暗殺教室でも俺の青春はまちがっている。   作:sewashi

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イトナ君登場。シロさんも……
みなさんはシロさんの正体はどんな人だと思いますか?


二十時間目 兄弟の時間

ある雨の日、烏間先生から告げられた転校生の話。律に続いてもう一人入るらしい。

「ま、殺し屋だろうね」

「今度はサイボーグでも転校してくんのか?」

「う、ありえないって言えないのが辛いぜ」

だよな。律の例が有るし。するとその転校生らしき人が、教室に入ってきた。

『!?』

入ってきたのは白装束の人……そしてその人物はポンッと手から鳩を出した。

「ごめんごめん、驚かせたね。転校生は私じゃないよ。私は保護者。まあ、白いしシロとでも呼んでくれ」

いきなり白装束で出てきて手品やったらビビるわ!?

しかも殺せんせーなんて奥田の時に使った液状化まで使ってビビってるし!!

なんでもその転校生は性格などが特殊でシロさんとやらか直に紹介するらしい。

「!?」

「「……?」」

シロさんが、潮田の方を見た? 知ってるのか? まあいい。そしてシロさんは転校生を呼ぶ。

「おーい、イトナ‼ 入っておいで‼」

 

ゴッ!!スタスタ、スッ……

 

『ドアから入れ!!!』

 

クラス全員、そう思った。説明すると転校生は自分の席の後ろの壁を破壊して教室に入ってきたのだ。ちまみに俺は右に赤羽。左に今回の転校生に挟まれた。なんか、この席が恐い。

「俺は、勝った。この教室のカベより強いことが証明された。それだけでいい」

なんか、律に続いて厄介そうなのがきたな……

シロさんが説明すると転校生の名は堀部イトナ。シロさんも彼を見守るために校舎内にはいるそうだ。つーか……

「ねえ、イトナ君。ちょっと気になったんだけど、今手ぶらで外から入ってきたのになんでどしゃ降りの雨にぜんぜん濡れてないの?」

赤羽が聞く。俺もそれは気になっていた。すると堀部は回りをキョロキョロ見てから赤羽に言う。

「お前は、このクラスで一番強い。そしてそこの目が腐ってるやつはその次に強い。けど安心しろ、俺よりは弱いからお前らは殺さない」

なんだこいつ……妙に殺気だっている。てか、俺がこのクラスで赤羽の次に強いってありえんだろ。寺坂とか磯貝とか他にもできるやつはいるぞ?

「俺が殺したいと思うのは自分より強いやつだけ、この教室ではあんただけだ殺せんせー」

殺せんせーはニヤニヤ笑いながらシロさんにもらったようかんを食べながら言う。

「強い弱いとは喧嘩のことですか? イトナ君。力比べでは先生と同じ次元には立てませんよ」

だよな? 殺せんせーには次元違いの身体能力がある。すると堀部はいい放つ。

「たてるさ、だって俺たち血を分けた兄弟なんだから」

『!?』

クラス全員、堀部の発言に驚く。

『『『兄弟!?』』』

と言うことに……どう言うことだ?




改めて原作を読んでみると伏線っぽい所が見つかりますね?
イトナ君決闘編を次回。

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