IS ~THE BLUE DESTINY~   作:ライスバーガー

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第58話 嵐の中で輝いて

遠くの空に雄大と聳える入道雲が不安を告げるかのように膨れ上がっている。

八月の後半は未だ陽射しは強く、ISが炎天下から身を守ってくれていると言えど夏盛りのこの日。早朝から続いていたIS学園始まって以来の窮地は一先ずの終息を迎えようとしていた。

IS学園の防衛システムが復帰した事でミサイルの脅威は去ったに等しく、防衛の最終ラインを維持する必要がなくなればIS最大の武器とも言える機動力をいかんなく発揮出来る。

特殊な弾頭ではなく無造作に飛来するミサイルと言えど油断は出来ないが、防衛線に対する安全面が確保されたのだ。戦闘のプロとも言える打鉄乗りは元より実戦経験の無い教師や生徒ですら心に余裕をもってミサイルを撃ち落とす事に集中出来る。

その中で一際異彩を放っているのは世界最強の称号を持つ千冬と国際テロリストに指定されている蒼い死神だろう。

 

一撃離脱、近接戦闘パターンの中でも最も高度な技術が要求される戦法を用い、高機動を武器に縦横無尽に空を駆け巡る千冬の姿は正に世界最強の名を持つに相応しい。

時折一夏やブルーを気にする仕草は見て取れるが、防衛の心配がなくなったと言っても油断することなく味方全体を鼓舞しつつもその剣は容赦なくミサイルを切り伏せている。

対するブルーは千冬の打鉄のように駆け巡る事はせず、上空にて待機した状態でビームライフルを使い精密な射撃を繰り返していた。

宇宙世紀におけるビームライフルはもともと戦闘艦に搭載されているメガ粒子砲をMSでも運用できるサイズにまで小型化しエネルギーパックによる携帯性を向上させたものだ。

正確にはメガ粒子砲とビームライフルの威力がイコールではなく、戦艦に搭載されているメガ粒子砲はジェネレーター直結の為に搭載する艦に応じて威力は異なり、射角の調整も難点として持ち合わせている。MSが携帯するビームライフルと比較する事は難しいと言って良い。

ISになったとしても基本的なビームライフルの取り扱いは変化していない。ブルーティアーズのレーザーライフル同様に主兵装として使う分に問題は見られなかった。

ブルーは今までも十分に化物であったが、ジェガンの武装を流用するに辺り、主武装となる射撃武器がマシンガンとの選択が可能になった。威力は元より射程も精度も折り紙付きだ。純粋に火力を求めるのであればミサイルの方が上ではあるが、弾数を考えれば主兵装と言うには不釣り合いだ。一種類武器が増えるだけで戦略の幅は大きく広がる。それが主武装であるなら尚更の事。

この後を考えるなら残数と披露する手札も計算に入れビームライフルの使用は制限すべきなのだが、陸戦型のブルーティスティニー 一号機を雛型にしているからこそ大気圏内でのビームライフルの使用感を確かめておく必要があった。

現状のミサイル迎撃に主眼をおいた場合は弾が散るマシンガンの方が一対多での優位性はあるが、ミサイルの数が大幅に減っている今であればビームライフルの精密さが必要であるに違いなかった。

 

≪箒ちゃん、ユウ君、聞こえるかい?≫

「姉さん?」

 

ユウとは異なり射撃ではなく斬撃。正し飛ぶ斬撃と注釈が加わるが、文字通りミサイルを切り裂いていた箒が聞こえてきた姉の声に怪訝な顔を浮かべる。

射撃する動作はそのままに声に耳を傾けるユウに届くのは小さなくーの悲鳴と駆動音に重なる轟音。

 

「博士、何があった?」

≪ちょっとしくじちゃった。大丈夫とは言い難いけど、今はまだ──≫

 

鼓膜に響いていた束の甘ったるい声色が爆音と共に途切れる。

 

「姉さん!? 姉さん!!」

「落ち着け、とにかく箒はすぐに博士の所へ向かえ」

「し、しかし」

 

通信の内容は聞こえておらずとも箒が姉と呼ぶのは一人しかおらず、その叫びに千冬や一夏は当然ながら気付き視線を向けている。

 

「早く行け、空なら紅椿の方が速い。心配するな、時間は稼ぐ」

「……分かりました」

 

IS部隊の迅速な対応もありミサイルの最後の一つが遠くで爆ぜた音が聞こえる。IS学園からすれば次の標的は言うまでもない。急ぎ宙を蹴った紅椿が学園の領域からの離脱を計る。

空域にいるIS乗り達はその行動に目を見張るが、蒼い死神が留まっている事で紅椿は追うべき対象ではないと視線を交えて判断する。

 

「箒っ!」

 

打鉄乗りや楯無からしてみれば標的としての優先度は紅椿よりも蒼い死神が上だ。唯一離脱する箒に「待った」をかけたのは一夏だ。

姉を心配している素振りからも箒の挙動が気になっているのは千冬も同じだが、今この場で蒼い死神を放っておくわけにはいかず、追いたい気持ちを押し込み視線だけで箒を追っている。

第四世代機として全ISの中でも異質な紅椿が持つ展開装甲の助力を得て最大速度での離脱を試みている紅椿は既にハイパーセンサーを持ってしても捉えるのが困難な距離に離れているが、一夏は追走の姿勢に入る。

が、それに更に「待った」を掛ける者がいる。

 

「…………」

 

翼を広げる白い騎士の眼前に立ち塞がるのは堅牢な装甲に身を包んだ蒼い死神。

千冬すら声を掛ける事が出来なかったのは二機の間に走った緊張が数秒にも満たない短い間だったから。

重く緊迫した空気の中で一夏の脳裏に走ったのは身体を押さえつけられ翼をもがれた恐怖。

 

 

 

 

「そこを、退けぇぇえ!!」

 

押し寄せる恐怖を強引に押し返す怒号と覇気。主人に応えようと残るエネルギーを吐き出し白式が青白い闘気を散らす。

 

単一仕様能力 零落白夜 発動。

 

姉が天才故の不条理、身内が神がかった存在故の周囲の圧力、篠ノ之 箒は織斑 一夏と同じだった。性別こそ違えど、お互いの内心を理解し合える存在だった。

世界の荒波によって強引に引き裂かれた人が手の届く所にいる。今、ここで上がる一夏の雄叫びは幼少時には届かなかった友に伸ばす腕そのものだ。

幾度となく繰り返し身体に染み込ませた正眼の構えから放たれる面打ち。真正面に向け、振り上げて振り下ろすだけの単純にして最大の重さを乗せた必殺の一振り。

 

対するブルーは両腕にシールドを展開し交えて受けて立つ。

左腕にジェガンのシールド、右腕にブルーのシールド。以前は白式の一撃を確かめる為に受けるのではなく切り離し破壊させたが今回は違う。

今更だが零落白夜はエネルギーを切り裂き、相手に直接のダメージ、或いはシールドエネルギーに直接攻撃可能な最強の刃だ。しかしそれは相手に直接刃をぶつける事が出来た場合に限られる。

ブルーもISである以上エネルギーは当然有しており、シールドも表面にエネルギーは帯びているが、表側のエネルギーを零落白夜が砕いたとて内側に控える二枚のシールドを砕けねば意味はない。

シールドはあくまでシールドであり、実体剣であれば零落白夜を受け止める事が出来るのであれば、ただ固いだけのシールドであってもそれは同じだ。

両手を交え、二枚のシールドを持って零落白夜が発動している雪片弐型を受け止める。

重たい衝撃に空中でブルーが押し込まれるが、シールドを支える両腕が白式のそれ以上の進攻を許しはしない。

 

「うぉぉおお!!」

 

振り抜く為に更にエネルギーを迸らせる一夏と白式。

その姿は白い流星そのものであるが、白式に負けずブルーもブーストを吹かせる事で両者の激突は今までにない勢いを生み両者を中心に蒼い光が乱れる。

これが試合ではない以上、態々剣と盾での力勝負を受ける道理はユウにはなく激突した二機の間にある僅かな空間を強引に蹴り上げ、力尽くで隙間を作り間合いを取る。

僅かでも距離を作られた事で再度刃を振り上げようとした一夏の眼前に迫るのはバルカンの弾雨と全力稼働の皺寄せ。白式は既に限界に達しており自らの技で残りエネルギーを一気に食い散らかす。

ミサイル群を切り払うだけであれば移動以外にほぼエネルギーを使う必要がなかった一夏は補給をしていない。

切り払ったミサイルは相当な数なのだ。数回の瞬時加速を含め移動だけでも強いられている消耗は想像に難しくない。

補給を怠った一夏のミスではあるが、主人に応えようと全力を尽くした白式と目の前の障害を乗り越えようとした一夏の気概は歴戦の勇士と遜色ないもの。一撃に乗せる重みだけなら千冬すら上回っていたかもしれないのだ。

だからこそ、あえて言おう、零落白夜は直撃で(あたら)なければどうということはない。

 

「……惜しかったな」

 

一夏に聞こえる事のないユウの賞賛は混じり気の無い事実。

亡国機業オータムの駆るアラクネや世界最強の千冬とブルーに迫ったISは多々あれど、鬼気迫る勢いを見せた一夏は客観的に見ても見事と称せる。

たった一撃でありながら、ユウの目には一夏が勝利を掴もうと腕を伸ばし迫る様が見て取れていた。

故に、敵を打ち倒すのに躊躇いはせず、全力で跳ね飛ばす。堅い装甲に包まれた脚部が横から薙ぎ払われ、一夏の頭部に吸い込まれるように打ち込まれる。蹴り抜いた確かな手応えがあり、一夏の反応は間に合わない。

 

「くそっ、また俺は!」

 

三度目のユウと一夏の激突は今までで最も短い一撃のやり取りを持って終幕を迎える。

相手が死神であろうが、トラウマであろうが、眼前に立ち塞がる猛威に正面から流星は立ち向かう他に道を切り開く術を持っていない。

エネルギーの尽きた白式はそのまま落下するしか術はなく、一撃のやり取りに千冬を含め誰も介入出来なかった。

 

「一夏ァ!」

「包囲しろ、逃がすなよ!」

 

周囲の立場からしてみれば何が起こったか理解するのに数秒を要しても無理はない。蒼い死神が敵であると認識していながらもIS学園を守る点には協力してくれていた存在だ。

片割れである紅椿が突如として離脱し追い掛けようとした白式を蒼い死神が叩き落とした。この一瞬の流れを第三者的視点で理解しろと言う方が難しい。一夏を援護しなかったわけではない。出来なかったのだ。

優れた使い手同士がぶつかる剣の間合いに、体感時間を引き延ばす程の集中力を帯びた両者の間に割って入る事は許されなかったのだ。

最も、二機の激突の結果がどうであれ、IS学園は立場上蒼い死神を見逃すわけにはいかない。この場にはその意図を汲める戦士が集っている。

だが……。

 

──EXAM System Stand By

 

落下する一夏を教師の一人が受け止め、千冬を初めIS乗り達が見上げ、或いは見下ろした空の一角。

王者の如く君臨する蒼い死神の瞳の色が緑から赤に変わり、同時にその場の空気が悲鳴を上げる。

重く圧し掛かる重圧は歴戦の勇士にのみ許される他者を寄せ付けない圧倒的な威圧。世界最強も学園最強も実戦を知るはずの打鉄乗り達でさえもその瞳に飲み込まれた。

全員が強引に理解させられる。この場にいる絶対的強者を、死神の鎌は既に自分達の首に掛けられているのだと。

 

「くっ、一夏が落とされ、束の行方も分からず、箒を見逃して、何が世界最強だ……」

 

しかし、織斑 千冬は飲み込まれ、吸い込まれて、心が砕けて終わる女ではない。

あの篠ノ之 束が唯一無二の親友と認め、自分と対等であると言い切る女の瞳に宿る闘志は鈍っていない。

全てを見透かし、全身を縛り付ける恐怖の鎖を認識しながらも、千冬は震える拳を握りしめ自身を叱咤する。ここで奮い立たずに何の為のIS乗りか、何の為の力なのか。

 

「ァァァアアアア!!」

 

肺の空気を全て吐き出し千冬が吼える。

それは自らを縛る重圧を解き放とうと込められた気合いの現れ。

 

「そうこなくっちゃッ!!!」

 

楯無が呼応し簪と鈴音もEXAMの呪縛に立ち向かう。

絶対的強者が強いる重く気圧される程の境界線の向こう側に足を踏み入れる。

 

「……負け、ないっ!」

「なめんじゃないわよぉ!!」

 

金縛りを断ち切るように全身に力を込めて威圧を振り払う。

上空で悠然と構えるブルーが赤い視線で見下ろす先、立ち向かう意思を示したのは十一機のIS。

完全に戦意が折られ地表に降り立った者達が大半を占める中、千冬、楯無、簪、鈴音、山田先生に加え六人の打鉄乗りが威圧を断ち切りブルーを包囲する。

装備の関係上山田先生は地上に残っているが、全員が改めて蒼い死神と戦う意思を表明している。

 

「IS学園を救ってくれた事には礼を言う。だが……。戦うしか道がないのなら、我々はお前と戦う」

 

通信が途切れる瞬間の束が最後に何を伝えようとしたのか今となっては知る術はユウにはないが、箒を向かわせた以上は多少のイレギュラーには対抗できる。

今はまだ篠ノ之 束は歴史の裏で動かなくてはならない。表舞台と巡り合うにはまだ早い。だからこそユウには時間を稼ぐ必要がある。

 

「……来い」

 

その声は誰にも聞こえていないはずにも関わらず、全員が死神がにじり寄る音を聞いた気がしていた。

 

 

 

 

「その話は本当ですの? いえ、ラウラさんを疑うわけではありませんが」

「分かっている、信じ難い話だと自分で言っておきながら理解している」

 

現在ラウラとセシリアは中国を抜け日本の領域に突入を果たしていた。

災害時等に用いられるIS用の鋼鉄ワイヤーを巻き付けたシュヴァルツェア・レーゲンをブルーティアーズが牽引、文字通り引っ張っている。セシリアの愛機の新しい姿は見た目の優雅さとは裏腹に性能は本人が言った通り凶暴そのものだった。

一夏からの通信が早朝であり、既に陽は昇ってこそいるが欧州からアジアを抜けるのに数時間しか立っていない。

ブルーティアーズ専用の強襲用高機動パッケージ「ストライク・ガンナー」はそれだけの推進力を有しており、現行の第三世代ISトップクラスの最大速度を引き出していた。

スピードだけで言うなら展開装甲を持つ第四世代機である紅椿に勝るとも劣らない代物だが、搭乗者が代表候補生として修練を積んでいるセシリアであるなら機体性能差は絶対ではなくなる。

ラウラを驚かせたのはスピードだけではなく、超高感度ハイパーセンサー「ブリリアント・クリアランス」だ。超速度と精密射撃を両立させる為の新しい目は国境の警備状況を的確に見取り警備の穴を正確に縫って見せた。

ドイツからの情報があるにしても並大抵ではない。仮にラウラが単機で行うにしても越界の瞳(ヴォーダン・オージェ)をフル活用した上で監視衛星からの援護があってやれるかどうかと言った所、それもスピードは度外視にしての話だ。正直自信がないと言わざるえない。

超速度で動き回る射撃特化機となれば限定空間であるアリーナでの使用を想定しているとは到底思えないパッケージだ。万一イギリスが量産し戦闘になったとしたらドイツ軍IS部隊であるシュヴァルツェ・ハーゼは対抗できるだろうか、と嫌な想像をせずにいられなかった。

 

対するラウラのシュヴァルツェア・レーゲンに施された砲戦パッケージ「パンツァー・カノニーア」は至ってシンプルなコンセプトで設計されている。

パッケージは出撃前に装着の有無を選択可能だが、今回は緊急性もあり出撃前に事前テストとして装着していた為にそのままの状態だ。

背面から肩に向かい突出した二門の大型レールカノン「ブリッツ」に四枚の物理シールド。ゴテゴテと言ってしまえばそれまでだが、火力を追い求めた結果の単純にして合理性に叶った構造。

大きくて固くて強い。搭乗者であるラウラとは強い以外に整合性のない正反対なイメージコンセプトはドイツの技術の結晶と言っても過言ではない。

ラウラが「ストライク・ガンナー」をアリーナでの使用に適さないと感想を思い描いているが、同じ思いをセシリアも描いている。

アリーナ内で愚鈍なISはかっこうの的だ。無論、愚鈍と言ってもISの中ではに限られる。飛ぶ事は出来るし高速でなくとも移動は出来る。

万一「パンツァー・カノニーア」が量産され配備されようものなら空飛ぶ大火力砲だ。陸海空と関係なく焼き払う姿はイギリスの立場としても想像したくないに違いない。

 

と互いの新武装の感想を内心で漏らしているとは露知らぬ二人であるが、中国を抜けるお膳立てをしてくれた鈴音とはプライベート・チャネルを通じて情報を交換していた。

IS学園の現状は既に把握している。ミサイルの猛攻、蒼い死神と紅椿の乱入、事態は鎮静つつある事、紅椿が離脱した事も全てだ。

それらの状況を踏まえた上でラウラはセシリアにシャルロットから聞いたデュノア社を蒼い死神が救った件も含めて、夏休みに自身が知り得た蒼い死神の事実の一部を伝えていた。

デュノア社の件に関してはシャルロットが直接セシリアに伝えるつもりであったが機会を逸してしまい伝えられていなかった。

とは言うものの、ラウラが知っているのは欧州連合ドイツ陸軍からもたらされた蒼い死神が暴走した黒いラファール・リヴァイヴと戦い自国の少女を救った内容だけだ。

しかし、それはセシリアに取って十分過ぎる程の衝撃だ。

少なく見積もってもこれで三つの事件に対し蒼い死神はテロリストとは思えぬ行動を取っている。

二人はくーの存在を知る由もないが、束を健気に支える少女を救い、デュノア社とシャルロットに対する致命的な打撃を救い、銀の福音を救っている。

 

「もしかすると私達は決定的な思い違いをしているのかもしれませんわね」

「さてな、少なくとも欧州連合とIS学園を襲撃した事実は変わらん」

「そうですわね」

 

開いていたプライベート・チャネルは既に閉じている。鈴音からIS学園は一先ず無事と結果が伝わっている以上、二人が取るべき行動は次の段階に移っていた。

 

「ラウラさん、目標を補足しましたわ」

「了解だ。シャルロットの頼みを反故する事になるが止むを得んな」

 

セシリア経由で受けたシャルロットからの「IS学園をお願い」との言付けは一旦鈴音に預けた上で二人が向かう先、いや、向かってくる相手に視線を向ける。

中国側から抜けたにも関わらず日本上空、太平洋側へ回り込んだ理由、その相手。

既に目標となる相手もラウラ達を補足している以上はここから先に油断はない。

 

「さぁ、どう出る……。篠ノ之 箒」


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