ステルス・ブレット   作:トーマフ・イーシャ

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我思う、故に我あり

留美side

 

「まさか、私の家の門をガストレアがノックするなんてね」

 

八幡が病院に担ぎ込まれた翌日の朝。私と夏世は護衛対象の家を訪れていた。護衛対象は本来は高層マンションに一人暮らしをしているけど、聖天子副補佐官がいない間は第一区にある実家で寝食を行っているらしい。さすがに襲撃される可能性のある状態で一人暮らしをするつもりはないみたい。

 

しかしデカい。大豪邸だ。私たちがいる門と家……というか屋敷との間に広い庭がある。その中を門まで歩いてくる護衛対象。朝方とはいえ、夏前の直射日光を浴びるのは護衛対象には辛そうだ。いや、つらいなら屋敷と門の間にこんなデカい庭作らなければいいのに。

 

「私たちは人間です。里見さんが認めてくれたように」

 

「私はどっちでもいいよ。人間でもガストレアでも。だから私があなたを殺して食べてもおかしなことはないよね。ガストレアなんだから」

 

「留美さん?」

 

夏世がいぶかしむような声を上げるが、この女には一度言っておかないと気が済まない。

 

「八幡が護衛を引き受けた以上、そのイニシエーターである私もプロの端くれとしてあなたの護衛は続ける。けど、八幡が負傷した以上、私がこの護衛の全権を引き受ける。つまり、あなたには私の指示に従ってもらうよ。それが出来ないなら、この依頼は辞退する。ああ、今から代わりの護衛の民警を雇うなんて都合のいいことは考えないほうがいいと思うよ。ネットって恐ろしいね。どんな嘘でもすぐに広がるんだから」

 

「……分かったわ。従いましょう」

 

「なら、まずはこの屋敷全体にセンサーとトラップを仕掛けさせてもらうよ。タイムリミットは午後八時。急ぐよ、夏世」

 

「分かりました」

 

「午後八時?どうしてそんなことが断定出来るのかしら?」

 

「集めた情報によりますと襲撃者は勾田高校の生徒であることが分かりました。現在、勾田高校は昨日の事件で休校状態で、原則立ち入り禁止になっています。つまり、今まで放課後に襲撃を行っていた襲撃者はいつでも襲撃することが可能になります。しかし、それは天童民間警備会社のもう一人の民警、里見蓮太郎も同じです。襲撃者は、里見さんが同じ学校に通っていること、そして里見さんが聖天子様の会談中の護衛を行っていること、そしてその会談の日時を把握しています。学校がなくてフリーの状態の里見さんが聖天子様の護衛を開始する午後八時までは襲撃者も動かないと考えられます」

 

「そう、そんなことまで調べているのね」

 

「気が済んだら私はもう行くね」

 

私は門を開けて敷地内に入ろうとすると、護衛対象とは別の人の声。

 

「あら、雪乃ちゃん、その子たちは?」

 

「……姉さん。いえ、私の護衛の方々よ」

 

「済みません、あなたは?」

 

夏世が問いかけると、護衛対象に姉さんと呼ばれた女性は、ニコニコしながら自己紹介を始める。

 

「初めまして、雪ノ下陽乃です!よろしくね」

 

「う、うん。鶴見留美です。よろしく……」

 

分かる。この薄ら寒い笑顔。その笑顔が、仮面の上に描かれているものだと。八幡なら、強化外骨格とでも呼びそうなくらい、完璧な笑顔だ。今まで見てきたよりもはるかに勝る、完璧な仮面。

 

「済みませんが、この屋敷にはセンサーとトラップを仕掛けさせてもらいます。何分この屋敷は広いので、急がないといけないので」

 

「なるほど、襲撃者対策にね。それなら私と、護衛組織の人たちを何人か使ってくれていいわよ。護衛組織の人は半分が聖天子様の護衛に行ったから少ないけど、そこらへんの黒服の人たちは自由に使ってもらって構わないから」

 

「あなたも出来るんですか?」

 

「あ、私のこと疑ってる?私、これでも民警なんだよ。といっても、イニシエーターの子はいないんだけどね。私も、アクセスキーと疑似階級がほしくて名前だけ登録してるようなものだし、イニシエーターも名前だけ借りてるようなものかな。けど、民警試験を受けるために得た知識はばっちりあるから、協力は出来ると思うよ」

 

そういって陽乃と名乗った女性は左手で民警ライセンスをかざし、右手で女性の手のひらに収まるほどに小さなハンドガンを弄んでいる。デリンジャーと呼ばれる小型拳銃だ。

 

「そうですか。でしたら協力お願いします」

 

「喜んで!ささ、入って入って。もう暑くなってきたからね~外で直射日光を浴びてたらつらいでしょ。ジュースでも飲む?」

 

「いえ、お気遣いなく」

 

夏世と雪ノ下さんは庭を抜けて屋敷へと入っていく。私も慌ててついていく。あの女、どこか信用できない。絶対に八幡には会わせたくない。あんな美人局とかやってそうな見た目だけ清純なビッチ女には、絶対に。

 

 

 

「ねえ、護衛対象を玄関に置きっぱなしにするのはどうかと思うのだけれど」

 

 

 

 

夏世side

 

「留美さん、交代しましょう。お疲れ様です」

 

私は、現在護衛対象である雪ノ下さんと同じ部屋で護衛をしている留美さんのもとを訪れる。これから留美さんには私の後を引き継いで屋敷中にセンサーとトラップの設置をする作業をする。この暑い中、屋敷のあちこちを動き回って繊細な作業が求められるトラップ設置を行うのと、雪ノ下さんと一緒に空調のかかっている部屋にいるのでは、普通は後者を選ぶだろう。しかし……。

 

「やっと来た!遅かったじゃない!さ、早く代わろ」

 

……彼女は前者を選ぶ人間のようだ。

 

「え、ええ。分かりました。この屋敷の西のこことここは設置完了しました。陽乃さんたちはこのあたり、門・庭・玄関のトラップ設置が現在四十%ほど進んでます。とりあえず、留美さんは予定通り、北のこことここ、出来ればこのあたりをお願いします」

 

屋敷の地図にサインをつけながら引き継ぎ作業を行う。

 

「分かった。屋敷全部やっておくね」

 

「時間になったら交代ですから」

 

「分かった。屋敷全部やっておくね」

 

「時間になったら交代ですから」

 

「分かった。屋敷全部やっておくね」

 

「時間になったら交代ですから」

 

……どれだけトラップ設置がしたいのだろう。いや、どちらかというと護衛が嫌なのか。

 

「分かった。屋敷全部全部やっておくね」

 

「……留美さんが雪ノ下さんを嫌ってるのは分かりましたから、時間内だけ作業をお願いします」

 

「……分かったよ。時間になったら戻ってくるから。でもきっと夏世も分かるよ。絶対に次の交代の時間、私と同じこと言う」

 

「……いや、それは」

 

「絶対に言う。今ここで私と代わったことをその女と十分も同じ空間にいたら理解するよ」

 

「……分かりました。肝に命じます」

 

「うん、行ってくるね。ご武運を」

 

「はい、私はここにいます。絶対に次の交代の時間まで生き残ります」

 

「うん、行ってくるね」

 

「あなたたち、本人がいる前で好き勝手言ってくれるわね。それなら、私の護衛は不要だから、二人でトラップ設置作業に取り掛かったほうがいいのではないかしら?」

 

この部屋で本を読んでいた雪ノ下さんが顔を上げて苦情を入れてくる。

 

「夏世、あの女の言ってることは基本的に無視で」

 

「分かりました」

 

「聞こえているのだけど」

 

雪ノ下さんが冷たい視線を送ってくる。間違いなく怒ってる。けど、留美が言いたいことはごもっともだ。

 

確かに襲撃者はまだ現れてはいない。けど、今から現れる可能性はないわけではないのだ。にも関わらず先の発言。確かに、これの相手はきつい。

 

「留美さん、とりあえず行ってください。外に陽乃さんが手配している護衛組織の人たちを待機させたままです。とりあえずその人たちと合流して作業に取り掛かってください。陽乃さんが自由に使ってもいいということらしいんで」

 

「了解」

 

留美さんは部屋を出て走っていった。部屋に残されたのは私と雪ノ下さん。

 

留美さんから話は聞いている。政治家の家系のお嬢様で、容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能とどこぞの千葉の妹のような人らしい。しかし、傲慢不遜、傍若無人、唯我独尊といった一面も持っており、イニシエーター差別者という面も併せ持つという、護衛する側としては面倒なことこの上ない人間だ。

 

「あなたは護衛として信頼出来る人間なのでしょうね」

 

「もちろんです」

 

「……あなたはどうして人間と一緒にいるのかしら?」

 

「人間が人間と共にすることが不思議ですか?」

 

「あなたは人間ではない……と言われたことも一度や二度ではないのでしょう?なら、どうして人間であろうとするのかしら?他者から人間でないと言われて、どうしてそれでも人間であろうとするの?」

 

「…………確かに、人間ではないと言われたことも何度もあります、今朝もあなたから言われましたからね。私も、以前は自身を道具であると言われ続け、自分自身もまた道具だと割り切っていました」

 

「なら、どうして……」

 

「けど、私を人間だと言ってくれる人がいました。『呪われた子供たち』であってもなくっても私自身を見てくれる人がいました。その時に気付いたんです。自身の存在など、他者から見れば如何様にも定義されるのだと。なら自分はどの定義を基準とすればよいのか。簡単です。自分自身が定義してしまえばいいのですよ。だから私は私を人間として定義することにしたんです。例え他人に否定されても、私は私を人間として定義し、人間として扱います」

 

「『我思う、故に我あり』……確かにそのとおりね」

 

「デカルトですか」

 

「あなた、年齢の割に頭がいいのね」

 

「IQ210は伊達ではないです」

 

「……そう、でも私はあなたたちを人間として見ることは出来ない。かつて私の両親を殺したガストレアを私は許すことが出来ない。それはあなたたち『呪われた子供たち』も同じ。例え体内浸食率が緩やかだとしても、五十%を超えればガストレア化し、人間を攻撃する。そんなものがモノリスの中にいて、町を歩いているなんて私は許容出来ない」

 

「構いませんよ。それが普通ですから」

 

「…………そう、ごめんなさい」

 

その言葉を最後に雪ノ下さんは手元の本に視線を戻す。案外悪い人ではないのかもしれない。

 

「ごめんなさい、少しお花を摘みに行ってくるわ」

 

「ついて行きますから勝手に部屋を出ないでください!」

 

 

 

 

 

 

午後八時三十分。

 

センサーとトラップをすべて設置し終えた私、留美さん、そして陽乃さんは護衛組織の人たちを屋敷の各所に配備して雪ノ下さんを含めた四人で同じ部屋に固まっていた。

 

「来ないね……」

 

携帯をちらちらと見ながら留美さんは言葉を漏らす。センサーが反応すれば携帯に表示されるのだが、未だ画面に変化は現れない。

 

「いえ、きっと来るはずです。聖天子副補佐官の帰国日を考慮すると襲撃者にとって今日が最後の機会とも言えるはずですから。とはいえ、ここも今はセンサーとトラップを装備した城ですから。安心してください」

 

「それに、せっかくこの私が一日かけてセンサーとトラップを設置したのに、来てくれないとお姉さん、寂しいしね」

 

「というか、姉さんがここにいるのはおかしいのではないのかしら?もうじきここは襲撃されるのだから早く出ていったほうが身のためだと思うけど」

 

「大丈夫!雪乃ちゃんは私がちゃんと守るからさ!それに、妹が命の危機だっていうのに、私が逃げるわけにはいかないでしょ」

 

「ご協力感謝します、陽乃さん」

 

「いえいえ、気にしないで」

 

と、私の携帯が震える。画面には、屋敷内部を移動する複数の黒い影。その黒い影は、体は黒を基調としたどころか顔までプロテクター入りの黒い布に覆われて、人相どころか性別すら見分けることが出来ない。襲撃者は民警ペア一組だけではなかったのか?そしてなぜ、屋敷内部まで侵入に気付けなかった?

 

留美の携帯にもセンサーの信号は届いているようだ。センサーには護衛を次々と殺しながら進む襲撃者たちの姿。護衛組織の人たちと交戦が始まったのか、発砲音は屋敷中に響いている。

 

私は襲撃者を吹き飛ばすために、留美さんに日中に設置したトラップを発動させる。

 

 

 

何も起こらない。トラップが起動しない。

 

 

 

「なんで?トラップが起動しない!?」

 

「不発ですか!?なら別の……」

 

「ダメ!トラップが全然起動しない!私が設置したのも、夏世が設置したのも!」

 

「なんですって!?」

 

慌てて私も携帯を操作してトラップを起動しようとする。しかし、画面にはエラーの文字。ここが屋敷である以上、トラップは基本的に無線で連絡を送っての爆発物を中心に設置してある。回収忘れや暴発によって襲撃者以外の人間が被害に遭わないようにこちらで起爆のタイミング等を管理するためだ。しかし、こうなっては大半のトラップが使用不可能となってしまう。

 

「どうして……?センサーの信号は届いているのに……?」

 

確かにセンサーの信号は届いている。大半のトラップが起動しないとなると、トラップの故障でもないし、私と留美さんの両方の携帯が故障するとも考えにくい。何故だ……?

 

バタバタと足音が響いている。こうなればトラップには頼れない。私自身が銃を手に戦うしかない。

 

「留美さん!」

 

私は留美さんに呼びかける。

 

「この二人の護衛は私が引き受けます。留美さんは、庭に向かってください」

 

「いや、私も残る。敵はすぐそこまで……」

 

「いえ、留美さんには相手をしてもらいたい相手がいます」

 

私は携帯を留美に見せる。玄関に設置したカメラに映されているのは、

 

「川崎沙希、川崎京華ペアが現れました。あなたの因縁は、あなたが整理してください」

 

「……すぐに片付けるから」

 

留美さんは窓から飛び出していった。さて、こんな小さな部屋に大量の敵が同時に襲撃されるのは望ましくない。どうにかして戦闘しやすい場所に移動するべきか、それとも留まって迎え撃つか。戦闘はすでに局面である。

 

バタバタと足音が響いている。もうすぐ襲撃部隊はここに到着するだろう。私はまた露払いの役を引き受けることになってしまった。前回は人間を守るためにガストレアと対峙したのに、今度は人間と対峙するとは、皮肉なものだ。

 

 

 

 

 

沙希side

 

「おりゃあ!」

 

京華が門を殴り飛ばして中へと入っていく。依頼者によると、トラップは作動しておらず、依頼人が手配した別動隊が屋敷を襲撃しているようだ。時折瞬くようなマズルフラッシュが屋敷のあちこちで発生している。

 

あたしはこの屋敷のどこかにいるイニシエーター、鶴見を殺す。そうすれば別動隊は邪魔されることなく雪ノ下を殺せる。あとは依頼者から報酬を受け取り、依頼者が斡旋してくれた学校に転校する。それで終わり。

 

「さーちゃん、いたよ」

 

前を向く。そこには。

 

「来たね」

 

イニシエーター、鶴見留美だ。

 

「あんたのご主人様は?」

 

「さあね」

 

ハッタリか。依頼者から聞いてるよ。あんたのプロモーターは病院のベッドの上にいることはね。

 

「あんたはどうしてあんな奴の味方をするんだい?あんたも、この子も、みんな死んでしまえばいいなんて考えてるイニシエーター差別者を、あんたはどうして守ろ」

 

言い終える前に留美の手にあったショットガンがこちらに向けられる。京華が籠手で体を守りながらあたしの前に立つ。キィン!という甲高い音が響いた。防ぎきれなかった散弾の一つがあたしのほほを掠めて、ほほから血が垂れる。

 

「知らない。あなたは殺す。そこのイニシエーターも殺す。ついでに依頼が終わったら護衛対象も殺す。みんな殺すよ。八幡を殺そうとしたやつ全員、殺す」

 

今までイニシエーターと対峙したことは何度かあったが、こいつはあのテロリストの小比奈とかいう子と同じくらい、いやある意味では精神年齢が大人な分、小比奈って子以上に格段にぶっ飛んでやがる。心を揺さぶるのは無理そうだ。

 

「じゃあ殺し合おう!」

 

ぶっ飛んでるのはこっちの京華も同じだ。京華が鶴見に突っ込んで拳を振る。鶴見はそれをバックステップで下がりながらショットガンを両手に持って京華に向けて連射。京華は籠手で受け止めるも、至近距離でのショットガンの威力は強力のようでノックバックしそうになる。

 

「京華!」

 

あたしはフラッシュバンを上空に投げる。京華は大きくバックステップ。留美は上空にショットガンを向けて発砲。と同時に閃光を撒き散らす。京華は爆発地点から距離を取っていたため影響は小さいが、留美には効果覿面だったようで、目を抑えている。

 

もらった!あたしは右手に持ったデザートイーグルを鶴見に向けて発砲。デザートイーグルが発した強烈な反動が腕を軋ませる。

 

しかし、目を腕で抑えたまま鶴見はあたしが撃った弾を回避。そしてショットガンをこちらに向ける。慌てて左腕に取り付けた折り畳み式ポリカーポネイトシールドを展開し、身を隠す。と同時に強い衝撃が左腕に伝わってくる。あと少し遅ければシールドではなくあたしの体に着弾していただろう。

 

京華が再び鶴見のもとへと駆け出す。あたしもデザートイーグルを構える。奴は本気であたしたちを殺そうとしている。だけどそれはあたしたちも同じ。あんたを殺して、あたしたちはその屍を踏み越えて、幸せを勝ち取るよ。だから、死にな。

 

 

 

 

 

姫菜side

 

はろはろ~比企谷くん。

 

今朝は大変だったね~。私もびっくりしたよ。だっていきなり車が飛んでくるんだもん。

 

ずいぶんズタボロにやられたね。普通なら全治一、二か月かかるんじゃないかな?でも、あなたは機械化兵士。例え故障しても機械のように戦ってもらわないと困るな。

 

それに言ったでしょ?こういう時は私のところに来てくれないとダメじゃない。だからこうして私がわざわざ病院の手術室にまで出向いてきたんじゃない。

 

でも、必要なかったみたいだね。もう修復は半分くらい終わってるから、明日には歩けるくらいにはなると思うよ。カーボンナノチューブのナノ筋肉はもうほとんど繋がっているし、バラニウム合金の脊髄も問題なく自己修復を続けているでしょ?あとは君が目覚めるだけ。

 

比企谷くん。早く目覚めないと、あの子、殺されちゃうよ?もしそんなことになったら、今度はすべての骨を形状記憶機能を持つバラニウム合金にしなくちゃいけなくなるかもね?


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