神栄 碧と暗殺教室   作:invisible

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初めて予約投稿してみた。


そして安定の駄文注意





第17話 闇鍋の時間

 

 

一気に入れるとまずいので、出席番号の遅い順で入れることとなった。

 

 

 

そして、5分後。

 

 

 

「おし……!入れたよー」

 

 

 

 

カルマが材料を入れたので、実食。

 

 

 

 

「せーので食べるぞ」

 

 

 

(せーの!)

 

 

 

「「「いただきまーす!!!」」」

 

 

 

 

 

パクっ!と口に入れる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その瞬間。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「×%・→<→×%*€€!?!?」

 

 

 

 

声に出せないほど、不味い。

 

 

 

 

カオスな味付けだ。

 

 

 

 

「カ、カルマ……。お前何入れた」

 

 

 

 

 

「ハバネロと、唐辛子と、とりあえず辛い系はほとんど入れた。後は………、不味い食材かな」

 

 

 

 

不味い食材ってなんだよ。

 

 

 

 

しかも、カルマは一口も食べてない。

 

 

 

E組男子、ノックアウト!!!

 

 

 

「カ………ルマ………。後で殺す…………」

 

 

 

これが、神栄の最後の言葉でした。

(そしてすぐに復活)

 

 

 

 

かろうじて生きていたのは、神栄、千葉、渚、磯貝、前原の5人だけだ。

 

 

 

普通に生きてるのは、カルマのみ。

 

 

 

 

「カルマ君……食べてみなよ」

 

 

 

「えー、やだよ」

 

 

 

やっぱり、そうだよな。

 

 

 

「はよ食えやカルマ。お前にも食べる義務があるからな」

 

 

神栄はがしっ!とカルマを掴み、強引に食べさせようとする。

 

 

「くそっ……!」

 

 

 

箸を持ち、得体の知れない何か触れる。

 

 

 

 

ぶにょん。

 

 

 

「なんだ?これ」

 

 

 

真っ暗なので、全く見えない。

 

そして、一口。

 

 

 

「うぉおええええ!!不味い!不味過ぎるッ!!」

 

 

 

 

「変な食材ばかり入れたお前が悪い。もっと食え」

 

 

 

 

3分後

 

 

 

「あ、ああ………あああ……」

 

 

 

 

カルマ、闇鍋に殺られる。

 

 

 

カルマが殺られたところで、電気をつける。

 

 

 

 

「おい………!みんな何入れてやがる!」

 

 

 

 

真っ先に見えたのはマヨネーズだ。

 

 

 

 

 

普段見るマヨネーズの量じゃないのだ。

 

 

 

 

そして、みかん。

 

 

 

鍋にフルーツが入ってる。これは大問題だ。

 

 

 

みかんを見つけると、りんごだのなしだのパイナップルだの、次々と見つかる。

 

 

 

てか、パイナップルってなんだよ!

 

 

 

「食べたことを考えるだけでゾッとするんだが…………」

 

 

 

「だな……」

 

 

 

千葉もそのようだ。

 

 

 

 

「よーし、捨てよう。この食魔を」

 

 

 

 

「あぁ、二度と闇鍋はしないと誓った瞬間だぜ」

 

 

 

 

ドボドボ!と流される闇鍋。

 

 

 

 

異臭がする。

 

 

「もうやだよ………」

 

 

 

渚の本音が聞けた気がする……

 

============================

 

闇鍋を捨てた後、なかなか話が出てこない。

 

 

 

 

 

 

 

しばらく喋らない5人の沈黙を神栄がぶち壊した。

 

 

 

 

「何か食べようか」

 

 

 

 

「まともなのよろしくな」

 

 

 

まとも。ここが一番重要だ。

 

 

 

「わかってらぃ」

 

 

 

30分後。

 

 

 

 

「はい、あるもので作ったから」

 

 

 

 

それは、親子丼だった。

 

 

 

黄金色に輝く卵。皿に溢れるほど大きい鶏肉。

 

 

 

 

ちなみに、神栄は料理が特異だ。

 

 

 

「いっただっきまーーす!!」

 

 

 

パク。

 

 

 

バタン!

 

 

 

何故か、皆は倒れる。

 

 

 

 

先ほど言った通り、神栄は料理が『特異』である。

 

 

 

 

自分や親族などは普通に食べられるが、他人が食べると大体の確率で気絶する。

 

 

 

 

「か………みさかぁ………」

 

 

 

 

もう、二度と神栄の家には行かないと誓った千葉、渚、磯貝、前原である。

 

 

 

 

次の日、

 

 

 

 

教室には男子が神栄しかいない。

 

 

 

男子全員、闇鍋に殺られている。

 

 

 

 

「なんで神栄君だけいるの?」

 

 

 

片岡が周りを見る。

 

 

 

見ても、男子は神栄しかいない。

 

 

 

「鍋に………殺られた」

 

 

 

神栄は闇鍋のことを女子に説明した。

 

 

 

「あっはははは!カルマ君まで食べたんだ!面白ーい!!」

 

 

 

「……で、現在も気絶中って訳ですよ」

 

 

 

すると、殺せんせーがやってきた。

 

 

 

「おはようございまs………にゅや?男子がいませんねぇ」

 

「闇鍋で死んでます」

 

 

 

また殺せんせーに闇鍋のことを説明した。

 

 

 

「君たち、間違っても受験生ですよね?まぁ、私が地球を殺るので、意味ないですが」

 

 

 

「まーな。高校なんて余裕だよ」

 

 

 

ガラガラ!とついに男子が教室に着いたようだ。

 

 

 

「あー………。死ぬかと思った」

 

 

 

「まさか神栄の料理がこんなに不味いとは………」

 

 

 

皆、神栄の激マズ料理に不満があるようだ。

 

 

 

 

「なるほど、遅刻の原因は闇鍋からの神栄君の不味い料理という訳ですか………」

 

 

 

 

「俺の料理は原因に含まれてねーよ」

 

 

 

「馬鹿言え、千葉と渚と磯貝と俺はお前の料理に殺られたんだよ」

 

 

 

前原が以前よりげっそりとしている。

 

 

 

男子が来ると、さらに烏間先生まで来た。

 

 

 

「えー、明日から転校生が来る。少々見た目で驚くかもしれんが、何も言わないでやってくれ」

 

 

 

この時期に来るってことは、間違いなく暗殺者だということは、言うまでもなかった。

 

 

 

そして、次の日。

 

とんでもない暗殺者が来たのである…………。

 

 

 




ネタ回終了。

そろそろ原作通りに進めないと………。


次回、絵文字を使用するシーンあり。

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