ラブライブ!~輝きの向こう側へ~   作:高宮 新太

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大晦日といえばガキ使

「穂乃果ちゃん、来たよー」

「穂乃果、早くしないと年越ししてしまいますよ」

「うわ!海未ちゃん達もう来たの!?」

「もうって、もうすぐ零時ですよ」

雪君も(・・・)、初詣行く準備できてる?」

「うん、後は穂乃果だけだよ」

「な、私だって出来てるよ!」

「もしかして穂乃果、その格好で行くつもりなの?」

「は!しまった!!」

 時は年末、大晦日。場所は穂乃果邸ほむら。人はことりと海未に僕。と、どてらから大急ぎで服を着替える穂乃果。

 なぜこんな時期にほむら、つまり穂乃果の家にいるのかというのは、色々と説明しなきゃいけないようなのでまず順を追って説明しよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あの日、姐さんを見送って最終予選の会場で、より正確に言うならアライズの控室の高級そうなベットで僕は爆睡していた。

「――――――――――――――。」

 ぼんやりとだが意識が意思を持ち始め、辺りを見回す。僕に不釣り合いな部屋に疑問を抱いたが、意識が覚醒するに従ってここがアライズの控室だということを思い出した。 

 ついでにラブライブ最終予選の最中だということも。

 だんだんと顔が青ざめていくのが自分でもわかる。冷や汗が頬を伝う。

 大急ぎでベットから飛び出し、ドアに手をかけようとしたその時。

「――――――――あら?」

 逆に開かれたドアによって頭をぶつけてしまった。

「ぐぎぎ」

「うん?なんだ雪。もしかして、いやもしかしなくても今起きたな」

 痛む頭を上げるとアライズの三人がドアの前で佇んでいる。衣装はライブのままで、額には汗で髪が張り付いていた。

 何をどっからどう考えてもライブ終わり。 

「あ、あの。もしかしてもうライブ・・・・・」

「終わったわよ?」

 頭を思いっきり殴られたような衝撃。あっさりとツバサさんに言われたその一言により、焦りが頂点へ。

「な!なんで起こしてくれなかったんですか!?」

「えー?だってーとっても気持ちよさそうに寝てたし」

 ツバサさんの代わりにあんじゅがソファに座りながら答える。

「そうそう。大体このソファで寝てたのをわざわざベットまで抱えてやったんだから、感謝してほしいくらいだ」

 そうだったんだ。確かにベットで寝た記憶はない。というか、この部屋に入ってきてからの記憶が曖昧だ。   

「それは、まあありがたいですけど・・・・・」

 はーっと、思わず頭を抱えてしまう。穂乃果達になんて言い訳したらいいのか。それとも正直に言って怒られるか。いや怒られるならまだいいが、泣かれたらどうしよう。

 ぶつぶつと口元でそんな打算的な方向に頭が働く。

「ふーん。言うわね」

「?」

(なーんか前よりミューズとの親密度が上がった気が・・・どうせ、今朝の事でしょうけど。あー!聞きたい!ものすっごく聞きたい!やっぱ無理やりにでもいっときゃよかったかな!?)

 ツバサさんだけがなぜかいっこうにもじもじと部屋の外でかしこまったままだ。

「どうしたんですか?入らないんですか?」

「え!?あ、う、うん」

 ツバサさんにしては珍しく何かを隠すように歯切れが悪い。

「なな!それより今のライブ見ようぜ!このテレビで見れるんだよ!雪は見てないんだからさ!」

 英玲奈先輩はライブ終わりでテンションが高くなってるのか、普段よりも口調が若干男っぽい。

「そうだねー。ほらツバサはほっといてソファで見よ?」

「ツバサさんは見ないんですか?」

 なおも部屋に入ろうとしないツバサさんは歯ぎしりし。

「うぐぐ・・・・ち、違うの。私も一緒に見たいのは山々なんだけど、あんじゅに隣奪われるのは癪なんだけど・・・・ゴニョゴニョ」

 後ろの言葉が上手く聞き取れなくてもう一度聞き返す。

「だ、だから!ほら、私今いっぱい汗かいてるし、その、匂いとか、気になるし・・・・」

 最初の一言こそ大きかったものの、言葉尻に行くに従ってどんどん小さくなってくる。  

「つか!なんであんたたちはそんな平気そうなのよ!?」

「だってー、ほら、汗かいてる時とか妖艶でしょ?」

 そういってあんじゅは髪をかきあげる。その瞬間に胸の谷間に一滴の汗が。

「・・・・・あは♪変態」

「ちが!全然!全然見てないし!全然なんにも全然見てないし!!なんかありました今?」

 どうやらあんじゅもテンションが高いようだ。テンション高いからだ。決して自分から見にいったわけじゃない。マジで誓う。誰に誓おう。姐さんに誓おう。

「あれ?違うな。このボタンかな?」

「ていうか英玲奈先輩はさっきから何やってんですか」

 英玲奈先輩はそういうことを気にしないのか、汗でピッチリとなった衣装のままリモコンを操作する。どうやらライブ映像に切り替えられないらしい。先ほどからポチポチとボタンを切り替えているがどれも違う。

「いや、確かこのボタンだったはずなんだが・・・・」

『あんっ♪あはん♪』

「ぶふっ」

 いくつもチャンネルを切り替えていくうちにどうやアダルティなチャンネルに行きついてしまったらしい。画面の向こう側では男と女が絡み合っている。つーかなんでそこで止めるんだ。早く、早くチャンネル回せ。

「うわ!すごっ!見てみて雪!AV!A――――――」「英玲奈って本当にバカね」

 顔を赤くしたあんじゅが英玲奈先輩の口を押さえ、その隙にチャンネル権を強奪。すばやくライブ映像を再生する。テンション高くなってるからだよね!普段からこういう風じゃないよね!

「つーか、ツバサさんはそんなに気になるならシャワー浴びればいいじゃないですか?」

 若干気まずくなった空気を払しょくするかのように話題を逸らす。

「だから・・・そのシャワーがあなたのすぐ後ろにあるから出てってくれないっていう意味を込めたつもりだったんだけど、やっぱり伝わってなかったようね」

 あ、すいません。

 気まずい空気が気まずい空気で塗り替えられた事で、そろそろと控室をでる。

 

 

 

 

 

 

 

 

「良かったのか?あれじゃ、雪はミューズのとこに行っちゃうぞ?」

「良いのよ別に。集計まではまだだけど、多分私達の負け。今日くらいは勝者に譲らないとね。それがせめてもの敗者のプライドってものよ」

「・・・・・・まだ、決まったわけじゃないよ」

「・・・・・・うん。私だって諦めたつもりはない。だけど、あんじゅも分かっちゃったでしょ?彼女たちのライブ見た時に、瞬間的に」

 全力を出し切って、最高のライブにした自覚があって。だけど、だからこそ、負けを悟ってしまった。結果なんかよりずっとずっと確かに。ずっとずっと重く。

 そして、ずっとずっと響く負けだ。

「うぐっ・・・・・ひぐ・・・・」

 最初に泣きだしたのは誰だっただろう。いつの間にか私達は全員泣きじゃくっていて、互いの顔の輪郭もわからないくらいぐちゃぐちゃになって、肩を寄せ合って泣いた。

 いつ以来か、悔しさで流す涙の痛さを、久々に実感した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 はー。皆に会うのが心苦しい。憂鬱だ。

 足取りは重く、言い訳しようかどうしようか悩んでいるところに、そう言う時に限って運悪く遭遇してしまうのはなんなんだろう。 

「あ!雪ちゃん!」

 すすすと、目を逸らす僕に目ざとく穂乃果が声をかけてくる。

「私達のライブ見ててくれたんだ」

 まったく悪気がない花陽が若干瞳を潤ませながら笑顔で話しかけてくる。

「でもどこにいたんだにゃ?全く気付かなかったにゃ」

「そ、それは・・・・・」

 言うべきか?言わざるべきか。みんなの顔を直視できない。

「ほら、みんな雪君が何か言いたげやん?ところでうちらの曲どうやった?うちの些細な願いを、みんなで叶えてくれたんよ?」

「あ、ああ。よ、良かったよ?」

 ああ。もう駄目だ。もう無理だ。この空気下の中言い出すことなど僕にはできない。

 神様ごめんなさい。これも今までいろいろひた隠しにして見て見ぬふりをしてきた罰なのでしょうか。答えろ神様!お前僕のこと嫌いだろ!僕も大っきらいだばーか!

 くそ。と、項垂れながら頬を流れる涙。そんな僕の背中で皆が笑っているなどとは、一ミリも気付かずに。 

 

 

 

 

 

「はぁ?知ってた!?」

「うん。雪君が、アライズの女の園の控室でぐーすかと寝てた事はみんなとっくに知ってるよ♪」

「な、なんで?」

 それはそれで冷や汗ものなのだが。

「なぜって、ツバサさんに聞いたのよ」

 当然でしょというような表情の絵里先輩に、しかし僕は問いただす。

「いやいや、ライブ中にそんな暇あるんですか?」

 そういうと、皆揃って顔を見合わせた。

「雪、あんた自分がいつから寝てるか分かってる?」

「に、にこちゃん?いつからって・・・・あれ?いつからだ?」

 最後に時計を見たのは、朝の八時が最後だったかもしれない。

「私達が会場に着いたのが約十一時、そこから今の時刻が午後六時です」

「それって・・・・・」

 もしや。

「ま、ざっと計算して七時間ってとこね」

 真姫ちゃんの一言に足から力が抜ける。まさか、そんなに寝てたなんて。こんな大事な時に。

「む、無神経にもほどがある・・・・・」

「大丈夫だにゃ♪私達みんな怒ってないよ?」

「ほ、ほんとに?」

 縋るように凛を見つめる。だけど、帰ってくる言葉はあまりにも無情だった。

「だって、雪ちゃんなら大体そんなことだろうって思ってたにゃ。私たちみんな雪ちゃんのノンデリカシーにはもう驚かされないにゃ。例えラブライブの最終予選を寝落ちされても大丈夫だにゃ」

「・・・・・・・・・・・・・ご、ごめんなさい」

 だんたんと言葉に感情がなくなって行くのが嫌でもわかる。見ると他の皆も大体同じ反応だった。これはなまじ、やじられるよりきつい。

「そうそう、雪君のは本当に今に始まったことじゃないもんね。そんな雪君も好きだけど」

「まあ、そうそう人間変わらないってことね」

 真姫ちゃんとことりの言葉にさらに打ちのめされたところでこれ以上は精神衛生上良くないと判断されたのか口撃が止む。

「とにかく!もうすぐ結果発表です。みんな静かにしてください」

「雪君の所為で全然緊張感ないけどねー」 

 希に最後のボディーブローを食らったところで会場のひときわ目立つモニターに映し出される結果は―――――――――――――――――――。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 とまあこれがあの日あった色々。

「雪ちゃん?早くしないとみんなもう来てるかもよ?」

「もう年は越してしまいましたけどね」

「うぐ、もうーごめんって海未ちゃん」

 僕の一歩前を歩く穂乃果は海未の言葉に渋い顔だ。そんな二人を笑顔で見つめているのはことり。

 結果からいえばミューズの勝利だった。緊張感がないと言っていたのに、その結果にみんな泣いて喜んでいた。きっと胸の内をごまかしていたのだろう。

 今から行くのは初詣。みんなで神田明神へと初詣だ。

 アライズとはあれ以来まだ会えてない。会うのが気まずいわけでも、避けられているわけでもなく、あれからまたちょっとごたごたしてしまったのだ。

 おもに家関係で。最終予選の結果が出て浮かれていて一瞬忘れていたけど、その現実は覆いかぶさってきて。

 そんなときに。

「じゃあうちに来ればいいじゃん!」

 というマリーアントワネット的な。家がなければうちに来ればいいじゃない的な穂乃果の鶴の一言により、その日から僕は穂乃果の家の居候になった。期間限定で。

 というのも。

 

 

 

 

 

 

「い、いえ!ダメです!女の子の家に雪が転がり込むなんて!まるで同棲じゃないですか!いけません!破廉恥です!」

「そうね。何か間違いがあってからでは遅いもの。ここはひとつウチに居候してもらえば」

「いやいや、絵里ちの家は亜里沙ちゃんがおるやろ。雪君なら女子中学生にも手を出しそうやし、というか既に攻略ずみっぽいし、危ないやん。だからここは独り暮らしのウチに」

「いやいや、何言ってんの?ここは昔からしってるこのにこにーの家でしょ。こころたちも喜ぶし?男手があった方が家事が捗るし?」

「いやいや、にこちゃん家はもう五人で精いっぱいでしょ?「どういう意味よそれ!」その点ウチなら部屋も余ってるし、生活に何不自由させないし!」

「いやいや、真姫ちゃん。いつものツンはどうしたんだにゃ?ここは、私、関係ないし・・・・とか言ってる場面だにゃ!?そのうちに凛の家にくる場面だにゃ!」「どういう意味よそれ!」

「いやいや、ここは親公認の私の家に。ち、チーズケーキ食べ放題だよ?」

「マジで!?」「なんで一番チーズケーキに食い付きが良いのよ!?」

「いやいや」「いやいや」「いやいや」

「ま、まぁまぁみんな落ち着いて?」

 花陽が血相を変えるみんなを宥める。何にそんな必死になっているかわからないがみんながどれほど僕の事を想ってくれているのかは分かった。あとついでに僕がどれだけ信用ないのかもわかりました。

「じゃあもういっそみんなで暮らしちゃう?」

 だから代替案としてそう言ったのだがお気に召さなかったようで、みんなにぼこぼこにされた。

「ゆ、雪?そういう事は、例え冗談でも言っちゃだめよ?」

「は、はい・・・・」

 今、身をもって知りました。

「いや、でもそれもアリなんじゃない?」

「こ、ことり?」

「絵里ちゃん。みんなで住むって言うのは、今は、ちょっと現実的じゃないけど、みんなのところに住むのは出来るんじゃないかな?」

「なるほど、雪の居候をローテーションさせて行こうっていう話ね」

「そうそう」

「まあ、いいんじゃない?」

 真姫ちゃんまで、なんだか本人の意思などまるで無視するかのように話が進んでいく。あれ?これ本当に僕のこと想ってくれてる?   

 

 

 

 

 

 

 

 まあ僕のそんな疑問は置いておいて。そんな一部始終のやり取りの末、みんなの家をお宅訪問する形で自分の家が見つかるまで居候させてもらうことにしたというわけだ。

「あ!穂乃果ちゃん!」

「凛ちゃん!」

 神田明神につくと、もう既に凛と花陽が待っていた。

「真姫ちゃんは?」

「それが・・・・・」

 花陽に聞くと暗がりの路地を指さす。

 そこから現れたのは暗がりでもよくわかるほどに真っ赤な振り袖に身を包んだ真姫ちゃんだった。ついでに衣装に合わせて顔も真っ赤だった。

「わー。綺麗だね」

「ばっ!・・・・・あ、ありがとう」

 あれ?いつもなら真姫ちゃんはもっとおたおたするはずなのに、今日はいつもと違って素直だ。

「ほら、真姫ちゃんちょっと素直になろうとしてるから」

「花陽!」

 花陽が耳打ちしているのを真姫ちゃんが咎める。なるほど、真姫ちゃんにも想うところがあったのかもしれない。

 そっぽを向いている真姫ちゃんを見つめているとふと階段上から声をかけられる。

「あら、あなた達」

「つ、ツバサさん!」

 階段を今まさに下りてくるのはツバサさん達アライズだった。皆もここで初詣したのか。

「―――――――――――――あなた達もお参り?」

「は、はい!」

 ちらりと目線があったものの、すぐに逸らされてしまう。

 穂乃果も、みんなも多少ぎくしゃくしている。それもそうだろう。今までアライズを目標に、壁に設定してきたんだ。そのアライズに勝った。初めて。その勝った経験がミューズは圧倒的に少ない。何せ初めてまだ半年過ぎたくらいだ。勝者の責任というものを求めるのも酷な話だろう。

「じゃあね、結構人こんでるからはぐれないようにね。特に雪は(””””)

 なぜか僕一人だけ釘を刺された。その理由が分からぬまま、アライズは闇にまぎれて行ってしまう。

「いこっか」

 そんなアライズを背に階段を上っていると、今度は巫女姿の絵里先輩が。

「うわー。綺麗ですね?」

「そ、そう?///」

「ちっ!」

 絵里先輩を褒めたら、なぜだか真姫ちゃんに舌打ち交じりに下駄で踏まれた。なんで?

「ほーら、にこっち早く」

「ちょっと待ちなさいよ」

 見ると希もにこちゃんも同じ巫女装束に身を包んでいる。

「希はともかくなんで絵里先輩とにこちゃんも?」

「手伝ってもらっとるんよ」

「今年は例年にもまして盛況だからって」

 確かに。先ほどもアライズとあったし、今日は人が多い。

「お姉ちゃん!」

「亜里沙」

「ハラショー」

 境内の裏側から走って飛びついているのは亜里沙ちゃんだった。姉の衣装を見て感嘆している。その後ろには穂乃果よりも早く家を出た雪穂の姿が。

「雪穂は何をお願いしたの?」

「うぇ?それは、まあ普通に音ノ木坂合格とか?」

「他には?」

「他って・・・・もう!良いじゃんそれは!」

 どうやら教えてくれないらしい、そうそうに亜里沙ちゃんと共に人ごみの中に消えて行ってしまう。そういえば彼女らは今年が受験なのだ。

 こっちに来ようと思ってから、もう一年がたつ。

 月日というのは早いもので、一年前の僕は何も持っていなかったけど。こうしてたくさんの繋がりの糸ができた。時にはがんじがらめになってしまうけど、でも、大切な糸達。   

 手伝いがあるという希達と別れて、人混みをかき分けながらようやくお願い事をする順番が回ってきた。

 何をお願いしようか迷っていると、両隣からお賽銭が投げ込まれる。穂乃果達は祈るように手を合わせていた。

 何を願うかは、穂乃果達を見ていればすぐに思い浮かんでくる。最初から一つで、最後まで一つ。

 ただ、この時が永遠でありますようにと。ただ、皆と一緒に入れる時間が少しでも長くありますようにと。

 満月の夜空に、最初から最後までそう願った。




どうもモンスタ~♪モンスタ~♪高宮です。
なにげなくUA数を見てみたら十万突破してました。ありがとうございます。
これからも精進してまいりますので応援よろしくお願いいたします!
やった!あとがき埋まった!

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