東方西風遊戯   作:もなかそば

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烏天狗の射命丸

「山の上の神社からの宣戦布告ねぇ。そりゃ最近人里で布教活動してる連中だな」

「そう……うちの素敵な御賽銭箱にずっと何も入ってないのも、人外ばかりしか参拝客が来ないのも、そいつらの陰謀なのね」

「いや、それらは間違いなく山の上の連中が来る前からの事だから、流石に冤罪だと思う」

「良いのよ。私的裁判で奴らは全員有罪よ。罪状は―――全部」

「見た事も聞いた事も無い罪状だな。魔女裁判だってもう少し真っ当な罪状を告げるだろ。閻魔が聞いたら腰を抜かすぜ」

 

 一方、博麗神社を飛び立った霊夢は適当に勘の赴くまま異変の原因っぽい方向に飛び、それっぽい奴を撃ち落としていくという勘頼みの―――しかし何故か異常に正確な―――異変解決方法を実行しようとしていた。

 紅魔館の時は赤い霧が濃い方に、白玉楼の時は春度の流れてくる方向にというおおまかな指針はあった。しかし永遠亭の件に関しては、異変解決に向かった四組が何故ヒントも無いまま永遠亭のある方向に向かえたのかを聞かれれば、げに恐ろしきは巫女の勘と言うしかない。

 何のヒントも無かろうと正解に辿り着く。博麗の巫女の―――というより霊夢個人の恐るべき直観力である。

 

 幸い今回は宣戦布告状(霊夢視点)に『山の上』というヒントがあったので悩む余地は無い。

 この幻想郷で『山』と言えば、大抵は妖怪の山を意味する。

 或いは『山』が何かの隠語だった場合は分からないが、多分そういう事は無いと思うという勘の下で、霊夢は妖怪の山を目指していた。

 

 途中でどうやら山に珍しい薬草や山菜でも採りに行く心算だったらしい魔理沙と遭遇。

 まぁ見かけたんだしとりあえず撃ち落としてから話を聞けば良いやという、戦国時代真っ青(魔境九州除く)の先手必勝精神で先制攻撃を仕掛けようとした霊夢。しかし既に妖怪の山の麓に侵入していた為に、横合いから豊穣の神と紅葉の神が魔理沙と霊夢に弾幕で攻撃を仕掛けてきたため、成り行きで協力してこれを撃破。

 

 どうやら魔理沙は今回は敵じゃないらしいと判断した霊夢は彼女に事情を話し、魔理沙側は博麗神社に喧嘩を売る神社が現れるなんて異変だと息巻いて霊夢に同行を宣言。

 そして魔理沙が霊夢から事情を聞いて自らの推論を口にした――――というのが現在の状況だ。

 二人は妖怪の山から流れる川に沿うようなコースで山へと飛びつつ言葉を交わす。

 

「……つーか、山の上の神社なぁ。多分西宮の野郎もそこか」

「あら、知り合いでも居るの?」

「まぁな。半分が私の自爆とはいえ、半分は奴のせいで酷い勘違いをさせられてしまった相手だ。畜生今にして思えば何だよ世紀末巫女伝説~守矢の拳~って。アレを本気で想像して焦った私の心労を返せ」

「言ってる事の一割も分からないわ。まぁ別に良いけど」

 

 魔理沙が拳を握ってぷるぷると震えながら言った言葉に、興味無さげに―――というか実際興味無く霊夢が返す。

 彼女は『それに』と一拍置いた上で、やはり然程興味は無さそうに魔理沙に声を投げかける。

 

「別に知り合いが居ようと居まいと、どうせ貴方のやる事は変わらないでしょ?」

「まぁな。西宮が居ようが居まいが、異変だってんならブッ飛ばして解決するだけだぜ」

 

 そうして告げられた霊夢の言葉に、魔理沙が頷く。

 そう、元よりそこはさして重要じゃない。会えば重点的に狙う程度はするかもしれないが、別に彼がそこに居ようが居まいが目的は変わらない。

 異変ならばそれを解決する。紅い霧の異変から先、魔理沙と霊夢はそうやって、スペルカードルールの中を駆け抜けて来たのだ。

 

 そしてそんな彼女達の前に、一人の少女がくるくると飛んで来る。

 川沿いに佇んでいた緑の髪の少女が、何故か横回転しながら飛んで来たのだ。

 

「あら、人間じゃない。ここから先は妖怪の山。貴方達のような人間には厄いわよ」

「おっと、忠告感謝。けれど私達は山の上の神社に用があるんだ」

「見たとこ神力と厄の双方を取り込んでる……祟り神? いえ、厄神かしら。まぁ何でも良いわ。通したくないって言うなら―――弾幕で勝負よ!」

「元気な人間ねぇ。負けたら大人しく帰りなさいね?」

 

 そして緑の髪の少女―――厄神・鍵山雛の言葉に対し、魔理沙と霊夢が突破を宣言。

 雛もこれが幻想郷での決闘条件、スペルカードルールに基づいた物だと理解しているのだろう。

 苦笑しながらも両手を広げ、弾幕を放ち始める。

 

 ―――後に語られる風神録異変は、既に第二段階(ステージ)終盤へと状況が移っていた。

 

 

      #   #   #   #   #   #

 

 

「駄犬、状況はどうだ?」

「そうッスね、負け犬」

「誰が負け犬だ犬ダッシュ椛」

「誰が犬ダッシュッスかウェスト宮。……んー、見た所山の麓でやり合ってるみたいッスね。今やり合ってるのは厄神様かな。……あ、やられた」

 

 そして守矢神社では、本殿の屋根の上に立った椛が目の上に手を翳して麓の方に視線を向けていた。

 “千里先まで見通す程度の能力”を持つ彼女の索敵能力は幻想郷内でも上位に入る物だ。純粋な視覚のみに限定すれば、幻想郷でも最上位とすら言えるだろう。

 そんな彼女は神社に居ながらにして霊夢と魔理沙の侵攻状況を確かめるモニター役として、横に立って状況を聞いて来る西宮に応じていた所だ。

 

 諏訪子と神奈子は霊夢や魔理沙を迎える準備をするため、神社の周囲に陣地を造りに向かった。

 御柱(オンバシラ)を突き立てて作る陣地は黒幕っぽく見せる為の演出であると同時に、神奈子と諏訪子の神力を増強する為の即席の祭壇だ。

 霊夢達がここに来る前に、二柱は迎撃の準備を済ませる心算でいるのだろう。

 

 早苗は一通り西宮の胸で泣き終わり、今は部屋に引っ込んでいる。

 どうせ迎撃に出るまでに時間があるなら、身支度を整えてからにしたいとの事だ。

 涙の痕が残った顔のまま迎撃に出るわけにもいかないだろうしと笑う彼女には、先程までの悲壮な様子は見受けられなかった。

 かと言って緩んだわけでもない。纏う雰囲気は、腹を据えたという表現が一番近いだろう。

 

 そして紫は待機。

 スキマを使えば直接間接を問わず色々な支援は可能なのだろうが、迂闊に彼女が動くと霊夢辺りにそれを悟られかねない。

 そうなってしまえばこの異変は『妖怪の山の神社が起こした物』から『八雲紫が山の神社と手を組んで起こした物』になってしまう。それはパワーバランスを考えて守矢を迎え入れた紫の意図にそぐわない。

 

 故に既に文と椛を呼ぶと言う手助けを行った以上、待機と傍観が彼女の仕事だ。少なくともスキマを使った手助けはこれ以上はあり得まい。

 先程までは西宮に請われて霊夢と魔理沙の情報を彼に伝えていたが、今は早苗の身支度を手伝うと言って胡散臭い笑顔のままふよふよと神社の中に浮遊して行った。

 

「川を遡って来てるッスね。河童辺りに引っ掛かってくれれば、もう少し時間が稼げるんスけど」

「河童ねぇ。幻想郷の河童ってどんな奴らなんだ?」

「外の世界で言う『えんじにあ』って奴ッスね。んーと、アレだ。先日幻想入りして来た外の世界の機械を修理しようとしたところ、銅線が足りなかったからとか言って蕎麦で代用しようとして爆発させたとか、そんな連中ッス」

「それエンジニアじゃねぇよ。変態技術者か只の馬鹿だよ」

「次回はお中元の余りのお素麺でやってみると言ってたんで、次は幾らか進歩するんじゃないッスかね?」

「中元って……」

「ちなみに二年前の」

「なんでまだ持ってるんだよそれ。っていうかなんで麺類に拘るんだよ。麺類と機械の融合にどういう学術的意義を見出してんだよ。素直に銅線用意しろよ」

「そこはボクらには分からない『えんじにあ』の拘りがあるんじゃないッスか?」

 

 突っ込む西宮の言葉を意にも介さず、椛は遠く山の麓―――霊夢と魔理沙が進撃してくる地点を眺めている。

 妖精などが霊夢と魔理沙に挑みかかってるのが見えるが、数秒ともたずに撃墜されていく。

 

「……強いッスねー。文さんは以前にも彼女達に関わった事があったって言ってたけど、ボク的には初見なんスよねあの二人。……ねー西宮君、ありゃマジ強いッスよ。ボクが戦っても絶対無理ッス。西宮君とかそのボクにも勝てないんだから、ぶっちゃけ論外ッスよ?」

「手はあるさ。博麗は本気でどうしようもないが、霧雨ならばまだやりようがある」

 

 その進撃を見ながら椛が投げかけて来る言葉に、しかし西宮は口の端を上げた笑いと共に応じて見せた。

 境内前に立つ彼の手に持たれているのは、下っ端哨戒天狗である椛が持っていた山の地図だ。

 まだ神社については書きこまれていない古い地図は、しかしこの山の地理に関して西宮に知恵を与えてくれる。

 

「昔、東風谷が『変な子』って言われて虐められてた時があってな。その時に報復行為目的で神奈子様に喧嘩の仕方を教わった事がある。あの人は軍神、戦う事にかけての知識は呆れるほどにあるからな。他では微妙に抜けてるが―――ともあれその件を切っ掛けに、喧嘩の立ち回りの仕方、つまりは戦術については多少齧った」

「あー、何か天狗の里でも座学でそれっぽい事を教えられた記憶があるッス。半日で全部忘れたけど」

「スゲーなお前の記憶力。ちょっとした衝撃でデータ飛びまくるファミコンソフト並だ。―――ともあれ、策はある。お前にボコボコにされた数日間で積んだ付け焼刃の戦闘経験と、霧雨と俺との間に出来ていた僅かな縁。そして藍様からその件の後で起こった事件についての顛末を聞いていた事と、八雲様から先程与えられた霧雨に関する情報がここで生きてくる」

 

 そして、『この地図が最後のピースだったな』などと笑いながら、西宮は椛に地図を返す。

 地図を受け取ってぞんざいにぐしゃぐしゃとポケットに仕舞いながら、椛は特に西宮の言葉に疑問を浮かべるでもなく視線を麓の方に向け直す。

 

「何やらややっこしい考えがあるみたいッスけど、知っても忘れるんで別に良いッス。―――お、どうやらにとりが見つかってなし崩しに弾幕を開始したみたいッス」

「にとり?」

「ボクの友達の河童ッス。……あ、光学迷彩壊れて涙目だ」

「……麺類で銅線の代用をしようとする割に、部分的には異常に高度な科学文明を持ってるなオイ」

 

 外の世界でも未だ実用化されていない河童脅威の技術力に、西宮が呻くように呟く。

 しかし別段弾幕勝負でそれが有効活用される事も無く、涙目で応戦するにとりは徐々に追い込まれていくが―――

 

「あ?」

「……どうした?」

「いえいえ。千両役者の到着ッス」

 

 椛の視界の隅に映った影。千里先を見通す彼女の目ですら、ともすれば捉えられない程の速度で霊夢と魔理沙がにとりと戦っている場所へ向かう黒い影の姿に、椛が嬉しそうに笑みを浮かべて尻尾を振る。

 

「やっちゃえ文さん! やっつけろーッス!!」

 

 目的を考えるとやっつけちゃ駄目な上に、そもそも聞こえる距離ではないのだが。それでも椛は両手を掲げ、声の限りに檄を飛ばす。

 直後―――西宮の目からも視認できる規模の竜巻が、山の麓で巻き起こった。

 

 

      #   #   #   #   #   #

 

 

 その一撃は、霊夢にとっても魔理沙にとってもにとりにとっても―――つまりはその戦場に居た全ての者にとっての予想外として顕現した。

 

「―――“旋符”・紅葉扇風ッ!!」

「っと」

「うわっ!? 何だこりゃ!?」

「っきゃあああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」

 

 完全なる不意打ちで豪と音を立てて、三者を同時に巻き込むように出現する竜巻。

 持ち前の理不尽なまでの勘で事前に危機を察知した霊夢はある程度の余裕を持って、魔理沙は自慢の速度でギリギリながらもそれを回避する。

 代わりと言わんばかりに悲鳴のドップラー効果付きで、天空高くに河童が一名打ち上げられて行ったが―――霊夢も魔理沙も視線を既にそちらに向けていない。

 

 両者の目は既に今の竜巻を作り出した者―――高下駄の一本足のみで器用に木の枝の上に立ち、彼女達を睥睨して来ている烏天狗の少女、射命丸文に向けられていた。

 射命丸は取材用の笑顔ではなく、彼女本来のにやにやとした笑みを浮かべて場を見渡す。

 

「あやや……にとりが囮になってくれてる内にやれば、片方くらいにはそれなりにダメージを与えられるかと思ったんだけどね。反応が前に取材した時よりも良くなってるじゃない。流石人間、短命故に進歩の速度は比類無し、と」

「随分な挨拶ね、文。というかいつもの全く敬意を感じられない敬語はどうしたのよ?」

「アレは取材用。今は天狗の里に住まう天狗として、取材帰りに見かけた山への侵入者に攻撃を仕掛けただけ。だから敬語なんて使わないわ」

 

 そして霊夢の言葉に余裕たっぷりに紫と相談して決めた設定を返す姿は、いつもの慇懃無礼な新聞記者の物ではない。

 身に纏う妖力は千の齢を越えた大妖怪の物。更に言うなれば文は天狗の里でほぼ唯一外と関わり続け、場合によっては戦闘にも巻き込まれていた―――言ってしまえば天狗の里には極めて数少ない、『実戦を経験し続けた』天狗だ。

 妖力も大天狗格の物であるのみならず、戦闘経験も抜群に豊富。或いは単純な妖力の多寡ならともかく、総合的な戦闘能力ならば、射命丸文は天狗の長である天魔さえ除けば天狗の里で三指に入るだろう。

 

 慇懃無礼な新聞記者としての顔を捨て、そんな大妖怪としての片鱗を覗かせながらの文の言葉。それに応じたのは魔理沙だ。

 

「つまりアレか。『ここを通りたくば私を倒してから進むのだな!』って奴か」

「そうね、そうなるわ。異変ってだいたいそういう物だし」

 

 ―――それに、古い友人の頼みでもあるのだし。

 

 文は内心のみでそう呟く。

 たまに頼って来たと思えばそれは自分ではなく他人の為。しかも文に助力を頼むにあたって、天狗の立場に配慮する始末の、なんとも遠慮がちな友人であるが。

 その遠慮が、文としては些か不満である。

 

「―――若く美しく清く正しく頭脳明晰な私だからね。まぁ、あいつが腰が引けるのも分かるけど」

「はぁ? 何の話だオイ。……おい霊夢、天狗が目を開けたまま寝言言ってるぞ。どうすれば良い?」

「憐れんであげれば良いんじゃない?」

「貴方達も大概酷いわね……」

 

 仮にこの場に天空高く打ち上げられて飛んで行き、今はあられも無い格好で遠くの森の木に引っ掛かって気絶しているにとりが居れば、『あんたも同類だ!』と声高に叫んだであろう言葉を文が呟く。

 しかしこの場に彼女はおらず、従って誰も突っ込む事は無いまま、文は『あいつ』と気安く呼んだ古馴染みを思い出す。

 

 胡散臭い笑みを浮かべ、反則臭い能力を操る大妖怪。

 しかしその実、自らの式神を家族同然として扱い自らの苗字を分け与え、外の世界では生きていけない幻想の者達が最後に流れ着く場としてこの地を創った、文の知る限り最上級の御人好し。

 必要であればどこまでも冷酷になれるが、本質の部分で非常に甘く情に篤い。およそ妖怪らしくない、しかし文が知る限り最強の力を持つ優しき賢者。

 

 この騒がしくも穏やかで厳しくも優しい幻想の地を作り出した、境界に住まう優しき賢者―――八雲紫。

 その胡散臭い笑顔を思い浮かべ、文の口元に自然と笑みが浮かんだ。

 

「―――ま、頼られて素直に応じられない私も大概アレだけど」

 

 魔理沙と霊夢に聞かれない程の小さな声で呟いた言葉と共に、文の周囲に風が集まる。

 かつての取材の時とは違う、『新聞記者』としてではなく『大妖怪』としての文の力。

 肌に感じるビリビリとした圧力に、霊夢と魔理沙がその文に対して戦闘態勢を取る。

 

「だけど。―――だから。せっかく頼られた今だけは、十全以上の働きをしてあげましょう。私は友達思いだからね」

 

 射命丸文にとっての勝利条件は、ここで魔理沙と霊夢に勝つ事ではない。

 この二人―――特に霊夢相手では本気でやって勝てるかも実際の所は微妙だが、負けたとて彼女達に出直しを考えさせるほど消耗させては本末転倒。ある程度の余力を残した状態で、この二人には守矢神社組と対峙して貰わねばならない。

 

 その状態の霊夢と魔理沙と渡り合う事で、守矢神社は己の実力を幻想郷に示す事となり、それで紫の目的は完遂される。

 ならば彼女の―――射命丸文の役割は神々が準備を整えるまでの時間稼ぎをしつつ、霊夢と魔理沙にある程度の余力を残させながら、しかし多少の消耗はさせる事。

 

 故に彼女は本気を出してはならず、二人には本気を出して貰わねばならない。

 

「……さぁ、手加減してあげるから―――」

 

 そして羽扇を軽く振るうと、轟という音と共に彼女の周囲に強く強く風が絡みつく。

 先のように竜巻を飛ばすのではなく、自らの周囲に竜巻を纏う形を取った文が、叫びと共に突撃を開始した。

 

「―――本気でかかって来なさい!!」

 

 ―――かくて風神録異変は第四段階(ステージ)に突入する。

 

 




 射命丸の一番好きなセリフです。

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