絢の軌跡Ⅱ   作:ゆーゆ

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12月31日 そして騎士と魔女は征く

 

煌魔城最上層、緋の玉座。

直径100アージュを超える半球状の空間と、床面に浮かぶ紋様が織り成す幾何学模様。

その中心には無数の管が形成する緋の大樹が、城の頂点を貫いている。

不気味に点滅する大樹の幹には、緋色の輝きを放つ騎士人形が半身を覗かせていた。

 

「・・・・・来たか」

 

緋の大樹へゆっくりと歩を進める、騎士と魔女がいた。

大樹の傍らで2人を待ち受ける2人も、騎士と魔女だった。

騎士は騎士を無表情で見下ろして、魔女は魔女と使い魔を冷徹な笑みで迎える。

やがて足を止めた騎士と魔女に、魔女は言った。

 

「ようこそ、物語の終焉へ。と、言いたいところだけど・・・・・・観客がゼロでは、物足りないわね」

「いいえ、ゼロじゃないわ」

 

少しの躊躇いや迷いも見せずに、魔女が返す。

騎士は訝しんだ様子で、魔女に言った。

 

「委員長ちゃん。そいつは謎掛けか何かかよ」

「やめてくれ。お前にも分かってるんだろう」

 

騎士が答えてから、背後をちらと見やる。

誰の姿も映らない。でも、背中は温かった。見えなくても感じることができた。

道を拓き導いてくれた、背中を押してくれた沢山の光。

それを刻み力に変えて、騎士と魔女は前を向いた。

 

「みんなここに居る。みんな戦っているんだ、俺達とお前の為に。目を逸らすな、クロウ」

 

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『破壊獣』の異名に恥じない、底無しの体力と圧倒的な突進力。

まるで魔獣だ。人と対峙しているという気が微塵も感じられない。

漆黒の巨体から放たれる闘気は、あの魔煌兵さえもを凌駕している。

私が放った無数の矢は、その全てが尽く弾かれてしまっていた。

 

「ぬあああぁっ!!」

 

剛腕と共に振るわれる機械化手甲の一撃を、シャロンとフィーが紙一重で回避する。

途端に吹き荒れた突風が全身を襲い、背中から床へ倒れ込んでしまう。

 

「あぐっ・・・・・・!」

 

勘弁してほしい。折角痛みを堪えて、立ち上がったのに。

身体が言うことを聞いてくれない。もう、力が入らない。

熱を帯びた脇腹から、刺すような痛みが広がっていく。呼吸の数だけ苦痛が生まれる。

 

瞼を閉じたら、すぐにでも意識を失ってしまうかもしれない。

そうすれば楽になれる。そんな甘い誘惑に、思わず視界が狭まっていく。

 

「バカ」

 

右手で頬を叩くと、すぐに目が冴えてくれた。

呆れてものが言えない。そうじゃないだろう。

こんな時に《Ⅶ》組の皆ならどうする。誰一人として諦めたりはしない筈だ。

アヤならきっと、歯を食い縛って立ち上がる。リィンなら―――

 

(・・・・・・リィン、か)

 

憧れに留まってくれて良かったと思う。横恋慕は御免だ。

私は彼が欲しかったんじゃない。彼になりたかった。

アヤのことも、私はそんな目で見ていた。《Ⅶ組》の仲間達は、私に無いものを沢山持っている。

周囲を惹き付ける魅力。他人を導く力。中心に立って、巻き込んでいく。

それは全て、私が無意識の内に欲していたもの。私が歩むべき道に、必要なものだった。

 

与えられた人生には、少なからずレールが敷かれている。それは否定できない事実だ。

別に決められた道のりを行く必要はないのだろう。気に入らないなら、別の道を選べばいい。

 

でも私は、選んでいなかった。歩いてさえいなかった。

家族の崩壊という過去に縛られて。母親の全てを否定して。

当て付けのように弓術を学んで。父との死別すらもを、言い訳の欠片にした。

 

「私はっ・・・・・・」

 

悲劇のヒロインごっこは終わりにしよう。

そして、最上階にいる男子にも言ってやろう。悲劇のヒーローごっこは終わりだって。

特別なのは彼だけじゃない。私もそう、誰だって同じだ。皆、同じなんだ。

 

「お嬢様、どうか無理をなさらず」

「アリサよ」

「はい?」

 

もう迷わない。私は私だ。

私は敷かれたレールの上を、堂々と胸を張って歩んで行く。誰にも文句は言わせない。

 

「私はアリサ・ラインフォルト。母様の一人娘で、RFグループの後継者候補。それが私」

 

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ボクは、ずっと独りだった。

なんて言ったら、ガーちゃんに怒られてしまうかもしれない。

 

でも、やっぱり否定はできない。

クレアやレクターもいたけど、仕事柄一緒にいる時間は極々僅かだった。

単独による潜入捜査、破壊工作、諜報活動。いつも独りで『偽物』を演じた。

仮面を被り、偽りの自分を作り上げては潜り込み、何食わぬ顔で振る舞う日々。

 

全部、偽物のボクだった。孤独だらけの毎日だった。

そんな日常に慣れてしまっていた。どれが本物なのかが、分からなくなっていた。

普段はそんなことを気にしていなかったけど、いつだって心の何処かに、靄が掛かっていた。

 

へらへらと笑って、機密事項を周囲に漏らしてしまう癖は、知らぬ間に付いていた。

伝えたかったのかもしれない。知って欲しかっただけなのかもしれない。

本物のボクは違うって。ボクはミリアム・オライオンだって。

 

 

8月18日は、唐突に舞い降りた。

いつもと変わらない、仮面を被っての潜入捜査。

変わらない筈だった。唯一度切りの、偽りの学生生活の筈だった。

 

毎朝毎朝、ルームメイトのアヤは誰よりも先に起きる。

美味しい朝食に舌鼓を打って、みんなと一緒に登校する。

決まった時間に授業は始まって、決まった時間に終わる。

クラブ活動の大半は追いかけっこで、あっという間に日が暮れる。

夜には必ず情報局に定期連絡を入れて、ベッドに入る。

たまにアヤと一緒のベッドで眠り、また新しい朝が始まる。

 

何の変哲も無い日常。何も変わらない潜入捜査。

だった筈なのに―――毎日がとても温かくて、安らぎに充ちていた。

境界線は無くなっていた。失くしてしまった仮面を探しても、見つからなかった。

初めは戸惑いを覚えたけど、どうでもよくなっていた。ボクは、ボクになっていた。

 

 

終わりも突然だった。

10月28日に、一緒に眠ってくれる相方は居なくなった。

10月30日には、全部が消えた。当たり前にあった毎日が、オジサンも何もかもが。

ぽっかりと、胸の中に大きな穴が空いてしまった。

 

仮面を探す代わりに、ボクは失くしてしまったものを拾い始めた。

時間は掛かったけど、少しずつ見つかった。

一つ一つを必死になって、みんなと一緒に探し回った。

 

 

「ミリアムちゃん?」

「・・・・・・えへへ。何でもないよ、クレア」

 

 

もう少しだ。もう一頑張りで、全部揃う。

この城に―――最後の、一欠片がある。だからボクらは、今この場にいる。

 

ボクと一緒で、彼は仮面を被っていた。

偽りの自分を演じながら、それでもきっと、ボクと同じだったんだって思える。

 

だからボクは、ガーちゃんと戦う。みんなと一緒に戦う。

そして伝えよう。クロウは、クロウだって。

偽物が本物に成り代わることも、あるんだって。そう、みんなで伝えよう。

 

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「・・・・・・参ったな」

 

ナイフが突き刺さった左肩部を押さえて、深呼吸をする。

左手は動く。左肘も何とか動く。肩は―――無理か。

覚悟はしていたが、次から次へと面妖な術でこちらを惑わしてくる。

突如として無数のナイフに襲われては避けようがない。チェスのようにはいかないものだ。

 

「無事か、マキアス・レーグニッツ」

 

明後日の方角を向いたユーシス・アルバレアが、珍しく落ち着かない声を漏らす。

彼の影には、銀の装飾がなされた短刀が刺さっていた。身を縛るこの術も厄介極まりない。

 

「ああ、何とかな。君はどうなんだ」

「フン、見れば分かるだろう」

「そんな状態で威張らないでくれ」

 

肩のナイフはともかく、この術の絡繰りは分かっている。

影を縫う短刀さえどうにかできればいい。術は別として、これはただの短刀の筈だ。

かと思いきや、一向に抜ける気配が無い。異常に固く、微動だにしなかった。

 

「おい、何をしている」

「そう急かさないでくれ。かなり固いんだ」

 

上体を反らし体重を掛けても、短刀は僅かに動いただけ。

左腕を伝って流れ落ちた血が、短刀沿いに床へぽたぽたと滴っていく。

 

「阿呆が。やめろと言っている」

「トヴァルさんもあの男が相手では分が悪い。援護が必要だろう」

「ならお前が行けばいいだろう!」

「無茶を言うな。こんな有り様じゃ足手纏いになる。僕1人では無理だ」

 

更に体重を加えると、短刀は少しずつ動きを見せ始める。

いける。この調子なら、痛みさえ耐えれば何とか抜けそうだ。

 

「たまには、格好つけさせてくれ」

 

赤面モノのカッコ悪い過去は、いつだって唐突に思い出される。

今にして思えば、僕の士官学院生活は何とも体裁の悪い口論から始まった。

皆には随分と迷惑を掛けてしまったと思う。とりわけリィンには申し訳が立たない。

 

入学初日には、言い訳のしようが無いぐらいにカッコ悪い僕がいた。

《Ⅶ組》の雰囲気が暫くぎこちなかったのは、結局僕の態度が原因だったのだろう。

特別実習でリィンが負傷してしまった時は、最高にカッコ悪かった。

皆は知らないだろうが、中間試験の同点首位も、僕にとっては悔しさに満ちていた。

最近ではあの怪盗に取っ捕まり、丸裸で拘束されたことが屈辱以外の何物でもない。

思い返せば返す程、全体的にカッコ悪かったような気がしてならない。頭が痛い。

 

「それで、ポーラ君とは最近どうなんだ」

「短刀を抜いてみろ、刺し殺すぞ」

「それはご勘弁願いたいな」

 

一番癪に障るのは、この男は何をやっても様になるという点だ。

何をさせたって、言ってしまえば格好良い。嫉妬もあったのかもしれない。

いつだってお互いを天秤に掛けてしまう、自分がいた。

 

「ぐっ・・・・・・だああぁっ!!」

 

短刀が抜けた反動でたたらを踏み、弾かれたように後方へ足が取られる。

尻餅を付いてしまいそうになると、何かが僕の右腕を掴んだ。

右腕は肩へと回され、体重の大半を強引に肩代わりをされて、支えられた。

 

「痛ぅ・・・・・・そ、そういうのが癪に障ると言ってるんだ」

「意味不明な言動は慎むがいい。それと、ポジショニングを変更する」

「ポジショニング?」

 

ユーシスは僕の右腕の位置を直してから、続けた。

 

「最上階にいる阿呆を殴り飛ばす約束の筈だ。お前はレフトからライトに回れ。その左肩では、満足に殴れんだろうからな」

 

両翼のディフェンスウィング。

ラクロスのポジションを使って決めた、それぞれの定位置。昨日の話か。

 

「・・・・・・ああ。その為にも、まずはあの怪盗をどうにかしないとな」

 

カッコ悪くていい。不思議と今はそう思える。

天秤がどちらに傾こうが構わない。僕は、僕だ。

 

そして最上階で待つ先輩の化けの皮も剥いでやろう。

取り澄ました表情の裏には、きっと僕以上にカッコ悪い先輩がいる。

振り回されっ放しは御免だ。泣いたって許してやるものか、《Ⅶ組》随一の問題児。

 

「フン、精々足を引っ張るな」

「少しぐらい大目に見てくれないか・・・・・・」

 

自分の足で立ってから右手にARCUSを構え、戦術リンクを繋いだ。

苛立たしさを覚えるぐらい、ARCUSは青色の輝きを放っていた。

 

____________________________________

 

力が足りない。体力が足りない。速さが足りない。

技の冴えが足りない。剣気の鋭さが足りない。洞察力が足りない。

何もかもが足りていない。少しの油断が敗北に、死に繋がる境界線上。

 

「ぐうっ・・・・・・!?」

 

あたしは今、分不相応な領域に立っている。

足手纏いになるかならないかの瀬戸際。こんな感覚はいつ以来だろう。

劫炎が衣服を焼き、爛れた肌に纏わり付く。不快な焦げ臭さで鼻が曲がる。

痛覚の限界を超え、本能が「諦めろ」と囁いて、身体の動きを鈍らせる。

 

なのに―――あたしは今、笑っている。

居心地の良さすら覚え、滾っている。

 

あの子達は、ずっとこんな戦いを強いられてきた筈だ。

到底届き得ない域に立つ難敵を相手に、強靭な意志を以って立ち向かってきた。

今も戦い、抗い続けている。必死になって戦い続けている。

 

逃げる訳にはいかない。諦める訳にはいかない。

あの子達と一緒に、抗って見せる。力量差など知ったことか。

戦うことしか能が無い自分には、戦うことでしか、示せないものがある。

 

そして彼らの担任として、トールズ士官学院《Ⅶ組》の、サラ・バレスタインとして。

あたしは皆の帰るべき場所に立って、迎えてあげなければならない。

 

「大事無いか、サラ殿」

「やれ、ますっ・・・・・・やらせて下さい」

 

リィン、エリオット、マキアス、ユーシス、ガイウス。

アリサ、ラウラ、ミリアム、フィー、エマ、アヤ。

 

―――クロウ。

 

進みなさい。あなた達の明日を掴む為に。

信じなさい。己が選んだ道のりを、胸を張って。

誰一人として欠けることなく、必ずあたしの下へ帰って来なさい。

 

特に単位ギリギリの不良生徒。

この期に及んで登校を拒否したら、ぶっ飛ばすわよ。

 

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「ああ、そういやそうだったな」

 

ヴァルターはラスト1本の煙草を、シガーケースへと戻す。

吸おうか取っておこうか迷っていたのだが、予備の存在を今になって思い出す。

右の胸ポケットの中にあった、くたびれた1本の煙草。取って置きだ。

吸いたいと感じた時に、煙草が無い。喫煙者にとってはひどくもどかしい瞬間。

それを回避するための予備。たったの1本でも、こんな時には重宝するものだ。

 

「・・・・・・フー」

 

深々と吸い込んでから、紫煙を吐き出す。

その先には、床面に横たわる姉妹がいた。

 

「おいこら。もう終わりってんじゃねえだろうな」

 

欲求は収まらない。狂おしい程に喉が渇き、腹が減る。

いつからだろう。眠らないことに慣れてしまったのは。

いつからだろう。衝動に駆られては、何かを壊さなければ気が気でいられない。

 

―――考えるまでもない。

12月13日の、あの日。あの瞬間からだ。

 

「クク、それでいい」

 

姉妹はよろよろと身体を揺らしながらも、しっかりと両の足で立ち上がる。

欲求の全てを満たしてくれる、唯一が2人。極上の姉妹。

拳と得物を交える度に、まるで性行為のような快感を覚える。

 

「アヤ、無理だけはしないで」

「平気。お姉ちゃんと、一緒だから」

「・・・・・・そう」

 

明日なんてどうだっていい。

計画の行く末なんて知ったことか。

貪り食えればいい。この渇きは、眼前の姉妹しか潤してはくれない。

 

煙草が美味い。最高に美味い。

もう何だっていい。早く―――この渇きを、何とかしてくれ。

 

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灰の騎神、ヴァリマール。

リィンの声に応えたヴァリマールは、中央の吹き抜けを頭上に飛び、最上層へ降り立った。

対するは大樹の傍らに控える、蒼の騎神オルディーネ。決戦を前に、起動者は笑っていた。

 

「しっかしまあ、おあつらえの舞台だよな。俺達には勿体無いぐらいだ」

「・・・・・・それぐらいにしたらどうなんだ、クロウ」

「あん?」

 

リィンは腰に右手をやりながら、続けた。

 

「そうやって軽口を叩いている間は、楽でいられるんだろうな。でも今となっては、見ていて痛々しいだけだ。無理をしない方がいいんじゃないか?」

「おうおう、随分と生意気な口を利くようになったもんだな」

「ほら、まただ。そんな調子じゃ、士官学院へ戻った時に苦労するだけだぞ」

「ハハ、冗談だろ。それがあり得ないってことぐらい、お前にも分かってんだろうが」

 

リィンは答えない。代わりに冷ややかな視線を送るだけ。

嘲笑うかのようなその態度に、クロウがやれやれと溜め息を漏らす。

クロウは僅かに込み上げた苛立ちを隠して、言った。

 

「どの道、俺達は―――」

「こうなる運命だった、か?馬鹿も休み休み言ってくれ」

「っ・・・・・・はぁ。これ以上は付き合ってられねえよ。さっさと始めようぜ」

「ああ。それには賛成だ」

 

お互いの右腕が頭上に掲げられると、全身が光に包まれる。

吸い込まれるように、2人の身体は騎神のコクピットへと移動した。

 

それぞれの得物を握る騎神同士が向き合い、静寂が訪れる。

視線が重なり、想いが交差をしてすれ違い、溶け込んでいく。

 

何の為に戦い、何の為に騎神に乗って、自分達が何処へ向かおうとしているのか。

今となっては全てが曖昧で、答えらしい答えの無い、たったの一度切りの立ち合い。

雌雄を決する戦いの火蓋が今、切って落とされようとしていた。

 

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「エマ、手出しは無用よ。私達は―――」

 

―――ザンッ。

 

ヴィータの声を遮るように、エマが握る導力杖が床へ突き立てられる。

眼鏡越しにヴィータへ向けられる、鋭い眼光。確固たる意志と敵意。

 

「・・・・・・そう。それもまた一興というものかしら。フフ、とても素敵な伴奏曲になりそう」

 

起動者同士の戦いに手出しは無用。

それはエマも魔女としての本能を以って理解していた。

 

「踊れ踊れ、愛しき仔猫」

 

だからと言って、見を決め込んではいられなかった。

同族の末裔として、最大の禁を犯してしまった魔女の妹として。

たとえどんな宿縁があろうとも、見過ごす訳にはいかなかった。

 

「友の宿敵を眼にとらえ、爪を立てて、牙を剥け」

 

何より、ずっと追い続けてきた背中が今、目の前にある。

手を伸ばさずには、いられなかった。

 

「私だってっ・・・・・・私にだって!!応えて、セリーヌっ!!」

 

溢れんばかりの光の中から、緋の玉座へ漆黒の大猫が降り立つ。

九尾を揺らす紫炎の守護神は、確かな絆で主と繋がっていた。

 

 




構成的に少し短くなりました。

終章も残すところあと1話+αを予定しています。
原作に倣い、終章で一先ずのエンディングを迎えようかと思います。
勿論後日談も書きます。というか、書かないと原作以上のぶった切りになりますので。

ただ、少し時間が空くかもしれません。
最後までお付き合いいただければ幸いです。

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