インフィニタスポテンシア~無限の可能性~   作:北欧狐

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どうも、最近やたらと漫画やアニメの実写映画化に呆れたり驚いたりしている北欧狐です。この間「ジャスティスリーグ」の映画を見る時に予告でこんなのがやってました。

自分の身長ぐらいあるバカでかい刀

・・・・・・ん?

黒い和服

・・・・・・おおお?

「BREACH」

・・・・・・ついにここまでやらかしたか!ていうかミュージカルやってなかったっけ?ミュージカルだけでは満足できないと?でも天鎖斬月は見たい。「がっこうぐらし」も実写化するそうですね。

・・・・・・ダメじゃね?アレたぶん1番実写化しちゃいけないヤツじゃね?

とりまそれはおいといて、
今回は、シャルロッテ(シャル)&あっきー(秋斗)ペアとひーくん(輝)&セッシー(セシリア)ペアの対決です。

それではどうぞ(=゚ω゚)ノ



タッグトーナメント 決勝(2人のチームワークまじパネェ)

秋斗side

 

あの『VTシステム事件』の翌日、ボーデヴィッヒは俺と輝、セシリア、鈴、クラス全員に謝った。みんなも許しボーデヴィッヒいや、ラウラが孤立することはなくなった。

 

そして、それから数日後。今はというと

 

食堂

 

ガツガツモグモグごっくん。

 

「「ご馳走さま!!」」

 

昼飯の時に食堂で2人の生徒が猛スピードで食べ終わらせていた。

 

「いくぞラウラ準備はいいか!」

 

「はい師匠!バッチリです!」

 

なんか輝と弟子入りしたラウラが騒いでいた。

 

「何を隠そう!私は特訓(を受ける方)の達人です!」

 

「ブラボー!!だが俺も特訓(をする方)の達人だ!」

 

なんだ、ただのバカ共か。

 

「で、何の特訓?」

 

「「それは秘密。何故なら『その方がカッコイイから!」」

 

もう黙れよ・・・。

 

そうして、走って行ったところを食堂入口で千冬姉に出会い「走るな」ということで2人共ラリアットを食らっていた。なんなんだよ。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ついに学年別トーナメントの日になった。

鈴は先日の怪我にて参加出来ずラウラも不可抗力だったとは言えあれほどのことをペナルティ無しという訳にもいかず不参加。それにより秋斗はシャルと、輝はセシリアと組んだの参加となった。途中秋斗・シャルペアは箒(ペアは相川さん)とぶつかったがそこは元から鍛えておりIS学園に入ってからも訓練を続けていた者とずっと剣道しかしてこなかった者とでは自ずと差が出てくるものだ。秋斗たちは難なく勝利しそのまま秋斗たちも輝たちも勝ち進み決勝戦まで来た。

 

フィールド内では秋斗・シャルペアと輝・セシリアペアが向かいあっていた。

 

「こうして戦うのは初めてだね、輝」

 

「ああ、そうだな。悪いが本気でいかせてもらうぜ。(例の作戦でいくぞ、コルセット)」

 

「(わかりましたわ、輝さん。ただ、私の名前はオルコットですわ。)」

 

「(すまん。噛んだ。)」

 

『試合開始』

 

試合開始の合図と共にセシリアが両腰のミサイルを秋斗たちに向けて発射した。シャルロットはミサイルをマシンガンで迎撃するがそれは愚策だった。何故ならその爆発の中心から大量の煙が出てきたからだ。

 

「(煙幕弾!?目眩しか!)」

 

シャルロットは後退することで煙幕から逃れた。そして態勢を立て直したシャルの目の前には既に輝が迫っていた。シャルは輝の突撃をかわし距離をとる。秋斗の方を見るとそっちには既にセシリアが戦っていた。

 

「最初から分断して各個撃破が目的ってことか。」

 

「そういうことだ。おっと、秋斗の援護に行きたいんだろうけどそう簡単には行かせないぜ?」

 

「じゃあ、君を倒して行くまでだよ。見せてあげる。僕の得意技である高速切替(ラピッド・スイッチ)をね。」

 

そうしてシャルは弾切れになったマシンガンをしまい別のマシンガンを呼び出して撃ち始めた。

 

高速切替(ラピッド・スイッチ)か。確かに速いな。だが遅い。」

 

輝も両手の止まぬ(ムービング・ストーム)を撃ち始めた。

 

「シャル!!輝相手に連射力と銃の切り替え速度で挑んだら駄目だ!!」

 

「えっ?それってどういう「秋斗のヤツ、気づいたか。だがちょっと遅かったな!」

 

その瞬間2人の銃は弾切れになった。

シャルはお得意の高速切替(ラピッド・スイッチ)で弾切れの銃をしまいながら空いてる手にあらかじめ登録しておいた別のマシンガンを展開して撃ち始めた。だが輝はそれよりも速く、正確には弾切れになった瞬間に空になったマガジンを捨て手首を曲げ両袖口から新しいマガジンを滑らせリロードを終えていた。シャルが銃を変え銃口を輝に向けた頃には既に輝は撃ち始めていた。

 

「速い!!でもなんで!?」

 

「俺は無駄撃ちはしない。弾切れになった瞬間マガジンを捨てて別のマガジンを呼んだ。つまりお前が1を1度0にしてからまた1にするのに対し、俺は1のままだからその分速いのさ。」

 

高速(ラピッド)の上、さしずめ音速(ソニック)っつったところか?」

 

その間も弾切れになった瞬間マガジンを捨て両腕を振り上げ新しいマガジンを出しその場で回ってその途中でマガジンをグリップ内に収めリロードを終えまた撃ち始めていた。

 

「さぁ、デュノア。高速(ラピッド)音速(ソニック)の弾幕勝負といこうか!」

 

やがて高速と音速の差がで始めたようでシャルの被弾数が増えていた。対して輝は全てをピンポイントで撃ち落としていた為被弾数は0だった。そして今使っていたマガジンも弾切れになった時、今度は銃ごと左右に投げ捨て両手を懐に入れサブマシンガン「Mac10」を取り出し撃ち始め、それも撃ち尽くした時はMac10を捨て両手をコートの襟口に突っ込みソードオフショットガンを取り出した。

 

しばらくしてショットガンを捨てたタイミングでシャルは隠し球『灰色の鱗殻(グレー・スケール)』を展開して突っ込んで行った。輝は唯一の近接武器であるビームサーベルを取り出したが何故か明後日の方向に投げた。輝のその行動の意味がわからなかったシャルだが今の内にとそのまま突っ込んで行った。だが次の瞬間シャルが目にしたのはセシリアの武器である『スターライトmk.III』を自分の顔面に向けている輝の姿だった。頭を動かさずに目だけで秋斗の方を見るとそこには先程輝が投げたビームサーベルを手に秋斗に突っ込んで行くセシリアの姿だった。そしてシャルはヘッドショットを受け絶対防御が発動しSEが0になり、秋斗はセシリアに切り抜かれSEが0になり輝とセシリアの勝利及び優勝が決まった。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

管制室

 

「織斑先生・・・・・・。今一体何が?・・・・・・」

 

「オルコットが自分のライフルを白銀がビームサーベルをお互いのこれから行く位置、もしくは相手の手のある位置に投げた。簡単に言うと『武器のスイッチ』だ。だがこれはお互いがお互いのことを理解し、信頼していることでなさる技だ。現段階であいつら以外にアレができるとしたら織斑弟と凰ぐらいだろうな。

 

 

お互いの獲物を投げ、離れた仲間に渡す技。この技が後に『パーフェクト(P)ウェポン(W)スイッチ(S)』と呼ばれてIS技術においての最高難易度の技と言われるようになるのはまた数年後の話。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

その日の夜

 

シャルが寮の廊下を歩いていると後ろから誰かに呼ばれた。

 

「はじめまして。俺は3組の織斑一夏。1組にいる秋斗の兄さ。ところでシャルロ・・・シャルルデュノアくん。何か・・・例えば、会社のこととかで困ってること無いかい?僕なら助けてあげられるよ?なんたって僕はあの世界最強である織斑千冬の弟でありISの生みの親である篠ノ之束の知り合いだからね。」

 

「君が誰かは知らないし、そのことをどこで知ったのか知らないけどその件ならもう解決したので問題ありません。さようなら。」

 

「えっ?ちょ・・・まっ・・・」

 

そんなことがあったらしい。

 

 




いかがでしたか?最初のひーくんとラウちゃんのやりとりわかる人いるかな?
今回輝には普段の銃の他に別のを使ってもらいました。具体的には

Mac10・・・マトリックス風に出させたかったから。この銃にした理由は性能以前に見た目が好きだから。

ソードオフ・・・バイハ風に出させたかったから。あと色んな作品で使ってるのに影響されて(DMCとか異世界ミリオタ※略称不明とか)

次回はお待ちかね、ひーくんとセッシーのデート回。ひーくんスペックの1つでもあるファイナルデッドもあります。たぶん土日でできると思います。

それではまた。感想、アドバイス、質問、アンケート待ってます。
あと評価もしていただけると幸いです。(あれ?これって規約違反になる?)
( ͡° ͜ʖ ͡°)

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