神栄 碧と暗殺教室   作:invisible

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本当に申し訳ないです。まさかここまで内容考えるのが難しかったなんて……、

考えに考えたにも関わらず駄文なんですけどね。

日に日に文章力が落ちていく………。





第140話 夜の時間

 

 

皿洗いが終わり、部屋に戻った2人は、今はテスト期間と言うのを思い出したが、勉強する気が無くなっていた。

 

 

現在夜8時。

 

 

 

 

 

「なぁ神崎、これからどうする?」

 

 

 

 

 

「……ねぇ碧くん」

 

 

 

 

「ん?どうした?」

 

 

 

 

「………いや、やっぱ何でもないや」

 

 

 

 

「何だよそれ」

 

 

神栄は神崎が言いたかったであろう言葉を聞こうとしたが、やめておいた。

 

 

 

どうせ、明日あたりに知ることになるだろう。

 

 

「早いけど、寝るか。明日早く起きて勉強すればいいし」

 

 

 

「うん、そうだね」

 

 

 

見事に話す事もなく、神栄は部屋の電気を消そうとした。

 

 

すると、神崎は神栄の腕を引っ張った。

 

「ねぇ碧くん。一緒に寝ない?」

 

 

「え、まぁ……いいけど」

 

 

 

言われるがままに神栄は神崎のベッドに入り、目を閉じた。

 

 

電気は神崎が消してくれて、神崎もベッドに入った。

 

 

ちなみに神崎と神栄の距離はほぼ0だ。神栄はヘタレ故に背中を神崎に見せているが……。

 

 

 

「もう、碧くんはいつになったら素直になるの?」

 

 

「……いや、ガツガツは好きじゃないんだ。恋愛は基本奥手なんだよ」

 

 

「じゃあ、私がガツガツした方がいいの?」

 

「そういうわけではな……ってうわぁっ!」

 

 

神崎は神栄に抱きつき、離そうとはしない。

 

 

「えへへ、我慢出来なくなっちゃった」

 

 

 

神栄は何も言うこと無く、眠りについた。

 

 

余程疲れたのか、神崎よりも早く寝てしまった。

 

 

「碧くんはやっぱり可愛いなぁ……寝顔とかもう最高♡」

 

 

 

神栄はこのあと、神崎にキスされたことを知らない。

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

深夜1時、神崎は未だに眠れずにいた。神栄は爆睡している。

 

 

「……すー…すー……すー」

 

 

 

「…私も寝ないとなぁ…」

 

 

その時、神栄が寝返りをした。

 

 

 

 

ふにゃん。

 

 

 

神栄は神崎の胸を触っていた。

 

 

 

「〜〜っ!?」

 

 

 

「すー…すー…」

 

 

 

完全に悪気は無いのだが、やはり触られると神崎でも少し怒る。

 

 

 

「……碧くんのえっち」

 

さりげなくグーでポカポカ殴り、神崎も寝ようとする。

 

 

 

 

 

 

……のだが眠れない。

 

 

 

「………どうしよう」

 

 

 

このまま眠らないのもいいが、寝ないと次の日に影響が出る。

 

 

どうにかして目を瞑り寝ようとするが、隣に神栄がいるからなのか、落ち着かない。

 

 

「……かんざ…す……あはは」

 

 

 

神栄が訳のわからない寝言を言っている。しかも笑っている。

 

 

「どんな夢を見てるんだろう…」

 

 

 

 

深夜2時

 

 

「なんとか本読んでたけど、そろそろ眠くなってきたかも…」

 

 

 

神崎は本を置き、再び目を閉じた。

 

 

 

 

===========================

 

 

時間は経ち、朝になる。

 

 

珍しく早めに起床した神栄は、腕を伸ばして欠伸をした。

 

 

「とんでもなく素晴らしい夢を見た気がする。どんなのだったかは忘れたけど」

 

 

 

 

 

 

「……すー…すー……すー」

 

 

隣で寝ている神崎を起こさないように、神栄は布団から出てキッチンに向かった。

 

 

 

 

 

「朝飯くらいはいけんだろ」

 

 

 

いくら料理スキル皆無の神栄でも、焼くだけのパンなら出来るはずだ。

 

 

 

「えーっと……トースターにパンをぶち込んで、このレバーを下げると、焼き焼き開始…か」

 

 

 

パンが焼けるまでの間神栄は棚にある『ほかほかコーンスープ』を取り、やかんに水を入れ、コンロに火を付けた。

 

 

 

 

 

一方神崎は、

 

 

 

 

「………ん。碧くんがいない」

 

 

抱き枕感覚で抱きついていた神栄がいないので、神崎はキョロキョロとあたりを見渡す。

 

 

部屋内にはいないことを確認すると、神崎は部屋から出て一階に向かった。

 

 

そこではあくびをしながらも料理を作っている神栄が見えた。

 

 

「ふぁぁ〜…あ、おはよう」

 

 

 

「おはよう碧くん」

 

 

 

「神崎が遅くに起きるなんて珍しいな、ゲームでもしてて寝てなかったのか?」

 

 

 

「いや……そういうわけじゃないんだけど…」

 

 

「そっか。そろそろ出来るからちょっと待っててよ」

 

「うん!」

 

 

 

 

◇◇◇

 

 

「………これは何?」

 

 

 

「パンです」

 

 

「真っ黒じゃない?」

 

 

 

「まさかトースターで焦げるとは思わなかった。何でだろう」

 

 

 

神栄の料理スキルは機械をもぶっ壊す。もはや人間の業とは思えない。

 

 

 

 

「パンはもういいからこれで許してください」

 

 

神栄は二つ目の料理、ほかほかコーンスープを神崎に渡した。

 

 

「これは大丈夫だ。何もない」

 

 

 

「これはまぁ……大丈夫だよ」

 

 

 

「良かった…」

 

 

 

ホッとした神栄はテレビの電源を入れて、本日のニュースを見ていた。

 

 

テレビでは『全国のあだ名特集』をやっていた。

 

 

「あだ名か……俺のあだ名なんか無いよなぁ」

 

 

「ねぇ碧くん」

 

 

 

 

「どうした?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何で私は『碧くん』って言ってるのに、碧くんは私の事をあだ名とか、名前で言ってくれないの?」

 

 

 

 

 

 

「…………え」

 





約1ヶ月ぶりの投稿です。本当にすいません。

だがしかしにハマって漫画全巻、ファンブック、小説全部買って、Twitterのホーム画像をサヤ師にして、更に小説を書くという浮気をしました。

そして白猫にどハマりして時間が潰れる潰れる。

その他ときメモにハマりました。


「っしゃー書くか」ってなってもつい漫画に手が出て読んでしまい、「眠い」とか言って寝てしまう生活をしてしまった僕をどうか叱ってください。

最低でも2週間に1話投稿出来るように精進します。


あ、だがしかしの小説読んでもらえると嬉しいです。


そして次回、名前呼ぼうよ、ヘタレ君。

感想、待ってまーす。他愛も無い話でも可
(ただしリア充ネタはご遠慮ください。作者がイライラします)




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