暗殺教室でも俺の青春はまちがっている。   作:sewashi

24 / 109
八幡のプロフィールを出してしまいましたが暗殺教室のプロフィールには身長と体重の項目があったのですが八幡のそれらがわかりません!?


十九時間目 補助の時間

模擬暗殺対決。ロヴロさんも烏間先生にはかなわない。

「赤羽、前原。俺らで烏間先生をバックアップするぞ」

「え? なんで?」

前原は聞く。そうなるわな……

「この対決で烏間先生が全部二人の攻撃を避けきれば殺せんせーは烏間先生の前で一秒間何があっても動かないって約束をしてんだ。その間に俺らも加勢すればうまくいけば殺せる!」

烏間先生一人でも一秒あれば、五発は入れられる。俺らも入ればほぼ確実だ。

「へえ、でもそれならなんで俺らだけに言うわけ? もっと大人数でやるべきじゃないの?」

赤羽が聞く。たしかにな……

「お前らだけに言う理由は二つ。一つは俺らがその事を知っていることで殺せんせーがその条件を取り下げる可能性があるから二、三人くらいじゃねえと駄目だ」

「なるほど。んで、もう一つは?」

「俺がクラスでまともに話すのがお前ら二人だけだから」

「二つ目の理由が悲しい!?」

ほっとけ、前原。こうして俺らはビッチ先生とロヴロさんが烏間先生を殺せないように計らうのだった。

 

俺らがサポートしなくても烏間先生は二人には手強く、なかなか隙を見せない。そして、殺せんせーの授業中。ビッチ先生が動く。俺らは授業に集中できず、暗殺見学モードに入っていた。

ビッチ先生はナイフをもって烏間先生に近づく。ここからでは会話は聞こえないが……

 

ビンッ!

 

烏間先生がビッチ先生のワイヤートラップにはまった!?

……たったひとつ、ビッチ先生には色仕掛けしかないと思った烏間先生の油断! やべぇ……

ビッチ先生は烏間先生の上を取る。負けるな! 烏間先生!!

 

ガシッ!

 

烏間先生はビッチ先生のナイフを間一髪で止めるが、ビッチ先生がなにかを言うと、おとなしくナイフに当たったのだった……

あーあ、なんてもったいない……

なんにせよ、ビッチ先生の残留が決定した。

まあ、殺せんせーが一秒間動かないだけで殺せるわけないか……

するとロヴロさんとビッチ先生が話す。

「出来の悪い弟子だ。先生でもやってたほうがまだましだ。必ず殺れよイリーナ」

「……! もちろんです、師匠!」

ま、ビッチ先生も暗殺者としての自覚と自信を取り戻すには十分だったわけだ。

卑猥で傲慢な先生だが、ビッチ先生は俺らの立派な英会話教師だな……てか、結局、俺ら何にもしてねえ……

「結局、何にもできなかったな」

「俺らがまだまだ未熟な証拠だね~」

「だな、今の俺らじゃ一秒間じゃ、二発当たるか当たらないかだ」

しかし、俺らはこの数日後に思い知ることになる。この『未熟』が甘い考えになると……

 

『おい、なんだあの甲冑は』

『もしもの一秒間のために用意しました』

だろうな!?




八幡に続いて海老名さんのプロフィール、暗殺俺ガイルバージョン。

名前 海老名 姫菜
誕生日 7月14日
得意科目 国語
苦手科目 社会
趣味、特技 読書
将来の目標 BL作家
最近のベストホモカップリング 殺せんせー×烏間先生 渚くん×カルマくん 前原君×比企谷君

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。