なのは=歩く
純粋にそう思えた。
それではどうぞ。
西野side
白銀くんの活躍で安藤くんが助かり今はとりあえず適当な教室に入って休んでいるところだ。
内ナントカ『安藤く〜ん。』
安藤「いい加減しつけぇんだよ!!」
内田先生のしつこさに嫌気がさした安藤が持ってたバットで扉越しに内田先生を殴った。
・・・・・・・・・・・・は?
安藤くん今何した?内田先生を殴ったのはわかった。それは別にいい。扉越し?バットで扉を殴れば当然壊れる。教室の扉は怨霊が開けられない。故に教室は安全だったのにそれがなくなれば廊下と教室の境界が無くなるということつまり怨霊が教室に入って来れる?
西野「こぉぉぉんのおバカァァァァ!!!」
安藤「げふぁるとっ!!!」
私は怒りのあまり安藤くんに全力の右ストレートをお見舞いした。後ろから3バカの内の誰かが『ダァーイ』とか言ってたけどそれはお兄さんの方であり父の方だ。右ストレートだからどちらかと言ったらその息子の方の『ブラスト』の方だろとかそんなツッコミは今はどうでもいい。それよりも今はこのバカだ。私は安藤くんの胸倉を掴んだ。
西野「ねぇ?何で今殴った?いや、内田がいたから殴ったのはわかるよ?何で扉越しに殴った?殴ったら扉壊れんのわかんだろ
安藤「内田倒せたんだからいいだろ」
西野「良くねぇよ!!扉壊したってことは私たちの唯一の守りが無くなったってことだよ!?Do you understand!?」
安藤「なら全部の扉壊せば怨霊たちも『アレ?最初からこんなもんじゃね?』ってなるんじゃないか?」
西野「なるわけねぇだろ!?アホか!いや、バカか!3バカに加入させてバカ四天王にするぞ!」
セシリア「残念ながら輝さんが既にいるのでその場合はバカレンジャーの方になりますわ」
あっ、その人もそっち側なんだ。ところでその本人はさっきから何してんの?
セシリア「扉が壊されたので修理ついでに自動ドアを付けようとしているところですわ」
おいおい、自動にしないでよ。修理しても怨霊が扉の前に立った瞬間開いて終わりじゃん。
シャル「てか、センサーって怨霊に反応するの?」
するんじゃない?これ書いてる奴は中学生の頃通ってた塾の自動ドアにガン無視されたことあるけど。・・・何言ってんだ私。
?「ここの中から声が、えっ!?自動ドア!?こんな造りの校舎で!?ってあれ?あなたは西野さん?」
突然自動ドアが開いたから私が警戒すると(そう私『だけ』だ。他の人たちは見向きもしないし安藤は何故か気絶している。きっと木島さんか内田にやられたんだろう。絶対許さなえ。)よく知る人物が入ってきた。
西野「会長!!」
我らが生徒会長【小林みづほ】だ。私のクラスメイトでもある。みづほちゃんに話しを聞くとカロリーメイトじゃない、クラスメイトであり親友の三倉さちが学校のチャイムを何故か過剰に怖がり学校にも来ていなかったのでプリントを届けに行ったら急に『調べてほしいところがあるの。一緒に学校行こうぜ!』と言われいつもと明らかに違う奇妙なさちに疑問を抱きつつも学校へ行き気づいたらここにいたらしい。
西野「ねぇ、セシリアさん。」
セシリア「何でしょうか、西野さん。」
今の話しを聞いてできた自分の予想を伝えるために今いる中で【唯一】(←ここ重要)の常識人であるセシリアに話しかけた。
西野「その三倉さんって十中八九」
セシリア「ええ、間違いなく死季子さんですわ」
やっぱりか〜。できれば外れていてほしかった。
みづほ「死季子さん?」
西野「ああ説明してなかったね。死季子さんってのは」
そうして私はみづほちゃんに今の状況やわかっていること、あのクソ塗り壁は悪だってこと、セシリアさんたちのことを話した。
十数分後
みづほ「なるほど。それでそっちでレジャーシート広げてランチタイムに勤しもうとしている人たちがさっき言ってた人?」
は?レジャーシート?ランチタイム?こんないつ怨霊に襲われるかわからない状況でピクニックするような頭ん中お花畑な奴いないだろ・・・っと思ってみづほちゃんが見ている方を見るといたわ。レジャーシート広げて各々持参したらしいお弁当を広げているバカたちが。
西野「おいお前ら、何してんの?」
シャル「いや〜、さっき気づいたんだけど私たちここに来て結構経つじゃん。」
そうだね。私やそこの屍一歩手前(安藤くん)と他の人とでどのくらい来てからの差があるかわからないけどそれでも結構経つね。
シャル「その間ふざけてたってのもあって何も食べてないじゃん?」
まぁ、そもそも食べ物持ってないし怨霊に追われてたから当然だけどそれよりも今『ふざけてた』って認めたね?
シャル「・・・ね?」
西野「ね?じゃねぇよ。未だに廊下を怨霊供が徘徊してんだよ?いつ襲われるかもわからないのに『友達になろ〜』うっさい、今説教だから後にしろ。」
私がバカどもを説教してる時に木島さんが後ろから襲ってきたからとりあえず顔面にエルボーを叩きこんで黙らせた。
西野「それにこんな不気味なところで食欲なんかわかんわ。」
みづほ「待って?普通に何も無かったかのように説教続けないで?今怨霊にエルボー決めたよね?しかも見ないで。」
西野「えっ?ああ、キメたけどそれが?」
みづほ「いや、それがって・・・。普通怨霊に触れないしその怨霊に見ないでエルボーキメたしそれに動じてないしと色々ツッコミたいんだけど。」
西野「そのことね、良い?みづほちゃん。確かにこの人たちは強いけど2人(セシリアと鈴)を除いて中身がアレだから自分の身は自分で守らないと。それに怨霊如きで一々慌ててたら1分と経たずにこいつらに殺されるよ。(精神やSAN値的なモノが)」
ラウラ「セシリアよ。今のは褒め言葉ととっていいのか?」
セシリア「いえ、バカにされてますわ。それももの凄い勢いで。」
ラウラ「なんだと!!」
自分で気づけない時点で否定できないだろ?
みづほ「少し見ないうちに西野さんが人間やめた件。」
私がいつ人間やめたって?私全然普通のか弱い女子校生だぞ?まぁ、今なら名もなきファラオの最強の僕の黒き魔術師にも勝てそうな気はするけど。
西野「それよりも親友の三倉さんの様子が明らかに違うってどんな感じに?」
みづほ「なんか雰囲気というかオーラみたいなのが禍々しかったし終始目の焦点があってなかった。」
西野「いやいや、それ明らかにアウトでしょ。気付こうよ、何でそれなのに着いて来たのさ。」
みづほ「だって雰囲気はともかく目に関しては普段からそんなだし」
待って?普段からそんなって普段から目の焦点合ってないの?三倉さん。それ人間やめてるよね?
するといきなり教室のドアが開いた。
さち「待ってよみっちゃん。目の焦点が合ってないのは甘いもの食べてる時だけだよ!!人を普段から目の焦点が合ってないヤバい人みたいに言わないでよ!!」
甘いもの食べてる時は焦点合ってないんかい。その時点でアウトだよ?今入って来たのは三倉さち、私の親友だ。そして登場1発目のセリフがそれで良いのか?ってか原作メンバー揃ったよ。ぶっちゃけ飽きてきたからって急展開すぎだろ狐め。
いかがでしたか。
すみませんでした。すごく中途半端なところですがとりあえず投稿しようと思いそうしました。続きも早く投稿できるように頑張ります。
それではまた。
11/10 本来一緒に書いてた文を追加しました。