IS ~THE BLUE DESTINY~   作:ライスバーガー

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第108話 開く扉

「残ったバーサーカーを全部出しなさい」

 

エムとオータムがそれぞれ戦闘をしている状況はスコールに取って判断が難しい。

それぞれがラウラ、一夏と箒と敵対しており、足止め、或いは撃破してくれる分には問題ないがこの二枚が敗れれば均衡は一気に崩れる恐れがある。

が、この場を支配しているのは未だ変わらず亡国機業だ。

どれだけ優れた乗り手であろうが、どれだけ強い機体であろうが、人殺しを実行できる者と出来ない者とでは雲泥の差がある。

バーサーカー機は戦力であると同時に人質の役割を果たしており、最後の一線を越えるのは難しい。

その点ではエムの経験値も浅いと言えるが、彼女の場合は千冬に対する憎しみが感情を支配している限りは問題ないと判断出来る。

ラウラやナターシャと言った軍関係者はいるが、もう一人の戦力であるオータムとは土台が違う。

戦闘を楽しむ傾向があるとはいえ戦場で人殺しを生業にしていた経歴は普通の軍人と同じなはずがない。

何よりも多少数が減ろうとも今だゴーレムは健在だ。搭乗者を必要とせず疲れを知らない無人機の本領は長期戦に入ってからだ。

 

「篝火 ヒカルノ、厄介な事をしてくれたわね。管制室、アレの準備をしておきなさい」

 

流れは篠ノ之 束に傾きつつある中で想定外を飲み込んでスコールは策を引っ張り上げる。

 

 

 

誰の目にも形勢が傾きつつあるのは明らかであるが決定打には至っていない。

必要なのは戦場を大きく揺れ動かす切っ掛けだが、今はまだ足りない。

 

「ぁぁああ!!」「がっァアア!!」

 

響き渡る少女達の悲鳴と嗚咽、痛みから逃げる事も出来ず、自分が何をしているのかも理解できないままただ暴力を振るうだけの兵器。

目の前に迫った打鉄の刀をビームサーベルで受け流し、装甲で覆われた堅牢な膝で腹部にカウンターを決める。

更に左右から迫るラファール・リヴァイヴと甲龍の攻撃を両手に展開したブルーとジェガンのシールドで受け止める。

舌打ちを何とか飲み込み力任せに二機のISを引き剥がし胸部バルカンで龍咆を破壊、ラファール・リヴァイヴに対しては心苦しくはあるが頭部を足蹴に押し返し弾き飛ばす。

 

「まだか、博士」

 

少女達が自らの意思で敵対しているなら撃破も止むを得ないだろう。

ましてや我を忘れダメージなどものともせず何度でも立ち上がって来る戦場で出会いたくない類の兵士だ。

だが、ユウも束もくーと出会ってしまった。

純粋無垢な少女が自意識とは関係なく戦場に放り出され利用されている状況を放置出来る程にユウは冷徹ではない。

出来るのは力でねじ伏せながらも時間を稼ぎ、この状況を覆す決定打を待つ事だ。

今尚束の指が空中を踊っているのを確認し、現状を維持する必要性を再確認、弾き飛ばした三機のISが体勢を立て直し再び向かってくるのを迎え撃つ。

超兵とでも呼ぶべきか、少女の肉体からは信じられない程の全身の駆動域を誇るバーサーカー達は戦いにくいだけでなく純粋に強い相手とも言えた。

くーの時もそうだが肉体は限界を超えており、EXAMが読み取る思考は苦しみでしかない以上、ユウとて長時間少女達の悲鳴を聞いていたいはずがない。

だが、EXAMはリミッター解除の意味だけでなく戦場全体に広がるISのコアネットワークを通じ情報を拾い集めており、状況を把握する為にもシステムを解除するわけにはいかない。

問答無用で破壊してしまって構わないゴーレムとは異なり搭乗者への負担を考慮しなくてはいけないバーサーカーの相手は並大抵では務まらない。

 

「ガァッ!」

 

打鉄七刀の特殊なブレードではない一般的な刀による攻撃とはいえシールドで受ければ身体の芯まで響く重たい一撃だ。

とても少女のものとは思えない攻撃力を可能にしているのは身体の内側の血管が切れる程、薬物により強化されに強制的に戦わされているが故。

常に火事場の馬鹿力を出しているような状態で負担がないはずがないのだ。

まだ将来のある少女達の痛々しい姿に湧き上がる怒りを感じずにいられない。

 

「…………」

 

言葉数は決して多くはないユウの瞳が少女の後ろにいる悪意と言う亡霊を見据える。

短く息を吐いてシールドで攻撃を弾き、蹴り上げた脚が打鉄そのものではなく刀だけを叩き折る。

前のめりに働いていた力が行き場を失い、バランスを崩した打鉄の腕をつかみ上げ、双天牙月を構えて向かってくる甲龍に投げつける。

二機が激突したのを確認しつつ逆方向から接近するラファール・リヴァイヴが両手にショットガンを構え接近してくるのを確認、トリガーが引かれるより早く投擲されたグレネードがブルーとの間で光となり爆ぜた。

衝撃を受けながらもショットガンを離さなかったラファール・リヴァイヴの少女だが、光が止んだ時、目の前に現れた赤い双眼の蒼から放たれた拳に恐怖を感じる事が出来たか否かは定かではない。

 

バーサーカー機を圧倒しつつも視線は氷の大地の端、空母の射出口であろう箇所から出て来る黒いIS達を確認している。

他のバーサーカー機も武器を手に、或いは武器を失い拳を構えて戦線に散っているが、迎え撃つに変わりはない。

全てが思惑通りに運ばないのは承知の上、IS学園一年生ズも加わり流動的に動く戦場の乱戦模様は増しているが、先程のスコールの言葉が正しければ全てのバーサーカーが出て来るはずだ。

それはユウに取っても望むべき展開であり、必要なのは時間だ。

 

「……ゴーレムか!」

 

バーサーカー機を含めISの弱点を上げるなら皮肉にも有人であると言う事だ。

人である以上は武器破壊や衝撃により一時的には動きを止めるが、無人のゴーレムはその限りではない。

間接や頭部の破壊により動きを封じる事は出来るが精神的な弱さを持ち合わせておらず疲れ知らずの機械人形は命令を忠実に実行する。

つまる所、ブルーを取り囲もうと全方位からの強襲は間違いではない。文字通り四方八方からブルーの逃げ場を封じこんだ上でゴーレムが殺到する。

正面から勝てないのであれば包囲すると言うのは単純であるが古来より用いられていた強者を討つ為の常套手段。

巨体に磨り潰されれば圧殺されかねないが、間にバーサーカーがおらず、全火力を持って対応して良いとなれば話は別だ。

 

「ミサイルを使う」

 

誰に告げるでもなくブルーが持つ最大火力を射出、周囲に群がろうとするゴーレムを焼き払う。

弾数こそ限られるが攻撃に極振りされた規格外が放つ大炎の破壊力は破格の一言だ。

ゴーレムの分厚い装甲を正面から抜くのは困難だが、爆発に巻き込んでしまえば話は別である事は証明されている。

しかも今回は市街地でもなく、周辺への影響を考慮する必要性がないのだ。

 

「…………」

 

ミサイルによる爆炎が生み出した淀んだ黒煙の中からゴーレムが崩れ落ち、その中心に何も語らないユウを代弁するように赤い眼だけが浮かび上がり強い光を放っている。

 

「うわ、怖っ」

 

傍観者ではなく同じ戦場でその様子を見たティナが口調こそ軽いがそう思うのも無理はない光景だった。

 

 

 

鈴音が総本山で修業出来たのはたったの一年だ。

同門の他の子供達に比べてISに乗れる適正こそあったが、少林の腕前は幼い頃より修行に明け暮れている姉妹弟子達より劣るものだ。

しかし、気持ちの面で鈴音は決して負けていなかった。

親友が心に大きな傷を負い、そこから引っ張り上げて手に入れた友情の為にも彼女は強くならねばならなかった。

 

上空で起こった爆発を合図にするように二機のISが氷上で格闘戦を開始する。

共に構えは少林寺、武器は格納し真正面から拳をぶつけ合う。

 

「破ァッ!」「ガァッ!」

 

速度は互角。

赤銅色と黒い甲龍、二機が交える拳はISである以上生身とは比較にならない速度での攻防になるが、たった一撃で黒い甲龍の腕装甲に亀裂が走る。

 

「腰に体重が乗ってない、足運びが甘い、何より気持ちの乗ってない拳がアタシに通用すると思うな!」

 

鈴音の甲龍がその場で身を翻し、放たれた裏拳が黒い甲龍の側面に直撃する。

更に連撃、歯を食いしばった鈴音の拳がバーサーカーに捉えられた少女の顔面を捉える。

 

「アンタが何でここにいるのかを私は知らない、でもこれが望まない拳だってのは分かる。だから、アンタを全力で止めて上げるっ!」

 

──Ready?

 

「え?」

 

唐突に現れた愛機からの意思表示が何を意味しているのか咄嗟に理解する事が出来なかった。

 

 

 

「近寄らせないよ!」

 

シャルロットが両手に展開しているのは弾を吐き出す事に特化した五九口径重機関銃、デザート・フォックス。

引きっぱなしのトリガーから放たれる弾幕がゴーレムの接近を阻む壁を作り出す。

本人は否定しているが、弾丸が尽きれば即座に銃を切り替えてフルマガジンの新しい銃を取り出すのだからトリガーハッピーと呼ばれても否定は出来ないだろう。

が、この戦い方は通常のIS相手であれば攻防一体の支配権を手に入れられるのだが相手が防御力頼みのゴーレム相手では有用とは言い難い。

 

「なんてね」

 

案の定と言うべきか弾幕を突破してきたゴーレムが迫るが、小さく舌を出したシャルロットが浮かべたのは極上の笑顔。

目の前に迫った巨体を相手に銃を格納、高速切替(ラピッド・スイッチ)にて灰色の鱗殻(グレー・スケール)を展開する。

 

「貰ったぁ!」

 

何重にも重なった分厚い装甲板を陥没させる程の一撃がゴーレムの中心を抉り取る。

 

「次っ!」

 

一機落としたとて楽にしてくれない戦場は気を抜く事を許されない。

次の敵は探すまでもなく迫って来るのだ。

 

──Ready?

 

「ん?」

 

銃音鳴り響く戦場で何処か懐かしい知っているようで知らない意識が流れ込む。

 

 

 

「貴方達よりお姉ちゃんの方が強い!」

 

いつの間にか呼び名が姉さんではなくお姉ちゃんに切り替わっているのを簪が意図しているのかどうかは定かではない。

だが、出撃前に食堂で聞こえてきた姉の声が妹には誇らしかった。

夢にまで見た英雄の姿が人知れず戦ったであろう姉に重なって見えて仕方なかった。

 

「負けない、負けられない!」

 

目の前のゴーレムを夢現と春雷を使い手数で攻めつつ一撃離脱を心掛けて戦場を駆け抜ける。

簪としてはこの戦いそのものに大きな意味はないのかもしれない。束との面識もなければ命を賭けて戦争に参加する程の義理もない。

ISの行く末と言われても壮大過ぎてピンとこないと言うのが正直な気持ちだろう。

だが、それでも譲れないものがある。

 

「帰るんだ、皆一緒に」

 

巨体を広げるゴーレムを相手に正面から睨み返しながら少女は曲がらない意志を形にする。

軍人であったラウラが友と過ごす日常を楽しいと思えるようになったのと同じように、内向的だった少女もまた日常を謳歌したいと思っている。

友と過ごす日々の為に、英雄を夢見る少女が戦う理由はそんな小さなものでも十分だった。

 

──Ready?

 

「……え?」

 

強い願いに応じる者は必ずいる。

 

 

 

注釈を付け加えておくがゴーレムそのものは決して弱い訳でも弱体化した訳でもない。

相性こそあるが一対一であればブルーティアーズと勝てはしなくとも負けはしない戦闘レベルを誇り、龍咆や山嵐の攻撃に耐え、ラファール・リヴァイヴのスピードに負けもしない。

この戦場において銀の福音や打鉄七刀、ブルーディスティニーと言った機体がゴーレムを圧倒している理由は有人である事があげられる。

間接を撃ち抜けば動きを制限でき、頭部を破壊すればセンサーを封じられる、装甲は厚くとも爆発の衝撃は無視できない。そうなれば取れる手段は用意出来る。

ISの弱点が有人であるならば、ゴーレムの弱点は無人である事。

幾多にも渡る戦術は先人の知恵の蓄積だ、その場で状況に応じて戦い方を変える事が出来る人間の乗った機体と単純な思考回路しか持たない無人機とが同じであるはずがない。

有人である事が弱点になり、無人である事が弱点になる。矛盾のようでありながらそれぞれに向き不向きがあるのだから必然と言える結果。

ナターシャや千冬は機体の性能以前に単純な技量がIS乗り最強クラスであり、ISの操縦技量は二人に比べ劣ったとしてもユウには積み重ねた経験と実戦への対応力がある。

数の暴力や戦闘の長期化は無視できないが、戦い方が分かっているならばゴーレム相手に簡単に後れを取るはずがないのだ。

 

「貴方達の動きは既に見切りましたわ」

 

台詞だけ見れば高飛車に思えなくもないがブルーティアーズ・ストライクガンナーのスピードは第三世代最速クラス。

軌道こそ直線的なものであるがスカート脚部から噴出する出力が文字通り空飛ぶ銃座を可能にしている。

最速で最短で力任せに突っ込む、単純故に強いゴーレムの戦い方は効率的であるからこそ対処法が分かれば対応できる。

超好感度ハイパーセンサーであるブリリアント・クリアランスの超視界とストライクガンナーの超加速があれば手玉に取るのも不可能ではない。

ましてや搭乗者はIS学園一年生ズの中で恐らく最も広い視野を持つであろう狙撃手である。

既に経験したゴーレムとの戦闘経験を活かし、ゴーレムが選ぶであろう最短の進路を先読みし空を支配する事は難しくはない。

 

「乱れ撃ちますわよ!」

 

狙いは程々に両手に握った二丁のライフルから煌めく光が軌跡を描く。

射撃そのものの精度は低く、普段のセシリアからは考えられない程に大雑把な照準であるが混戦の中では必要な戦い方だ。

高速移動と高速射撃は目立つ故に的になりがちなのだが、全周囲を観測しているセシリアに死角はない。

 

「甘いですわ」

 

眼下から迫るゴーレムの巨大な手を直上に急加速する事で回避、別方向から飛来したシルバーシリーズの射撃が綺麗にフォロー出来る形を作る。

手玉に取れると言っても一撃必殺でゴーレムを叩けるのは灰色の鱗殻くらいなもので、セシリアや簪に出来るのは手数を増やし制空権を得る為に動きを止めない事だ。

 

ただ一つ、問題点があるならばブルーティアーズの本来の用途とは全く違った運用を余儀なくされていると言う事。

突貫とはいえ整備は申し分なくストライクガンナーとのマッチングも問題はない。

しかし、技師達も危惧していたじゃじゃ馬な調整は機体に多大な負担を掛けてしまっている。

元々後方支援に特化した機体がパッケージにより高攻撃力と高機動力を得ると言うのが無謀なのだ。

パッケージは弱点を補う為か或いは長所を伸ばす為に使われるべきであり、極端な変化を促す事が正しいとは限らない。

ブルーティアーズとストライクガンナーの組み合わせは稼働時間が少なすぎる。

キャノンボール・ファストの時は非常時に備えていると言っても競技の域を出ておらず、実戦での運用に至るには慣らし不足だ。

紙一重のバランスの上に成り立っているのだと証明するように、脚部から軋む音が鳴り響いた。

 

「ブルーティアーズ! もう少しだけっ!」

 

本来ゆっくりと時間を掛けて馴染ませる実戦仕様をぶっつけ本番で行っているのだから無理が生じるのは当然だ。

愛機からの危険信号が物理的なものだったのか声にならない悲鳴だったのかは分からないがここが限界かもしれない。

距離を取り援護射撃に徹すれば戦闘継続は可能だが、ラウラと鈴音が動けないならば動き回る役割が必要だ。

その決断を迫られた時、ブルーティアーズは主に対し恭しく膝をついて見せた。勿論、それはセシリアがそう感じただけの幻影に過ぎない。

 

──出力領域限界突破可能、機体制御コントロールパフォーマンス補正確認、PIC制御オールグリーン。

 

「え?」

 

──Ready?

 

「ブルーティアーズ?」

 

愛機の発する信号は経験値の積み重ねによる二次移行ではない。これはISが本来の性能を発揮する為の儀式だ。

 

「まさかっ!?」

 

思い至ったのはこの戦場で鍵を握る存在、守るべき者であり守られるだけで終わるはずのない人。

セシリアの視線の気付いたのか束からの返答は唇の端を軽く持ち上げただけだ。

それは代表候補生の立場でありながら国の意志ではなく自分の意志でこの場に駆けつけた者達へ天からの贈り物。

 

「ありがたく頂戴致しますわ、行きましょう、ブルーティアーズ!」

 

 

 

それは戦場の至る所で同時に起こり、銀世界を光が照らした。

 

甲龍、リミッター解除。

打鉄弐式、リミッター解除。

ブルーティアーズ、リミッター解除。

ラファール・リヴァイヴ・カスタムⅡ、リミッター解除。

シュヴァルツェア・レーゲン、リミッター解除。

全機承認。

 

 

「束、お前の仕業か?」

「さぁ、どうだろうね?」

 

エムの相手をラウラに任せ、空気中に指を躍らせている束の下へやってきた千冬が悪戯をした子供を咎める親のような心境で肩を竦める。

ここに来る途中でゴーレムを数体切り払っており、今尚も束への接近を試みる巨体を爆発する刀で弾き飛ばしているが装着されている刀の数は変わらず七本だ。

 

「世界最強が護衛とは頼もしいね」

「ブルーディスティニーを連れているヤツの台詞とは思えんな」

「違いないね」

「なぁ、束」

「何だい?」

「この戦いが終わったら、ゆっくり話をしよう」

「物騒なフラグを立てるのは止めてくれないかな!」

 

束の反論の意味を恐らく千冬は分かっていない。

 

「まぁでも、そうだね。少しゆっくりしたいな」

「あぁ、付き合うさ」

 

ここが戦場である事を忘れそうになる程に優しい言葉の応酬。

 

「……出来た」

 

唐突に、しかしやっとの思いで吐き出された束の言葉に千冬が目を見張る。

 

「私に出来る事はあるか?」

「うん、最後の大仕事が残ってるからね」

 

篠ノ之 束と織斑 千冬、二人の拳が重なり合う。

 

「大丈夫さ、私とお前なら」「不可能なんて無い」

 

笑みを浮かべる二人の視線の先ではALICEの文字が煌めいていた。


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