そして安定の駄文注意
一気に入れるとまずいので、出席番号の遅い順で入れることとなった。
そして、5分後。
「おし……!入れたよー」
カルマが材料を入れたので、実食。
「せーので食べるぞ」
(せーの!)
「「「いただきまーす!!!」」」
パクっ!と口に入れる。
その瞬間。
「×%・→<→×%*€€!?!?」
声に出せないほど、不味い。
カオスな味付けだ。
「カ、カルマ……。お前何入れた」
「ハバネロと、唐辛子と、とりあえず辛い系はほとんど入れた。後は………、不味い食材かな」
不味い食材ってなんだよ。
しかも、カルマは一口も食べてない。
E組男子、ノックアウト!!!
「カ………ルマ………。後で殺す…………」
これが、神栄の最後の言葉でした。
(そしてすぐに復活)
かろうじて生きていたのは、神栄、千葉、渚、磯貝、前原の5人だけだ。
普通に生きてるのは、カルマのみ。
「カルマ君……食べてみなよ」
「えー、やだよ」
やっぱり、そうだよな。
「はよ食えやカルマ。お前にも食べる義務があるからな」
神栄はがしっ!とカルマを掴み、強引に食べさせようとする。
「くそっ……!」
箸を持ち、得体の知れない何か触れる。
ぶにょん。
「なんだ?これ」
真っ暗なので、全く見えない。
そして、一口。
「うぉおええええ!!不味い!不味過ぎるッ!!」
「変な食材ばかり入れたお前が悪い。もっと食え」
3分後
「あ、ああ………あああ……」
カルマ、闇鍋に殺られる。
カルマが殺られたところで、電気をつける。
「おい………!みんな何入れてやがる!」
真っ先に見えたのはマヨネーズだ。
普段見るマヨネーズの量じゃないのだ。
そして、みかん。
鍋にフルーツが入ってる。これは大問題だ。
みかんを見つけると、りんごだのなしだのパイナップルだの、次々と見つかる。
てか、パイナップルってなんだよ!
「食べたことを考えるだけでゾッとするんだが…………」
「だな……」
千葉もそのようだ。
「よーし、捨てよう。この食魔を」
「あぁ、二度と闇鍋はしないと誓った瞬間だぜ」
ドボドボ!と流される闇鍋。
異臭がする。
「もうやだよ………」
渚の本音が聞けた気がする……
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闇鍋を捨てた後、なかなか話が出てこない。
しばらく喋らない5人の沈黙を神栄がぶち壊した。
「何か食べようか」
「まともなのよろしくな」
まとも。ここが一番重要だ。
「わかってらぃ」
30分後。
「はい、あるもので作ったから」
それは、親子丼だった。
黄金色に輝く卵。皿に溢れるほど大きい鶏肉。
ちなみに、神栄は料理が特異だ。
「いっただっきまーーす!!」
パク。
バタン!
何故か、皆は倒れる。
先ほど言った通り、神栄は料理が『特異』である。
自分や親族などは普通に食べられるが、他人が食べると大体の確率で気絶する。
「か………みさかぁ………」
もう、二度と神栄の家には行かないと誓った千葉、渚、磯貝、前原である。
次の日、
教室には男子が神栄しかいない。
男子全員、闇鍋に殺られている。
「なんで神栄君だけいるの?」
片岡が周りを見る。
見ても、男子は神栄しかいない。
「鍋に………殺られた」
神栄は闇鍋のことを女子に説明した。
「あっはははは!カルマ君まで食べたんだ!面白ーい!!」
「……で、現在も気絶中って訳ですよ」
すると、殺せんせーがやってきた。
「おはようございまs………にゅや?男子がいませんねぇ」
「闇鍋で死んでます」
また殺せんせーに闇鍋のことを説明した。
「君たち、間違っても受験生ですよね?まぁ、私が地球を殺るので、意味ないですが」
「まーな。高校なんて余裕だよ」
ガラガラ!とついに男子が教室に着いたようだ。
「あー………。死ぬかと思った」
「まさか神栄の料理がこんなに不味いとは………」
皆、神栄の激マズ料理に不満があるようだ。
「なるほど、遅刻の原因は闇鍋からの神栄君の不味い料理という訳ですか………」
「俺の料理は原因に含まれてねーよ」
「馬鹿言え、千葉と渚と磯貝と俺はお前の料理に殺られたんだよ」
前原が以前よりげっそりとしている。
男子が来ると、さらに烏間先生まで来た。
「えー、明日から転校生が来る。少々見た目で驚くかもしれんが、何も言わないでやってくれ」
この時期に来るってことは、間違いなく暗殺者だということは、言うまでもなかった。
そして、次の日。
とんでもない暗殺者が来たのである…………。
ネタ回終了。
そろそろ原作通りに進めないと………。
次回、絵文字を使用するシーンあり。
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