自由の向こう側   作:雲龍紙

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※これは、Pixivに投稿し始めた切っ掛けの、ネタメモです。
※ある意味、用語の資料集。
※いわゆる『キャラクター設定』では無い。
※大体、原作の用語を他の世界観でも違和感ないように置き換えて説明しているだけのような代物。
※但し、あくまでも初期のネタメモでしかないので、現在の世界観設定の説明用とは異なります。
※ネタメモ・設定と書いて、フラグと読みます。
※虚実入り混じっています。

結論1:この情報を鵜呑みにしたり、あてにしたりしてはいけません。

結論2:こんな世界観だが……大丈夫か?(←主にこれを目的にしている)

結論3:別に読まなくても問題は無い。




用語・設定に関するネタのメモ書き(※読まなくても問題は無い)

【壁の民】(原作:『進撃の巨人』)

 

 純粋な人類の末裔。基本的に壁の内側に籠っているので、『外』の事は忘れ去られて久しい。純粋な人間の血統なので肉体的に非常に弱く、文化・文明を失っているので攻撃力も弱い。但し、繁殖力は強いらしく、いまだに種を絶やしていないところを見ると、非常にしぶとい種でもあると思われる。

 

 基本的に巨人から身を守る為に壁の内側に引き籠っている為、『外』の種族たちのことも知らない。というか、唯一の人類の生き残りだと思っている。

 

 

【護森人】(原作CD:『ティンダーリアの種』)

 

 Ariaという種。古代名としてはニンフ、ドリアードなどが挙げられる。人間の姿かたちをしているが、死ぬとその身から一本の木と多くの草花を芽吹かせるという妖精種である。

 

 謳うことによって植物を操り、生き物たちを鎮め、傷を癒す力がある。攻撃能力はない。女神が与えたと伝わる大樹・ティンダーリアを護ることを使命とする種。森から出ることはない。

 

 同じく森に棲む【カムイの民】【守の民】という種族と懇意にしている。

 

 

【カムイの民】【ノア】(原作コミック:『KAMUI』(七海慎吾))

 

 異能の民。人間と神精妖魔の混血。人間の姿かたちと祖神に由来する異能を身に宿す巫者の一族を【ノア】、精霊の主柱である特定の神性存在をそのまま身に宿す者を【カムイ】と称する。その特性上、自然との親和性が高く、【護森人】との仲も良好。ちなみに【ノア】からすると【カムイ】は保護対象になる。これは神性存在が失われると、その力の欠片である小精霊たちも消滅し、結果として異能が発動しなくなるため。

 

 尤も、現在【カムイ】と称されるのは一人のみ。その一人が【パセカムイ】【オキクルミ】【ウェンカムイ】【キナコロカムイ】を身に宿すという、ハイスペックならぬ廃スペック状態。ほとんど眠っているが、いつの間にか一人で行動していたりするので、【ノア】の長たちが頭を抱えることもしばしば。

 

 【守の民】【狼呀の民】【詩紡ぎの民】とも親交があったりする。

 

 

【守の民】(原作ラノベ:『オペラシリーズ』(栗原ちひろ))

 

 『鳥の神の友』という巫者を中心とする、森を守る人間種。森に棲む他の民を護ることを自らの一族の使命としている。『鳥の神』や他の神精妖魔に好かれやすいらしく、その祝福・加護もあって戦闘能力は高い。森を愛するがゆえに、その森を育む【護森人】を慈しみ、【カムイ】を畏れ敬い、【ノア】を信頼する。【ノア】と混じって暮らす者も多く、【狼呀の民】や【流砂の民】と交易することもある。

 

 

【狼呀の民】(原作ゲーム:『GOD EATER BURST』他)

 

 祖は人体実験の末に開発された《GOD EATER》とされる。一応人間の姿かたちだが、神機と呼ばれる身の丈以上の武器を軽々と操り、アラガミや巨人を殲滅する程度の戦闘能力を有する。肉体性能のみ見るなら、間違いなく現在地上で最強の人間種族。但し、定期的に戦い、アラガミなどを喰らい続けなければ自らの身体を維持できない、という遺伝子欠陥を抱えてしまっている。

 

 広い活動範囲を持ち、支部は大陸に点在する。【流砂の民】と行動を共にすることも多い。他の種族とも基本的には友好であり、混血も多い。故に、まれに他の種族の体質やら異能やらを発現する者もいる。

 

 現在、極東支部に【カムイ】の体質と【詩紡ぎ】の力を持つG.E.が存在している。

 

 

 

【流砂の民】(原作ラノベ:『レギオスシリーズ』×原作コミック『EREMENTAR GERAD』他)

 

 12からなる自律型移動都市に棲む人間種族と【降魔】(古代名:武芸者)と【宝玉珠】(古代名:エディルレイド)と呼ばれる種族の末裔。

 

 移動する都市に棲むことで災獣(汚染獣、アラガミ、巨人など)から逃れた人々。G.E.が人体実験の末に人工的に生み出された種族なら、こちらの【降魔】は自然発生した種族。剄脈という第二の心臓から剄を発生させ、それによって身体や武器を強化し、時には剄そのものを放って攻撃する。

 

 12の都市は普段はバラバラに動いているが、大まかなルートは決まっている。それぞれの都市の名を持つ、最強の【降魔】がその都市を護っており、その【降魔】は【宝玉珠】と契約している。

 

 【宝玉珠】とはその身を契約者の武器に変化させることのできる妖精種。普段は人間の姿かたちをしているが、戦闘になれば契約者に応じてその身を強力な武器へ変える。また、謡うことで単独の能力発動も可能。それぞれに属性を持っており、それに準じた能力を操る。絶対数が少なく、大変に希少。身体のどこかに核石と呼ばれる宝石があり、それが第二の心臓だが、その美しさと希少性からかつて人間に乱獲された歴史を持つ。【降魔】と契約する者が多いのは、密猟者から自分たちを守ってもらっていた時代の名残。最近では自らの死後に核石を【狼呀の民】の神機の核にと譲る者もいる。ちなみに核石そのものにはなんの力も無いが、第二世代G.E.の中には同調現象を利用して核石を核に生前の武器の形を形成できる者も存在する。【宝玉珠】が【狼呀の民】に核石を譲るのは、これが主な理由である。

 

 都市群は常に移動しているため、様々な種族を繋ぐ懸け橋となっているが、その自覚はあんまりない。

 

 移動都市そのものはロストテクノロジーの塊だが、おそらくはG.E.の神機を巨大化したものであろう、といわれている。

 

 ちなみに、【降魔】が大量に発生するようになったのはG.E.が開発された後であり、その後の研究では『【降魔】は【人間】が滅亡の危機に陥った時代に大量に覚醒するように遺伝子に組み込まれている。人類が繁栄している時代にはその因子は冬眠状態となっていたと推察される』という趣旨の論文が発表された。そのため、G.E.と【降魔】の間にはちょっとした微妙な空気があったりするが、現在は比較的良好な関係。というか、G.E.の遺伝子欠陥の件もあいまって【降魔】が微妙に気を使ってしまっている場面が度々、見受けられるらしい。【詩紡ぎの民】と【セラの民】と共にG.E.の遺伝子欠陥を解消するべく共同研究をしている、という噂もある。

 

 作中においては『G.E.』の呼称は【狼呀】で統一。

 

 

【詩紡ぎの民】(原作ゲーム『Ar tonelicoシリーズ』)

 

 3本の塔と、それに付随する浮遊大陸に棲む民。【詩紡ぎ】と呼ばれる種族と【人間】に分けられる。

 

 【詩紡ぎ】は更に大きく分けると人造兵器レーヴァテイルを祖とする【詩謳い】、神精と人を唄で繋げた【月奏】、神性存在そのものである【星紡】となる。現在ではこれらの分類は研究・学問などの専門家しか使用していない。

 

 【詩紡ぎ】は名の通りヒュムノスと云われる詩を紡いで、奇跡を起こす。この奇跡とは詩魔法と呼ばれるが、古代においては列記とした科学に含まれており、厳密な意味においての魔法ではない。そしてこの魔法を実行するのは、実は詠唱者ではなく『塔』である。よって、『塔』の電波(厳密には電波ではないが)が届く範囲でしか効果は発揮できない。但し、【月奏】や【星紡】は『塔』に関係なく発動する。

 

 ちなみに『塔』はすでにロストテクノロジーの塊だが、別の方法に依れば発動可能であり、それが『塔』の代わりに、その土地を守る神性存在や精霊に祈るという方法。ただし、こちらの方は事前に面識を得ておく必要がある。ぶっちゃけ、詩を謳えればチート。衛星反射砲も撃てる。

 

 【詩紡ぎ】もG.E.と同じくいくつかの遺伝子欠陥を持っているため、我が身のように心を痛めていたが、【流砂の民】から共同研究を持ち掛けられて真っ先に飛び付いた、という噂がある。

 

 

 

【セラの民】(原作ラノベ:『詠使いシリーズ』×『氷結鏡界のエデン』)

 

 大陸の果てにある湖上の《天結宮》と呼ばれる塔に棲む民。【月奏】や【星紡】を祖に持つ人間種だが、人間のままで諸々の災獣に現在に至るまで抗い続けてきたことを顧みると、途轍もないことである。

 

 その偉業は湖に張り巡らされた『氷結鏡界』によるもの。災獣がこれに触れると瞬く間に凍り付き、砕け散るという性質を持っている。

 

 オーバーテクノロジーを今も保有しているが、災獣の駆除に直接役立てられるものは少ない模様。

 

 稀に立ち寄る【流砂の民】と交流があるくらいしか、『外』を知る術がない。

 

 【詠使い】と呼ばれる、『色』と『歌』によって望むものを招喚する者たちが存在する。

 




 特にあてにならないのは【流砂の民】のあたりですな。
 この頃はまだふわ~っとした設定しか無かったのに……民衆に流布している『常識』と、『真実』には乖離がありましたって感じですね。


あと。前書きで『結論3:別に読まなくても問題は無い』って書いたんだけど。
正直、これ読んで訳わかんない人は、本編読んでもたぶんちっとも面白く思えないんじゃないだろうか……。いや、どうだろう。う~ん。人による、か?

少なくとも、勢力図というか人間関係というかが複雑になるので、ストーリー上で置いていかれる可能性は充分に高い。と思う。
かと言って、別に登場人物個人について説明している訳じゃないから『キャラクター設定』って訳でもないと思うんですが……。

てか、用語解説って何処ですればいいのか。
活動報告? 後書きでもいいんですか?
『大地の心臓』とか『インターディメンド』とか『人間の寿命とテロメアの関係』とか。
……ダメだ。文量的に、レポート枠を作るしかない……。

さっそく心が折れそうです。


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