どんな大言壮語を吐いた所で、根本な所は結局の所同じであるというのが俺の考えだ。
どれだけ綺麗事を吐いたところで、その手で他を殺めた時点でやっていることは同じだ。
両親を殺された復讐だとか、リアスちゃんとドライグとの未来の為にだとか、色々と自分の中で御託を並べたところで、究極的には『そいつが気にくわないから』という感情があるのだ。
そうでなければ何年も奴や奴の背景で傍観者気取りをしていたカス神を殺そうだなんて思わない。
そうさ、俺は気にくわなかったから殺したのだ。
確かに奴等を殺さなければ俺達に未来は無かった。
されどそれ以上に俺は奴等が死ぬほど気にくわなかったんだ。
奴が俺やリアスちゃんを気にくわなかったのと同じでな。
だから俺は英雄だなんて御大層な呼ばれ方をされる謂れはない。
何故なら俺は個人的にそいつが気にくわなかったから力で黙らせただけに過ぎないのだから。
俺は英雄なんかじゃない。
気にくわないものを力で黙らせて生き延びてきたってだけの、単なるそこら辺のチンピラでしかないのさ。
これまでも―――そしてこれからもな。
だからなんだろうね、いつぞや皆殺しにしてやったリアスちゃんを裏切ったゴミ女の一人と似たような事を南雲君の先生とやらがほざいていた時、何時になくイラついてしまったのは。
なんというかね……本人にそんなつもりがあろうとなかろうと、『
俺はどうにもガキのままらしい。
精神を全盛期に戻せば戻す程、常人から恐れられるイッセーから『そろそろ離れた方が良いんじゃないか?』と、これ以上自分と居ると要らぬ敵を無尽蔵に量産しかねないと忠告されたハジメだが、ハジメはそれを断ってイッセーに仲間であることを懇願した。
というのも、イッセーがもし清水といった者に似た性格ならまだしも彼は基本的に自身の力を周囲に誇示したりすることをしないし、良い意味でも悪い意味でも一途過ぎる性格なのもあるせいで却って信用できてしまう。
自分に対する偏見も無く、シアといった亜人への偏見もまるでない。
なによりハジメ個人としては、イッセーの生き様には密かに憧れるものがあるのだ。
「ハ、ハジメ殿御一行とお見受けします!
イルワ支部長からすぐに通せとの通達を受けております! どうぞこちらへ!!」
そういった状況の中、ウルの町からフューレンへと戻ったハジメは、捜索人であるウィルを連れ帰るという任務の報酬を受けとる為に、ここ一週間でウルの町での出来事が広まった影響で軽い有名人となった事もあり、街へとやってきていた行商人やら住人達に見られながらイルワの待つギルドの部屋へと通される。
「ウィル! 無事だったかい!?」
「はい。
ですがすいません、私が無理を言って同行をしたせいで……」
「何を言うんだ。
よくぞ無事に戻ってきてくれた……! 早くご両親にその顔を見せてやってくれ」
「……はい!」
えらく遠回りな気がしたが、これにてようやくウィルを連れ戻すという任務は完了し、ハジメ達にお礼を言いながら両親の居るホテルへと去っていくウィル。
「これで依頼は完了で良いのか?」
「ああ、本当に感謝する。
正直諦めかけていた所もあったからね、感謝してもしきれない」
ウィルが去った後、既にソファに座っていたハジメ達に改めて礼を言うイルワ。
「加えて何十万という魔物の群れからウルを守ったようじゃないか? 確か女神の剣――だったか?」
「………情報が早いな」
「一応長距離連絡用のアーティファクトがあるのでね。
現場に居た部下から大まかな内容しか聞いてはいないが……」
ウルの町での件についても既にある程度把握していると話すイルワの視線が、部屋の窓から街をぬぼーっとした顔で見ていたイッセーに向けられる。
「最初にここでキミ達と契約を交わした時は気にしなかったが、彼には私には私も興味が沸いてしまったよ。
北の山脈に突如出現した正体不明の強大な竜を静めたとされる彼にはね……」
「……………」
「おっと、そう警戒しないでくれよ? これはあくまで私個人としてでの事であって、キミ達を不快にさせるつもりも深く探るつもりもない。
下手につついてキミ達を敵に回したくはないからね」
「そうかい。
それならそれで良いが、先ずはこっちの要求を通して貰おうか?」
変にイッセーの地雷を踏んだらこの街が物理的に消え失せるかもしれないので、先に牽制しようとハジメが事前に取り交わした約束について要求すると、イルワは笑みを溢しながら頷き、自身の秘書に命じて何も書かれていない4人分のステータスプレートを用意させ、ユエ、シア、ティオ、イッセーのステータスを表示する。
すると案の定というか、一番レベルの低いシアですらあり得ぬステータス表記となっていてイルワは驚きの表情だ。
「これ程とは……!
しかし何故亜人に魔力が……」
「どうする? やっぱり危険因子と見なして教会突き出すか?」
「はは、冗談がキツいね。
個人的にもギルドの幹部としてもありえないよ」
亜人である筈のシアに魔力が存在し、ユエもティオも異次元のステータス数値という結果もそうだが、なによりも驚かされたのはイッセーのステータスプレートに表記されたそれだった。
「予想の斜めを行くとはまさにこのことだな……」
「確かにこれに関してはアンタに同意できる」
イッセー・
天職・破壊者
年齢・1517歳
筋力・オジゾウバッヂ(融合・龍魔状態+0~∞)
体力・けつばん(+0~∞)
耐性・ブロリー(+0~∞)
敏捷・ィ゛ゃゾ┘A(+0~∞)
魔力・アネ゛デパミ゛(+0~∞)
魔耐・ベアビヲ9(+0~∞)
「これは、他の者に見せる訳にも見られるわけにもいかないかもしれぬな……」
名前と年齢以外の全ての表記が言語化不能の文字で埋め尽くされているバグの塊のようなそれであり、イルワもハジメもその張本人のイッセーが『俺って殆ど寝てたから自分が今何歳かわかんなかったけど、1517年も生きてたのかぁ』と呟いているのを見つめる。
「大丈夫、まだまだイッセーは若い」
「出会った当初は妾を小娘呼ばわりしていたが、別にそこまで離れてはおらんのだな?」
「キミ等基準だとそうなのか?」
「そもそも見た目が殆ど私やハジメさんと変わりませんからね……」
「悪魔であるリアスちゃんとずっと生きる為だけに、17の時点で寿命の限界を越えたからな。
思えばそこから一切老けなくなった気はする。
それにしても俺の名前がイッセー・W・グレモリー……か」
「今、サラッと彼からとんでもない事を聞いてしまった気がする……」
「オフレコにしろよな?」
「勿論……というか、誰も信じちゃくれんだろう」
ハジメ達も当然規格外なのだが、イッセーの場合は規格外を越えたなにか……まさに異常者としか説明しようがないものだった。
シア、ユエ、ティオの三人が自分のステータスプレートを眺めているイッセーのその横から覗くように見ているのを見ながら、イルワは決してこのことは無闇に口外してはならないと固く誓うのだった。
下手に彼等を敵に回したらそれこそギルドどころか世界すら壊されかねないのだから。
「可能な限りキミ達の後ろ楯になろう。
動きやすくなれるように冒険者のランクも金にしておこう。
本来なら色々と手続きが必要だが、私がなんとかしておく」
こうしてハジメ達は密かなる後ろ楯を獲るのであった。
今日はもう休むといい。
イルワの計らいで中々に良い宿で休むことになったハジメ達は、高層建物のスイートルーム的な部屋でくつろいでいた。
「ハジメさん! 今日こそ一緒のお部屋で寝ましょう!」
「アホか。個室があるんだからそこで寝ろ」
「え……私もハジメと別の部屋……?」
「あー、だったらオレとユエが一部屋、シアが一部屋、ティオとイッセーで一部屋使えば平和だな」
「流石じゃハジメ! よくわかっているではないか!」
「なんか最近、俺とこの子をワンセット扱いしてないか南雲くんよ?」
ソファで寛ぎながらハジメが適当な部屋割りを言えば、大喜びするティオがイッセーに飛び付き、飛び付かれたイッセーはティオの頭を抑えて阻止しながら苦笑いをしていると、ハジメが不満そうな顔をしてイッセーを見る。
「…………」
「? どした?」
「……。いい加減オレをよそよそしく苗字で呼ぶのはやめてくれないか?」
「はい?」
考えてみればここに至るまでイッセーはハジメを一度も名前では呼ばなかった。
当初はハジメも時間が解決すると思っていて何も言わなかったのだが、時間が経っても未だによそよそしい呼び方を変えてこない。
そんなハジメの言葉にユエとシアも『そういえば』と反応を示す。
「考えてみたらイッセーは私にもよそよそしい呼び方をする」
「私にもですよね? さん付けですし」
「え? あー………」
「陳腐な言い回しになるかもしれないが、オレ達は仲間だし、もう少し砕けて欲しいんだがな……」
別に呼び方を変えた所で何が変わるという訳ではないが、こうもよそよそしい呼び方をされると壁を作られている気がして嫌なのだと訴えるハジメ、ユエ、シア。
「呼んでやったらどうだイッセー?」
「え、うん……じゃあ、ハジメ?」
「……………お、おぅふ」
「なんだよ……?」
「なんというか改まられると……むず痒い」
自分で言ってきたくせに、イザ呼ばれると照れ出すハジメに、ちょっと気色悪いなと思ってしまうイッセーは、わくわくしているシアとユエの名前を呼んでみる。
「えーと、シア、ユエ」
「「…………お、おっふ」」
「………キミ達もかよ?」
「い、いえ……」
「何故かちょっと照れる……」
「意味わかんねー……」
同じく呼び捨てでユエとシアを呼べば、ハジメと同じリアクションをされてしまう。
「つーか呼び方なんてどうでも良くねーか?」
「そんな事は無いぞ。
妾だって初めてお前様に名で呼ばれた時は天にも昇る気持ち良さが……」
「ただの変態じゃねーか」
最近の若い子はよくわからん……と、ステータスプレートを見るまでは自分の年齢があやふやだった癖に、年寄りみたいな事を思うイッセーなのだった。
終わり
オマケ……リアスちゃんフィギュア。
ハジメが錬成師で色々なものを作成している事はイッセーも知っているし、その器用さには常に驚きと感心の気持ちがある。
故にイッセーはふと思い付くのだ。
「は? リアス・グレモリーのフィギュアだぁ?」
「ああ、錬成師のスキルがあれば軽く作れやしないかなと……」
リアスのフィギュアを作って貰えたら無敵じゃね? と……。
早速イルワが用意したホテルの部屋にてその話を切り出したイッセーに、ハジメは常に借りばかりが蓄積されていくイッセーの為なら吝かではないと頷こうとしたのだが……。
「…………別に良いといえば良いけどよ」
「マジでか!? それじゃあ今からリアスちゃんの絵を描くからそれを参考にひとつ頼むぜ!」
頷いたその瞬間、子供みたいにキラキラとした顔をするイッセーがせっせとどこから用意したのか、スケッチブックにリアスの絵を描き始めているその後ろから、ハンカチでも噛んでいそうな顔をしているティオが居る訳で……。
「な、なんじゃその『ふぃぎゅあ』というのは?」
「ハジメ曰く、小さな人形のことらしい」
「ハジメさんが頷いた瞬間、みたこともないくらいの笑顔ですねイッセーさん……」
「ぐ、ぐぬぬぬ……!!」
ご機嫌に鼻歌まで歌いはじめながらせっせと絵を描くイッセーとは反対に、悔しそうに唸るティオ。
こうして待つこと数十分、『完成だ!』と絵を完成させたイッセーがテーブルの上に自身が描いたリアスの絵を見せるように起き―――特に女性陣は息を飲んだ。
「……これがリアス・グレモリー」
「常に話でしか聞いてませんでしたがこれは……」
「ぐ……美化していると言ってやりたいが、妾が夢で良く見るリアス・グレモリーと寸分違わぬから何もいえん……」
「なるほど、こりゃあ他の女に興味も無い訳だな……」
絵とはいえ、絵本のお姫様もびっくりな美少女であるリアスの絵に改めてイッセーが他の女に一切靡こうともしない理由がわかった気がした。
これだけの女性と愛し合っていたのなら、そりゃあ他の女なんて全て平等に無価値でしかないのだと。
「この絵の通りに作れば良いんだな?」
余計落ち込むティオにはちょっと悪いと思うものの、滅多にないイッセーからのお願いなのもあって絵の通りのフィギュアを早速作成させようとスケッチブックに手を伸ばそうとしたハジメだったが………。
「………ダメだ!」
どういう訳かそのスケッチブックをイッセーがひったくるように取ると、頭を抱えて狼狽え始めるではないか。
なんだよ? とハジメ達が首を傾げてると、顔を上げたイッセーがカッと目を見開く。
「こんな絵じゃあリアスちゃんの可愛さが10%も表現できてねぇ!!」
『………………………』
どうやら自分の描いたこの絵では満足できなかったらしく、徐に絵を書き直し始めた。
そして何度も書き直して完成しては『ダメだ!』とやり直すの繰り返す。
「ガァァァッー!! 何故だ?!
この俺の絵心のカスさが怨めしいぃ!!!! 確かにリアスちゃんの魅力は絵なんぞで表現できないくらい凄いとしても―――――ちくしょー!!!」
「……………」
「イッセーが珍しくボケ役」
「お部屋の中がリアスさんの絵だらけなんですけど……」
「うー……胸の大きさなら妾も負けてないのじゃ」
流石に一言言いたくなってくる中、ハジメは何度もリテイクしまくったせいで部屋中が没となったリアスの絵だらけになっている部屋を見渡しながらため息を洩らす。
「ティオ、イッセーを止めろ。このままだと部屋がリアス・グレモリーの絵で埋もれちまう」
「妾が言ったって止まるわけないのじゃ。
今のイッセーはリアス・グレモリーしか見えておらん……ぐすん」
挙げ句の果てにはティオまでいじけてしまい、安請け合いなんてするものではないとハジメは少し大人になった気がしたのだった。
その2……リアスちゃん着ボイス
結局自分の絵に納得出来ずにリアスをフィギュア化するのは断念してしまうイッセーは、それならとハジメに簡易録音機を作って貰い、その録音機にリアスの声を吹き込もうと画策する。
「古風な喋り方じゃなく、普通の女性言葉で喋ってみ?」
「………ヤじゃ」
「頼む! 一言だけで良いから!
『好きよイッセー♪』で良いから! なっ!? 今度好きなもん買ってやるから!」
「ぜったいにヤじゃ」
しかし先程の事で完全にいじけてしまったティオは断固として拒否をしており、そんなティオに土下座までして頼むイッセーという展開に。
「そんなにティオとリアス・グレモリーの声って似てるのか?」
「声色は多少違うが、口調さえ合わせたら正直間違えそうにはなるくらい似てる」
「だからと言ってティオに真似させるのは酷いと思う」
「そ、そうですよ! ティオさんが可哀想です!」
「んな事ァ百も承知だけど……」
わざわざ口で『ぷいっ』なんて言いながら顔を背けるティオに同情するユエとシアがイッセーを咎めるが、イッセーの顔はどうにも諦めきれないものが見え隠れしている。
「妾はリアス・グレモリーの代わりじゃないのに……」
「う……」
そんな拗ねたティオの一言により、少し頭に昇っていた血が引いて冷静になるイッセー
「……………。そう、だったな。
悪い……ちょっと頭に血が昇り過ぎた」
他ならぬ自分自身がティオとリアスは違うと常に言ってきたのに、今の自分は実に最低な真似をしているとここに来てやっと自覚したらしい。
拗ねるティオに頭を下げたイッセーは録音機をハジメに返す。
「やっぱりいい。
俺が言ったことは全部忘れてくれ」
「そうかい。
まあ、その方が良いだろうよ。
それより拗ねたティオをなんとかしてやれよな?」
「うぃ……」
どっちが年下かわからない怒られ方をされてしまったイッセーは、体育座りしながら丸まっているティオに気まずげに声をかける。
「あー……悪かった。
どうも精神をデフォルトに戻したせいか、余計リアスちゃんロスに対する禁断症状が……」
「………ヤじゃ。
妾は非常に傷ついた。だから許してあげないのじゃ」
「……………」
『……………』
完全に怒ってしまったティオの頑なな一言にイッセーはどうしたものかと後ろから見ているハジメ、ユエ、シアを見れば、三人は無言の視線をイッセーに注ぎ込んでいる。
『ちゃんとしろ』と言いたげな視線を。
「わかった、じゃあこうしよう。
ティオの望むことを何個か聞くから、それでなんとか……」
「…………!」
『あ……』
このままだと永遠に拗ねてそうだったので、特に考えもせずそんな事を口走ってしまうイッセーに、ティオの小さくなった背中がピクンと反応し、聞いていたハジメ達は何かを察してしまったような声を出す。
「なんでも、と言うたな?」
「まあ……あまりにも無茶な要求でなければだけど」
「ほ……ほほーう……?」
その言葉を受けたその瞬間、ティオが体育座りをやめてイッセーの方へと振り向く。
その表情は、拗ねていたなんて嘘でしたと言わんばかりにニマニマとしているので、イッセーもこの時点で『あ、やべぇ嫌な予感が……』と思ったそうな。
「では先ず、別に今後一切声に出すなとも言わぬし、お前様がリアス・グレモリーをどう思っているのかも、この精神の繋がりで痛い程理解しているから想うなとも言わん。
だがこういったことは控えて欲しいのじゃ」
「…………ああ」
こういった事とはつまり、ティオをリアスの代わりとして見なすなという意味だろうとイッセーは即座に頷くと、ティオは満足したように立ち上がり……。
「では今後はずっと妾と寝るのじゃ」
「…………。俺は浮気はしねー主義なんだけど」
「…………………………………………………。なら許さないのじゃ」
「う……わ、わかった」
「勿論、ベッドはひとつじゃぞ? 当然密着しながらじゃぞ?」
「ちょ、待て! それは真面目に無理―――」
「………ああ、妾の心は激しく傷ついたままなのか。
妾はリアスではないというのに――」
「わ、わーったよ!! わかりましたぁ!!」
完全にこの件を逆手に取り始めているティオの要求を飲まざるを得ないイッセーの顔はこれでもかと苦虫を噛んだ顔だったが、自業自得なので誰も同情はしていないし、後ろで聞いていたハジメ達に到ってはどちらかと言えばティオ側だった。
「良かったなティオ。
今のやり取りをきちんと録音しておいたから、今後イッセーが逃げることはないだろうぜ?」
「子供できたらお祝いする」
「やりましたね! これで家族になれます!」
「話を飛躍させるな! そして煽るな!!」
これがもしこの世界に来たばかりの頃のイッセーなら、何を言われようとも突き放していたのだろうと考えれば、少しずつハジメ達のことを受け入れ始めているのかもしれない。
「くふふ~♪」
「わ、割りと強引な奴等ばっかりだなこの世界は……」
終了
補足
天職は適当です。
てかまあ……その天職名の通りのことを過去にやらかしてるといえばやらかしてますけど。
大丈夫、謎の少女にパパと呼ばれるのは多分イッセーじゃない。
……………てか呼ばれて懐かれやすい体質ではあるけど、呼ばれたらティオさんの盛大な勘違いが発動で面倒な展開になりかねない。