星の扉目指して   作:膝にモバコイン

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第四.五話 アイドルたちの素顔2

何処か上の空、精神に釣られて実体も呼応するように伏し目がち。予期せぬ伏兵に削がれて立ち上がるのも億劫になるが……そうはいかない。切り替えて段取りになるべく沿うよう組み立てなければならないのだ。それに主観を排して考慮すれば桃色はマイナスが少なくプラスが多面待ちな優良さ満点であろう。

 

女性ホルモンの分泌を促したり、部屋一面ピンクに染めれば攻撃的な人格が穏やかさを取得するなど一見いいこと尽くめ……極端な事例の自由意志剥奪印な囚人と同じ矯正実験実践に目を瞑れるならと注釈がつくが。尚、飲み込んでも人を招待すると十中八九ドン引かれるおまけ付き、一色に固執する偏執狂はアブナイ薬常習者と見做されるから……うん、やっぱダメだよなぁホント―――頓挫してくれた今に乾杯である。

 

 

整理を簡略化するためダンボールの側面に、フェルトペンでアルファベットを書き込んでいたので迷うことなくスムーズに進行は進む。衣類はa群、食器割れ物はb群と区分けし、手帳に記された内容と照らし合わせられるイカサマ神経衰弱だ間違えようもない。一々開け閉めに行ったり来たりで閉口せずに済んだから儲けだろう。先行投資ってヤツである。開封の順番も業者が気を使ってくれたお陰でシミュレートした中でも望ましい形で展開出来る。一個躓くと連鎖的にポシャる崖っぷちドミノ倒し式を採用する筈もなかったが嬉しい誤算だ。

初手に小物を詰めたC1を開封し、暇つぶしにも使えるプチプチやエアークッションの愛称で親しまれる気泡梱包材に包まれた、はがせるフックとコルクボードを取り出す。他の順番は前後しようとなるたけ後回しを避けたかった工程、表札主以外が欠如した空間に生活音を響かせベッドに腰掛ける。手近な壁にボードを引っ掛け幾つかの写真を画鋲で固定する。チョイスは内輪の卒パの打ち上げに父母との行楽地での一幕等々、共通するのは湯島悠陽が囲まれ内心どうあれ愛想振りまいてる姿だった。

 

親元から離れた者が郷愁を紛らわすための行為としてはポピュラーであろう……まぁ己にとっては監視の意味合いが濃厚だが。煩悩塗れの正直者が吐いた自分ほど信じられんものが他にあるかって血の叫び、これに深い共感を覚えてしまう身の上である。誰かが居れば怠けず走れるが、逆説的に無人だと惰眠を貪る碌でなし……もし関わりが絶たれた天涯で機械が何もかも代わりにやってしまうなら、正視に耐えない肥え太った肉袋が飼われていること請け合い……そこだけは己を信頼してた。

 

性根とのしたくもない対面に臍を噛みつつ、菓子類を載せたトレイを持ちキチネットへ。常用の紅茶やお茶のティーバックは戸棚にしまって高くつく茶葉やお菓子をさり気なく見える場所に設置する。来客に向けた見栄に所帯じみさを追いやる手管だ。次いで紙コップから始まる割り箸、皿、ナイフ・フォーク・スプーンの使い捨て一式を確認、割高でも必要経費で、一々洗い物して肌を痛いめたら元も子もない。一回で少ないなら晩まで溜め込んで洗うなんてのは論外だ―――臭いがこびり付き、濁った桶に蝿が集ってる流し台とか悪夢そのものだろう?食器はいざ来たるまで見せ札の座に甘んじて貰うこととなった。

 

 

一息つける隙間があるかと額に薄っすら吹き出た汗を拭い。スマホの電源を入れようとしたところ、見計らったような具合のタイミングで画面に光が灯り、軽快なベル音が鳴る。

耳に蛸レベルで聞き慣れたLINEの新着通知だった。

 

「JC秒読みの莉嘉だよ~ねぇねぇ、今ヒマ?因みにアタシはヒマ!時間あったらおしゃべりしよ☆」

 

「えぇ、問題ありません。引っ越しの荷解きも一段落しましたから」

 

慣れた手付きで目まぐるしくタップを繰り返して矢継ぎ早に返信する。会話は生物、退屈させない間の速度が推奨される。

 

「前から聞いてた一人暮らしだっけ?いいなー大人っぽくて」

 

「独りだと意外と大変ですよ?自由がある代わりに義務同然の炊事洗濯が実装されますから」

 

「ただ遊んでるだけじゃダメなの?うーん、やっぱり自由気ままってむずかしい……」

 

やりたい放題やるのは各人のご随意なものの、放棄すると伏魔殿もかくやの汚部屋に退化する。地面を埋め尽くす散らかしの下複数のカサカサが蠢いてそう……想像するだけで背筋に氷柱を当てられたような怖気が奔った。

 

「それにお帰りとただいまを返しくれる相手が居ないのは、虚しくて精神衛生上宜しくないんじゃないかと……何だかんだで甘えたい盛りですし」

 

「地味なカツドウ苦手だし、ガランとしたお家なんて寂しいよーうぅ、元気なアタシのままでいたいから無理かも」

 

「―――といっても、私の場合仲良くなれそうな方盛りだくさんな寮生活で、人肌恋しくなりそうな悪条件とは無縁ですけどね」

 

「もー悠陽ちゃんからかわいないでよ!毎日お泊り会みたいなお祭り騒ぎでうらやましいー」

 

新学期から学び舎で同年代の気安さもあり、打ち解けて軽口も日常茶飯事。さくらんぼ色した唇を尖らせぷりぷりしてるのが声なくとも察せられる。フォローという名のオチをつける頃合いだろう。

 

「でも莉嘉さんの場合、数日は楽しさ合宿気分が先行して満喫するでしょうけど……一週間もすれば、ホームシックに陥っちゃうかもしれませんよ。生粋のお姉さん娘ですもん」

 

「あ―そっか……お姉ちゃんいないんだ」

 

「隣の芝はなんとやらです。兄弟姉妹を知らない一人っ子の視点だとそこまで慕う人が居る事こそ羨ましいもの。寮住まいだと織姫と彦星とまではいかないものの、長期休暇を除いて気軽には逢えなくなっちゃいます」

 

「ひーっ、お姉ちゃんなしの生活とか想像もつかないよ……最近ただでさえ撮影長引いたりして、よくゴハン別々になっちゃうもん。寂しさ積もってキラキラできなくなるからNGだね」

 

精神安定剤に一家に一台アネニウムといったところか……しかし当初はギャル娘さんの話の種でしかなかったカリスマさんが、信者の熱心な布教活動並みの褒め殺しに感化されて意識せざるを得なくなってきた。追うべき背中への強固な憧憬がヒシヒシと感じられる。ティーン系ファッション誌やCMに映る姿は頻繁に見かけるけど、外向き故実像に結びつかない。彼女とはプロジェクトが無事始動すれば、自ずと邂逅を果たせるだろうが……さてはてどうなるやら。

 

はっきりしているのは愛をキャッチボール出来る仲の兄弟姉妹が欲しくなったってことだ。博打が過ぎて望んではならぬ願いだとしても……

 

「よーっし、現状イージーってことで結論!」

 

「現状維持ですよ」

 

「そうともいうー☆ところで最近噛み合わなくてSNSばっかだけど……味気ないね。速く来月になればいいのに」

 

「今月の通話量、卒業シーズンのラッシュであっという間にパンクしちゃいましたから。LINEの無料サービスだと互いにWi-Fiの側に居なければ微妙ですもんね」

 

日めくりカレンダーを複数枚飛ばすのは、即ち入学式が近づき長期休暇がその分昇天なされることを意味する。これがすぽ抜けていると、学生の思いつきにありがちな脇の甘さから出た発言と捉える御仁もいるだろうけど……そうじゃない。真実莉嘉さんは学園を含めた二つの美城でのスタートを今か今かと待ち望んでいるのだ。

 

「アタシが今いる場所カフェだけど、Wi-Fiないんだよねぇーヤック入っときゃよかったかも」

 

後ろ髪惹かれている言い草だが、添付された湯気を放つココアの上に渦巻きな生クリームが浮かぶコップを手にして、横ピースしている画像を送信してきたのを鑑みるにそこまで落ち込んでいないご様子である。2~3日で禁断症状発症される方がオカシイので、さもありなん。

 

「出先でも大本の会社が同じならプランで無料でしたが、ばらばらでお手上げ、お小遣いを無駄使いするわけにもいかないので困ったものです」

 

「電話でお喋りするぐらいなら直接あって遊んじゃった方がお得だよー☆積極的に動いてこう!それにグッバイ明細票しちゃうとリアルにカミナリ落とされちゃうもん!」

 

「雨雲もないのに頭上にピンポイントで降ってくるヤツですね。追尾してくるのでおこらせたら最後ですよ。莉嘉さんのメーカーはどこでしたっけ?」

 

「アタシが栗鼠のとこで、悠日ちゃんが茸なとこだったよね……お披露目しちゃえればすぐ会話し放題だけど……ここまで引っ張ったからには派手に」

 

派手にとは?と問うと慌ただしく文字の間に、アルファベットが挟まったままのグダった文章が投稿された。身形からしてあざとさ前回で突っ込ませるための釣りかと初見は訝しも……大凡素である。接していくうちに察したが、頭で考えていることがふとした拍子に漏れ出してしまうようだった。隠し事をするには致命的な体質といえよう。

 

「えーとえと……学校以外でもいーっぱいお喋りできるようになる予感がしたんだー☆」

 

「それは楽しみです。私も根拠はありますんがそんな気がしてきました」

 

辻褄の合わない強引な転換なものの、ギャル娘さんが時期を計るのなら暴き立てる心算はついぞなかった。最後に取っておいた好物を横から掻っ攫われたら苛立つだろう?演技をしたからにはカーテンコールまでまっしぐら。

 

 

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

シンデレラガールズ『星の扉目指して』第四.五話 アイドルたちの素顔2

 

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

 

文明の利器を介しての談笑を終え、革製の椅子から立ち上がる。正座してたはずじゃないのに痺れが襲った。休息を挟むに丁度いい塩梅かとも思う……ならばと冷蔵に容れておいたソーダを掴むも当然の如く生温い。常温が小一時間もせずに冷えたら逆に故障である。氷を投入しようにもその氷が、自動製氷機を稼働させたばかりで在庫なしときた。家で賄おうにも万策尽きているのだった。流石に冷凍にぶち込んで科学実験紛いの暴挙は勘弁だ。

 

「―――だったら、部屋から出ないといけませんね」

 

乾きを無視しては今後に差し障る。キンキンさのみ欲しければ水道で事足りるが、舌が訴えるのはシュワーっとはじけた刺激物。しかも実家から厳選してきたお菓子類と相性の抜群なメロンソーダであった。メロンソーダとは『スナックの塩っぱさを引き立たせた上に、炭酸が欲しい……でも果汁ジュースも飲みたい』という二兎を追う者は一兎をも得ずを覆す飲料だ……入手経路がか細いのが玉に瑕だが。

 

夕食までの開き具合を鑑みると、軽く一杯引っ掛けても消化可能だろう。掃除のカバーに開け放っていたサッシを締め切り、改めて着衣していた防寒具をパージする。暖房を効かせて意気揚々と出陣した。

 

 

狙いの自販機は一階にあるラウンジに併設されており、憩いの場として十二分に役目を真っ当できそうな充実っぷりである。人をダメにしない程度の適度な弾力を持つ、数人がけのソファーが3つに隅には加湿器。本棚には少年誌に少女漫画こそないものの芸能にお洒落関係のジャンルの大手誌最新号がズラリと並ぶ。ホームシアター並みの大画面プラズマTVまで備えているとか……どんだけだよっ!と突っ込みをいれたいくらいだ。

 

利用者が不在なのに気を緩め、小市民さから忙しなくキョロキョロと田舎者丸出しな格好をしていたかもしれない。待遇に込められた期待は毒にも薬にもなり得る。手慰みに親指で硬貨を弾いた……いや、弾いたのはいいが強張ってしまい桐は眉間を掠めてあらぬ方向、自販機の真下にすっ飛んでいった。肩をすくめて歩き出し、かかんで硬貨を拾い、涼しい振りして品書きを眺める。

 

「―――量販店並とは……存在からして反則ですねこれ」

 

羞恥も霞んで呟いてしまう。巷に溢れたらコンビニ売上クラッシャー確定の異端児であろう。利率をかなぐり捨てた採算度外視の申し子である。安さに半分目が眩んで両手に抱くほどに買い込んでいたところ、エルダーキャットが現れた。

 

「んにゃ?悠陽チャンも一服しに来たの?みくも寛ごうと目論んでたけどナイスタイミングだね」

 

「待ち合わせしてからの行動被っていたので、思考が似通うもの道理ですね。よければみくさん、お一ついかかでしょう?特価に釣られてご覧の有様ですので」

 

「テンション昂ぶりすぎでしょそれ!?ワンコインでボトル買えるからってさぁ」

 

少女は振り向き様、死角になっていた山なす戦利品をみとめ目を白黒させる。

 

「もう、水滴で服濡れちゃってるじゃん。胸も圧迫して零れそうだし、コーラちょうだい。元値の100円、はい」

 

「レッスンでのアドバイスにエトセトラ、支えられてばっかりなのに代金なんて受け取れませんよ。ここは私を助けると思って貰ってくれると助かります」

 

「ん~べつに裏表なしに塩を送ってるわけじゃないから、気にしないでいいのに。コーラで喉を潤す気分でここ降りて来たしね」

 

暗に仕入れ過多のをお情けで背負い込むフォローではないと述べ、肉球がプリントされた巾着を肘から下ろして手近なソファーにもたれかかった。

 

「―――でも好意を無碍にするのも大人気ないかな。しょうがないから素直に奢られてやるとするにゃ……ほら!気紛れなねこチャンの気が変わらないうちに」

 

「機嫌損ねられたら一大事ですね……どうぞ。なんならドリンクバーもどきやっちゃいます?」

 

「ぽんぽん決壊しちゃうにゃあ……」

 

楕円形の机にすし詰めな清涼飲料水を解放し、頼まれたブツだけ手渡す。押し売りは厳禁でも肥え太りかけた負債をダイエットさせたい……返済速度を超過する借りの上積みが胃に宜しくないのだ。

 

「ぷはぁーカラッカラになるまで、耐えた後のコークは細胞にまで染みわたるよ。はじけた炭酸が荒れた肉に突き刺さる微かな痛みすら愛おしいの」

 

「下手なCMより購買意欲を煽る笑顔ですね」

 

呷るだけにと冷え冷えの親父ギャグを嚥下し、触発されるように向い合ってラッパ飲み。自然と上機嫌になる。

 

「―――でも建物の内に安くて品数豊富なもんがあってマジでよかったかも」

 

唐突にエルダーキャットが切り出してきた。晴れ間が急に曇ったみたいに、数秒げんなりした気配を醸し出す……触らぬ神の類だろうが打ち明けてきた者に閉ざす扉ない。

 

「苦虫噛み潰したような形相ですけど、何か厭な思い出でもお有りでしょうか?」

 

「ん~とね、苦虫じゃないけど虫に纏わるお話なの。茹だるような海の日、みくはエアコンが運悪くご臨終されたせいで……扇風機に張り付いててね。当然そんなこと続けてると徐々に水分が失われてダメになっちゃうでしょ。だからどーしても飲み物が欲しくなる」

 

「二重の意味で目眩がしそうな展開ですね……熱風じゃ焼け石に水で床も暑くて逃げ場がないです」

 

「熱中症にならないよう小まめに補給してたけど、夜になってついには買い置きが切れて生温い蛇口産にまで転落。日中は灼熱地獄なせいで外出できる陽気じゃなかったにゃ。夜道を街灯が照らし出す頃に、痺れを切らして買い出しに向かったの」

 

ここまでが前置きと回想から立ち返って、視線を膝に落とす。残ったコークを一口に呷ると再び続きを語りだした。

 

「―――外出するにしても汗で服もぐしょぐしょでね。もうブラの形が分かっちゃうくらいに。」

 

「遭遇した男性方の理性がショートしそうなあられもない出で立ちですねそれ……」

 

「みくはナイスバディだからね♪無闇矢鱈と悩殺するのはご法度でしょ?それで人気のない自販機に白羽の矢を立てたんだ」

 

近場にあるスーパーもコンビニも片道10分以上で着替えても、往復で以下同文になるのが自明の理な立地の住まいだったそうな。シャワーを浴びても二度手間になるだけである。

 

「でね……光る箱を発見して喜び勇んだのはいいものの、遠目からみて光が遮られていてあれって?疑問を感じて駆け寄ると無数のナニカが蠢いてた。明かりが7でナニカが3って具合に……その時になってようやく周囲一面田んぼだったの思い出したんだ」

 

「あ……真っ盛りですもんね。そうなりますよ」

 

「頭を働かせたつもりでも既に脳がいい感じに溶けてたんだろうね……普段なら全力Uターン間違いなしだったもん。意固地になってて恐る恐る蛾やカナブンを避けつつボタンを押しちゃったの……悪夢が待ち受けてるとは知らず」

 

大詰めを迎えてトラウマの確信に迫ろうとしていた。大筋は察せられる……細部が違えど碌な結末じゃないことだけは必至である。現に語り部の表情筋がうんともすんともいわなくなっているのだ。キャパを超えた証拠だろう。

 

「通常落っこちてきてする音って鉄やプラが打つかるヤツじゃん。でも実際届いたのはガタッじゃなくてグッシャってひしゃげた感じの……」

 

「気味が悪くなり、一刻も早く立ち去りたくて破れかぶれにでもなりそうですね」

 

「うん、取り出し口からひったくるよう回収しちゃった……で、そこで指先にぬめっとした感触がしちゃって、掬ってみたら青色の液体ならぬ体液がびっしり塗りたくられてたの。極めつけにキャップを摘んでから気付くの遅れたけど、ラベルには無数の虫が押し花と化してたよ」

 

魘されそうな経験で、下手な怪談より怪談してる。目から光が失われるのも納得の大惨事であった。尚余談ではあるが……みくさんは以後、夜お外の自販機を異様に警戒するようになったとさ……合掌。

 




Shine!!の発売日には何とか駆け込めました。
本来は5話の生まれたての希望をお送りするつもりでしたが
キーパーソンな2代目を書く都合上先に番外編を投稿することに。

―――それでは次の話でまた。


追記

一部の文章に関して作者の落ち度がありましたのでこれを修正
内容は表現及び莉嘉と主人公の会話を一部差し替えです。

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