暗殺教室でも俺の青春はまちがっている。   作:sewashi

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原作第一話中半です。このとき、八幡がいたらどうなっていたのか、渚の運命は?
戸塚出したいけど渚いれば必要ないかな?


二時間目 渚の時間

この教室が暗殺教室になって数日。

クラスの連中は授業中に発砲やナイフ(対地球破壊生物専用のもの)を振り回すなどがなければ普通に授業をしている。

なにも問題がないように思えるが問題だ。

暗殺などをして授業が成立することが問題なのだ。

しかもその先生は教えるのがやけにうまい。一枚プリント採点しただけで二枚目のプリントは俺の得意と苦手をうまく付くプリントを渡された。俺なんてタコの丸付きでプリントが帰ってきた。そして休み時間になると……

 キーンコーン

「おや、授業はここまで、先生、中国で麻婆豆腐を食べてきます。暗殺希望者があれば、先生の携帯にまで。それでは」

そう言って先生はマッハで飛んでいった。マッハ20なら十分くらいで到着するからいいよな。

……というか、俺。先生の携帯番号知りません。

そして昼休み。俺はベストプレイスである校舎の隅で焼きそばパンを食べていると、なにやら四人。出てきた。

出てきたのはラーメン屋息子の村松とその連れ二名。村松は家のラーメンを食ったことがあるがラーメン好きの俺が素直に不味いと思ったことは印象に残ったから覚えてしまった。他二名はホントに知らん。いつも一緒にいることくらいしか。

そして四人目は小柄の髪を頭の上に二つまとめた、どう見ても女子なのに男子制服をきた奴。たしか潮田だったか? 正直、なんで村松たちと一緒なのかが気になり、俺は覗いてみた。

「渚~、例のやつは調べられたか?」

村松のグループのリーダーな奴、たしか寺坂?が訪ねる。

「俺らは知らなくていいんだ! お前はあのタコが一番油断してるときの顔に一撃いれりゃあいいんだよ!」

そう言って、寺坂は潮田に袋に入ったなにかを渡す。

俺は、なにを渡したのかわかった。ついでにいってやった。

「やめとけよ、万が一失敗すりゃ、大怪我すんぞ?」

「は? なんだてめえ、ヒキタニ」

ヒキタニ?……誰だよヒキタニ。

「寺坂君、ヒキタニじゃなくて比企谷君だよ」

潮田が訂正する。おおっ! こっちはちゃんと覚えてくれてた。

「まあ、なんだ。お前らの暗殺の作戦はわかるが、その方法はやめとけってだけだ」

「うるせえ! てめえには関係ねえだろうが!」

「まあ、そうかも知れねえが、潮田にやるかやらないかの選択肢くらいやってもいいんじゃねえの? って言いたいわけよ。潮田、お前やるのか? やめたいなら、ちゃんといった方がいいぞ」

すると潮田は少し考えてから言う。

「やるよ。この作戦は僕じゃないと出来ないし、あの先生には教えないといけない」

は? 教える? なにを?

そう言って四人は校舎に戻ってゆく。

俺も焼きそばパンの袋をしまって教室に戻った。

このあと俺らは思い知らされる。

あの先生の恐ろしさを………

 




渚、寺坂の暗殺まで書きたいですが、書くのは疲れます。
次は原作一話完結です。
頑張って投稿します。

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