IS ~THE BLUE DESTINY~   作:ライスバーガー

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第63話 静かな夜に

篝火 ヒカルノ、倉持技研の第二研究所所長である彼女は天才だ。

ISのソフトウェア開発に関して世界でもトップクラスの腕前を持ち、日本が世界に誇る技師の一人。

競技用にしても軍用にしてもISで目立つ面は主に武装面や機体性能であり、言ってみればハードと呼ばれる部分が性能や外見の大部分を占めている。

しかし、ISコアと言うブラックボックスを除けばISを動かしている大部分はソフト面の働きが大きい。

どれだけ機動力に特化した機体であろうが、圧倒的パワーを有する機体であろうが、エネルギー配分を少し間違うだけで機体はコントロールできなくなる。

強力な武器を持っていてもそれは同じで、射撃の精密性、機体コントロールからの姿勢制御、巨大な剣を振り回す為のバランス。それら全てを搭乗者の人体性能だけで補えるはずがない。

人間が搭乗してISは本来の力を発揮するがISコアとフレームと人間と武器、それらを繋ぎ合せているのは目に見えないソフトウェアの働きだ。

彼女は、ソフトウェア開発からISと人間の精神的、肉体的な同調技術における第一人者。IS関係者は彼女の事を、埋もれた天才と呼ぶ。

天災、篠ノ之 束。世界最強、織斑 千冬。日本が誇る知と武の二人天才の影に霞む、三人目の天才と。

 

元をたどればこの三人は同級生だが、知識では束が頂点を極め、武力では千冬が頂点を極めていた。

学生離れを通り越し人間離れした知能指数を叩き出していた束と大人さえ寄せ付けない体力と格闘センスを有していた千冬。

最早その二人と同級生、いや同じ年代と言うだけで存在を否定されているかの如く圧倒的な存在。

が、生憎と二人は天才が故に他者に関心を寄せる事が出来なかった。

束に関しては千冬に依存していると言っても良い程に他者に対して興味を示さなかった。

千冬は束程極端ではなかったにしても、束を御せるのが自分しかいないと理解しており、手綱を握る為にも他に構っている余裕がなかったのだ。

そんな二人の背中には常にヒカルノがいた。禁断の恋であったり、憧れであったりと言う意味ではない。純粋に文武両道を地で行くヒカルノはテストの成績は常に二番、体力測定でも常に二番。

傍から見れば立派な成績と言えなくもないのだ、何せ相手は天災と化物だ。

ヒカルノ自身も何処か達観していた事もあり「世の中こういうものなのだ」と整理を付け、絶対に届かない壁があり、越える事の出来ない溝があると冷めた頭で理解していた。

 

世の中は平等ではない。

子供が親を選ぶ事が出来ないのと同じで、家柄や血筋に性別、後付で変化させる事が出来る場合もあるが、基本的な概念において人生の中で選択肢のない場面は存在する。

その状況を理想や夢物語で覆せはしないのだと、ヒカルノは越えられない二人を否定するのではなく当たり前の事実として受け入れた。だからこそヒカルノは二人と衝突もなく人生を歩んで来る事が出来た。

中には「頑張れば二人を越えられる」だとか「一緒に出し抜く方法を考えよう」だとか甘言を囁く者もいたが、ヒカルノに取ってそんなものはどうでもよかった。

結局の所、甘言を囁く者は自分が二人の天才のせいで小さな存在に感じてしまう劣等感に苛まれているだけだ。

ヒカルノであれば対抗できるかもしれないと、その手を取ろうと近寄って来ていたに過ぎない。故に、ヒカルノはそんなものは無駄だと、あの二人には絶対に勝てないと切って捨てるのだ。

人から見ればそれは諦めていると、弱者の境地だと罵るかもしれないが、ヒカルノはそうは思っていない。事実を事実として認識しているだけだ。

叶わぬから努力する、心が折れるから挫折する、人間の根底にある思いを否定する気はないが、ヒカルノは諦めではなく肯定する事で世の中の真理に足を踏み入れていた。

 

埋もれた天才、篝火 ヒカルノは皮肉にもISと言う存在に触れその才能をより一層開花させる。

 

 

 

倉持技研、第二地下格納庫は主にISのソフトウェア開発の研究施設として使われている場所の一つ。

大きさとしては展開したISが十機近く問題なく入れ、上から見ると長方形型の構造は研究室でありながら格納庫と呼ばれるに相応しい形状をしている。

地上にある倉持技研の本館は白で統一された清潔感のある造りをしているが、地下格納庫は灰色で統一され軍用のイメージに近い、戦車や戦闘機が似合う無骨なデザインだ。

余計なものが殆ど置かれておらず、部屋の隅にある大型モニターとコンピュータ端末が机に設置されているだけだ。

唯一の置物であるその机の上に突っ伏して寝息を立てているのが部屋の主である篝火 ヒカルノだ。

スピーっと切れの良い音を立てる白衣の女性、その頭の上には何故か水中眼鏡、いわゆるゴーグルが装着されている。

 

「んが?」

 

一度だけ大きく体を揺らして落ちる錯覚を味わうと同時に切れ長の目が見開かれる。

 

「もう朝? って違う、寝落ちしたか、いかんいかん、やる事やらねば」

 

大きく伸びをしながら非常に発育の良い胸を張ってヒカルノはモニターの片隅の時計を見やる。時刻は深夜三時、睡眠欲に負けても誰も責めない時間帯だ。

ここ数日の間、ヒカルノは倉持技研の研究室から外へ出ていない。必要なものは研究所内で揃える事が可能で嗜好品の類は所員が買出しに行っている。

最後に外出したのは夏休みの一夏と偶然ゲームセンターで出会ったあの日だ。

研究員として一流のヒカルノではあるが、ゲーマーとしての腕も凄腕で、日課の中にゲームセンター荒らしが平然と組み込まれる程だ。

特に現在絶賛稼働中の最新機種IS/VSFBはプログラムに関わっておりゲームセンターへ出向くのは製作者側としてのテストプレイだと豪語している。

所員達からすれば真面目に仕事しろと苦言を呈したい所だが、IS/VSFBの開発から得た資金の一部が技研の運営に回っている以上は大きな反論は出来ない。

何より優秀ではあるがヒカルノは気分屋で機嫌を損ねると回復するのに時間かかるのだ。

おまけに釣りのようなアウトドアの趣味も持っており、ふと目を離した隙にゲームセンター巡りやら野池巡りやらと言った放浪の旅が始まる場合もあり、そうなると手に負えない。

最も、今のところは非常に真面目な装いで研究室に引き籠っている。

 

「さてと、続きを……。うん?」

 

眉を潜めてヒカルノが視線を巡らせ、長い犬歯が覗く口を開いて艶っぽさのある舌を空中に伸ばす。

 

「こりゃ不味い」

 

すぐに机の下に常備されている非常袋からガスマスクを手に取り頭をすっぽり覆うように装着。

それから目の前のコンピュータの電源を落として、ヒカルノは目を閉じてゆっくりと六十秒を数える。

きっかり一分が経過すると立ち上がり部屋の中央で腕を組み、唯一の出入り口であるIS装着状態でが出入り可能な大きな扉を見据える。

鈍い音を立てて左右に開いた鋼鉄の扉から青と白の輝く甲冑を纏った黒髪の少女が姿を見せる。

 

「驚いたな、まさかこちらの手が読まれているとは。どうやって気付いた?」

「いやいや、いやいやいやいや、そうじゃないでしょお嬢ちゃん、まずは名乗るのが筋でしょーが」

 

IS、サイレント・ゼフィルスを纏ったエムが堂々と部屋に入り中央で腕組みをしているヒカルノに驚いた様子を浮かべ、対するヒカルノは侵入者に対し不敵な笑みを浮かべている。

 

「ふん、いいだろう、私の名はエム。篝火 ヒカルノ所長、貴方の身柄を頂戴しに来た」

「これは熱烈なアプローチをどうもありがとう」

 

仰々しく頭を下げながらもヒカルノの視線は強い眼力を持ってエムを見据えている。

 

「エム、エムちゃんね。マゾヒズムのエム?」

「違う」

「まぁ何でもいいけど、なんでそんなに織斑 千冬に似てるの? サイズダウンした本人じゃなかろうね? 篠ノ之 束が作った怪しげな薬で若返ったとかは無しにしてよ?」

「貴女には関係の無い事だ」

「ふむ、オッケー、無愛想なのは理解した。それで? 私の身柄を頂戴ってのはどういう意味かにゃー?」

「その前に一つ答えろ。どうやってガスに気付いた?」

 

エム、亡国機業に属する少女の見た目は千冬と瓜二つ。学生時代の今よりも若い千冬を知るヒカルノが容姿に疑問を覚えるのも当然だ。

生憎とエムは答える気は持ち合わせおらず、それ以上の言及を寄せ付けない雰囲気を漂わせてはいるが、ヒカルノが事前にガスマスクを装着していた点について見逃す気はないらしい。

 

「良くぞ聞いてくれました。まぁ、簡単な話で風とか?」

「風だと?」

「そう、君が装着してるのがサイレント・ゼフィルスって事は一連の強奪事件に関与してるんだろ? そこにガスが使われたってのは予想が出来る。うちの所員達にも非常袋にガスマスク入れて持たせてるんだけど、間に合わなかったのかね」

「馬鹿な、無色無臭のガスに気付いただと」

「だから、ガスじゃなくて風だってば。大方通風孔からでもガスをぶちまけたんじゃないの? 研究室ってのは空調管理も徹底されてるのさ、風の流れや気圧には敏感なの、お姉さんのお肌と一緒でね。異物が紛れ込めばすぐに気付くさ。勉強になったかい? ロリムラさん?」

「私は織斑とは関係ない」

「その顔でそれは説得力ないだろ、じゃ今度は私の質問に答えてくれる? もう一回言うけど、私の身柄を頂戴ってのはどういう意味かね?」

 

ISを取り扱う研究施設であるなら当たり前だが、この部屋を含め倉持技研の建物の内外は監視カメラで常に見張られている。

最もそれらの防衛システムが既に期待できない事はヒカルノは十分に理解していた。

 

(この様子じゃ所員は全員アウトか、殺されてなきゃいいけど。監視カメラもダメだろうなぁ。だとしたら時間稼ぎに意味はないか)

 

内心でどうするかと考えながらもヒカルノの視線に油断は感じられず、背丈も雰囲気も異なるが昔馴染みと同じ顔をした少女の様子に対する観察眼は正に研究員としてものだ。

 

「意味を知る必要はない、篝火 ヒカルノ所長、貴方を頂きに来た。抵抗は無意味だ」

 

堂々たる所業で告げられる誘拐宣言。片やISを展開しており、片や白衣姿の非戦闘員。

ヒカルノの予想通り既に倉持技研の所員達は無色無臭のガスにより眠りに落ちており救援は期待出来ない。

状況的にどちらに分があるかは言うまでもなかったが、ヒカルノは全く持って態度を崩さず腕を組んだままニヤニヤとしか表現が出来ないような笑顔を浮かべていた。

 

「いいね、良いよー。その人生で一度は言ってみたい台詞ベストテンに入る感じ、たまんないな!」

「こちらの指示に従う気がないなら、力尽くで行くぞ」

 

ISを持ち生身としても高い身体能力を有するエムに取って戦闘能力の無い人間一人の誘拐は難しくない。

だが、標的である篝火 ヒカルノは数日前から研究室に引き籠っており出て来る気配がない。

過去には数ヶ月単位で引き籠った経歴がある事を加味すれば次に出て来るのがいつになるのか分からなかった。

故に、誘拐としてはこの上なく悪手だが、倉持技研を一時的に制圧し目標を奪取するつもり手法を選んだ。

その作戦を今まさに成功させようと一歩、サイレント・ゼフィルスが足を踏み出すとヒカルノは大きく肩を下げて溜息を漏らす。

 

「なってない、なってないなぁ、それじゃ全然盛り上がらないでしょーが。一方的に拉致って何が面白いの?」

「なに?」

「だから、私も抵抗させて貰おうかな!」

 

空中で指を踊らせパチンと指を鳴らそうとするが上手く音が響かず指が擦れる鈍い音に留まる。

少しばかり予定と違い頬に朱を差したヒカルノは「んんっ!」と咳払いし今度は両手を顔の横で揃えて手を叩く。

鳴り響いた二回の手打ち音に部屋の中で巨大な機械が駆動する音が鳴り響く。

 

「何をした!?」

 

エムの言葉にヒカルノは答えず代わりに部屋全体に響く機械音声が疑問に答える。

それは侵入者の立場であるエムからすればありえない油断。軍属の人間であればこのような油断はしなかったであろうが、ISを纏った圧倒的優位性が心の隙間を作ってしまっていた。

 

──侵入者ヲ検知、所長権限ニオイテ自動防衛ニ入リマス。

 

「研究施設の一つや二つどうにでもなると思っただろ?」

 

ヒカルノの視線がエムを射抜く。僅かに背筋に走った冷たい感覚を実感しながらも部屋に起こった異変にエムは驚嘆せずにいられなかった。

ヒカルノを中心に床や天井、側面の壁、エムが堂々と入ってきた扉は既に閉まっており扉も含めて四方を囲む壁の至る所が可動展開し銃器が生えるようにせり上がって来ている。

一撃の威力に優れるバズーカ砲、秒間に弾雨を吐き出すガトリング砲、大口径散弾とも呼ばれるスラッグガン、あらゆる種類の銃器が赤いレーザーサイトと共に銃口をエムに向けている。

 

「そんなものでISをどうにか出来ると思っているのか?」

 

冷や汗が背筋を流れるのを感じながらもエムは気丈な態度を崩さない。

が、態度を変えないのはヒカルノも同じだ。取ってつけたようなニヤついた笑みが顔に張り付いている。

 

「ところがどっこい! この部屋の銃器に装填されているのは対IS用の特殊トリモチ弾だったりするのだ! エムちゃんが一歩でも動けばクアッド・ファランクスを参考に開発された銃器の数々から白くてネバネバした弾丸が大量に吐き出されるってわけさ。一応補足しておくけど、うちの打鉄で実験したら十発で身動きが取れなくなった」

「そんなもの当たらなければ」

「外なら避ける事も出来るだろうし数発なら力尽くで引き千切る事も出来るだろうけどね。で? 君はこんな密閉空間でクアッド・ファランクスを参考にした全方位射撃を避けられるの? 一秒としないうちにその綺麗な顔は白濁まみれに染め上がるよ? あ、私その顔は好きじゃないからやってみたいな」

 

ISの捕縛、無力化を目的とした通常兵器は存在する。対IS用とされる電磁ロッドや鋼鉄製の網もその一種だ。

しかし、粘着性のある弾丸はその中でも特殊性が強い。鋭利なスタビライザーを多数持つISの動きを封じるのであれば単純にして非常に効果的な手法と言える。

多少被弾しようともISの出力任せに強引に突破は不可能ではないが、室内で連続的に粘着弾が殺到するとなれば簡単に覆せるものではない。

何せトリモチ弾同士が接触すれば更に強度の上がった粘膜の塊となる。それが秒間に濁流の如く弾雨を吐き出すクアッド・ファランクスを参考にしていると言うのだ。

それなりに部屋の広さはあるものの、向けられている銃口の数は十や二十では効かず、今も生え続けている数を加えれば多様な銃が百以上の銃口を向けている事になる。

最も弾速は非常に遅く、とてもではないが実戦で使える代物ではないのがトリモチ弾なのだが、室内と言う環境であれば優位性を入れ替えるには十分だ。

 

「あ、ちなみに計算上ではこの部屋なら三十秒もすれば部屋全体が白濁まみれになるから、私も一緒に付き合ってあげるから白濁まみれになろうぜ! 君のバラまいたガスの効果が切れれば誰かが状況に気付いて助けてくれるからさー! 勿論、君は国際IS委員会に突き出すけど。IS学園の方がいいかい?」

「くっ……」

 

天才と呼ばれる人間は少なからず常人とはズレが生じている。それは本当の天才には叶わないと知っている埋もれた天才であっても同じだ。

浮ついた笑みを浮かべるヒカルノの顔を見れば本当にやる気なのだとは十分に想像できる。

 

「エムちゃんが回れ右して帰るなら今回は見逃してあげてもいいよ?」

「なんだと」

「私は君の顔が嫌いなんだ、逃げないなら分解してでも正体を確かめるけど?」

「……今回は引き下がろう」

「ぬはは、お利口さんだ! よし、お姉さんは気分が良いから一つだけ教えてあげよう」

 

銃口が向いている以上、エムは身動きを取る事が許されず、大股で歩み寄るヒカルノに対し手を出せない。

ISの大きさの関係上でエムを見上げる格好になるヒカルノの顔から唐突に笑顔が消える。

 

「倉持技研を侮るなよ、餓鬼が」

 

亡国機業の隠し玉とも言えるエムの潜在能力は国家代表にも負けないと自負がある。少なくとも亡国機業のIS乗りの中では間違いなくトップクラスの実力者だ。

だが、低温で呟かれ鼓膜を通し頭の中を反響する言葉の中に「ルールを無視するのは自分達だけだと思うな」と亡国機業に対する警告が含まれているとエムには思えて仕方なかった。

 

 

 

その後、エムは抵抗する事無く倉持技研を後にして夜空に消える。

正面から戦えば倉持技研の全戦力を持ってしてもエムを止めるには至らないと思われるが、そもそも誘拐としてのセオリーを無視した強引な拉致計画だ。

ガスが通用していない段階で作戦失敗と踏み切って逃げ出す勇気が必要だとISに乗り自分が強いと思っている者では気付けなかった。

 

「あの顔であんなに凄まれたらやり返したくなるのは仕方ない!」

 

織斑 千冬と同じ顔をした少女が何故自分を求めるのか現段階ではヒカルノには判断できない。

IS学園に連絡を入れるべきかとも思案したが、あえてヒカルノは首を左右に振る。

監視カメラの映像は予想通り全てにおいてエムの姿を捉えておらず、確固たる証拠は何もないのだ。

 

「まぁいいや、今爆弾を背負い込むには時期が悪い。命拾いしたねエムちゃん」

 

再び格納庫に戻ったヒカルノは端末を立ち上げる。

その中に表示されているのは欧州連合、中国の甲龍戦隊、米国のシルバーシリーズ。それらのIS乗りではなく指揮官達のデータベース。

 

「少し計画を急いだ方が良いのかもしれないねぇ」

 

ガスマスクの奥、鋭い瞳が細められ深夜の研究室に含み笑いが小さく漏れる。

 

蒼い死神を有する篠ノ之 束。世界最強を有するIS学園。

世界情勢に多大な影響を持つ国際IS委員会。暗躍を続ける亡国機業。

そして、それらに隠れるように埋もれた天才が動き出す。




篝火 ヒカルノさんが52話に続き再登場。
口調に違和感がぬぐえない気もしなくはない。
書き始めた当初は原作に登場しておらず、余り掘り下げる予定ではなかったのですが、こんな感じになりました。

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