神栄 碧と暗殺教室   作:invisible

119 / 182

ねぇいなくなったかと思った?いなくなったかと思った?


残念!います!あーはははははははは!


あ、テンション高いです今、なぜなら、『とある魔術と禁書目録と学ぶ数学A.I』と『とある科学の超電磁砲とやり直す中学数学』を手にして嬉しいからです。

でも、こっちの方は駄文だよん。


第104話 お泊まりの時間

 

 

 

「……………」

 

「……………」

 

 

まさか、また神崎の家に行くとは思ってなかった。

 

 

 

そう、全ては神崎のお父さんが悪い。

 

 

真面目そうなあの人が結構酔ってたせいで、半ば強引に神崎の家に連れてかれた。

 

 

 

そして、今に至る。

 

 

 

「…………」

 

 

「…………」

 

 

 

時計の音だけが部屋中に響く。

 

 

 

何事もないまま、時間は過ぎる。

 

 

(マジで何しろってんだよ!)

 

(何をすればいいんだろう……)

 

 

 

「………なぁ……」

 

 

 

「!?」

 

 

突然のことにびっくりしたのか、神崎はビクッ!として神栄を見た。

 

 

 

「え……?どうしたの?」

 

 

 

「……眠いから寝させてくれないか……?」

 

 

 

「え?あ、いいよ」

 

 

そう言って布団を出してくれた。

 

 

 

「ああ……ありがと」

 

 

……布団に入ると、

 

 

 

「私も………眠い」

 

 

 

もぞもぞと布団に入ってきた神崎、

 

 

 

いや、おかしいだろ。

 

 

突然ですが、問題です。

 

 

Q、ベッド一つと、布団一つがあり、人数は二人います。さて、あなたならどうしますか?

 

 

普通の人なら、

 

A、ベッドと布団別々に入る。

 

 

なのだが、これは明らかにおかしい。

 

 

 

「ねぇ碧君……私も……眠いの…」

 

 

 

ほぼゼロ距離の二人、神栄は頭がポーッとしている。

 

 

「……そそそそうだな」

 

 

「おやすみ……碧君♥︎」

 

 

と言って…………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日2度目のキスをしてきた。

 

 

 

 

 

しかも、ベロチューだ。

 

 

 

 

「〜〜〜〜ッ!?!?!?」

 

 

 

神栄はクタァ……としてしまい、無防備な状態だ。

 

 

 

今なら誰でも殺せそうである。

 

 

 

目の焦点は合ってないし、ポーッとしているし、思考は停止してるし、現実逃避してるし……と簡単に言えばヘタレモードに入っている。

 

 

 

「………………」

 

 

神栄はそのまま気絶したかのように目を瞑る。

 

 

 

7HITくらいすると、本当に眠ってしまい、神崎は悲しそうに唇を離した。

 

 

「…………寝ちゃった……」

 

 

 

「…………んなわけないだろ……あんなことされたら現実逃避するに決まってんだろ……」

 

 

 

神栄は背を向けながらボソッと喋っている。

 

 

「今さらだけどさ……神崎」

 

 

 

「…………?どうしたの?」

 

 

 

 

 

「なんで……俺のことを好きになったんだ?」

 

 

 

「……………惚れ」

 

 

 

とても小さい声で言った神崎は、顔を赤くした。

 

 

 

「……え?なんて?」

 

 

 

「一目惚れ……」

 

 

一目惚れか………。まぁ、俺もそんな感じだったな………。

 

 

初めて会ったとき、まだ椚ヶ丘に来て一週間も経ってなかった。

 

 

そんな時声をかけてくれたのが神崎だった。

 

 

 

俺は、その時のことは今になっても忘れない。

 

 

 

だから、俺も……す……

 

 

 

 

 

「そうだったんだ……」

 

 

 

「うん………」

 

 

 

 

また黙り込んでしまった。

 

 

 

 

「……碧君……さっきまで何してたの……?」

 

 

 

「…………病院だよ。いろいろ……な?」

 

 

 

「そう……じゃあ……おやすみ」

 

 

 

「お……おう」

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

あれから何時間経っただろう。

 

 

 

起きた時には、部屋は明るかった。

 

 

 

 

 

 

 

「ん………あ……何時だ……?」

 

 

 

「11時だよ!あーおくん!」

 

 

 

バサッ!と布団を取り、暖かかったのが一瞬にして寒くなった。

 

 

「寒い……寒い……布団…」

 

 

「フフフ……私を喜ばしてくれたら布団を返してあげよう」

 

 

神栄はメガネを付け、考える。

 

 

 

「………え」

 

 

 

 

「………フフフ」

 

 

 

「………あ、あそこにUFOが!」

 

 

「え?」

 

 

 

 

 

神栄は力ずくで布団を奪おうとすると、神崎が抵抗した。

 

 

「うおりゃああ!」

 

 

 

布団を手に入れると神栄はすぐに寝る体勢をとった。

 

 

「………ずるい」

 

 

 

「これも作戦のうちd「神栄くーん。昼ごはん出来たよー」

 

 

 

 

なんて不幸なんだ……。

 

 

 

============================

 

 

「昼から豪華な食事ですね」

 

 

 

「そう?いつもこんなのだよー」

 

 

 

神崎のお母さんが食事を置きながらそう言うと、ニヤニヤしながらこちらに話しかけてきた。

 

 

 

「………で?お二人さんはどうなの?夜を共にしたわけだけど…」

 

 

(まさかだと思うけどあの人夜に部屋覗いてたな……?)

 

 

「え?ああ、普通でしたよ。普通」

 

 

 

「へー……ほー……」

 

 

 

 

そんなこんなで食事も終わり、神栄が帰る用意をしていた。

 

 

「ねぇ碧君……」

 

 

 

「ん?どーした?」

 

 

 

「今度…遊園地行かない?」

 

 

 

 

今度か、特に予定もないし、大丈夫だろ。

 

 

「おう、いいぞ」

 

 

 

すると神崎は少し照れながら……。

 

 

 

 

「じゃあね!碧君!!」

 

 

 

「………うん、また学校でな」

 

 

 

 

神栄は笑顔で神崎の家を後にした。

 

 

 

 

 

 

「………遊園地………か」

 

 

 

 

 

 





てか、今日なんかコンビニ行ったら暗殺教室最新巻があったんですけど……。


立ち読みしたら、殺せんせーの過去の話の前で終わってる!

ふざけるなああああ!!!

あ、次回コードネームのやつです。


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。