ヌルヌルヌルヌル
赤羽「殺せんせーと言ったらターコ！」
原「タコと言ったらたこ焼きね」
寺坂「たこ焼きと言やあ、買い食いだろ！」
比企谷「買い食いっつったら屋台だろ？」
磯貝「屋台と言ったら金魚すくい」
菅谷「金魚すくいと言ったら夏祭りだよな！」
矢田「夏祭りと言ったら、ゆ・か・た！」
前原「浴衣と言ったらちゃんねー（ねえちゃん）だろ！」
岡島「ちゃんねーと言ったら覗きだな」
海老名「覗きと言ったら男よね！ ぐ腐腐腐」
中村「男と言ったらもえるよね！」
不破「燃えると言ったら少年マンガ！」
狭間「少年マンガと言ったら復讐よね？」
神崎「復習と言ったら授業かな？」
片岡「授業と言ったら予習が肝心！」
竹林「予習と言ったら来期のアニメだね」
三村「来期のアニメと言ったら楽しみだよな？」
奥田「た、楽しみと言ったら調合です」
村松「調合といやあ、調味料っすよ！」
茅野「調味料と言えば砂糖に決まり！」
木村「佐藤さんといやあ、鈴木さんかな？」
杉野「鈴木と言えばイチロー選手！」
吉田「イチローといやかっこいいよな」
倉橋「かっこいいと言ったら烏間先生」
岡野「烏間先生と言ったら体育じゃない？」
千葉「体育と言ったら訓練だね」
速水「訓練と言ったら暗殺ね」
潮田「暗殺と言ったら……」
『『『暗殺教室！！！』』』
修学旅行拉致事件のあった日の夜。旅館にて。
今さらだがＥ組はなんでこんなボロ宿なのだろうか？
俺はMAXコーヒーを買って部屋に戻ろうとすると、岡島と中村が男湯に入っていくのが見えた。
おい待て！ 岡島はわかるがなんで女子の中村が男湯に！？
俺はのれんを潜ると、殺せんせーの服が干してあった。
なるほど……つまりは殺せんせーの服の中身を見ようと言う魂胆か。確かに首から下が触手だけなのか、胴体があるのか、あったとすればどんな見た目なのか。知っておいて損はないな。
中村は風呂場の扉を開ける。
『女子か！！』
殺せんせーは泡風呂に入っていた。なんでも泡風呂の正体は殺せんせーの粘液でミクロの汚れも綺麗に落とすらしい。
だが、浴槽から出るには俺らを突破しなければならない。まだ、チャンスは……
ぬぽん
『煮こごりか！！』
殺せんせーは風呂の粘液ごと窓から逃げたのだった。
俺はMAXコーヒーが売っていなかったため部屋に戻ると赤羽と一緒になった。そして部屋では……
「やっぱ１位は神崎さんか」
定番の人気投票を行っていた。
「へぇ、面白そうな事してんじゃん」
「そうか？」
すると磯貝は言う。
「二人ともちょうどいいとこに来た、お前らクラスで気になる娘いる？」
「みんな言ってんだ。逃げらんねーぞ」
なんて迷惑な……赤羽は……
「…うーん、奥田さんかな」
「お、以外。なんで？」
いや、理由は……
「だって彼女、クロロホルムとか作れそーだし、俺のイタズラの幅が広がるじゃん」
うわぁ、予想通り。絶対にくっつけてはいけない二人だな……
「んで、比企谷は？」
前原が聞いてくる。めんどくせぇ。しかもここで言わないといつまでも聞いてくるしな……
「ああ、比企谷君は本校舎に彼女いるもんね？」
赤羽が言う。面倒なことを……
「由比ヶ浜はちげーよ、椚ヶ丘中学の入学式の日に飼い犬助けた恩で気にしてるだけだ。同情と同じだよ」
「へぇ、そうなんだ？ なら、言えるよね？ 気になる娘」
しまった。誘導尋問か！？
「え、えっとだな……その、俺は……か」
すると窓の外に殺せんせーが……
サラサラ、シャッ！
「メモって逃げやがった！！ 殺せ！！」
前原の声で男子全員が追いかける。俺はその辺で待機。今回ばかりは殺せんせーに感謝だ。
しかし、俺はなんでクラスの『あいつ』の名前を言いそうになったのだろうか？
まあいいや、俺も殺せんせーを殺しにいこう。
男子に追いかけられたら殺せんせーはまず男子が入れない女子部屋に行くはず、そしてビッチ先生がいる女子部屋を追い出されたら次に向かう場所は……烏間先生の部屋だ！
『その話は、お前の手足が２本ずつだった時の話か？』
烏間先生は殺せんせーに言ったのを俺は聞いてしまった。
手足が２本ずつ？ 殺せんせーは昔は違う姿形だったのか？
俺は疑問に残ったが聞けるはずもなく、暗殺教室の修学旅行は明日で終わるのだった。
宿泊の時間
殺せんせー連想教室はいかがでしたか？
どこか入れたい言葉があればどうぞ意見感想で送ってください。
採用するかはわかりませんが……