこかふわふわとしていて、のほほーんとしているので、神栄の中ではふわふわガールと命名されている。
神栄『今10時なんだが…………』
倉橋『気にしなーい!で、何話してんの?』
片岡『自律思考固定砲台さんについて話してるの』
倉橋『へぇーそうなんだー、でさ!駅前に美味しいケーキ屋さん出来たらしいよ!今度行こーよ!σ(^_^;)』
片岡『倉橋さん……』
きっとこういうことが原因で、話し合いが進まないんだな、と思っていた神栄であった…………。
to be continued……………
最近、すげー面白いストーリー考えたけど、それを入れるための前フリができない……!!
面白いストーリー(?)は、多分5〜10話位までかかりそうな長いストーリーです。
でも、安定の駄文かと思われる。
次回、神栄悲劇………かもしれない。