IS ~THE BLUE DESTINY~   作:ライスバーガー

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第54話 IS学園、鉄の嵐!

ISの有無は別にしても近代兵器において禁忌とされるものが幾つかある。例えば毒ガスや火炎放射器、IS用としてはVTシステム等が該当する。

細かい規定は多々あるにしても大前提として人道的に反している場合が多い。宇宙世紀でも大虐殺に猛威を振るった毒ガス、人間を焼き払う残虐性と自然界にも影響を与える火炎放射器は最たる例と言えるだろう。

VTシステム、正式にはヴァルキリー・トレース・システムは歴代モンド・グロッソのヴァルキリーと言ったISの乗り手として秀でた才覚を持つ人間の動きを機械的に真似るシステム。

技術的に不安定と言う点もあるが、ISにも乗り手にもヴァルキリーの挙動を上書きする為、乗り手に対する精神汚染を考慮してタブーとされている面が大きい。

最も、現在でもヴァルキリーのデータはシミュレートとして用いられたり国際IS委員会には秘匿にしてVTシステムの開発を続行している研究者がいる事は否定出来ない。

強欲は罪として数えられるが、好奇心なくして技術に発展がないのもまた事実なのだ。人は蜜を知ってしまうと中々抜け出せないのが真理と言える。

 

では、近代兵器において禁忌ではなく最も多く使われる武器は何か。

種類は数え切れない程多く存在するが一言で言ってしまえば銃だ。他者の命を奪う代名詞。

より強く、より速く、より的確に、より安全に、武器の開発が進むにつれ高威力で長距離射程が求められるのは当然の事。

自分自身は安全な位置にいながら、他者を一方的に破壊する。更に携帯性に優れ利便性も考慮すれば文句のつけようがない。

歴史を紐解くのであれば最初に誕生した火器は爆弾のような爆薬から始まり、距離を得る為に大筒が使われ、紆余曲折した結果、火器の派生として銃が誕生した。

現在では護身用としての用途も含め携帯する武器として頂点を極めたと言っても過言ではない銃ではあるが、対人兵器に変わりはなく、人を殺す道具だ。

機銃や狙撃銃、大砲に至るまで種類は多岐に渡るが、戦争となれば銃は大多数の人間を殺す。そこに相手の都合も宗教も考慮はされない。

が、銃よりも大量の人間や建物、地域から国に至るまでもまとめて駆逐する兵器がある。それがミサイルだ。

武器としての最初の概念、爆薬を遠くに確実に届ける近代兵器の完成形のひとつ。

そのミサイルが現在群れとなりIS学園に接近している。

 

「システムの調子は?」

「半分も生きていません、広範囲領域レーダーがかなり曖昧で辛うじてミサイルが補足出来ている程度です」

「ミサイルの総数は難しいか」

「えぇ、完全な把握は難しいかと、近場はともかく遠くになると状況が不鮮明です」

「仕方ないか、レーダーの範囲を絞り込みIS学園圏内で取りこぼしが無いようした上で、手動で出来る限りシステムを復旧させるしかないでしょう」

「分かりました」

 

IS学園には様々な施設があるが現在千冬と山田先生がいるのは非常時には防衛の拠点となるべく存在しているコントロールルームだ。

他の教員たちは生徒の誘導やミサイル迎撃の為に配置についており、管制室となるコントロールルームには二人しか残されていない。夏休みと言う時期は教師の数にも制限がつく以上仕方がない事だ。

学園のもつ防衛システムが本来の能力を完全に発揮出来ていればレーダーは日本全土を掌握して余りある範囲をカバー出来る。

が、今は電波妨害を外部から受けている状況であり、レーダーも含め正常な効果は期待出来ない。妨害の発生源でも分かれば叩きに行けるのだが、発生源も発生原因も分かっておらず、それどころではないのが現状だ。

故に不確かな広範囲レーダーで情報を得るよりも範囲を狭める結果になろうとも索敵密度を高め正確な情報を得る手段を選択する。

必要なのは侵入してきた異物を確実に叩き潰すための目だ。迎撃と言う観点から見れば確実性を上げる方法に他ならない。システムの眼と山田先生の声により、ついに火蓋は切って落とされる。

 

「ミサイル領空内に侵入、第一波来ます! 小型高速ミサイル、数二十、北西より侵入……。いえ、迎撃成功です」

 

物事の初動は流れを掴む意味を持つ。戦いにおいても先陣は極めて重要な立ち位置に違いない。

ミサイル群最初の攻勢は打鉄乗り達による先制攻撃により迎撃。細かな破片は多少学園敷地内に降り注ぐ事になるが、人的避難は既に完了している。

裏方に徹する更識の人間も尽力しており、ミサイルが直撃すると言う最悪の状況より悪くはなるまいと千冬は踏んでいる。

 

「続けて第二波、数二十四、南側から来ます!」

 

 

 

通信機能に障害が発生している為、学園スピーカーから響く山田先生の声を聞きながら現場となる学園上空では射撃武器を構えた教師の駆るラファール・リヴァイヴと打鉄がライフルを構え一斉射を開始。

第二波として飛来した二十四ものミサイルを駆逐するに至るが教師も打鉄乗りもハイパーセンサーによる視野補助を最大限に広げており予断を許さぬ状況だと理解していた。

日本政府は主要都市の防衛に対し準備は怠っていないが、非常事態であるこの状況で同国内においてもIS学園に手を回せない。防衛システムが本領を発揮していなくともIS学園が世界最高峰の力を持っているからだ。

最も、防衛目的であってもおいそれと手が出せないのがIS学園でもある。学園を縛る規約が邪魔をしている点も学園に取って厄介な立ち位置を強いる原因となっていた。

あらゆる機関に属さず、いかなる国家や組織であろうとも学園、及び関係者に対して一切の干渉が許可されないと言う学園を守る国際規約。

代表候補生のように条件さえ満たせば国家干渉も不可ではないが、この規約は学園を守ると同時に学園が攻撃されても手出しを禁じると言っているのと同義だ。

当然ながら国際IS委員会を含め各国はIS学園の重要性は十分に承知しており、黙って学園が落とされるのを見ているはずはないが、不確定要素の多すぎる現状では手の出しようがなかった。

ミサイルが何処から来ているのかすら分かっていないのだ。自国の防衛に徹する諸国を誰が責める事が出来ようか。

 

≪第三波! 南西より高高度ミサイル、数三十一≫

 

「はいは~い、お任せってね!」

 

スピーカーを通して聞こえる声に応えるのは学園に残っていた数少ない専用機持ちにして生徒会長。学園最強の称号を持つ更識 楯無が上空を狙い撃つ。

爆煙を上げて火が花と散る朝焼けの空を見上げ「たーまやー」と声を出しているのは余裕を演出している為だと打鉄乗り達には分かっていた。

実戦経験のある打鉄乗り達とは違い、教師や生徒は戦場の経験が無いに等しく、生徒会長が率先して余裕を見せる事で皆の実戦の恐怖と気負いをなくそうとしている。

楯無とて一発でも抜かれれば終わるこの状況の危険性は良く分かっているが、必要以上の緊張は持てる力を半減させると知っているからだ。そういう意味では国家代表であり更識である楯無はやはり別格と言える。

 

(せめてダリルとフォルテが戻ってれば……。無いものをねだっても仕方ないか)

 

自国へ帰省中の二年生専用機持ちがこの場にいない事を内心で悔やみながらもその視線は常に次の標的を探して動き回っている。

現在学園上空に上がっているISは十機前後を基本にしているが、残機に余裕のあるIS学園の訓練機が予備部隊として常に下に待機しており常時入れ替わりが可能な状況を作っている。全員で六人の打鉄乗りも三人ずつで分けて入れ替わりつつ戦う事で戦闘の継続性を高めている。

警戒態勢のISが複数で守る地に対しミサイルが多少降り注ごうが負けるとは誰も思っていないが、後続が不明で戦闘がいつまで続くかも分からないのだ。警戒心を持続する事は大切だが、休憩や撃ち損じがあった際のフォローも忘れてはならない。万全を期すに越したことはない。

 

≪第四波、恐らくこれが本命です。東側より数六十四! う、うち半分はクラスター弾です!≫

 

「なんてもんブチ込んでくんのよっ! 簪ちゃん、山嵐スタンバイ!」

「……任せて」

 

クラスター弾とは集束爆弾とも呼ばれ、主にロケット砲に搭載される種類の爆弾だ。

大型の容器となる弾頭に小型の爆薬を詰め込み目標地点で子となる爆弾をバラまく装いから親子爆弾と呼ばれる場合もある兵器で国際条約により使用に規制の掛かっている代物の一つだ。

本来はミサイルではなく誘導性の少ないロケット砲弾なのだが、指向性を持たせて飛ばすのも不可能ではない。

対する簪の指がコンソール上を踊り山嵐が起動、白煙を上げて四十八のミサイルがクラスター弾を迎え撃つ。

内部に小型の爆弾を内包していると言う事は起爆してしまえば連鎖的に爆発を起こす事になり、数に劣る山嵐の一斉発射ではあるが、各々が誘爆を引き起こし空が一時的に真っ赤に染まる程の大炎を咲かせる。

 

「ダメ、全部は落とせなかった」

「お姉ちゃんに任せなさいってね」

 

数発のミサイルが赤く染まる爆煙の中から飛び出して来るが狙い澄ましたミステリアス・レイディのガトリング砲が逃がしはしない。

一対多を主目的としたマルチロックオンを完成させた打鉄弐式の山嵐と攻撃の隙間を縫う的確なミステリアス・レイディの連携攻撃は即席ではあるが流石は国家代表と代表候補生の姉妹と言うべき見事な手腕。これが実戦の場でなければ賞賛の拍手が全方位から送られていた事だろう。

 

「ふふん、お姉ちゃんの活躍はどうかしら?」

「……生徒会長なんだから、当たり前」

「あらつれない」

 

「話は後にしろ、まだ来るぞ!」

 

打鉄乗りの檄に更識姉妹は軽く手の甲をぶつけあい再び宙を飛び交う。

山田先生の宣言通り、クラスター弾が本命だったのかそれから先に飛来してくるミサイルは小規模な攻撃が数回に分けて侵攻してくるに留まり難無く撃破に成功する。

ISの欠点は多々あるが、それでも通常兵器を寄せ付けない超兵器であると知らしめるに十分な戦果と言えた。

 

「終わったのか? 俺は何もしてないけど」

「織斑君は良いのよ、白式の出番が来るようじゃたまったもんじゃないわ」

 

白式が雪片弐型を振るう場面は事実上弾幕を抜かれた時だ。ほぼ敗北の場面でしか一夏の出番は来ない。

つまる所、一夏の出番が来る間もなく、学園が確認したミサイル総数二百十二発でミサイルの攻撃が止まったのだ。想定していた百以上二百以内を少し越えた形だが、ISが十機以上いれば防ぐに困る数ではない。

 

 

 

「……姉さん」

 

勝利宣言とも取れる一夏と楯無の会話の横から簪が声だけで割り込む。その視線は遥か海の先を捉えて離さない。

 

「簪ちゃん? って、何よ、これ!?」

 

≪全機警戒を解くな!!≫

 

攻撃が止まった? 否、今までの攻撃は前哨戦に過ぎないのだと全員がすぐに気付いた。

悲鳴に近い叫びを上げた楯無の声と同時に千冬の声がスピーカーから響き、簪の向ける視線の先、水平線の彼方より飛来するミサイル群。

ハイパーセンサーが自動でカウントを開始するが、その数は一方向だけで二百を越えている。

 

「おいおいおいおい! 何の冗談だよこりゃぁ!」

 

束に筋肉女と揶揄された打鉄乗りが簪の見る方向とは逆方向を見て声を上げ、同じく二百以上の数で飛来してくるミサイルを確認する。

彼女達の名誉の為に記しておくが一夏と会話していた楯無も打鉄乗り達も決して油断していたわけではない。続いていた緊張の合間に大きく息を吐き出したタイミングを突かれたのだ。

 

「二方向同時、違う! まだ来るわ!」

 

誰の声かは分からないが告げるのは脅威の到来、周囲を警戒した打鉄乗りに続き教師と生徒が慄き走った緊迫に背筋が凍る。

 

≪だ、第九波、全方位から来ます! 数……。は、八百!!≫

 

上ずった山田先生の声の通り、東西南北の四方向から各方面二百ずつ、示し合わせたように同時に襲来。

広範囲レーダーが正常に動作しておらず、気付くのが遅れた後続のミサイル群の数が予想の範疇を遥かに越えている。

クラスター弾以降は大きな攻勢がなく小さな攻撃が断続的に続いた反作用か、八百ものミサイルは大きく展開しており学園敷地を覆うように面となって殺到してきている。その様は内側にいるISに取って驚異的な圧力となって身を震わせる。

レーダーとハイパーセンサーが捉え、距離としてはまだ十分に余裕はあるが、数の猛威はそのまま危険性に繋がる。

ISであればミサイルの迎撃は容易、それは全員が共通の認識として持ち合わせているがあくまで機動力を殺されない事が前提だ。

全方位を囲まれたこの波状攻撃を前にしては誰もが普通でないのだと理解せざるを得ない。コントロールルームで見守る二人もそれは同じだ。

 

全てが計算された攻撃と言う意味では白騎士事件と同じだが、白騎士の性能をアピールする為の計算ではない。IS学園を破壊する為の戦術だ。

同じ状況なれど、その裏で働いている存在が違うのだから白騎士事件と同じにはなりえないのだ。

ルールに縛られた競技とは土俵が違うのだと今さながらに学園が実感しても無理はない。戦争にもルールに近しいものは存在するが、これは違う。他者の尊厳を破壊し力による暴力の限りを尽くすテロ紛いの戦いにルール等無い。あるのは相手を蹂躙する為に張り巡らされた計略だけだ。

 

「くっ、とにかくやるしかない、予備部隊も上がってきて! 円陣隊形で迎え撃つわよ!」

 

楯無の声より早く残りの打鉄乗りは空に上がっており、教師と生徒の混成部隊も遅れながら飛翔する。

IS学園の上空に三十機に及ぼうと言うISが集結し近接武器しか持たない一夏を中心に円陣を組み広がる。

お互いの隙間を埋め合い射線を確保、射程範囲に一つでも多くの獲物が入るよう視野を広げ弾丸の装填を確認する。

ISが本来の機動力を活かす局面であれば飛び回り撃ちまくればミサイル迎撃はより簡単になるが、彼女達には軍属のISが防衛の際に得る後方支援が無いのだ。自分達のミスが学園の存亡に関わる以上は堅実な手を取るしかない。

 

 

 

状況を見守るコントロールルームの二人は少しでも復旧を早められるようシステムに介入し手動でデータの書き換えを行っていた。

レーダーや通信システムが少しでも改善すれば状況はより明るくなる。情報の大切さを知っているからこそ手は抜けない。

迫りくるミサイルの軍勢に対抗できるのはISしかおらず、上空で互いの背を庇うように円陣を組み射撃を開始したISを見て千冬がガギリと音が鳴る程に奥歯を強く噛み締める。

異なる世界で「戦いは数だ」と、ある猛将が語った事がように、味方の犠牲を気にする必要もないのであれば物量で押し切ってしまう戦い方は古来より用いられて来た立派な戦術だ。

中国の古い戦でも、日本の戦国時代でも、欧州の甲冑騎士の戦いにおいても、宇宙世紀のMS戦においても数任せの強行突破は必要不可欠な一手にして戦場の主流だ。今まさに、IS学園は数の猛威に襲われている。

 

「織斑先生このままじゃ!」

 

IS最大の利点である高速移動も満足に出来ず、向かってくるミサイルを只管に撃ち落とすしかない仲間の心情を思えば千冬も山田先生も今すぐ駆けつけたい想いで一杯だ。

それでも情報支援は立派な戦いであり、システムに不具合が生じている状況で管制を疎かにするわけにはいかずこの場を離れるわけにもいかない。他の教師ではシステム介入を行うまでの腕を持ち合わせていないのだから。

が、まるで千冬の内心を読み取っていたようにソレは起こった。

 

「え?」

 

思わず山田先生がシステム介入する為にキーボードを叩いていた手を止める。

表示されているディスプレイには常人では理解できないシステム言語の羅列。

その言語が自動的に書き換わっていく。猛烈な速度でシステムが勝手に上書きされていっている。

 

「こ、これは!?」

 

目を見張り視線を上げ山田先生が隣の千冬を見る。同じく手を止めていた千冬が浮かべていたのは笑顔だった。

学生時代から付き合いのある山田先生からしても非常にレアな表情だと言って良い、嬉しそうに笑う千冬がそこにはいた。

 

「織斑先生?」

「あ、いや、すまん。大丈夫だ、これなら」

 

勝手に書き換わるシステム画面の横、時計を持った兎のロゴマークが小さく小躍りしている。それだけで誰が手を貸してくれているのかは一目瞭然だった。

更にタイミングを計ったようにコントロールルームに髪を乱し肩で息を切っている布仏姉妹が駆け込んでくる。

ずり落ちそうになった眼鏡を治した虚の後ろでは両膝に手をついて「ぜぇぜぇ」言っている本音は今にも倒れそうだ。

 

「遅くなりました、ここは私達が引き継ぎます。織斑先生と山田先生は空へ! 格納庫に打鉄とラファール・リヴァイヴを用意してあります」

「ら、ラファールには~、例のあ、アレを換装して、おきましたぁ~」

 

途切れ途切れの呼吸を繋いで本音が虚に続く。

更識に属する二人の言葉の意味を今更考える程に状況が分かっていない教師二人ではない。

システムに介入する必要がなく裏方として管制に徹するなら十分な助っ人だ。

 

「行くぞ、真耶!」「は、はい先輩っ!」

 

恐らく本人達も気付いていないが学生時の呼び名を交わし走り出した二人の姿を見て布仏は視線を交えて笑みを浮かべる。

状況は圧倒的に不利だが、圧倒的物量のひしめく戦場において打破出来る可能性のある鍵は放たれたのだ。

物量に対抗できる手は同じ物量か、或いは戦場で光り輝くACEの存在。

宇宙世紀における一年戦争の英雄、ホワイトベース隊。グリプス戦役、第一次ネオ・ジオン抗争の立役者、アーガマ隊とガンダム・チーム。第二次ネオ・ジオン抗争の主力、ロンド・ベル隊。

何れも少数精鋭にして戦場を駆け抜けた伝説達。無論、ユウ・カジマもACEに数えられる一人だが、今この場における千冬の存在が持つ意味を改めて問うまでもないだろう。




今回はコントロールルーム側と学園上空で視点が切り替わって少々分かりづらかったかもしれません。
感想で指摘を受けた事もありますが、シリアス過多でISらしさを置いてきているような気がしてなりませんが、今更止められるはずもなくこのまま突っ切りたいと思います。お付き合い頂ければ幸いに思います。

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