神栄 碧と暗殺教室   作:invisible

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久しぶりにこんな時間に起きてる。








第132話 前進の時間

 

 

「ねぇ碧君。私もそれに参加させてよ!」

 

 

 

「え……は?あぁ?」

 

 

 

突然出てきた茜音に神栄は驚く。

 

 

 

「んー、人は多いに越したことはないし、いいよ」

 

 

 

「おいカルマ勝手に決めんなよ」

 

 

 

「やったね!じゃあ探そっ!」

 

 

神栄は完全にやる気を失い、腕をだらんとしてネガティヴ少年みたいになった。

 

 

「今からやめてもいいかな………」

 

 

 

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夜、3人は学校に行き、足跡の犯人を探すために隠れていた。

 

 

 

「…………いないねぇ」

 

 

 

「そう簡単に出るモンなのか……?」

 

 

 

 

すると、3人のいる方向とは逆の所から、足音が聞こえた。

 

 

そのあとに、光が見えた。

 

 

 

 

「………!?」

 

 

 

「え……何してんのあの人」

 

 

 

そこにいたのは

 

 

 

 

 

 

 

 

渚の母だった。

 

 

 

 

渚の母は渚を地面に叩きつけ、起こそうとした。

 

 

 

 

そして、火がついた木をじっと見つめる。

 

 

 

「…………まさか、燃やす気か?」

 

 

 

「相当怒ってたもんな。でも、そんだけで学校燃やすアホいるか?」

 

 

「碧君……。人はね、誰かのために何かを起こす時、その行動がたとえ狂ってたとしても、それは正義だと思っちゃうの。だからあの人だけを責めることはできない」

 

 

 

「…………そんなの痛いほど理解してるわ。お前がいろいろやってくれたからな……」

 

 

 

 

「ねぇ、渚君起きたけど、なんかめっちゃ怒鳴ってるよ」

 

 

 

 

カルマが指差した所は、2人が言い争ってる場所だった。

 

 

 

「〜〜〜〜!!!」

 

 

 

「〜〜〜〜!」

 

 

 

必死に止めようとする渚を見ていて、彼らは気づかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

「おい……お前らここで何してんだ?」

 

 

 

バッ!と後ろを見た瞬間。

 

 

 

 

殺気を感じた。

 

 

 

 

「いやぁ、ちょっと探し物があってね………」

 

 

「謎の足跡探してて、まさかとは思うけど、犯人あんた?」

 

 

 

 

「さぁな、そんなことより、お前らはこの場にはいらねぇ。とっとと死ぬか帰るか、どっちか決めな」

 

 

 

殺し屋らしき男は鞭のようなものを持っている。

 

 

 

こちらは何も武器を持っていない。普通に不利だ。

 

 

 

 

 

のだが………。

 

 

 

(………ん?)

 

 

神栄はポケットの中からある物を取り出した。

 

 

 

「なら………こうするさ」

 

 

 

 

カチャッ!

 

 

 

 

とエアガンを男に向けた。

 

 

 

 

「…………!?」

 

 

 

男は動揺している。

 

 

 

(まぁ、弾入ってないし、バレた時が一番重要だな……。後はこの天才(笑)達がやる事やってくれたら……可能性はあるよな)

 

 

 

 

「そんなので俺がビビるとでも?こっちは幾多の経験を積んできたんだ。日本で拳銃持ってるやつが強い訳ねぇ!撃つなら撃ってみやがれ『ヘタレ』野郎!」

 

 

 

 

 

ブチッ。

 

 

 

 

「今………なんか言ったか……?」

 

 

 

 

「だから………ヘタ」

 

 

 

 

「死ね」

 

 

 

神栄は全力で右ストレートを男の腹に打ち込んだ。

 

 

 

 

「ガハァッ……!」

 

 

 

あまりの威力に男は鞭を落としてしまった。

 

 

神栄はそれを拾いニヤッと微笑む。

 

 

 

「死ね」

(大事な事なので二回言いました)

 

 

 

 

 

バチィッ!!!

 

 

 

 

「うわぁあああああああ!!」

 

 

 

 

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「!?」

 

 

 

渚の母はくるりと振り向く。

 

 

 

 

「誰か……いるの!?」

 

 

 

 

(………あの髪……カルマ君と……神栄君!?)

 

 

 

渚もそっちを見ている。

 

 

 

すると、

 

 

 

 

 

 

「たまにここは不良のたまり場としてここを使ってるので、夜には来ない方が良いですよ」

 

 

 

「え……は?」

 

 

 

 

殺す間先生はカルマと神栄姉弟と殺し屋らしき男をまとめて縛った。

 

 

 

 

そして消化器で火のついた木を普通の木にさせた。

 

 

 

 

「………え?」

 

 

 

 

渚の母はキョトンとしている。

 

 

 

「………あ!!お前!自ら来てくれるとは好都合だなぁ!今すぐぶっ殺してやる!!!」

 

 

男は強引に縄を解き、目の前に置いてあった鞭を取り殺す間先生に近づいた。

 

 

 

 

 

その瞬間。

 

 

 

 

 

渚が殺す間先生の間に入り猫騙しを決めた。

 

 

 

 

男は気絶し、再び縄で縛られた。

 

 

 

そして、渚の母も倒れた。

 

 

 

「母さん!!!!」

 

 

 

 

 

 

「大丈夫だろ。緊張が解けたかなんかで気ィ失ってるだけだ」

 

 

 

「というか……何で3人は捕まってるの?」

 

 

 

神栄「犯人探し」

カルマ「暇だったから」

茜音「碧君と一緒に居られるから」

 

 

 

 

「し、正直で結構です……」

 

 

 

 

 

「それはそうと!こんなに遅い時間にここにいるとはいけない人達ですねぇ。宿題2倍にしてやろか?」

 

 

 

「似非関西弁やめろよ殺す間先生」

 

 

 

「わかったから縄解いて。そして帰らせて」

 

 

 

「わかりました。では私は渚君のお母さんを連れて行くので」

 

 

 

「「「はーい」」」

 

 

 

 

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次の日、渚の家にて。

 

 

 

 

 

 

 

「何なのこれ」

 

 

 

 

渚の母は目の前に出された食事を見ると不機嫌そうにそういった。

 

 

 

「これからは毎朝ちゃんとご飯作るから、お願い。E組にいさせて……」

 

 

 

 

 

「…………好きにしなさい。お母さん知らないからね」

 

 

 

 

「…………うん。ありがとう」

 

 

 

 

 

 

 

朝食も食べ終わり、学校へ行くとき、渚の家の下にはレ○○のおじさんにそっくりなせんせーが掃除をしていた。

 

 

 

渚は笑顔で殺せんせーにナイフを振り下ろした。

 

 

 

 

 

「僕、殺し屋以外の夢を探すよ!!」

 

 

 

「ヌルフフフ、頑張ってください」

 

 

 




この話の投稿前までに起こった出来事
・某6つ子アニメにハマりました。僕は数字松推しです。
・白猫始めました。以外と面白いですねw
・アンケートゴッドフェス引いたら何とびっくり、2体目の赤ソニア出ました。ふざけんな。




次はやっと文化祭ですね。どうせヘタレは何も出来な(ry


文化祭終わったらなんかオリジナルでも作りましょうかね。デートとかデートとかデートとか。


お知らせ、という名の募集

・今週からテスト期間に入るので、更新はほぼ無いです。
・僕に分詞と分詞構文を教えてください。マジで赤点取りそうです。

なんか僕は特例だか何だかで10教科中初日に受ける3教科しか受けないんですよね。(ロシア行くため)

なのでじっくり勉強できるのは良い事なのですが、英語が壊滅状態なのでやばいです。

暇な方、SNSとかででもよろしいので教えてください……


では次回、文化祭その1です。

感想、指摘、評価、質問待ってまーす

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