やはり俺の真・恋姫†無双はまちがっているฺฺ   作:丸城成年

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楽進、李典、于禁

 良く晴れた日、俺は街の大通りから三本外れた通りを華琳と冬蘭の二人と一緒に歩いていた。

 

 本日はデートですか? いいえ、仕事です。

 

 なんか最近仕事ばっかりやっている気がする。ちなみに今日の仕事は街の視察だ。荀彧と夏蘭は留守番、季衣は新たに発見された山賊の討伐へ出発している。そして、残りの面子で街の視察に来ているのだ。

 

 視察は手分けして行う手筈となったのだが、その際の組み分けで華琳と冬蘭の二人と組む事となった。ボッチのトラウマの一つである班分け。今回は幸いな事に俺はあぶれずに済んだ。と言うのも最初から俺達は一緒に行動する予定だったのだ。

 

 今回の視察では既に計画がスタートしている治安維持計画改め、都市再開発計画の進捗状況を確認するのも目的の一つである。その為、この計画の責任者である俺と担当の一人である冬蘭が華琳と共に行動し、現地を確認しながら状況説明や今後の予定など細かな話を直接華琳へする事となっている。

 

 ちなみに華琳は刺史から州牧へ昇進したらしい。偉くなって仕事も増えたが、この都市再開発計画は重要な案件なので直接確認したいとの事だ。

 

 しばらく歩くと計画の一環として新たに開かれた市へ着いた。市は人で賑わい活気に溢れている。

 

 

「なかなか盛況ね」

 

 

 華琳が満足そうに言った。市はまだ小規模ではあるが、今のところ順調に機能している。まだ面積としては計画の対象となる地域の約一割程度ではあるが、一部でも上手くいけば今後の展開も楽になる。住民の立ち退きと再開発の成功例が目に見えて現れれば、出資したがる商人も出てくるだろうし、今後の各所への交渉も楽になるはずだ。

 

 

「この辺りは元々比較的大通りに近かったし、立ち退きでごねる住民も少なかったから思ったより早く形になったな」

 

 

 当初ごねていた住民も俺達が直接話をすると意外に何とかなった。夏蘭の威圧感十分な立ち退き勧告と冬蘭の優しい懐柔。そして俺の丁寧な立ち退きに対する補償と断った場合のリスクの説明によって、すぐに皆快く立ち退いてくれた。それと立ち退いた住民の一部はそのまま労働力として雇ったが、特に不満の声も上がらず、こちらも上手くいっている。

 

 

「あとの問題は時間だな。出来ればもう少し計画を前倒ししたい」

 

「兵は拙速を尊ぶと言うけれど、あまり急ぎ過ぎると余計な問題が生じかねないわよ」

 

「それは分かっているが……」

 

 

 俺の言葉に華琳は懸念を示した。俺もそれに関しては分かっている。立ち退き交渉で強引になり過ぎると住民の不満も溜まるだろうし、住宅の解体などの現場を急かすと事故に繋がりかねない。しかし、この計画は早く片付けたい。

 

 何故なら戦乱の時代まで時間が無いかもしれないのだ。俺の知っている歴史から大きく変化していなければ、これから世は大きく乱れる。しかも俺は大まかな流れこそ覚えているが、残念ながら歴史の詳しい年代までは記憶していない。悠長に街作りをしていられる期間は長くないかもしれないのだ。

 

 そして、それより不安なのは歴史通りに事が運ばないのではないか、という可能性である。なにせ華琳……曹操達が女になってしまっているという大きな違いがあるのだ。他にも歴史から外れた部分がいっぱいあっても不思議ではない。

 

 今の俺に出来るのは何かあった時の為、華琳の陣営を強化するなどの準備だけである。だから、この計画は出来るだけ早く完了したいのだ。

 

 

「八幡さんが仕事を前倒しにしたがるなんて……頭は大丈夫ですか?」

 

「どういう意味だよ!」

 

 

 冬蘭が驚愕の表情で俺を見ている。

 

 いや、お前は俺をどういう人間だと思っているんだ。そこまで驚く事じゃないだろ。俺だって仕事を急ぐ事ぐらいある、例えば華琳の前だと書類作業は三倍速だ。だって怖いんだもん。

 

 それにしても、こっちの世界に来てから一度も仕事をサボってないのに何でこういう扱いなのか。あれか、いつも「休みたい、面倒くさい」なんて言っているのがいけないのか。印象って怖いなー、と考えていると市の売り子が元気な声を上げているのが聞こえてきた。

 

 

「おーい、そこの兄さん。可愛い女の子を二人連れた色男の兄さん、ちょこっと買い物していかへん?」

 

 

 可愛い女の子を二人か。羨ましくはない、羨ましくないが。しかし、俺が仕事と謂れ無き偏見を相手に戦っているというのに、両手に花とかリア充爆発しろ。

 

 

「チッ、何処の誰かは知らんし、何を売っているのかも分からんが買ってやれよ。皆に幸せを分けてやれ」

 

「いやいや、兄さん。あんたの事やで」

 

「はあ?」

 

 

 舌打ちをした後、吐き捨てるように俺が言うと思わぬ言葉が飛んできた。

 

 俺は華琳と冬蘭の顔を見る。可愛い女の子が二人だ。周囲を見回しても女を二人連れている男は俺以外いない。

 

 

「そうそう、あんたの事や。うちの商品見ていって」

 

 

 声をかけてきた売り子へと振り返る。

 

 そこには山、ではなく豊かな双丘があった。客引きの為なのか、売り子の女は露出度が非常に高い。そして胸がデカイ。しかも、その豊満なる胸を包むビキニ(の様な物)が丸出しである。服の隙間から覗いているとかいうレベルではない。完全に曝け出(さらけだ)している。

 

 な、なんなんだコイツ。この世界へ来てから俺の持つ常識は揺らぎっぱなしだが、これは衝撃的だ。ここは本当に後漢の頃の中国なのか。

 

 

「痛っ!?」

 

 

 俺が混乱していると背中に痛みを感じた。振り返ると冬蘭と華琳がジトっとした目で俺を見ている。ちなみに背中の痛みは冬蘭が(つね)っているのが原因だった。

 

 

「視察すべき対象はそこじゃありませんよ」

 

「…………」

 

「お、おう」

 

 

 にこやかに、但し目は全く笑わっていない冬欄と黙っている華琳。二人の威圧感に俺はどもってしまった。そんな俺達の状態を気にした様子もなく、売り子はしつこく話しかけてくる。

 

 

「よっ色男! モテモテやね。そんな色男にはこれがお奨めや」

 

「ただのカゴじゃねーか!!!」

 

 

 売り子の前に並んでいるのは普通のカゴ、カゴ、カゴ、そして最後もカゴ。何がお奨めだよ。色男にカゴがどう関係するんだよ。

 

 

「まあまあ、ちょっとでええから見て行って」

 

「いや、カゴなんて……何だ、これ」

 

 

 執拗な勧誘を断ろうとした俺の目におかしな物が映った。カゴが積まれている横に奇妙な箱の様な物が置かれていた。それは木で出来た歯車などを組み合わせたゴテゴテした物であった。

 

 

「ほう、これはお目が高い! こいつはウチが開発中の全自動カゴ編み装置や!」

 

 

 売り子が満面の笑みでソレを指した。もし本当に全自動というのならオーパーツも良いところだが、どうなのだろうか。不機嫌そうだった華琳と冬蘭も興味があるようで、装置を覗き込んでいる。

 

 

「ここに細く切った竹を突っ込んで……こっちの取っ手を回してやれば」

 

 

 売り子がそう言って装置の側面にあるハンドルの様な物をグルグルと回すと、ゆっくりと編み上げられたカゴの側面部分が装置から吐き出された。

 

 どう見ても完全に手動である。

 

 華琳もそこは気付いているだろうが、突っ込まず別の質問をしている。

 

 

「側面部分以外はどうするの?」

 

「あ、それは手編みです」

 

「そ、そう。全て手編みで作るよりかは効率的ね」

 

 

 売り子の答えは予想の斜め下であった。華琳も少し反応に困っている様子だ。冬蘭も微妙な顔をしている。分かる。分かるぞ、二人の気持ちは。それを俺が代弁しよう。

 

 

「全自動(笑)」

 

「ちょっ、兄さん。酷いわー。そこはアレ、雰囲気っちゅーやつやで」

 

「雰囲気って、ただの嘘だろ。まあ、それでも凄い物なのは確かだけどな」

 

 

 この時代としては画期的な装置だろう。この技術力なら色々応用が利きそうだ。俺は感心して動きを止めている装置のハンドルを試しに回してみる。

 

 

「あっ、アカン!」

 

「えっ?」

 

ミシミシベキッ、ズバアアアッッーンンンン!!!!!

 

 

 売り子が慌てた様子で俺を止めようとした瞬間、凄まじい音と共に全自動カゴ編み装置が弾け飛んだ。

 

 

「八幡っ!」

「八幡さん、大丈夫ですか!?」

 

「……お、おう大丈夫だ」

 

 

 俺を心配している華琳と冬蘭に無事を告げる。

 

 それにしてもビビッた。マジでビビッた。心臓が止まるかと思った。

 

 

「あちゃー、開発中って言うたやろ。まだ強度が足らんから良く爆発してまうんよ」

 

「こわっ、そんな物を街中で試すんじゃねえええ」

 

 

 売り子はしれっと言っているが、完全に危険物である。俺がさらに文句を言おうと売り子に詰め寄ろうとした時、背後から大きな声が聞こえてきた。

 

 

「あー、やっぱりあの爆発はウチの出店だー」

 

「真桜、何をやっているんだ。何故竹カゴを売っていて爆発が起こるんだ」

 

 

 俺が振り返ると二人の少女が呆れた様子で売り子を見ている。どうやら知り合いのようだ。一人は眼鏡をかけていて、もう一人は全身傷跡だらけである

 

 

「もー、真桜ちゃんは店番も出来ないのっ?」

 

 

 眼鏡っ子が売り子に呆れながら文句を言っている。すると売り子が俺を指差した。

 

 

「ウチのせいやないよ。そこの兄さんがやったんや」

 

 

 不用意に装置へ触れたのは悪かったと思うが、爆発するような物を街へ持ち込むなよ。

 

 眼鏡っ子と傷跡の多い少女が俺を見て、次に俺の手元へ視線を移す。そこには全自動カゴ編み装置の残骸があった。それを見て二人は状況を理解した様だ。

 

 

「あー、それ村にいた時も爆発してたヤツでしょ」

 

「ちゃうちゃう、あれは試作品二号でこっちは三号や」

 

 

 爆発は初めてでじゃないのかよ。恐ろしいな。

 

 俺がドン引きしていると傷跡の多い少女が俺に頭を下げた。

 

 

「申し訳ありません。私の名は楽進。連れが迷惑をかけました」

 

「いや、いいよ。勝手に触った俺も悪かった。でも、街中に危ないモンを持ち込まないでくれよ」

 

「はい、真桜に……いえ、李典にもきつく注意しておきます」

 

 

 楽進は俺の言葉に頷き、キッと売り子改め李典を睨む。凄い目力で怖すぎる。

 

 しかし、楽進と李典と言えば三国志でも聞く武将名である。まさかとは思うが一応確認して置くべきか。

 

 

「楽進と李典か、そっちの子は何ていうんだ?」

 

「わたし? わたしは于禁っていうの」

 

 

 眼鏡っ子が軽いノリで答えてくれた。

 

 楽進、李典、于禁とくれば、もう確実にだ。偶々三国志に出てくる武将と同じ名前の人間が三人も揃うなんてないだろう。それにしても、やはり名だたる武将は軒並み女になっているか。

 

 俺は冬蘭の手を引いて声を潜める。

 

 

(なあ、ぱっと見で強さとかって分かるか?)

 

(んー、大まかになら分かりますね)

 

(あの三人は強いんじゃないか?)

 

 

 俺の質問に冬蘭は意外そうな顔をする。

 

 

(分かりますか? 三人ともそこらの賊では話にならない位には強いと思いますよ)

 

 

 冬蘭のお墨付きである。それに楽進、李典、于禁は三国志系のゲームでも結構有能だったと思う。これはぜひ勧誘しておきたい。しかし、俺にとってそれは高いハードルだ。

 

 どうやって勧誘すれば良いのか全く分からん。「良い仕事があるよ~。楽で未経験者でも歓迎。アットホーム(百合の園)な職場だよ」とか言えば良いのか?

 

 

(頭を抱えて何を悶えているんですか。気持ち悪いですよ)

 

(今大事な事を考えているんだよ。ああ、どうすりゃ良いんだ)

 

 

 ああでもない、こうでもないと思案していると冬蘭が気遣うように俺を見ている。しかし、心配している風だけど素で酷い事を言うなよ。傷つくし、そのうち癖になったらどうするんだ。

 

 

「二人して何をしているの?」

 

 

 華琳が俺達を見て呆れている。

 

 唐突に二人で内緒話を始めて、片方が頭を抱えて悶えていたら呆れもするよな。いや、しかしこれは好都合かもしれない。いっそ華琳に勧誘して貰えば良いのではないか。華琳なら魅力の能力値も高いはず。完全にゲーム脳である。

 

 

「華琳、あの三人を勧誘しないか?」

 

 

 俺の言葉を聞いた華琳が楽進達へ視線を移す。じっくりと三人を観察する。

 

 李典が両腕を組んでいる。そうすると豊満な胸が下から押し上げられ強調される。つい目が引き寄せられるが、バレると面倒なので無理矢理視線を外す。そして、視線をズラした先には冷たい目で俺を見る華琳と冬蘭の二人がいた。

 

 

「胸ね」

「胸ですね」

 

「違うからな。あの三人は多分優秀だからだぞ」

 

 

 俺の弁解に冬蘭は首を横へ振り、言い訳は聞かないという構えである。華琳も俺の弁解に懐疑的な様子である。

 

 

「本当かしら。別の意図があるように思えるのだけれど……」

 

「無い無い。冬蘭にも確認したが、あの三人は結構強いんだろ」

 

「まあ、武の心得はあるでしょうね」

 

 

 華琳も異論を挟まず三人が強い事を認めた。華琳もちょっと様子を窺っただけで相手の強さが分かるんだな。俺には三人とも普通の女の子にしか見えないんだが、やはりある程度実戦経験を積むと分かるようになるのだろうか。

 

 まあ、それは今関係ないから置いておくとして、もう一押しだな。

 

 

「それにあの装置だよ。あれは試作品で問題があったが、技術力は凄いと分かる。戦いに使える物も作れると思うし、街の生産性が上がる様な発明も出来るんじゃないか」

 

 

 華琳も今度は俺の説明に納得したのか、反論が無い。華琳は少しの間、思案していたが直ぐに楽進達へと顔を向けた。

 

 

「貴方達、楽進、李典、于禁と言ったわね。私はここの州牧である曹操よ。貴方達は私の部下に欲しいわ。優遇するわよ」

 

 

 華琳の直球で唐突な誘いに三人が混乱状態に陥る。

 

 

「えっ、州牧様? ど、どうしよう真桜ちゃーん」

 

「いや、急に言われても……凪、どないする?」

 

「ちょ、ちょっと待て……という事は州牧様のお連れに怪我をさせてしまったのか」

 

 

 楽進の言葉で李典と于禁が顔を青くする。三人が慌てて膝をつこうとしたので俺はそれを止めた。

 

 

「怪我はない驚いただけだ。謝らなくて良いし、畏まらなくて良いから」

 

「「はあ……」」

 

 

 気が抜けたのか三人とも大きく息を吐き出している。しかし、肝心の用件の方は何も片付いていないから気を抜くのは早いぞ。ほら、華琳が返事を待っているぞ。

 

 

「それでどうかしら。私の下で働くのは不満?」

 

「め、滅相もありません。ただ私達は村の使いでカゴを売りに来ているので、一度村に戻らないといけません。だから直ぐにはお答え出来ません」

 

 

 三人の中では一番落ち着いている様子の楽進が華琳へ返事をした。

 

 この楽進、表情があまり変わらず無骨な感じがするが、その頬を伝う汗を俺は見逃さない。表情に感情が出にくいだけでかなり緊張しているのだろう。こちらに悪い感情はなさそうだし、言っている事も本当だろう。

 

 

「まあ、今すぐ答える必要もないだろう」

 

「そうね。心が決まったら私の所へ来なさい」

 

 

 華琳もこの場で無理に決めさせる気はない様だ。そして、華琳が冬蘭へ目配せすると冬蘭が李典へお金を渡した。

 

 

「これは?」

 

「商売の邪魔をしてしまった詫びよ」

 

「こんなに貰えませんよ……。あー、それやったら代わりにカゴを持ってって下さい」

 

 

 冬蘭が渡したお金は結構な額だった。李典は最初恐縮して返そうとしたが、全く受け取る気配の無い冬蘭を見て代わりに重ねたカゴを渡してきた。華琳の方を見ると頷いている。俺が持つのか。

 

 正直、こんなにカゴはいらんと思う。

 

 

「それじゃあ、良い答えを期待しているわ」

 

 

 そう言って歩きだした華琳へ俺と冬蘭も付いて行く。その時、騒ぎを聞いて駆けつけた警備兵と鉢合わせになった。

 

 

「そ、曹操様っ!? そ、そう言えば今日は視察でしたね。あの……この辺りで騒ぎがあったようなので駆け付けたのですが、何か問題がありましたか?」

 

「それならもう大丈夫よ。持ち場に戻りなさい」

 

「はっ!」

 

 

 華琳と直接話す機会など無い警備兵は、緊張の為か上ずった声で答えると直ぐに詰め所へ走っていった。華琳が俺の方へ顔を向ける。

 

 

「増やした警備隊の詰め所も機能しているようね」

 

 

 視察という意味では良かったが、爆発はもう勘弁だな。あとカゴがかさ張って歩き辛い。冬蘭に少し持って貰おうとしたが、「自分は何かあった時にお二人を守らなければならないので、身軽でないといけません」と言って断られた。そして、華琳に頼むほど俺は蛮勇ではない。

 

 

 

 

 ちなみに秋蘭と合流した時、ちょうどカゴが欲しかったのだと喜ばれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




おまけ

沙和「それにしてもビックリしたねー」
真桜「せやな。まさか州牧さまから誘われるなんてな」
凪 「連れの方に怪我が無くて良かった」
真桜「ホンマやで、心臓止まるかと思うたで」
凪 「お前が言うな。原因は真桜の発明品だろ」
沙和「ちょっとくらい怪我してても大丈夫だと思うよ」
凪 「?」
真桜「?」
沙和「真桜ちゃんの胸をチラチラ見てたし、触らしてあげれば許して貰えるよ」
凪 「////////」
真桜「相変わらず凪はこういう話、苦手なんやな」






読んでいただきありがとうございます。

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