神栄 碧と暗殺教室   作:invisible

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今回コラボさせてもらう作品は、トランサミンさんの作品『桜井和生と暗殺教室』です。


「コラボする」と言ってから相当時間かかった事をこの場を借りてお詫び申し上げます。すみませんでした。


それではどうぞ。前編です。




コラボ企画、『神栄 碧と暗殺教室』×『桜井和生と暗殺教室』前編

 

 

突然で申し訳ないのだが、俺は昔からスポーツは好きではなかった。

 

 

 

特に、チームプレイのスポーツではパスをくれないといういじめ+戦場ニート状態になるので普通に嫌いだ。

 

 

 

だから、俺はスポーツをやるときに断固としてポジションは左サイドベンチを希望する。

 

 

絶対に絶対に絶対だ。これだけは譲れないし、譲らない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ある日、神栄 碧は気分転換をする為に外へ出た。

 

 

普段は自宅でゴロゴロしながらゲームをしたり、フテ寝をかますクソ男が、外に出ることなど珍しい。

 

それはもう、突然ナマケモノが機敏な動きをするくらい珍しい。

 

 

 

 

外に出た本来の目的は新作ゲームの購入&予約だが、たまには外に出てボーッとするのも悪くない。

 

 

神栄は最近出来たと言われている公園のベンチで1人、新作ゲームのパッケージを見ながらニヤニヤしていた。

 

 

「やっと買ったぜ……スーパーノリオメーカー……マジで鬼畜、略してマジキチステージ作ってやる…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場面は変わり、もう1人の男に移る。

 

 

 

桜井 和生は公園でサッカーボールを使ってリフティングをしていた。

 

 

 

「15……16……17……18………19………20!なかなかだな……」

 

 

和生は地面に落ちたボールを拾い、上に投げた。

 

 

「どんだけ高く蹴れるか……やってやる!!!」

 

 

 

バシュッ!

 

 

 

 

ボールは空に舞い、フラフラとしている。

 

 

 

 

「やっべ……高く蹴りすぎたかな…?」

 

 

 

 

段々不安になってきたが、なんとかなるだろうと思い和生は落下点に行く。

 

 

「……ん?こっちか……?いや…こっち?」

 

 

 

ボールがフラフラしてる中、和生までフラフラし始めた。

 

 

そろそろボールが落ちてくる。

 

 

 

すると、

 

 

 

 

「ノリオメーカー……ノリオメーカー………アハハ……ノリオ……」

 

 

 

 

なにやらゲームのようなものを見てニヤニヤしている人の上にボールがあった。

 

 

「あのー……そこにボール落ちてくるかもしれないんで、どいてもらえませんかー……?」

 

 

 

しかしその男には聞こえなかった。

 

 

 

 

「ノリオメーカー………ノリオ……ノリオ……」

 

 

 

 

「あのーー!!ボールがっ………!!」

 

 

 

和生が大声をあげたその瞬間。

 

 

 

 

 

 

グシャッ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

何かが壊れた音が聞こえた。

 

 

 

目を瞑ってしまった和生は恐る恐る目を開けてみると………。

 

 

 

 

 

 

「うわぁあああああああぁぁああぁあ!!!!!!ノリオメーカーがあああああぁぁああああぁぁあ!!!」

 

 

 

 

 

一体どうしたんだ?なんか変な人が叫び始めた。

 

 

「あ……ごめんなさい」

 

とりあえず、和生はペコペコと頭を下げる。

 

 

 

 

 

 

「お前か!お前マジでふざけんなよ!お前はわからないだろうがコレは最近発売された大人気のゲームなんだぞ!あのイカがインクで陣地塗り塗りしていくイカしたゲームと同じくらい、いや、それ以上に人気なゲームなんだぞお前マジでふざけんなよ!俺はこれの取り扱い説明書をここで見て早速家帰ってマジで鬼畜なステージ、略してマジキチなステージ作って全世界で一番難しいステージ作ってユーチェープの有名実況者さんとかに実況プレイしてもらってあわよくばその動画に出たりなんかしちゃって…とか色々妄想していたところだったというのにお前がお前がお前がお前がこ、な、ご、な、にしてぶっ壊したんだよ弁償と俺に謝罪して死ね!ふざっけんなよ!」

 

 

 

 

 

 

 

「すいません……じゃあ今からゲーム買いに行きましょうか」

 

 

「はぁ?お前マジでふざ………え?」

 

 

 

「別に良いですよ、そのくらいなら」

 

 

「あ……そう。なんかごめん」

 

 

 

 

「まぁ……大事なもの壊されたら誰だってそうなりますよ……というか……あなた名前は?」

 

 

 

「人に名前を聞くときは?」

 

 

 

 

 

「さ…桜井 和生です」

 

 

「俺は神栄 碧だ、よろしく」

 

 

 

「神栄……君?」

 

 

「お前見た感じ中3だろ?俺も中3だし、神栄って呼んでもらっていいぞ」

 

 

 

思ったより優しい人で助かった……。

 

 

 

和生は粉々になったゲームを見ながら自分のやった行動を悔いた。

 

 

そんな事はさておき、和生と神栄はゲーム屋まで行った。

 

 

 

 

 

「ノリオメーカー、だっけ?」

 

 

「ああ、それそれ。いやー悪いね」

 

 

 

 

 

「壊したのは俺だし、大丈夫だよ」

 

 

 

「そっか」

 

 

 

ゲームを買った後、神栄は満面の笑みで和生に、

 

 

「ありがとうな」

 

 

と言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

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「てか……腹減った」

 

 

 

散々言いたいことを言ったからか、神栄はそうボヤいた。

 

 

和生も運動をしていたので少しお腹は空いていた。

 

 

「俺ん家近くにあるけど、そこで食べるか」

 

 

 

神栄がそう言うので、和生は「いいのか?」と言った。

 

 

 

「いいよ、俺ん家親とか居ないし、帰ってもゲームするだけだから」

 

 

 

「料理は得意なのか?」

 

 

 

「あー特異特異、超特異」

 

 

「奇遇だな、俺も得意なんだよ!一緒に料理しようぜ!」

 

 

 

「いいね、そうと決まれば早く行くか!」

 

 

 

「おう!」

 

 

 

 

 

つづく。

 

 






後編はトランサミンさんの作品で見れます。

言いたいこと前書きで言っちゃったので以下私情です。



最近、モンストに飽きてパズドラ、白猫にハマりました。


てなわけで、モンストのデータとパズドラor白猫のデータ交換してぇなと思い始めました。


『モンスト始めたいな』
『パズドラ飽きたなー、他のやつやりてぇ』

など思いましたら、TwitterかLINEで画像を見せてもらえると嬉しいです。

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よろしくお願いします



PS.ハーメルンで小説書き始めて1年経ちました。

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