RED GUNDAM   作:カメル~ン

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第06話 最前線突入(2)

 

 現在、地球に対して月とは反対側のルナツー周辺だけが、敗北を続けた地球連邦政府側に残された宇宙での勢力範囲と言える状況になっている。

 一方、月の裏側にあるサイド3が本国のジオン公国は、開戦当初より月寄りの宙域をほぼ勢力下においていた。

 そんな宇宙(そら)の漆黒に星々が美しい空間を、白に『赤』の混じったMS(モビルスーツ)が彗星のように流れていく。

 

「うむ、やはりいい機体だな―――この『ガンダム』は」

 

 凄まじいスピードと機動性を見せていた。

 シャアは、サイド6へ向かう航路上でガンダムの機動データ取得も兼ねた試乗訓練を行なっている。

 体感でも分かる程なのだ。乗り慣れた3倍速の赤いザクよりもスピードに加え反応速度や機動性等も一段上だという事を。ソロモンでの解析速報でも、特に防御力とパワーは優に倍以上上回っているという。

 

「連邦がこれほどの機体をすでに作れるというのは……脅威だな」

 

 ソロモン出航後すぐにシャアの下へも、WB(ホワイトベース)の艦隊がゴレット少佐の偵察艦隊と戦闘に入り、短時間でムサイ二隻とザクを八機も失った情報が入って来ていた。連邦側の『白い』ガンダム一機だけで、ザクが四機も落とされたという。

 そのため連邦機と判別する意味で、この鹵獲機胴体部分の青と黄と白色は『赤』へと部分的に塗り替えられていた。(全部塗らないのは,調査がまだ終わっていないキシリア側へ一応の筋を通すため)

 この『ガンダム』が量産化されればジオン側は、確実に厳しい局面を迎えると考えられた。

 

(……これは、出来るだけ早急に『私の目的』を達成しなければならないか……)

 

 だが『ガンダム』は、このままの高性能での量産など無理な機体であった。連邦でもコストを度外視した特注機という事までは、まだジオン側も掴んでいなかったのだ。

 この白い機体は、ソロモンでも部分的に詳細な調査を行うため、装甲強度に問題がない箇所のメンテナンスハッチなどが一部ながら材質調査の為、ジオンの特殊鋼板の物に替えられている。しかし、メイン装甲と可動部や機関系はグラナダでの調査も控えており、出力計測や簡単な分解にて外観と非破壊調査のみが行われるに留められていた。

 ただ操縦マニュアルについて、原本のオリジナルはソロモンに置かれ、完全コピー版がシャアの手に渡されている。まあ、マニュアルは読めれば良いので問題はなかったが。

 また、強力な装備のビームライフルについても解析し量産へ繋げたい思惑の為、施設の整ったグラナダまで移送予定でシャアのムサイに積み込んでいるが現在封印中となっている。シールドは、外観調査の後に極一部を削られたが、そのままシャアに渡されていた。

 今回の試乗での主装備はザク・バズーカだけである。

 コピー版のマニュアルをコクピットで眺めつつ、シャアの搭乗するガンダムは、将官用旗艦型ムサイの後部格納庫へ戻って来た。

 

「いかがでしたか、少佐殿」

「問題なく順調だったよ、ラエス中尉」

「じゃあ、データを調べますね」

 

 MSデッキでシャアを、同じ背丈ほどの細目な一人の男が出迎える。彼は軍服の上に白衣を着ていた。

 シャアのムサイ艦隊が、サイド6へ向け宇宙要塞ソロモンを離れるとき、ドズル中将から贈り物があった。

 鹵獲した新型MSガンダムに加え、失ったザクの補填分一機と追加の武器装備類、そして――新たにガンダム解析班の名目で優秀なメカニックの白衣なラエス中尉率いる技術スタッフグループがシャアのムサイに乗り込んでいた。

 彼らは、シャアのザクを最初に3倍速へ調整した非常に優秀な技術者達で、シャアとの関係が良好で信頼のある者達であった。

 3倍速ザクのベースは指揮官用ザクII(MS-06S)であるが、彼らによって独自の改良により、見た目以上の別物な機体になっているのだ。

 戦は人が纏まることで成果が出ることを知っており、こういう辺りはドズルが部下思いの優れている将と言えた。

 シャアとしても特進で今後増えるであろう兵器装備類のメンテ、調整には欠かせない人材達であった。

 

 そして、艦隊は三日半後にサイド6宙域へ到達する。

 この間、アムロは―――シミュレーターにハマっていた。平均点はすでに600点近くになっていたりする……。もはや時々練習で対戦するMS曹長達らに「『少尉』、もう勘弁してくれ」と言わせてしまうほどだった。

 また彼は守衛付きながら、ついに独房から個室に移されている。ただし、足首に位置センサー付の頑丈なリングが付いており、艦の出口に近付くと事前にそこをロックされる機構が有り、自由な範囲もまだ狭い。それと室外では少佐のように顔を隠すグレーのマスクの着用が義務付られていた。

 シャアは相変わらず、人払いな状態でアムロへの勧誘を続けている。

 そしてそれは、両軍のどちらかがボロボロに負けるまで戦いが進む前に、この戦争を終わらせる方法があることも遠回しに話し始めていた。戦いを早期講和へ持ち込むには条件があり、そのためにアムロにも手を貸してほしいと訴えていた。また、シャアの基本的な方針の考えには民間人への攻撃は含まれないと言う。ただアムロへ「これらは反戦要素が強いから君は口にしない方がいい」と、さり気無い口止めも忘れない。少尉も頷く。

 そして―――シャアはアムロのMS操縦技術の高さを『とても』褒めた。

 

「君のその技術は、戦争を早く終わらせるために非常に役に立つと私は思っている。是非人々の為に使うべきだ。早期終結への君の働き如何では、何百万、何千万の人々が死ななくて済むかもしれないのだ」

「………そ、そうかなぁ……」

 

 アムロ自身も自分のMS操縦技術の高さに気付き始めていた。持て余し気味なその力を使ってみたい気にも少しなり始めていたのだ。

 そして、戦争に加担する仕事を選び、家庭や家族を顧みないように見える父の事もあった。

 

(確かに戦争は―――早く終わらせるべきかもしれない。僕が連邦じゃなく、ジオン側というのも父さんにはいい薬になる気がする……でも……フラウらが……まぁ民間人は攻撃しないって話だし……うーん)

 

 アムロは、まだシャアという男を『良く』知らない。

 頭脳は明晰なアムロだが、まだ『若過すぎた』から―――。

 それでも、現時点で彼は未だ一人の『民間人』だった。あの場所へ付くまでは。

 

 ここサイド6宙域は、開戦当初より中立地帯である。

 自給自足のために必要な経済基盤を持ち、連邦、ジオン両陣営の有力者の子弟、関係者などが戦火を避け多く居住しており、また余剰食料などを輸出なども行なっていたため存在が両陣営より認められて中立協定が成立していた。

 サイド傍に浮かぶ宇宙灯台の内側で、シャア艦隊のムサイ二隻はサイド6の検察艇の横で停船する。協定により宙域内では兵器類等を封印されるためである。この封印テープが破られると高額な罰金処分となるのだ。

 封印後に旗艦型ムサイの艦内に検察官が上がって来て説明を受ける。これにはシャアが自ら対応した。検察官は、カムラン・ブルームと名乗っていた。

 手間のかかる手続きが済むと、ムサイ艦隊は宇宙港へ検察艇に曳航されて入港して行く。

 接岸し係留が終わると、シャアの艦隊の隊員達も交代での下船を許されていた。

 一方シャアは、アムロとデニム曹長を連れて下船し、シャア自らが運転する屋根があり偏光ウィンドウで中の見えない小型車でサイド内を移動し始めた。シャアらは軍服姿で、アムロは私服に義務となっているグレーの目元を隠すマスクを付けている姿だ。

 彼らは十キロ程走ったところに建つ、とある建物の前まで移動する。そこは広い敷地ながら、塀も無く人の気配の少ない四階建ての無機質な外観の建物に見えた。

 シャアは、デニム曹長へ時間を指定しここへ迎えに来るように伝えると、アムロにマスクを外させ受け取ると車の座席に放り、アムロを伴って建物の中へ入って行く。

 

「僕にもっと監視を付けなくていいんですか?」

「はははっ、私だけでは不足かね?」

「……そうですね」

「それに、折角ここへ来たんだ。逃げるのはここを見てからでもいいんじゃないか?」

 

 シャアは、そんな冗談のような話をアムロへ返していた。

 アムロはこの建物が何だか知らない。

 二人は建物の中のロビーに入るが、そこには全く人気が無かった。不気味過ぎる建物に感じる。

 そしてシャアとアムロは、一階ロビー奥に二台あるエレベータの一つに乗り込み、地下へ降りて行った。

 だが、そのエレベーターは少し下ると止まり、今度は―――横へ動き出していた。

 そしてしばらく横に移動すると止まり扉が開いた。

 開いた扉の足元の扉用レールやその周囲を見ると、アムロはギョッとした。向こう側の扉も開いていたが三重になっており、その厚さは合計で―――優に1m以上もあった。

 殆ど核シェルターみたいなところである。

 

(な、なんだ……ここは?)

「ついて来たまえ」

 

 アムロは、先へ進むシャアに付いて中へ入って行く。さらに三か所ほど道なりの通路にあった分厚い扉のゲートを通ると、病院のようでもあり研究機関のような設備が目立つブロックが現れた。

 そこへ踏み込むと、アムロは『イヤな感覚』に襲われる。

 

『……タスケテ……』

 

 今、そんな声を聞いた気がした。

 

(えっ……?)

 

 振り向いた側に廊下があり、先は照明が落とされ少し薄暗くなっていた。

 

「アムロ少尉……どうした?」

「い、いえ」

 

 先に進んでいたシャアから振り向き様に声を掛けられ、アムロは先へ急いだ。

 二人は診察室のような部屋へ入ると、白衣の医者のような人物に少佐が話をしていた。 それから、三時間ほどアムロはいろんな計測機器を付けられて、数種類のシミュレーターへも乗せられていた。

 一通り終わると二人は食堂で食事を取っての休憩になった。

 

「少佐、此処は何ですか? その……研究施設ですよね?」

「ジオンの施設だよ。連邦も何かの施設がサイド6のどこかにあるはずだ」

「……ここ中立じゃあ?」

「そういう所でしか出来ないこともあるのだよ。戦争は当然綺麗ごとだけじゃない。君も軍人なら、よく覚えておきたまえ」

「はぁ」

 

 そこでアムロはトイレに席を立った。

 この施設からは容易に逃げられない事を知っていたシャアは、食堂に残っていた。

 アムロも入口の扉の厚みやゲートの数から『さすがに逃げるのは無理かな』と諦め、トイレで用を足して食堂へ戻ろうとした時だった。

 

『……助けて……誰か私を助けて……』

 

 ハッキリと聞こえた……いや感じた。

 

「誰なんだ、君は?」

 

 気が付くと先ほど振り向いた、照明が落とされ先が少し薄暗くなっていた通路を、またアムロは見ていた。

 今度はそちらへと彼は歩いて行ってみる。

 すると奥を左に曲がった突き当りに部屋があった。そこはガラス張りになっており、薄暗い中に―――よく見ると多数のランプの明滅が浮かび上がる計測機器を全身に付けた、まだ小柄な女の子が診療台のような椅子に横たわっていた。頭にもヘッドギアのような、目元にもバイザーが降りている物を被らされている。

 

(この子、監禁……されているのか?)

 

 アムロの胸へ、徐々にジリジリとした怒りの感情が湧いて来る。

 だが、少女の腕や足に計測機器以外に拘束具等は無いようだ。

 分厚いガラス越しに手や体を付けた彼は、少女へと大きめな声で話し掛ける。

 

「君が、僕を呼んだのか?」

 

 すると少女はバイザーの下りた顔をアムロへ向けて尋ねる。

 

「私服……? 見ない顔ね。貴方は? ……私の心が聞こえたの?」

「僕はアムロ。助けてって聞こえたよ。君は? それに、ここに捕まってるの?」

「……ハマーンよ。……そうね、戻る場所も行ける場所も無いから……そうかも」

 

 『戦争は当然綺麗ごとだけじゃない』―――彼女の詳しい状況は分からないが、さっきの、シャアの言葉をアムロは思い出していた。

 

(酷いな、くそぉ……まだ小さい女の子なのに……ジオンめ。……いや、連邦もやってるかもしれない。これも……『戦争』が悪いのか?)

 

 アムロは、ガラス張りの部屋の入り口を探した。分厚そうな扉はすぐ横に見つけたが、入力コンソールがあった。パスワード錠だろう……さすがに開けられない。一瞬、爪を噛みそうになる。

 

「RDF5JQRCよ(サングラスを掛けた『俗物』な担当の時に反射して指先も写ってたから)」

「えっ?」

「開けたいんでしょ、そこを。……でもいいの? 開けたら貴方、捕まるかも」

(……確かに。でも―――見過ごせない)

 

 少女の言ったキーを打ち込むと特殊ガラス張りの扉は開き、彼は躊躇なく部屋の中へ足を踏み入れる。

 そして少女の横に来ると、彼女の計測装置を外しながら告げる。アムロは、質問形を口にしなかった。

 

「一緒に行こう」

「……私と? でも……」

「大丈夫、一緒に外へ行こう」

 

 アムロは、優しく手を差し伸べ微笑んだ。

 

「……(私を助けてくれる人が……やっと来たんだ)……はい!」

 

 ハマーンはアムロの手に引かれ、寝ていた状態からゆっくり起き上がると、薄暗い中でも可愛らしい笑顔を見せながらヘッドギアを外した―――だが、その表情が一気に引きつる。

 

「お前達、そこで何をしている! 動くな!」

 

 複数の足音と共に照明が点く。

 アムロは、ハマーンを庇いながら彼女の目線先へ振り向くと、白衣の服を着た男と警備の男達数名が扉の前付近を固めていた。

 

 絶体絶命だった。

 だが―――

 

 『私に協力したまえ。悪い様にはしない』―――少佐のかつてのその言葉にアムロはここで乗ることにした。だが、彼はこの時、まだその先に有る『本当のモノ』が見えてなく、甘い考えであった。少しぐらい踏み込んでも、後戻り出来るものだと思っていたのだ。若さゆえ、後戻りは無理だという事に気付けていなかった。

 

「僕はアムロ少尉です。食堂にいるドズル中将配下のシャア少佐を呼んでください」

 

 アムロは直接シャアから名前等を聞いていないが、ムサイ艦内で得た事から確信していた。

 寄せて来ていた警備の男達が、目の前の私服な『少尉』から発せられた『中将配下』や『シャア』との言葉に顔を見合わせる。

 

「さあ、早く! 僕は何処にも行きません。武器も持ってませんし」

 

 アムロが無抵抗な意思を示し、軽く両手を上げながらも急かせると、警備の男が一人下がって行った。

 そして、すぐにシャア少佐を連れて帰って来る。

 アムロは少佐の姿を見ると叫ぶように考えを伝えた。

 

「少佐、『あなたに協力する』ので、この子が外に出られるよう―――何とかしてください!」

 

 アムロは、シャアへ問題を丸投げする。少年にはガンダムへ乗り込もうとした時のような、思い切りのいい度胸もあった。

 警備の者達が「協力……?」と再度顔を見合わせる。

 

「ふふふっ、ははははっ。少尉、君は本当に(それで)いいのか?」

 

 シャアはこの少尉から問題を急に振られつつも、平然と受けていた。笑う余裕すらあった。彼にとっては『この程度』の事なのだ。

 そしてまた当然知っている。『YES』と言えば、目の前の彼はもう後戻り出来ないという事を。

 

「あっ……一つだけ条件を。民間人施設へ(の攻撃)は拒否します。それ以外なら少佐に協力しますから」

「……ふふっ、まぁいいだろう……分かった。そこで、少し待っていたまえ。ここの責任者に話してこよう」

 

 それから一時間後、シャアは責任者のフラナガンに話を通し、この少女ハマーンをシャア預かりで外へ連れ出すことを機関に容認してもらって来る。

 ただアムロについて、たまにデータを取らせることを条件にしてきた。速報データだったが、アムロは先ほどの検査でかなりの数値を叩きだしていたのだ。対して、少女ハマーンへは機関として、この時もはや余り期待するところは無かったのである。

 ただ、機器を急に外したノイズだろうとされたが―――アムロと邂逅していた時間帯に凄まじい数値を計測していたという……。

 アムロがその条件を飲んだため、話し合いは成立する。

 シャアはこの条件をさらに利用し、フラナガンへアムロをここの仮所属にし、特務機関から配属の少尉、『アムロ・ノール』を実現化させていた。

 これに倣って、のちに若年齢なハマーン・カーンも臨時軍曹にする。

 

 

 

 シャアは、ついにアムロの協力を得ることになった。

 少年が、後戻りできない道を進み始める。

 アムロのジオン側での参戦も近づいて来た。

 

 そして、シャアのムサイ艦隊に一輪の―――ハマーンの可憐な華が咲く。

 

 しかしアムロは、一つ重要なことを忘れていた。

 後戻りすると考えていたとしてもジオン側へ一旦は協力する以上、身元はともかく『V作戦』については教練施設等について明かさなければならないだろうという事を……。

 感情から『勢い』で動くところがある少年アムロは―――まだ『若かった』。

 

 

 

                 ◇ ◇ ◇

 

 

 

 全長2kmにも及ぶ巨大な艦影を中心にした船団が地球圏へ到達しつつあった。

 

「何とか壊れかけの機関は持ちそうだな、少尉。今回が初めての往復任務の若いパイロットながら、君の発案と技術が無ければ如何なっていたか。本当にご苦労だったな。皆、君に感謝しているぞ」

「はっ、ありがとうございます。ですがあの時、艦長らのお早い帰還の決断と、皆での不眠の作業があったればこそかと思います」

 

 その巨大な艦影の先端に近い艦橋部で、地球連邦政府資源採掘艦艦長のブルース大佐が掛ける声に、横に立ち照れるように微笑む若き天才肌の薄紫髪な少尉であった。

 

 彼の名は―――パプテマス・シロッコ。

 

 間もなくこの戦争で名を轟かす男である。

 

 

 

to be continued

 

 

 




2015年03月16日 投稿
2015年04月05日 文章修正



 次回予告)
 戦場に可憐な華たちが咲き誇る。
 シャアのムサイ艦隊にハマーン・カーン。
 ホワイトベースにセイラ、ミライ、フラウ・ボゥ。
 そして、連邦にも――

 次回、RED GUNDAM、第7話『マチルダ出撃す』
 君は、生き延びることが出来るか……


 そんな感じで。




 解説)俗物
 世間的な名誉や利益などに心を奪われる、利己主義なつまらない人物。俗人。
 対して、損得抜きなアムロの優しい言葉と行動に、少女ハマーンは感動し信頼を寄せ付いてゆく―――どこまでも。

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