ISー(変態)紳士が逝く   作:丸城成年

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第41話 狩りの時間 前編

保健室に運ばれたセシリアと鈴

 

 

 第3アリーナでラウラに手酷い敗北を喫したセシリアと鈴は怪我をしていた為、保健室へと運ばれた。そして、2人に負けない位ボロボロな一夏も手当てを受けていた。

 

 

「セシリアさん、何があったんですか?私はボーデヴィッヒさんが貴方達の訓練中に乱入したという事しか分からないのですが」

 

 

 太郎の問いにセシリアは答え辛そうにしていたが、やがて口を開いた。

 

 

「・・・・・申し訳ありません。わたくしが未熟なばかりに太郎さんの顔に泥を塗ってしまいましたわ」

 

「どういう事ですか?」

 

 

 涙ぐみながら謝るセシリアに太郎は優しく問いかけた。

 

 

「わたくしと鈴さんが模擬戦をしようとしていた所を彼女がいきなり話しかけて来て・・・・・IS学園の生徒は弱いと言ったのです。そのうえ1年1組、ひいてはクラス代表である太郎さんの事まで侮辱されたのでその発言を撤回させようとしたのですが・・・・・・・」

 

 

 悔しそうにセシリアは事の経緯を説明した。セシリアにとってはラウラとの闘いは単なる私闘ではなかった。太郎やクラスの仲間を背負った戦いだったのだ。それに敗北した事はセシリアにとって太郎と初めて闘って負けた時よりも大きなショックだった。

 

 

「AICがあそこまで厄介だとは思わなかったわ」

 

 

 鈴も悔しそうに言った。そこで一夏は知らない単語に首を傾げた。

 

 

「AICってなんだ?」

 

「アクティブ・イナーシャル・キャンセラーの略よ。ボーデヴィッヒのIS・シュヴァルツェア・レーゲンに搭載されている第3世代型兵器で慣性を停止させる領域を展開できるのよ」

 

 

 鈴の説明を聞いても一夏はイマイチ理解出来ていない様子だった。

 

 

「・・・・・結局、触れると動けなくなる結界みたいな物なのか?」

 

「うーん、ちゃんと分かってるの?まあ効果としてはそういう物だけどね」

 

 

 鈴の一夏を見る目は本当に話を理解しているのか疑っている目だった。一夏の方は既にAICの仕組みより、その効果と対処に意識が向いていた。

 

 

「零落白夜で斬れるかな?」

 

「斬れると思いますよ。ただ零落白夜の効果はエネルギー刃の部分だけなので、それ以外の部分を停止させられて捕らえられてしまうと単なる的になりますよ」

 

 

 一夏の素朴な疑問に太郎が答えた。太郎の言葉を聞いてセシリアは表情を曇らせた。

 

 

「それはそのまま太郎さんにも言える事ですわ。近接戦闘が決め手の太郎さんにとっては最悪の相性。それにもう1つの武器である銃もボルトアクション式の狙撃銃なので手数で押す事も出来ず、こちらも相性は悪いですわ」

 

 

 セシリアの指摘に太郎は頷いた。正面から近接戦闘を挑めばAICの格好の餌食となってしまう事は少し考えれば分かる事だった。それに太郎の愛用している狙撃銃も有効では無いだろう。そもそも三式対IS狙撃銃はAICを使わなくても回避に専念すれば大きな脅威にはならない武器である。セシリアや鈴との闘いで太郎が三式対IS狙撃銃の射撃を命中させる事が出来たのは不意を付いたり、次の行動を限定させる事で当て易くしていたのだ。セシリアと鈴を相手にほとんど完勝してしまったラウラ相手に同じ様に【当て易い状況】を作る事は難しいと太郎も考えていた。

 

 

「MSK重工に幾つか新しい兵装を用意して貰っているので、それを使おうかと思います。そこでシャルには少し協力して貰いたいのですが」

 

「うん、太郎さんの為なら幾らでも協力するよ」

 

 

 太郎の言葉にシャルは二つ返事で頷いた。

 

 

「今度の学年別トーナメントで私のパートナーになってください」

 

 

「「えっ!?」」

 

 

 いきなりの誘いにその場の全員が驚いた。特にセシリアと一夏は慌てていた。

 

 

「ちょっとお待ち下さい。太郎さんにはわたくしと組んでいただきたいのに」

 

「俺は太郎さんと組むつもりだったのに。なあ、太郎さん。俺じゃ駄目か?」

 

 

 セシリアと一夏の要望に太郎は首を横に振った。

 

 

「セシリアさんのブルー・ティアーズは損傷が酷くてトーナメントには間に合わないでしょう。ボーデヴィッヒさんへの対策は考え付いたのですが、一夏と私の組み合わせでは実行出来ないのでパートナーはシャルに頼みます」

 

 

 ばっさりと自分と組む可能性を否定された一夏はしょぼくれてしまった。セシリアの方は諦められないのか食い下がる。

 

 

「ブルー・ティアーズならまだやれますわ!」

 

 

 セシリアの訴えを聞いて太郎は思案した。太郎にはブルー・ティアーズはかなり酷い状態に見えたが、見た目の割には損傷は軽く済んだのか。疑問に思った太郎は美星に聞いてみることにした。

 

 

(ああ言っていますが、セシリアさんの言う通りブルー・ティアーズの状態は問題無いのですか?)

 

『ダメージレベルがCを超えています。完全な修復が済むのを待つべきです。多少部品を取り替えた程度の修理状況で無理に起動を続けると、後々重大な欠陥が生じる可能性がありますね。ただでさえ、オツムと股がユルいのに他の所まで駄目になってしまったら可哀想です』

 

 

 太郎は美星が心配しているのか、貶しているのか良く分からなかった。

 

 

(美星さんはブルー・ティアーズのコアが嫌いなんですか?)

 

『えっ、そんな事はありませんよ。263は好きですよ。1番仲の良いコアです。言う事も大抵聞いてくれますし、あれで可愛い所もあるんですよ。ただ、今は専用機のコアなのにマスター・・・・太郎さんに1度自分を装着して特殊な機動を試して欲しいとかアホな事を本気で言ってしまう()ですが』

 

 

 太郎は美星の説明を聞いて呆れてしまった。

 

 

(初期化する事も出来ないでしょうし、まともに動かせないでしょう。その状態で特殊な機動を試すとは・・・・・瞬時加速位なら可能なのでしょうか?)

 

『あの娘はその辺りの事を考えずに言っているので気にしても仕方がありません』

 

 

 ブルー・ティアーズの状態は色々な意味で重傷のようだ。太郎は心の中で溜息をついた後、セシリアに考えを改めるように促すことにした。

 

 

「セシリアさん、冷静に判断してください。機体にダメージを負った状態で起動すると後々平常時の稼動に悪影響を及ぼす事があります。ブルー・ティアーズの損傷はトーナメントまでに完全に直ると思いますか?」

 

「うっ・・・・・難しいかもしれません」

 

 

 セシリアも国家代表候補生なのでISを損傷したままで稼動させる事の危険性は知っていた。冷静に判断すればブルー・ティアーズの状態は深刻なものであり、トーナメントまでに完全な状態に戻す事は困難だと判断できた。

 

 

「安心してください。セシリアさんの仇は私がちゃんと取ってあげますから」

 

「・・・・・は、はい、分かりましたわ。残念ですが今回は太郎さんにお任せします」

 

 

 自信に満ちた太郎の言葉を聞いて、項垂れていたセシリアは顔を上げて太郎の事を惚けた様に見つめた。鈴は一夏の事を見て、私も一夏にあういう事をカッコ良く言われたいなと思ったが難しいだろうなとも思った。それと鈴の甲龍もブルー・ティアーズと同レベルの損傷を受けている。修復は今回のトーナメントには間に合わないだろう、その事も鈴を気落ちさせた。

 

 この後、太郎はシャルと作戦会議と新兵装への換装の為に整備室へと移動した。

 

 

 

 

 

 

 

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 太郎達が保健室にいた頃、人通りの少ないアリーナの通路でラウラと千冬が話していた。

 

 

 

「教官!・・・・・・何故こんな所で教師などやっているんですか!」

 

「私は私の役割を果たしているだけだ」

 

 

 声を荒げるラウラに千冬は淡々と答えた。だが、ラウラからすると到底納得の出来る内容ではなかった。

 

 

「こんな場所でどんな役割が果たせると言うのですか!ここの連中のような程度の低い者に教官の教えなどもったいないです。一緒にドイツへ戻りましょう!」

 

「程度が低いか?」

 

「そうです。現にイギリスと中国の国家代表候補生は1対2でも私に手も足も出ませんでした。一般の生徒などもっと話にならないでしょう!」

 

 

 確かにラウラの言う事にも一理ある。入学して直ぐの頃は千冬の姿を見るだけで騒ぎ始め、学年別トーナメントのパートナー探しで最近も浮ついている生徒が多い。ISに関する技術・知識は当然の事として精神面でも学園の生徒達は余りにも未熟だった。しかし────────

 

 

「確かにIS学園の生徒に未熟な者は多い。だが私から見ればお前も大差は無い。驕るなよ小娘」

 

 

 千冬が厳しい表情で断じる。お前も他の生徒と同様に未熟であると、ラウラはそれを認めようとはしない。

 

 

「あんな覚悟も実力も無い連中と私が同じなはずはありません!」

 

「・・・・・・山田 太郎はどうなんだ。教室ではお前の方こそ手も足も出ない状態だっただろ」

 

「くっ、あれは・・・・・。しかし、先程のアリーナでは私の方が優勢でした。あのまま続けていれば勝ったのは私の方です!」

 

 

 教室では太郎に遅れをとったが、ISの戦闘こそが重要である。そのISで優勢だったのだ。ラウラにとって格闘で負けた事は屈辱だったがISで一撃を加えた事に溜飲を少しだけ下げていた。

 

 

「人質をとった様な状態で大したダメージにもならない攻撃を1発入れて勝ったつもりか?」

 

 

 千冬から見ればラウラが太郎に加えた攻撃など評価に値しなかった。千冬の言葉にラウラは悔しげに表情を歪めたが自分の意見を変えるつもりはなかった。

 

 

「それなら・・・・・それなら今度の学年別トーナメントで証明してみせます。ここには教官の指導を受けるに値する者などいないと!」

 

「・・・・・・・好きにしろ。ただし山田には気を付ける事だな。あいつ程、厄介な男を私は他に知らん」

 

 

 千冬の忠告をラウラは聞いていたし、理解もしていた。あの男は危険であると。しかし、千冬から評価されてる太郎の事をラウラは素直に認められない。頭では分かっている油断できるような相手ではないと、だが心が反発してしまう。ラウラは複雑な気持ちだった。

 

 忠告を終えた千冬は立ち去っていく、その後ろ姿をラウラはずっと見ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 学年別トーナメント当日

 

 太郎とシャルはトーナメントの組み合わせを確認していた。そこには思いもよらぬ組み合わせがあった。

 

 

「まさか1回戦から当たるなんてね・・・・・・」

 

「しかもボーデヴィッヒさんのパートナーが篠ノ之さんとは予想外ですね」

 

 

 シャルと太郎は何とも微妙な気分だった。箒は一夏と良く一緒にいるので一夏が良く話しかける太郎とも接する機会は多かった。しかし、決して仲は良くなかった。一夏と仲が良い様に見える太郎の事を箒は気に入らなかった。太郎も模擬戦で一夏に勝利した後に木刀で襲われた事について未だに根に持っていた。太郎は反省を示す者に対しては寛容であったが、己の行いを省みる事も無く謝罪もしない相手には容赦が無かった。

 

 シャルの方は持ち前に社交性から箒とも比較的良好な関係を保っているが、太郎を嫌っている箒に対してシャルも気を完全に許すことは無かった。

 

 

「・・・・・・これは好都合ですね。篠ノ之さんが相手なら闘い方が分かります。そして、向こうは私達の新兵装については知らないですから、それだけでも有利です」

 

「僕は篠ノ之さんの事はあまり知らないんだけど、どんな闘い方をするんですか?」

 

「完全な近接格闘タイプです。一夏とISの訓練をしている所を何度か見ましたが、使用ISは常に打鉄で武器も近接用ブレードしか使用していません」

 

 

 太郎から箒の情報を聞いたシャルは自分達が取るべき戦術を即座に考え付く。

 

 

「僕がボーデヴィッヒさんを足止めしている間に太郎さんが篠ノ之を仕留める、という形で良いかな?」

 

「それが良いでしょう。向こうから近づいてくれるのならば簡単です」

 

 

 シャルの提案を太郎は肯定しながら腰を突き出すフリをして「毒針で一撃です」と言った。2人は余裕な空気を漂わせつつ会場であるアリーナへと向かった。

 

 

 実は今回の学年別トーナメントにおいて1年から3人の棄権者が出ていた。セシリアと鈴はISの損傷が酷いという理由で棄権した。最後の1人は一夏だった。太郎とシャルが組んでしまった為に、2人をパートナーにしようとしていた生徒が全員一夏に殺到したのだ。元々、一夏を追いかけていた生徒を加えて行われた一夏捕獲戦は熾烈を極め、後にはボロ雑巾の様になった一夏だけが残った。そして、一夏もトーナメントを棄権となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 試合の開始時間となり太郎とシャルはピットから飛び出した。アリーナの中央にはラウラと箒が待っていた。

 

 

「山田 太郎・・・・・貴様を倒して私の方が上だと証明する。教官もこの学園のレベルの低さに呆れるだろう!」

 

 

 ラウラが太郎に対して吠えるように勝利を宣言した。それに対して太郎は気圧される事は無かった。セシリアと鈴の仇であり、避けると生身の人間に当たるような危険な攻撃をして自分に一撃を入れたラウラに対して太郎の戦意は燃え上がった。

 

 

「ボーデヴィッヒさん、貴方は転入してからずっと攻撃的でしたね。しかし、私は貴方から脅威を感じません。貴方の攻撃性はまるで警戒心の強い小動物が必死に威嚇している様にしか見えませんね。・・・・・だから今日は貴方に本物の獣の狩りを見せて上げます」

 

「私が小動物だと・・・・・私は最高の兵器だ。強く、優秀だ。それを今から証明してやる」

 

 

 太郎の言葉を挑発と受け取ったラウラが太郎に向けてレールカノンを撃とうとしたが、それをシャルが邪魔をする。

 

 

「1対1じゃないんだから1人に集中していたら危ないよ」

 

 

 シャルはアサルトカノン【ガルム】でラウラに攻撃した。ラウラは邪魔をされた事に舌打ちしながらシャルに反撃をしようとするが、シャルの次々と武器を変えながら攻撃の手を緩めない闘い方になかなか反撃に転じることが出来なかった。

 

 シャルとラウラが闘っている間に太郎は箒へと襲いかかる。箒へと襲い掛かる太郎の手に握られていたのはいつもの狙撃銃ではなく鎖だった。鎖の先端にはサッカーボール位のサイズのトゲが付いた鉄球が繋がっていた。太郎が狙撃銃を使って来ると思っていた箒は意表を突かれた。

 

 動きが一瞬鈍った箒に対して太郎は鉄球を叩きつけようとする。箒は慌ててこれを避けたが鉄球の軌道が途中で変化して直撃を受けてしまった。バリアーでも殺しきれない重い衝撃に箒は顔を歪める。

 

 

「ぐっうう!!なんだそれは!?」

 

 

 ISによる闘いではあまり見かけない武器に箒が悲鳴の様な声を上げた。

 

 太郎の使った武器は所謂モーニングスターとフレイルを組み合わせた様な兵装で【怒れる星(レイジングスター)】と名付けられたMSK重工の新製品である。鉄球の部分には小型のスラスターが付いており投げつけたり、振り下ろす時に途中で軌道を変える事が出来る優れ物である。もちろん軌道を変えるのではなく、より加速させる為にも使える様になっている。

 

 太郎は鉄球を手元に戻した後、頭上でグルグルと回し遠心力を高めた一撃を箒へと放った。箒は鉄球を避けながら、もし鉄球の軌道が変化したら近接用ブレードで切り払うつもりだった。しかし、太郎の狙いは最初から箒にダメージを与える事ではなく近接用ブレードにあった。鉄球を切り払いに来た近接用ブレードに鎖が絡みつく。

 

 この時に箒は近接用ブレードを手放すべきだった。しかし、使い慣れた武器を咄嗟に放す事が出来なかった。

 

 太郎は捕らえた近接用ブレードを箒ごと振り回し、ラウラへと投げつけた。

 

 

「この前のお返しです」

 

「くそっ、この足手まといが!!」

 

 

 ラウラが自分へと飛んで来る箒をAICで停止させた所をシャルはグレネードランチャーで攻撃した。ラウラ達が爆発に巻き込まれている間にシャルは小型のコンテナを展開する。太郎がそれに取り付き中身を取り出す。取り出されたのは合計6個の直径40センチ程のボビンの様な形状をした物だった。爆発の衝撃で地上に墜落した箒に向けて太郎がそれを放った。

 

 巨大なボビンの様な物は凄まじい勢いで転がり、何かを撒き散らしながら箒へと走る。体勢を立て直すこともままならない箒はこれを近接用ブレードで切り払って防ごうとしたが、それは最悪の選択だった。

 

 ドッゴオオオオオォォォンンン!!!!!!

 

 

 箒を中心にアリーナが炎に包まれた。

 

 太郎が放った物の名は【ゲヘナの炎】。燃料気化爆弾の一種である。転がりながら撒き散らしていたのは燃料と酸素を混合した物だったのだ。撒き散らされる前の燃料は高温高圧の状態にされており、外部へと放出された時点で凄まじい速度で気化する。気化した燃料は高速かつ広範囲に広がり・・・・・・最期は全てを炎で包む。

 

 シャルのグレネードランチャーによる攻撃にも箒を盾にして凌いだラウラは空中にいたため、ゲヘナの炎の爆発の直撃は避けられた。しかし、流石のラウラもアリーナの3分の1を包んでしまう様な巨大な火球を前に唖然としてしまった。

 

 

「・・・・・なんなんだ・・・これは」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




燃料気化爆弾の仕組みの描写がテキトー過ぎる・・・・・。

あと多分ISには気化爆弾より爆弾外殻の断片を高速で衝突させて損傷させるタイプの爆弾の方がより効率良くシールドエネルギーを削れそうな気がする。物理も化学も苦手なので正確な所は分かりませんが。



読んでいただきありがとうございます。

次の投稿は日曜日だと思います。

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