お久しぶりです。invisibleです。
あーあ、来週からテストか……めんどくさ……
今回短いし、神栄が中学生の時の過去描写なんて皆無に近いです。
次回から長くしますすいません
確か……あの人は……。
「おじい……ちゃん?」
俺の父の方のおじいちゃん、神栄 黒紀だ。
なにがあったかは知らないが、ようやく俺を引き取ってくれるのだろう。
「……?おー!碧じゃないか!久しぶりだなー!」
「どうも…」
「わっはは!固くなるなって!一応血は繋がってるんだから!」
「そうですね……あはは」
ついに………終わるんだ。
この地獄から、抜け出せるのか……。
俺は内心嬉しかった。でも、ここで顔に出したら何か誤解を生んでしまうかもしれない。
俺は嬉しさを顔に出さないよう、なんとか堪えている。
「………」
「碧や、お前は明日からわしの家の近くに住むことになった」
突然おじいちゃんにそう言われた。
「………え?」
「茜音は東条家の方で世話になる。お前はわしの所で世話になるのじゃ」
「そう………ならよかった」
何なんだろうこの嬉しさ。最高だ。
◇◇◇
そして、俺はこの家から去ることになった。
当然、『お世話になりました。今までありがとうございました』などの一言は無い。
荷物を持ち、笑顔でいなくなった。
今まで耐えてきて………よかった。
次の日、俺は新しい家に着いた。
それなりに大きい家で、前より数十倍綺麗だ。
「どうだ!前の生活よりこっちの方が断然良いだろ!わーはっはっは!」
「そうだね」
俺は自分の部屋に入り、とりあえず布団に潜り込んだ。
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短い春休みが終わり、俺は中学生になった。
前いた奴らはいない、新しい環境での中学生活に、俺は期待していた。
友達とか、出来るのかな?
彼女とか、出来ちゃうのかな?
などなど……。
その期待は、どこか合っていて、どこか間違っていた。
中学1、2年ではそれなりに楽しい生活が出来た。
でも、この時から俺はクラスの人からハブられていた。当時このことには気づかなかったが……。
そして、中3になってあの出来事(本編第1話参考)が起こって、今に至る。
時は現在に戻る。
「これが、俺の話せる全てです」
「…………」
殺せんせーは黙り込んだ。
「…………どうしたんすか?」
「いやぁ、まだ気づかないのかな?と思っただけです」
「……?」
その瞬間、俺の頭の中に電流が走った。
「よく考えてみてください。あなたは何故茜音さんのことを嫌っていたのですか?」
「あ…………あぁ………」
思いついた一言は。
『誤解』だった。
俺は何年間もの間、ずっと『誤解』をしていた。
茜音はただ、その『誤解』を解こうと必死になっていただけなのか?
今考えれば、茜音は間違ったことをしていない。
俺に好かれるために、いろいろしてくれたのか。
間違っていたのは……俺だったのか?
「……ははっ、流石殺せんせーだ。全部わかってたのか………」
「ええ、先生ですもの」
「そっか……」
神栄は全身の力が抜け、倒れてしまう。
「神栄君!大丈夫ですか!?」
「大丈夫………。もう……大丈夫だから………」
神栄はガラでもなく泣いた。
きっと、涙の中には過去が入っている。
それを出そうとして、涙が溢れてきてしまったのだろう。
「過去に縋り付く人は成長しません。ですから神栄君はまだ成長しきってない。まだ間に合います。神栄君。茜音さんと共に……成長、してくださいね」
「………はい」
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自宅に戻り、神栄は茜音に初めてメールをした。
『お前本当に明日からE組に来るのか?』
待つこと数分、返信が返ってきた。
『もちろん!(≧∇≦)』
『あっそ……なら別に良いけど』
これから普通の姉弟として、生活していくのか……。
多分最初はわからないことだらけだと思う。でもそれで良い。
少しづつ変わっていけば、きっと…………殺せんせーだって殺せる。
そう思いながら、神栄は布団に入って寝る。
さーて、次の日、一体何があるのやら……。
最近、パズドラ始めました。
昔やってたけど、ほぼ変わっててよくわからないまま始めたら、クシナダが出たのでそれで始めました。
ランクはまだ低いですが、フレンドになってくれると嬉しいです。
359 418 464です。
確かパズドラはメール機能あるんですよね。それで話したりしてみたいなーと思いつつ、今から勉強してきます。
次回、茜音がE組に降臨。どうする神崎!