皆さんの声援があって第1部を無事ゴールできたこの作品。前回のあとがき通り番外編を書きます。番外編のテーマは【ホラーブレイク】
今回は【怨みっ子ーつぐのひ異譚2ー】をぶっ壊していきたいと思います。ぶっ壊しといってもただ主要人物(各話の主人公)を生存させるだけなんですけど。木島さんと内田先生?何それ?ブレソルの新キャラ?
ホラーゲーだから苦手ではありますけど別に嫌いだからぶっ壊すとかではありません。ただトゥルーエンドが鬱展開すぎて気にいらなかったからです。
だからこそ輝たちにぶっ壊してもらおうと思います。
それではどうぞ。
トラブルはいつも突然にby輝 大体はお前のせいby秋斗
これは『
秋斗side
ここ最近、IS学園である噂が広がっている。それは『旧校舎4階の4組の壁にあるシミに話しかけると【死季子さん】に連れて行かれる』というものだった。旧校舎といっても木造ではなくただそこまで綺麗ではなく本校舎のようにハイテクではないというだけだ。そんなオカルトな話を誰が信じるのかという話だしそもそもそんな厄介ごとに
刀奈「秋斗くん。もうすぐ噂のポイントよ。」
・・・・・・はい。いましたね。ここに1人自ら厄介ごとに首を突っ込むというかアウトでレイジかつビヨンドな方々のど真ん中に挑発しながら突撃をキメるようなバカな真似をするバ会長が。ちなみに俺とバ会長のほかに輝や代表候補生の面々、要はいつものメンツが全員います。
シャル「あれ?でも会長。確かシミは4日連続で通らないといけないのでは?」
そう。あの噂の通り死季子さんに連れて行かれるには4日連続でシミを見なければいけない。今日が初日だから明日からバックれよう。
刀奈「それなら大丈夫。私が予め昨日まで3日連続でやっておいたから今日がその4日目よ。」
・・・今ここ(4階)の窓からこの人ごと飛び出して地面に筋肉ドライバーをかましたとしてバ会長に訴えられても裁判で勝てると思う。
やがて件のシミの場所に着いた。(というか着いてしまった。)だがそこにシミはなかった。
その代わり女子生徒が立っていた。ただ・・・なんか全体的に青い。アレは確実に関わってはいけない奴だ。スルーしよう。
秋斗「おい、そこのトラブルメーカー。何もするなよ?」
輝「待て、だれがトラブルメーカーだ。どちらかといったらハッピーメーカーだ。」
秋斗「お前のどこがハッピーメーカーだ?基本面倒ごとは全部お前が持ってくるだろうが。μ'sに空中3回転ひねり土下座してこい」
俺と輝がそんなやりとりをしていると。
ラウラ「おい、こんな時間にこんなところで何をしているんだ?」
おい、そこのバカ眼帯。早速やらかすなよ。
ラウラが話しかけたと思ったら一瞬この世のものとは思えないようなおぞましい顔が目の前に現れたかと思うとそれは消え壁には女性が叫んでいるような青いシミがあった。
刀奈「あれ?おかしいわね。これで条件は整ったはずなんだけど。」
よくわからないがまだ厄介ごとから逃れる可能性がワンチャンあるってことか?
・・・・・・はい、数分前まではそんな幻想を抱いていました。もうそんな幻想はぶち壊されたけどな。だってさっきからずっと廊下を歩いているのに一向に階段が見えないんだもん。隣りにいる鈴さんも遠い目をしてるし。
秋斗「鈴さんや、さっきのラウラのプレー、判定は?」
鈴「イエロー2枚」
よしっ!次回出場停止だ。
そんなことを話しながら歩いていると後ろに何かしらの気配を感じ振り返るとさっき一瞬だけ見えた女のが目の前にいた。その瞬間俺たちは意識を失った。
こうして秋斗たちは噂の通り死季子さんに連れて行かれた。しかし死季子さんは1つ大きな過ちを犯した。それは
『【
いかがでしたか?できる限り原作の出だしというか始まり方を再現しつつギャグをぶち壊してみました。今回は導入編ということもあってイマイチでしたが次回から本格的にホラー要素及び原作の鬱展開をぶち壊していきます。
それではまた。塗り壁マジ許すまじ。(この章の合言葉)