神栄 碧と暗殺教室   作:invisible

122 / 182

明日でテストが終わる!


やったね!

あ、今回、神栄の新しいあだ名が決まります。


ヒント:Hから始まる
(決してやましいあだ名じゃないです)


第107話 体育祭の時間

 

「………は?」

 

 

 

「ん?」

 

 

 

 

「俺はなんて事を……!」

 

 

 

「え?なに?」

 

 

体育祭が始まったわけだが、最初の種目、100m走でハプニングは起こった。

 

 

 

 

 

まさかの、茜音と同じレース。

 

 

 

 

「なんでお前いんだよ……!!」

 

 

「逆にこっちが聞きたいよ……」

 

 

 

 

何としてもあいつとは走りたくない

 

 

なら………!!

 

 

 

 

 

 

「アーボクオナカイタイカラトイレイッテキテイイデスカー?」

 

「あ、もう始まるんでダメです」

 

 

神栄の願いは残念ながら叶わなかった。

 

 

 

 

「さ……走ろ?」

 

 

 

「嫌だ断る」

 

 

「あ……そうだ」

 

 

 

「あぁ?」

 

 

「棒倒し………頑張りな」

 

 

 

 

「は?なに言ってんだ?」

 

 

 

 

 

『位置について……よーい!ドン!』

 

 

 

 

 

 

何を言ってんのかわかんないまま、ピストルが発砲(?)され、姉弟対決が始まった!!

 

 

 

のだが…………。

 

 

 

 

 

神栄はスタート直後、ずっこけた。

 

 

 

 

しかも、大胆に。

 

 

 

 

 

「痛ったぁ………」

 

 

 

「「「「ヘボっ!!」」」」

 

 

 

1レースに1分弱かかり、当然ビリになった後、膝が血まみれになってる神栄はE組の席に帰ってきた。

 

 

 

 

「神栄、お前のあだ名が変わったぞ、喜べ」

 

 

 

「は?」

 

 

「ヘボだ!」

 

 

 

 

「はぁ?」

 

 

「よかったな!HETAREとHEBOの2つの称号を手に入れたぞ!」

 

 

 

「欲しくねぇ……その称号」

 

 

こいつら…本当人をイラつかせるのが上手だよな……。

 

 

 

「………まぁ別にいいけどよ。棒倒し、行けるのか?」

 

 

 

「…………」

 

 

 

神栄やカルマを除く男子ら、特に磯貝は、緊張しているように見える。

 

 

俺らは知ってしまった。

 

 

 

 

浅野の本当の目的と、浅野の戦略を………。

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

棒倒し前最後の競技、綱引き。

 

 

 

E組は参加しないのだが、A組が参加していたので、神栄はそーっと見ていた。

 

 

 

 

『それでは行きましょう!レディー………ゴッ………!?!?』

 

 

 

GO!といいかけた瞬間にA組の相手であるD組は吹っ飛ばされた。

 

 

 

綱の後ろには、やたらデカい奴が4人いる。

 

 

 

『A組には幸運に感謝すべきでしょう!たまたま偶然!4人の外国人が研修留学に来ていたことに!』

 

 

 

 

「なーにがたまたま偶然だ。強引に呼んで強制的に来させた、の間違いだろ」

 

 

 

「強引と強制って意味同じじゃない?」

 

 

「まぁ……意味的にはあんま変わらないけど」

 

 

「あ……そうなんだ」

 

 

 

神栄らは録音機を搭載してある糸成2号であの外国人の事はある程度知ってる。

 

 

 

そこで、浅野の本当の目的も知った。

 

 

 

 

浅野の目的は簡単に言えば、

 

 

 

 

『E組を痛めつけろ。次回の中間テストに影響が出るくらいにな』

 

 

である。

 

 

 

 

「俺は……苦戦はするけど、敗北は無いと思ってる。磯貝なら、なんとかしてくれるはずだ。俺らをどう動かすかで、勝ちか負けが決まるからな」

 

 

 

「神栄君……」

 

 

渚が若干感動すると、

 

 

「ヘボなヘタレに言われると、感動なセリフも感動じゃなくなるよ?」

 

 

 

「ひでぇ……渚はそーゆーの言わないヤツだと思ってたのに」

 

 

「………」

 

 

「さーて、A組の綱引きも終わったし、はよ行こーぜ」

 

神栄はポケットに手をいれながら、歩いて行った。

 

 

 

 

◇◇◇

 

一方、E組ベンチでは、

 

 

 

「殺せんせー、俺にあんな語学力は無い。俺の力は浅野には及ばない……」

 

 

 

「確かにそうですね……。浅野君は完成度の高い15歳ですからねぇ。磯貝君がいくら万能だとしても、社会に出れば君より上は必ずいます。浅野君のように」

 

 

 

磯貝はまだ悩んでいる。

 

 

 

このままやられたら、みんなが傷ついてしまう。

 

 

痛め受けられたらどうしよう、と。

 

 

 

「大丈夫ですよ。社会において1人の力には限界がある。仲間を率いて戦う力、その点で磯貝君は浅野君を上回れます。頑張ってください」

 

 

 

「………そうだな!」

 

 

磯貝は棒の前まで行き、すぅ、と息を吸った。

 

 

 

「よっしゃ!いつも通り殺る気で行くぞ!!!」

 

 

 

「「「「「おう!!」」」」」

 

 

 

============================

 

 

 

「……おい……あいつら勝つ気あるのか!?」

 

 

 

小山が驚いたように言うと、浅野も若干驚いている。

 

 

 

「なんだと!?攻めるヤツが誰1人もいない!?」

 

 

 

 

(さぁ!攻めてこい!浅野!)

 

 

(フッ……誘い出そうとしてるのか?甘いな)

 

 

 

「攻撃部隊、指令Fだ」

 

 

 

 

浅野が手を動かすと、1人の外国人がずんずんとやってきた。

 

 

 

 

「うわ……怖」

 

 

 

「こっち来るぞ……?」

 

 

 

ずんずんと来ている外国人だが、突然スピードを上げて突進してきた。

 

 

 

 

「くそが……!」

 

「無抵抗でやられっかよ!」

 

 

 

吉田、村松が盾になる形で外国人の前に立った。

 

 

 

そして、

 

 

 

 

まるで闘牛のように迫って来た外国人は、吉田と村松を数十メートル飛ばし、こちらに話しかけてきた。

 

 

 

「How about without protecting it like a tortoise if I attack it?」

(亀みたいに守っていないで攻めてきたらどうだ?)

 

 

「That's all right, in this. Present two people are the weakest among us and,Because the repetitious complaining is good, why don't you attack it?」

(いいんだよ、これで、今の2人は俺らの中でも最弱だし…御託はいいから攻めてくれば?)

 

 

 

 

カルマが挑発すると、外国人は怒って再び突進してきた。

 

 

「今だ!"触手"!!」

 

 

 

突進してきた外国人の上に飛び、攻撃をかわしながら、押さえ込んだ。

 

 

そして、棒で固める。

 

 

 

 

「よし……!俺らも攻めるぞ!作戦は"粘液"!!神栄は……アレだ!」

 

 

 

 

「へーへー、わーったよ」

 

 

 

神栄は磯貝について行くが、歩いている。

 

 

(この作戦……俺の安全が保障されてねぇよな……。まぁ、やられないけど)

 

 

 

 

神栄が歩いていると、目の前には外国人がいた。

 

 

 

「oh……戦う感じ?」

 

 

「当たり前だ」

 

 

おお……怖い怖い。

 

 

 





8月2日に僕は幕張メッセ行く予定です。

あれ行きます。モンストのなんか。

あそこでもらえる徳川さんがほすぃ!

そこで会えたらいいですねぇ。


僕は肌がやたら白くて、メガネかけてます。



この体育祭、ラスボスvsヘタレがあります。

次回かその次あたりにやる予定です。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。