色々なIF集   作:超人類DX

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多分続き。


ぶち抜けてます色々と


色々と台無しな魔法少女

 自分の居場所というか、好きなものを食って、屋根のある部屋で安眠したかったからというべきか。

 

 とにかく、色々と持ちすぎた事で並みの人の生活が出来なかった俺達は一応宿敵的な運命があって、本当ならば殺し合うような関係であったのだけど、それ以上に気が合ってしまった。

 

 『バックボーン』を失った者同士として。

 

 そして、誰よりも自由に長生きしてやるという目的を持った者同士として。

 

 

 だから俺達は殺し合う事よりも協力し合う事にした。

 

 美味いものを好きなだけ食える生活を手に入れる為に。

 

 雨風に震える事のない場所で大の字で眠れる場所を手に入れる為に。

 

 誰にも指図されない強さを手に入れる為に。

 

 

 確かに俺達は、自分の持つ『異常さ』のせいでまともな生活が送れなかったのかもしれない。

 けれど、そんな異常者だって感情のある生物なのだ。

 

 そこに関してはそこら辺の人間達やその他生物達と変わらない――そう思って今を生きている。

 

 何故だかわからないまま、パラレルワールドに迷い込んで、魔法少女なんつーものをやっている中学生の女の子の紐同然に成り下がっても、俺達はそこだけは変わらない。

 

 

 

 暁美ほむらにとって、今回の『ループ』はまさにイレギュラーだ。

 それも並ではない特大の。

 

 

「なぁなぁヴァーリ、あの白イタチ的な生物ってどんな味がするんだろうな?」

 

「不可思議生物だけに興味はあるぞ。

ラーメンの具材に使える味なら良いのだが……」

 

 

 ほむらにとっては諸悪の根源ともいえる生物が美味いのか不味いのかと真面目な顔で話している二人の高校生くらいの年齢の青年。

 

 

「アレに対してそんな感想を抱けるのはアナタ達くらいだわ」

 

「そうなのか? やっぱ現代社会のお湯に浸かる現代人的にはそうなんだろうね」

 

「まったくだ、小さい頃はよく虫を焼いて食って飢えを凌いできた身としては、割りと美味そうに見えるものだというのに」

 

「………」

 

 今まで現れる事の無かったイレギュラーにて、一歩間違えたらこの世界の毒にすらなりかねない劇薬。

 

 パラレルワールドから偶発的に迷い込む、自分達とは異なる異質な力を秘めた存在。

 

 

「馬鹿な事を言ってないでさっさと準備してちょうだい」

 

「「ういーっす」」

 

 

 龍を宿した俗物の塊のような怪物。

 

 

 

 

 

 

 鹿目まどかは少しばかりスタイリッシュな街に住むだけの普通の少女だった。

 頼りになる両親や生まれたばかりの弟と、これまたちょいとスタイリッシュな家に住むだけのごく普通の少女だった。

 

 そんな少女がひょんな事からキュウべぇなる生物と出会い、そこから親友と共に魔女だのなんだの魔法少女だのという存在を知った時から少しずつ非日常を知ることになる。

 

 初めて魔女の空間にねじ込まれてしまった際に助けてくれた魔法少女の先輩から色々と教わりながら、知っていくまどかはある日、転校生である暁美ほむらまでもが魔法少女だと知り、何故か自分達をこの非日常から遠ざけようとする事を知る。

 

 その時はその意味はわからなかった。

 だけどその意味はすぐに知ることになる。

 

 自分達の先輩である魔法少女が危うく『死にかけた』事で。

 

 そう、死にかけたのだ。

 

 死にはしなかったけど死にかけたのだ。

 

 死という現実を非現実としてしか思えなかった少女達にとっては死にかけたというだけでもショックが大きい事であった。

 

 幸いにしてその先輩は死ぬことはなかった。

 

 何故ならそれ以上の非現実的ともいえる存在二人が彼女を結果的に助けたのだから。

 

 

「なんだこの巻き寿司をユニークにしてみた的なデザインは?」

 

「おい、油断するな。とぼけた姿ではあるがな……」

 

「わかってるよ。危うく女の子一人が首から上をバクンされちまいそうだったしな」

 

 

 少し年上の男の子二人。

 少女ではないのに魔法のような力を扱う不思議な男の子二人。

 

 

「うっしゃー!!」

 

「ふんっ!!」

 

 

 空間ごと目の前の全てを捩じ伏せる龍の権化をまどかが知ったのはこの時だった。

 

 

 

 

 

 

 普通に起きて、普通に朝食を食べて、普通に学校へと登校する。

 それが少女の日常。

 

 そんな日常にちょっとしたアクセントが加わるようになった。

 

 

「おっしゃー!! 500円玉取ったどー!!!」

 

 

 学校に通っている気配もなく、朝っぱらから自動販売機の下に手を突っ込んでは小銭を手にいれ、偉大な仕事を成し遂げたかのごとく雄叫びをあげる――正直目を合わせたらいけない気がしてならない事をしている青年。

 

「ままー、あのお兄ちゃんなにしてるの?」

 

「しっ! 見ちゃ駄目!」

 

 

 

 現に他の通りがかりの人々は雄叫びをあげる青年に対して塵でも見るような目を向けている。

 

 

「またあんな事をしてるし……」

 

「もう……」

 

 

 しかし少女は――鹿目まどかとその友人である美樹さやかは拾った500円玉を片手に小躍りまでし始めている青年に話しかけていく。

 

 

「朝から何をしてるの?」

 

 

 ほぼ呆れたというか、恥ずかしいというか。

 知り合いになって日こそまだ浅いが、一応命の恩人の一人ではあるので、自分達に気づいていなかった様子の青年に話しかけてみると、青年はピカピカに輝く500円玉を片手に振り向く。

 

 

「ん? まどっちと美樹ちゃまか、おっはー」

 

「………」

 

「朝っぱらから大騒ぎしているのを見つけちゃったから一応話しかけてみただけなんだけど……。まだそんな浮浪者みたいな事をしてるわけ?」

 

 

 一応年上の人なのだけど、話せば話すほどこの彼ともう一人の青年の精神年齢の低さを知ってしまい、本人達も特に気にしないというのもあってか、自然とタメ口となってしまった。

 

 

「バカヤロー! これだから温室育ちはいかんのだ! 良いか? 500円もありゃあコンビニで素敵な朝食が買えるんだぜ!」

 

「いやいや、確かあの転校生のお世話になってるんでしょ? 困らない程度にはお金も渡してるって『少し遠い目』をしながら言ってたし」

 

「む、そりゃそうだけど……なるべくあの子の世話になりっぱなしはいかんと思うわけよ。

一応少しだけ年上だし俺」

 

「だからって自販機の下に必死の形相で腕を突っ込んで小銭を拾うのは恥ずかしいことだと思う…」

 

 

 まどかの指摘にさやかもうんうんと頷く。

 

 

「大丈夫だ、ほむらには内緒にしとけば問題ねぇ」

 

「「…………」」

 

 

 しかし本人――不可思議男子の片割れことイッセーは全く聞く耳を持たない。

 そうでなくてもこのイッセーは魔女だの云々の話関係なしに、色々とあったりした。

 

 

「お母ちゃんお父ちゃんと弟は元気しとるか?」

 

「昨日会ったばかりじゃない……」

 

 

 例えば年上が好きらしい彼が必死こいてナンパしたけど玉砕した相手がまどかの母親だったとか。

 それを互いに知った後に凄まじく気まずくなったとか。

 

 あまりにも貧乏ムーブを見せられて哀れ過ぎて、飯を食わせてあげたとか。

 その際、生まれたばかりの弟がすこぶるイッセーに懐いたとかとかとか。

 

 突拍子の無い行動さえなければ、ただただ普通に気の良いユニークな先輩男子であるせいか、微妙に嫌いにはなれないし、寧ろこのユニークさのお陰で壁さえ感じたほむらとの関係性が軟化したとか、魔女の空間で何度も助けられた事や、好みではない異性には普通に優しかったりもすることを考えると……。

 

 

「んで? あの白イタチはどこだよ? 今日こそ丸焼きにして食ってみたいんだけど……」

 

「ダメですよ!?」

 

「転校生とは別の意味でキュウべぇにとって危険ね……」

 

 

 結論から言うと、自覚は薄いがまどかは特にほむらがイッセーにイラッとなる程度には懐いていた。

 

 

「なんだ残念」

 

「もう一人のヴァーリ君も、ラーメンの具材に使えるか味見してみたいって真面目な顔で言うせいで、最近キュウべぇは二人を見るなり逃げるようになったよ……」

 

「あ、だから見なくなったのか?」

 

 

 そのままの流れでまどかとさやかの学校まで送る事になったイッセーは、へらへらと笑っている。

 

 

「そのヴァーリくんはどこに?」

 

「ヴァーリはアレだ……ええっと、あのパツキンのおっぱいちゃん――」

 

「「………………」」

 

「―――わかった、この呼び方金輪際しないから、二人してそんな蔑んだ目をしないでくれ。

ほら、巴ちゃんに昨日の昼間までに回収しといたソウルなんたらってのを渡してからラーメンマップを作るとか言ってたぞ」

 

 

 女子相手だろうが平気で下ネタをぶちまける一誠に思わず蔑んだ目を向けるまどかとさやかは、ハァとため息だ。

 

 

「セクハラはよくないと思う」

 

「ヴァーリくんはその点そこら辺はしっかりしてるのにねぇ?」

 

「違う違う、アイツは単にそこら辺の事がまだガキなだけ」

 

「ストレート過ぎるイッセーくんの方がよくないと思うけど」

 

「? 妙に噛みつくなまどっちは? 何で――あ……」

 

 

 若干その言動に慣れてきた感はあるせいか、嫌悪感は薄いまどかだが、それでも聞きたい訳じゃないと話すと、何を思ったのか、突然イッセーは察したような顔をしてから、妙に優しい表情になってまどかの頭に手を乗せる。

 

 

「な、なに?」

 

 

 急な事に少し戸惑うまどかは、慈しみ全開の顔となるイッセーを見上げる。

 

 

「ほら、少しは成長するよきっと。

巴ちゃんとまではいかない気しかしないけど、大丈夫だ。まな板から関東平野くらいにはなれるさ……」

 

「ま、まな板……?」

 

 

 無駄に優しいイッセーの言動の意味が一瞬わからなかったまどかだが、直後にそれが自分の胸の有無の事だと理解した。

 

 

「まな板じゃないよ!」

 

「そう言う子程まな板な事を俺は知ってるぞ。

大丈夫だ! 気に病むな! 例えまな板のままでも一定の男には需要ある筈だ! 俺には理解できない需要だけ――どぉぉっ!?」

 

「まどかになんつー事を言っとんのじゃおのれは!?」

 

 

 恥ずかしさと、イッセー自身には需要ゼロだと言われて軽く泣きそうになってきたまどかを見たさやかが鬼の様な威力の爪先キックをイッセーの向こう脛にクリーンヒットさせ、悶絶させる。

 

 

「ぐぉぉっ……!! す、脛は反則だ……! ちょっとしたお茶目なのに……!」

 

「そんなのに無いのかな私……?」

 

「落ち込まなくて良いのまどかは! このスケベ男の基準なんてアテにならないんだから!」

 

 

 さやかに元気付けられたものの、結局まどかは暫くまな板を引きずることになるのだった。

 

 

「………………はぁ」

 

「……。美樹さん、鹿目さんがずーっと自分の胸を見ながらため息を吐くのは何故?」

 

「アンタの同居人に今朝言われたのよ。

まな板だの奈良盆地だのってね……」

 

「…………………。帰ったらぶっ飛ばして謝らせるわ」

 

「そうしてちょーだい」

 

「そういえばさやかちゃんは特に言われなかったな……。ねぇ、さやかちゃんはどうやって大きくしたの?」

 

「え゛!? べ、別に特には……って、気にしすぎだってば! ねぇ!?」

 

「そうよ、あの単細胞お馬鹿の言う事なんて――」

 

「まな板……かぁ。マミ先輩くらいじゃないとダメなのかなぁ。

意地悪言うイッセーくんなんて嫌い――だけど、この前転んだ時家までおんぶしてくれたし……。その時のイッセーくんは優しいし。うー……!」

 

「………………」

 

「あ、そういえば誰かに触って貰ったら大きくなるって………………あぅっ! だ、ダメダメ! い、いくらなんでも大きくなりたいからってイッセーくんにだなんて、まだ早いよぅ……!」

 

「……………帰ったらあの大馬鹿男を八つ裂きにするわ」

 

「………詐欺師に引っ掛かったみたいだわホント」

 

 

 

 

 

 

「……………………………………」

 

「あ、え? ど、どうしたのよ鹿目さんは?」

 

「半目でずっと巴を睨んでるぞ」

 

「ちょ、ちょっと色々ありまして……」

 

「色々って、それは両頬にくっきりと手の跡がある彼となにか関係が……?」

 

「まったく、何をしたんだ今度は?」

 

「だから、巴ちゃんみたいな発育の良さはまどかっちには来ないけど、一定の需要はあると思うぞ、俺は理解できないけどって半分冗談で言っただけで……」

 

「ひ、ひどい。だからさっきから鹿目さんが私の胸を……」

 

「お前は女の胸の大きさで態度を変えすぎだろ……」

 

「いやだってまどっちを見ろよ? どうポジティブに見てもまな板……」

 

「「「「……………」」」」

 

「わ、わかった……! 流石に今日は黙るよ。ごめん……」

 

「……………ちょっとはあるもん。そうですよねマミさん、さやかちゃん?」

 

「え゛!?」

 

「と、とーぜんじゃん!」

 

「ほむらちゃんもそう思うよね?」

 

「(な、何気に名前で呼んでくれてるわ……)え、ええ……このお馬鹿の目が節穴なだけよ」

 

「ほら、あるって皆も言ってるもん……イッセーくんもいい加減認めてよ?」

 

「お、おう……」

 

「ホントっ!? ふふっ! じゃあ今日も魔女退治に行こっ♪」

 

「お、おぉう……。(あんま貧乳ネタでからかうのはやめとこう……)」

 

 

日常・・終わり

 

 

 

 

 

 

 

 

 自由の為に。

 ただ、己の生き方を貫き通す為に。

 

 

「つまり、この子達をわざわざ魔法少女なんてものに勧誘してきたのは、宇宙の存続の為のエネルギーを回収したかったからだと……?」

 

「そういうことになる。

決して面白半分で彼女達と契約をしてきた訳じゃあない。

このままだと何れこの世界の宇宙は崩壊する。それを防ぐには感情の力が必要な事だとわかったけど、僕達はその感情が存在しない。だからこの星の少女が必要になったのさ」

 

「なるほどね」

 

「理解してくれたかい? 僕達としてはキミ達の持つ途方もないエネルギーとこれまでの魔法少女の誰もが持たなかった『感情の力』には興味があるけどね」

 

「………」

 

「ともかく、この世界を滅ぼしたくないのならこれ以上僕達の邪魔はしないでくれると非常に助かる。

キミ達がパラレルワールドから偶発的にこちらの世界に来てしまった事に関しても協力してあげることも吝かではないしね」

 

「………よくわかったよ」

 

 

 この世界の宇宙を存続させる為に少女達の感情のエネルギーを回収してきたと話すインキュベーター。

 理屈も、ほうっておけばこの世界が滅びることも、それを阻止しようと彼等なりにやってた事も理解はした。

 

 

「キミ達が少しは話の通じる知性を持っていてくれたようで何よりだよ。じゃあ今後は――」

 

「お前等が……」

 

「うん? 今なにか―――――」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「気に食わねぇ犬畜生以下だって事がよォ……!!」

 

「――――ぎゅぷっ!?!?」

 

 

 

 理解はした、ただし『納得』するかどうかは別の話だった。

 

 

「てっきり僕達の話に同調したのかと思ったけど……」

 

「この世界の宇宙がやべぇのは理解してやったわ。

が、その存続の為にガキの命が必要だと? ふざけるなよ! 聞かれなかったから答えなかったと屁理屈だけはこねる畜生共に! 今まで何も知らずに死んだ弱者の痛みがわかるか!!」

 

「……。何を言い出すのかと思えば。

この宇宙が消えたらこの星だって消えてなくなるんだよ?

それを存続させる為の犠牲というものはやむ終えないだろう? それに、キミは弱者がどうとか言っているけど、キミ達はそうやって力で相手を黙らせて生き延びてきた人間そのものじゃあないのかい?

だったら僕達の言う事を理解できる筈だけどな? それにまどかに関しては全て正直に話した上での契約だ」

 

「ああ、そうかもな……」

 

「そうだろう? それなら――」

 

 

 

 

 

 

「だから、次はテメー等を黙らせる……!」

 

 

 

 

 

「…………本当に訳がわからない人間だなキミ達は」

 

 

 理解もする、仕方ないと割りきらないと思う事もある。

 だが宇宙の存続の為よりも『気に入らない』ので黙らせてやる。

 

 

 

「俺達を信じろ」

 

「で、でも……!」

 

「心配するな。久々に俺達は死ぬほどやる気に満ちているからな……!」

 

 

 それが『弱者』から這い上がった最後の龍帝と龍皇の生き様。

 

 

 

「ほむら! ……その子を守れ。全力でな」

 

「………………。わかった、でもこれだけは言わせて。

確かに私はあなた達を利用するつもりでこれまで行動を共にした。

自分が最低な事も自覚している―――」

 

「わかっている、しかしそうだとしてもほむらは俺とイッセーにとって『良い奴』だ。

そして良い奴が困ってたら死んでも助ける……それが俺達だ!!」

 

「――――ホント、あなた達は馬鹿よ。

いえ、馬鹿で良い……だから、頑張って……!」

 

「「ふっ、承知……!!」

 

 

 宇宙の存続よりも、『良い奴』と認めた者の為だけに世界そのものに喧嘩を売る。

 それが彼等の生き方。

 

 

「よーし、そんなにこの世界の宇宙がエネルギーを食いたがってるのなら、たらふく食わせてやるよ……! 行けるかヴァーリ!」

 

「!?? よすんだ! キミ達のエネルギーは――」

 

「当然だ。さぁ……久々にアレをやるとしようか!」

 

 

 だから二人の青年は――ひとつとなる。

 

 

「イッセーくんとヴァーリくんが……」

 

「一人になった……」

 

 

 

 己の自由の為、なにより抗い続けた少女への恩返しの為に。

 

 

『さぁてと、早速だが宇宙さんよ。

俺のエネルギーを食わせてやる……!』

 

 

 イッセーとヴァーリが両手を突き出しながらエネルギーをフルチャージさせる幻影が浮かび、やがてその幻影がひとつとなり一人の青年へと変わり、宇宙(そら)へ向けられる。

 

 

『おかわりは自由だぜ! ファイナルビッグバン・ドラゴン波ァァァァッーーーー!!!』

 

 

 全ての因果を破壊し、宇宙全土へと届く二天龍の桜色に輝く閃光を……。

 

 

 その果てにあるのは破滅か……それとも―――

 

 

 

 




補足

ま、まだ14歳だからね?


そしてキュウべぇは某『で、味は?』の方並に食料としての対象として見なされてるというか、見えてる時点で感情ないけどビックリされてるらしい。


その2
退治に同行しちゃうので、地味に『身を守る術』を少しだけ教え始めてるという裏側がある。

 本格的に教えた場合、魔法少女じゃなくて肉弾戦少女
になっちまうだ。


その3
エネルギーを倍加しまくる性質のあるドラゴン波をぶちかましたらどうなるのか……。

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