IS ~THE BLUE DESTINY~   作:ライスバーガー

33 / 128
第33話 黄金の意志

シャルロット・デュノアは久しぶりに祖国の大地を踏んでいた。

IS学園は忘れていた楽しい日常を思い出させてくれたが、この国では違う。

 

「良し、戻ろう」

 

気合を入れ直す、フッと引き締まった表情が張り付きスーツとネクタイの似合う装いは誰が見ても企業人。スーツに着られている感のまるでない凛々しい姿は男装の令嬢と言う装いでシャルロットにマッチングしている。

母を亡くし、父に引き取られ、義母をやり過ごす為に、デュノア社のエージェントとして、嘘をつき続ける少女の姿だ。

 

「お帰りなさいませ、シャルロット様」

 

小さな手荷物一つで空港を出たシャルロットを迎えたのは初老の男性。グレーの髭を蓄え優しげに微笑み一礼。デュノア社のお抱え運転手の一人でシャルロットが働くようになってから世話を見てくれている一人だ。

世界的に大企業であるデュノア社の内部は統率が取れているが、それでも幾つかの派閥がある。主に昔からの技術屋が多い社長派と成績を重視する社長夫人派、若くて勢いのある代表候補生を応援するシャルロット派だ。と言っても会社内で派閥争いがあるわけではなく、互いに上手く噛み合っている。

女尊男卑の影響もあり社長夫人の権限は社長に負けないものだが、だからと言って会社内の空気が悪くいがみ合っているようではISのシェア一位と言う偉業は成し遂げられない。

この運転手はどちらかと言えば社長派に属するがシャルロットを見守り続けてくれている存在だ。

 

「一度ご自宅へ?」

 

挨拶を済ませ、黒塗りの車に乗り込んだシャルロットに運転手が問う。

 

「いえ、研究所へ直行します。先にオーバーホールをお願いしておきたいので」

「かしこまりました」

 

今回の帰国はIS学園の一週間の休校に乗じて専用機のオーバーホール、並びに学年別トーナメントで破損してしまった防御用パッケージ、ガーデン・カーテンの修理と言うのが表向きの名目。

もう一つの目的は蒼い死神を筆頭に代表候補生や専用機持ちの情報を持ち帰る事だ。持ち帰ると言ってもデータを盗んだりしたものではなく、単純にシャルロットの見解をまとめるに過ぎない。

IS学園は様々な情報が入り混じり、非常に曖昧な境界線の上に成り立つ場所だ。各国の最先端技術の結晶である専用機を持つ代表候補生を筆頭に選りすぐりの生徒達が腕前を競い合っている。ISは語るまでもなく機密情報の塊で、世界中の研究者が喉から手が出る程に欲しがる宝の山が闊歩している場所だ。

情報を盗むような真似は厳禁だが、見た感想を祖国の企業に生徒が話したとしてもそれは罪になりえない。同じ欧州連合の機体と言えど、スペックを参考に机上の空論をするより生の声が重要視されるのは当然と言える。

 

「今日は社長は?」

 

後部座席で景色を眺めていたシャルロットが何でもないように聞く。

 

「イグニション・プランの関係で政府に出向いております。本日はお戻りにならないかと。奥様もご一緒です」

「そっか、ガーデン・カーテンの件でお礼と謝罪がしたかったんだけどなぁ」

 

ラウラと簪と戦い破損したガーデン・カーテンは本来はもう少し後に納品される予定だったが、蒼い死神に落とされたシャルロットが必要性を進言し突貫工事気味に急ぎ完成させた代物だ。

技術者として一流の人間が揃っているデュノア社である以上、突貫工事と言えど手抜きではなく性能としては十分なレベルに到達していたが、初使用が実戦では如何にシャルロットと言えど通常火器と併用する演算処理が追いつかず鉄壁の防御を破られる結果になってしまった。

 

「社長から謝罪は結構とお言葉を頂いております」

「そうなの?」

「えぇ、防御許容範囲の実働データが取れたと喜んでおりました。ただ、お礼のお言葉になれば話は別かと」

「そっちはいるんだ。了解、滞在期間中に会いに行くようにするよ」

「それが宜しいかと」

 

微笑む運転手に苦笑いを返して、車内に静寂が満ちるが決して嫌な沈黙ではない。

互いに信頼しているからこその空間。本音を隠す事が自然になっているシャルロットに取って自らの手で作り上げた場所の安心感を知っているからこそ無防備でいられる。

実母と過ごした日々から変わらない街を眺めながら、静かに祖国に想いを馳せる。僅かに重くなった瞼と心地良い振動が眠りを誘うが、人前で眠りに落ちたりはせず、移り変わる景色を堪能していた。

 

 

 

市街地から離れた郊外、ISの研究所と言う割りに豪奢な建物の前に車は停車する。殆ど停止の揺れを感じなかった辺りに運転手の技量が見て取れる。

ある意味で兵器工場でもあるデュノア社はフランスに幾つも支部を持っており、ここはメンテナンスや修理を中心に行っている研究所だ。街から少し離れた場所にあるが、これはデュノア社に限った事ではなく、火器を扱う上で災害に備えるのは当たり前だ。

車から降りたシャルロットは背を伸ばし飛行機と車の移動で縮んでいた身体の筋を解す。手櫛で頭を整えながら後部座席に放り込んでいた手荷物を手繰り寄せる。

 

「ではシャルロット様、私は他所も回らなくてはなりませんので」

「はい、ありがとうございました」

 

運転手に別れを告げて、シャルロットは目の前の研究所を見上げる。IS開発を行っている場所としては異質な風貌なのは主に外観のせいである。

パッと見た限りでは赤い煉瓦造りの優美な洋館。その実は世界第一位のシェアを誇るIS開発企業と誰が思うと言うのか。社員寮も併設されており、作業服姿の人間が歩き回る姿に違和感を覚えるのも仕方が無い。

 

「ただいま」

 

ポケットから社員証を取り出し、首から提げると正面の警備員に頭を下げて入館を果す。シャルロットの自宅は市街にも設けられているが、社員寮にも自室を持ちあわせている。仮にも大企業の社長令嬢だ、家を一軒や二軒持っていても誰も咎めまい。

自室に向かうのではなくまずは研究所の目玉とも言うべき研究室へ向かう。豪奢な見た目の外観とは裏腹に中は至って普通の研究機関だ。正面から見える洋館は寮と研究所を兼任しているが、メンテナンスを行っている大規模な工場は更に奥にある別棟だ。

すれ違いざまに何人もの社員が会釈、或いは再会を喜んだりと忙しない廊下を進み、辿り着いたのは高い天井の部屋、上から見ると長方形をした大きな研究室。世界シェア一位は伊達ではなく、常時ラファール・リヴァイヴが数機は展開状態で整備を施されている。今は軽く見渡しただけで八機が並び一機に対し数人で囲み作業が行われていた。

ISのコアは数に限りがあり国際IS委員会に管理され各国に提供されているが、その数は平等ではない。軍事バランスや国土も考えた上で割り振られているがデュノア社は少々異なる。

ラファール・リヴァイヴと言う量産型の代名詞とも言うべき名機の製造、整備を中心業務としており、フランスに属する企業ではあるが、ラファール・リヴァイヴを各国に貸し出し提供している。言い換えればデュノア社次第で世界の軍事バランスは大きく崩れると言っても過言ではない。

現在も八機並んでいるうちの三機は他国への貸出機の定期メンテナンス中だ。整備を請け負うデュノア社としては今日は少ない部類に入る。むしろデュノア社所有機が五機もある方が例外的だ。その理由は社長夫婦が出かけているイグニション・プランが影響している。

欧州連合は総合防衛計画イグニション・プランによって次期主力ISを選定中であり、現段階ではイギリスのティアーズ型、ドイツのレーゲン型、イタリアのテンペスタ型、フランスのラファール型の四種が凌ぎを削っているがラファール型は苦戦を強いられている状態だ。

実稼動状態からいけばティアーズ型やレーゲン型が有力ではあるが、イギリスは先日最新鋭機を強奪される失態があり、ドイツの機体は個性が強すぎる面がある。逆の理由でイタリアとフランスは目立った功績を上げていない。量産型として圧倒的シェアを持っているラファール型が苦戦している最大の理由は第二世代型と言う点。

世界中で愛用者の多い名機であろうとも次期主力を選定するのに前時代の機体では格好がつかないと言われればそれまでだ。戦力面は第二世代型は整備がしやすく汎用性が高く優れた利便性を持つが、欧州の顔としては少々役不足かもしれない。

補足するとセシリアやラウラがIS学園に入学した理由もイグニション・プランの実働データを取る目的がある。

そういう意味では箒誘拐に失敗し保護観察の意味でIS学園に入ったシャルロットが学園生活を楽しんでいるのは皮肉めいたものを感じる所だ。

 

「シャルロット様!? 言って下さればお迎えに上がりましたのに!」

 

倉持技研のような白衣ではなく動きやすさを重視した作業着に身を包んだ技師が帽子を脱いで慌てて挨拶する。

 

「ただいま帰りました。そんな大げさにしなくても良いですって、忙しい所申し訳ないのですが、滞在期間がそれほどありませんので、この子の整備をお願い出来ますか?」

「勿論です」

 

ネックレスの待機状態を取っているラファール・リヴァイヴ・カスタムⅡを受け取った技師が近場のIS固定台にセットする。

男性ではISは使用出来ないが、整備用に作られた台座はセットするだけで自動的にISを展開、必要な情報を端末に転送してくれる。

軍や代表候補生と言った深くISに関わっている人間に女尊男卑が定着しないのにはこうした裏で働く人達を知っていると理由がある。IS学園はほぼ女子高であり男子の入学は基本的に不可だ。整備を学ぼうとする人間であってもそれは同じだ。一夏が例外なのは確認するまでもない。

デュノア社や倉持技研、ISに関わっている多くの技師はISが表舞台に立つ前から様々な機巧学んでいる男達だ。女の技師や研究員もいるが、殆どはISが現れてから学び始めた者達でそれこそ少数派だ。

IS学園の整備課を卒業する生徒達は優秀なスタッフになるだろうが、現場に出ればやはりひよっこ扱いされる。女尊男卑を謳う人間は確かにいるが、ISに乗れるから女は偉いと叫ぶ者達は裏で働く人達がいると知ろうともしない者達だけだ。

 

「それじゃ、僕は部屋に戻りますね」

「了解です。最優先でバッチリ仕上げておきますのでお任せ下さい」

「お願いします」

 

展開されている橙色の相棒を視線で撫でてからシャルロットは来た道を引き返す。シャルロットがISに関わる前から日夜ISに向かい合っている凄腕の技師達だと知っているのだから心配はいらない。

彼等はISを装着した感覚や空を飛ぶ体感を知らないが、ISについての知識、ベストな状態に至る術を知っている。ひょっとしたら搭乗者よりもISについて詳しいかもしれない。飛行機や電車、自動車等の乗り物が運転手だけでは動かないのと同様、裏方が居て初めて成り立つのだ。

IS学園にも女尊男卑の風潮は少なからずあるが、働く男達を知っていれば辿り着かず、シャルロットを始め代表候補生達には到底理解できない考えだった。

この立場にシャルロットが辿り着く道程は決して簡単ではなかった。

 

 

 

シャルロット・デュノアは嘘をついている。

誰かを騙す悪徳な嘘ではなく、自分自身に嘘をつき、仮初の姿で偽っている。

 

母はデュノア社長の愛人。その事実を知ったのは母が病死した後、子供を引き取りに来たデュノア社長に出会ってからだ。世界の不条理を知るには余りにも早かった。

父は愛人とその子に対し多少の資金援助はしていたが、実際に子に会いに来たのは愛人が死んでからだった。多少の負い目があったのか今更ながらに支援しようと選んだのがデュノアの子としてシャルロットを引き取る行為だった。

母子家庭から社長令嬢への転身は必ずしもシャルロットに恵みを与えるわけではなかった。今までとは何もかもが違う生活、何より女手一つで育ててくれた母がいなくなった悲しみを癒す間もない怒涛の日々だった。

どうしてもっと早く手を差し伸べてくれなかったのか、どうして病気の母を見捨てたのか、デュノアであれば助けられたのではないか。少女の慟哭は誰の耳にも届かず消える。

 

シャルロットの母は愛人、それこそが全てだった。

デュノア社長の浮気相手と言ってしまえばそれまでだが、本妻には内緒で肉体関係を迫ったのは愛人からだった。許されざると知りながら一時の愛を求めてしまった。

その結果である命にデュノア社長は手を差し伸べる事は許されなかった。本妻を愛しているのも紛れも無い事実であり、当時既に社長であった立場として社員達も守らなければならなかった。シャルロットが生を受けた時は当然だが、ISが誕生する前だ。技術屋としては比較的大きな会社であったが、機械部品の製作を様々な会社から請け負っていた身分としてはマスコミに叩かれようものなら会社が成り立たなくなる。守るべきものが多すぎたのだ。社長に出来たのは僅かばかりの資金援助だけだった。

時が流れ、ISが表舞台に現れ世界は大きく動いた。技師達は持てる技術をISに活かす為に何度も頭を捻り、デュノア社はその地位を確立する。

企業として大きく、一流と呼ばれるようになろうとも、愛人に対し出来る支援は限られていた。会社が大きくなれば守るべきものも大きくなる。ついにデュノア社長が愛人と再会する機会は巡ってこなかった。

愛人の死後、唯一出来たのは本妻に許しを乞い、シャルロットを娘として引き取る事だった。

当然ながら愛人、隠し子の存在の話題はデュノア社を快く思わない連中が会社を叩く絶好の話題だったが、以前とは違う。世界に誇れる企業として支持を集めていたデュノア社長は苦言を一身に受け止めた。

関連会社も社員一同も誰も社長を責めなかった。ISが誕生し激動となった時代を社長が奔走したのを知っている。愛人は守れなかったが、社長は社員達を、その背後にいる家族も含めて守り続けたのだから。

もし社長がもっと早い段階で愛人や隠し子を公表していれば今のデュノア社の姿はなかったはずだ。人間としては選択を誤ったかもしれないが、社長としての姿を責められる者はいなかった。

 

 

 

それからはシャルロットの日常は全く違うものとなった。

ISの適正値が高かった事もあり、デュノア社の専属IS乗りとして学び、様々な活動を担うエージェントとしても各地に積極的に出向き働いた。

ISで空を飛ぶのは気持ちが良いとは思うが戦いたいわけではない。デュノア社長に対する恨みが無いわけでもない。なし崩し的に決まった道に不満が無いはずがない。

だからこそ、嘘と言う仮面に上塗りを続けた。

何でも無い事のようにISに乗り、それが当たり前のように銃を撃つ。皆が寝静まった頃に必死に勉学に励み、ISの鍛錬も欠かさなかった。

武器を扱う恐怖心を飲み込み、今までの人生で積み重ねた全てを投げ捨てて働く道を選んだ。

まだ年端もいかない少女がする選択にしては余りにも重いがシャルロットは聡い子だった。自分を守ってくれていた母はもうおらず、新しい環境にも仲間はいない。

だからこそ、自分の居場所を作る為に必死になって自分に嘘を重ね続けた。それは最早、嘘を越える程の努力の賜物と言っても良い程に。

 

 

 

「……んっ、あれ、寝てた?」

 

社員寮にある自室に戻ったシャルロットは着替えも適当にベッドに倒れ込んでいた。人の前では気を張り真面目な姿を演じ続けていたが、蓄積されていた時差ボケの影響が一気に襲い掛かってきては抵抗出来なかった。

眠気に落ちそうになる眼を擦り、時計を確認すると既に深夜を回っている。

 

「わ、ちょっと寝すぎたかな。ごはん……。どうしようか」

 

ベッドの上でボーっとしながらも小腹がきゅるると可愛らしく鳴ると誰も居ないのに恥ずかしくなってくる。

 

「えっと、うん?」

 

誰もいない部屋、慣れたはずの自分だけの領域に寂しさを覚える。

 

「あぁ、そっか、あの子がいないから」

 

デュノア社に来て一番付き合いの長い相棒。普段は胸元に下げているラファール・リヴァイヴ・カスタムⅡがいないだけで心細く感じる。

今でこそ会社内に信頼を置けるコミュニケーションを築けたが、それでも相棒はシャルロットにとって最も身近な存在と言えた。

フランスへの滞在期間は三日。優先的に仕上げてもらってもガーデン・カーテンの修復と合わせて最終日まで掛かるだろうと踏んでいる。

 

「……うーん、何か気になるな。様子見に行ってみようかな」

 

目が冴えてしまい再度眠る気になれず立ち上がったシャルロットは上着を手に部屋を後にする。

今回の帰国でシャルロットは修理以外に武装を見直そうとも考えていた。今のままでは蒼い死神には太刀打ち出来ないのは明白。武器を変えたから変化すると言うものでもないが出来る事をしたいと考えていた。

技師達であれば何かアドバイスに乗ってくれるだろう。夜勤組に迷惑を掛けるかもしれないが、今は一刻も早く会いたかった。嘘で塗り固められた中で苦楽を共に歩んできた相棒に。

 

蒼い死神は敵だと頭で分かっていながらも、どうしても離れない事案がある。

篠ノ之 箒、彼女を誘拐しようとした時に妨害したのが蒼い死神だった。先日のIS学園襲撃の状況からも背後に篠ノ之 束がいるのは間違いないとシャルロットは確信している。

この事を公表すれば蒼い死神と篠ノ之 束との関連性を隠し通すのは事実上不可能だ。世界は大きく動くだろう。だが、デュノア社が箒を誘拐しようとしたと世間にバレてしまう。イグニション・プランでデリケートな時期だ、今は避けたい内容だ。

 

(篠ノ之博士が蒼い死神と一緒に行動してるなら、一連の行動の理由は? 欧州連合とIS学園を襲う意味って何だろう)

 

その答えに辿り着くだけの情報は誰も持ち合わせておらず、シャルロットとて答えはでないが、分かっている事はある。IS学園での日々は楽しいのだ。

デュノア社の事を調べれば自分の素性は簡単に分かるが、あの場所でシャルロットはデュノア社の人間でありながら、シャルロット個人として行動出来ていた。守りたいと思う場所だ。

 

しかし、この夜のシャルロットの行動が後の命運を分ける要因の一つになる。

普段であればISと離れて寂しいと思っても様子を見に行こうとは思わなかったはずだが、この時は違った。どうしようもなく相棒に会いたいと思っていた。

まるで、相棒が何かを知らせているかのように、シャルロットを呼ぶ声が聞こえた気がした。




殆どがデュノア社関連の話だった気はしますがシャルロットの話。
11話辺りでも触れていますが、デュノア社のとの確執が終わっているのでそれほど暗い家族関係ではありません。
こんなのシャルロットじゃない。と言う方々はごめんなさい。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。