色々なIF集   作:超人類DX

711 / 1034
前回の一応続き。
後半は殆どふざけてます。


その後の執事

 理不尽をはね除けるには何よりも力が必要。

 

 一度は全てを奪い去られた彼だからこそ至った結論であり、彼の人格はその思考によって形成されたといっても過言ではない。

 

 故に彼は本来の彼とは真逆のとも言える人格である。

 色よりも力を。

 

 異性に対する興味よりも圧倒的な進化を。

 

 何よりも彼は他人を信じることをしないからこそ、コミュニケーション能力が著しく欠落してしまった。

 そんな彼を見た『他人』は彼を冷酷であると評するし、事実そうなのかもしれない。

 

 敵と見なした全てを徹底的に叩きのめす。

 

 それが女子供であろうが一切の例外を許さずに……。

 

 そんな彼が全くの異界に、とある存在によって飛ばされてしまった。

 

 彼にとっては別の意味で地獄だし、当然その人物への報復は決定事項である。

 勿論その人物の言っていた『救世主』とやらになるつもりはない。

 

 どれだけ弱者が虐げられている世界であろうが、所詮は他人でしない者達の為に力を使うなんてごめんだ。

 

 目的はひとつ。

 

 この世界に飛ばされる原因となった気色の悪い人物を八つ裂きにしてやる事と、元の世界へ戻る。

 

 故に彼はその為だけにこの世界を仕方なく生きるのである。

 

 

 決してコミュニケーション能力が死にすぎて、右も左もわからなくなって内心テンパってなんかいないし、お人好しで、元の世界ならば間違いなく相容れないと断定できる女性が唯一の情報源になるからと、仕方なくある程度彼女の意に沿った行動をしているとかではない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 皆が笑って暮らせる世にしたい。

 そんな夢物語のような夢を抱いて旅だった彼女は、不思議な格好をした無口な青年と本来ならばあり得ない出会いを果たし、行動を共にした。

 

 揶揄ではなく、本当に一言も自ら声を放つということもせず、襲いかかってくる略奪者を顔色ひとつ変える事も無く八つ裂きにする姿はちょっとした恐怖すらも感じる事もあった。

 

 しかるに、こういった旅をしていれば当然外で眠らなければならないといった時も、彼は何を言うことも無く自分が寝ている間は絶対に起きて周りを警戒し続けてくれたし、空腹に苛まれた時も黙って食料を狩って、驚くくらい美味しい料理をしてくれたりもした。

 

 勝手に付いてきているだけなのに、何故そこまでしてくれるのかは本人の口からは聞けてはいないので未だにわからない。

 しかし彼女は何となく彼は決して冷徹なだけでは無いと思えた。

 

 故にこれまでの間も共に旅をしたし、仲間達に出会ってからも彼女の中で一番に頼りにするのは彼だった。

 自分の夢について、はっきりと……

 

 

『皆仲良くお手て繋いで……ね。前々から思っていたが、アンタの話は反吐が出る』

 

 

 お前の言ってる事は単なる理想論でしかないと言われ、自分の夢が果てしなく絶望的な夢であるという現実を何度も見せられたりもした。

 けれど、どんなに理想論であろうとも、夢物語であろうとも、叶うことがないのだとしても彼女はそれでも夢を夢で諦めたくはなかった。

 

 確かに現実では不可能な夢なのかもしれない。

 けれどその夢に近づけさせる事は不可能ではないのかもしれない。

 

 こんな世の中だからこそ抱いた夢を諦めたくはない。

 虫も殺せなさそうな雰囲気を持つ彼女にしては頑固にも思えるその決意はどれだけの凄惨な現実を目の当たりにしても揺らぐことはなかった。

 

 それはかつて――そして今も青年が抱き続ける頑固なまでの『進化』への渇望のように。

 故にかどうかは彼にしかわからないが、恐らくは彼女の頑固さに一定の敬意のようなものを抱いたのか、彼は徐々にながら彼女とだけは言葉を交わすようになった。

 

 彼女が仲間達と出会い、夢への道を切り開き始めても、彼女とだけなら言葉を交わすように。

 

 その特異ともいうべき無口さと、敵への残虐さに出会っていった仲間達は良い顔をしなかった事もあった。

 爪弾き者として孤立した時もあった。

 

 けれどそんな彼を彼女だけは信じ続けたのは、彼が受けた恩は恨みも含めて決して忘れない性格であると理解したからだ。

 

 天の遣いと呼ばれた青年と出会い、その青年が彼を見て『自分と同じ場所から来たのか?』と質問した時に否定も肯定もしなかった時はさすがに驚いて、後で色々と聞いた結果、彼とは違う場所から来たとの事らしく、しかも彼の事をそうとは知らずにずっと真名である一誠と呼んでしまっていた時は慌てて改めるという形で自分の真名をほぼ強引に授けたりもした。

 

 

 つまるところ、劉備玄徳こと桃香は……天ではなく冥界から来たとされる青年を他の誰よりも信じ続ける程度にはお人好しな女性なのである。

 

 天の国の青年を中心に発足された義勇軍に加入してからも一切誰ともしゃべろうとしないのは変わらないが……。

 

 

 

 

 

 

 北郷一刀はただの人間である。

 人格に直結する異常性や過負荷を持っている訳でもない。

 魔力を持つ悪魔でもないただの未来から意図せずこの外史に迷い込んだだけの人間である。

 

 故に彼はその未来人としての知識に頼る他が無く、天の御使いなるよくわからないネーム力を利用して荒くれもので形成されたような軍をなんとか纏めている。

 

 何故このような事になったのか。

 そもそも三国時代の偉人達の性別が軒並み女性なのか――そういった疑問は今では殆ど無くなっている。

 

 まあ、共に過ごす内にそういった女性等と関係を持ったからというのも理由なのだが……。

 とにもかくにもこの世界に来て最初の山場にてこの先の混沌の始まりでもある陽人の戦いを生き残る事ができた一刀は、その後今風に言えば亡命のような形でやって来た董卓(やっぱり少女)等を姓と名を捨て貰う形で引き取る事にした。

 

 その中にはあの呂布も居たりしたのだが、やはり女性だった訳で、彼女はどうやら先の戦いで自分と一騎討ちをした果てに倒した男がどこに居るのか探している模様。

 

 

「日之影の事だろ? アイツはその……滅多なことじゃここには近づこうとしないし、俺達も暫く見ていないというか……」

 

「近づこうとしない?」

 

「ああ、桃香……ああ、劉備が唯一アイツの居場所を知ってるんだけど」

 

 

 怒り狂った獣のような目で、正面から力でねじ伏せてきた男の事は呂布のみならず彼女の仲間達も聞いていたので存在は知っていた。

 が、その彼は滅多なことでは人前に出ることがないらしく、それを知った呂布は少しばかり残念そうだった。

 

 一刀や関羽といった者達も正直彼が未だに何を考えているのかがさっぱりわからないし、普段どこに居るのかもわからないので答えようがなく、取り敢えず唯一彼の居場所をリアルタイムで把握しているであろう劉備こと桃香を呼んでみることに。

 

 

「どうしたの皆? あれ、呂布さん?」

 

 

 程なくしてやって来た桃香。

 義勇軍発足後の黄巾党との初戦の際、血に染まりながら敵を殺戮しまくった彼――つまり日之影一誠と根本的に住む世界が違うとしか思えない穏和そうな出で立ちの桃香は、董卓といった面々とコミュ力高めの挨拶をすると、一誠の行方を問われた。

 

 

「え、一誠君? 用事でもあるの?」

 

「いや用事ではないんだ。ただ、呂布が会いたいって……」

 

「呂布さんが? あ、そういえばあの時呂布さんと一騎討ちをしたのって一誠君だったね?」

 

「…………」

 

 

 コクりと頷く呂布に、桃香な理解したといった様子。

 

 

「うーん、本当に挨拶だけなら問題ないと思うけど……」

 

『???』

 

「その……本当に悪気は無いから怒らないでね?」

 

 

 含みを感じる桃香の言葉に、一刀達は首を傾げる。

 一体どういう意味なのだろうか? そんな事を其々が考えつつ一誠を連れてこようと出ていった桃香を待っていると、『連れてきたよ』と戻ってきた桃香の後に続くように、一刀の居た世界では所謂『燕尾服』と呼ばれる出で立ちの無口無言青年こと日之影一誠が……何故か顔色悪そうに入室する。

 

 

「…………………………………………」

 

「あ、えと……わざわざ来てもらって済まないな日之影。

実は今日から彼女達がうちに入る事になったから知らせようと思ってさ」

 

「…………………………………………………………………………………………………」

 

『…………』

 

 

 本当に一言たりとも喋らないし、一刀の言葉にも反応が全くない。

 恐らく聞こえてはいるのだろうが、それよりもさっきから妙に顔色が悪くて具合も悪そうな気がしてならない。

 

 と、全員して訝しげに一誠を見る中、桃香が補足説明をする。

 

 

「ほら、この前の戦いの時に一誠君が『初めてまともに苦戦した』って悔しがってた呂布さんだけど、覚えてるよね?」

 

「……………」

 

「一誠君に挨拶がしたかったんだってさ?」

 

「………………」

 

 

 その癖桃香に声をかけられると、喋りはしないがちゃんと目を合わせる。

 一体何を基準にしているから桃香だけには反応するのかがやはりわからない……と、特にそこそこ付き合いがある筈の関羽やら張飛は微妙に不満に思いつつ、あまり口数が多くはない呂布と向かい合う一誠を見ていると……。

 

 

「………うぶっ!?」

 

「え……」

 

『え?』

 

 

 何故か途中から目が泳ぎ始めていた一誠が死人みたいな顔色と共に口を抑えたかと思えば、部屋を飛び出してしまった。

 

 そして部屋の外から盛大に――

 

 

『おぇぇぇぇっ!?!?!?』

 

 

 何かをぶちまけている声が聞こえた。

 

 

「や、やっぱり……! ご、ごめんちょっと待ってて!」

 

 

 慌てた桃香が部屋を飛び出す。

 一体なんなんだ? と誰しもがあっけに取られている中、部屋の外から微かに桃香と一誠の声が……。

 

 

『む、無理なもの無理だ! 挨拶ってなんだよそもそも!?』

 

『や、呂布さんが……』

 

『し、知らねーよ! た、他人に見られると頭が真っ白になって目の前がグルグルして……うぷっ!?』

 

『だ、大丈夫……?』

 

『く、クソが……! うぐぅ……』

 

 

 

 

 

 

 

「………………具合が悪かったみたいだな日之影は」

 

「そうみたいで……」

 

「というより、あんな声だったと初めて知ったのだ……」

 

「………………」

 

「か、変わった方ですね……」

 

「あんなのが本当に恋に勝ったなんてまだ信じられないわ――って、恋? どうかした?」

 

「…………何でもない」

 

 

 微妙に居たたまれない空気が流れていく中、桃香だけが戻ってくる。

 

 

「えっとごめんね?

一誠くんは具合が悪くなっちゃったから、連れて帰る事にしたから……」

 

「お、おう……お大事に」

 

 

 こうして挨拶もへったくれも無く、お開きになってしまった。

  そして一刀達はますます日之影一誠の生体がわからなくなるのだった。

 

 

 

 

 

 無口で無表情である理由の大半が、人との接し方に難があるということを何となく理解している桃香は、集落の外へと一誠を連れ出すと、その場に座り込んで項垂れる彼に水を飲ませてあげる。

 

 

「向こう……呂布さんはちゃんと一誠君の事を覚えちゃってたみたいだね? ご主人様の配下になっちゃったみたいだし、これからも話しかけられたりして……」

 

「じょ、冗談じゃねぇ……意味がわからねぇ」

 

 

 水を飲み、深呼吸して気分を落ち着かせようとする一誠の背中を擦ってあげる桃香の予想に、心底嫌そうだ。

 

 

「どうしてもと言うから来てみれば、なんでこんな目に遇わなきゃならないんだ……」

 

「逆にどうしてそこまで緊張しちゃうの?」

 

「気づいたらこうなっちまったんだよ……。それに、どうでも良い他人と喋る価値なんてありはしねーだろ」

 

「そんな事は無いよ……」

 

 

 徹底的に他人に壁を作る一誠の言い分に桃香は、無理にこの他人への警戒心の強さの改善を促そうとはしない。

 ただ、少しずつ軍や勢力が大きくなっていく中、只でさえ今も爪弾き状態が続いているのは桃香にとって良くはないのだ。

 無いとは言い切れないが、追放されてしまう可能性だって高い。

 

 もしそうなってしまえば……。

 

 

「そろそろ潮時か……」

 

「え?」

 

「……いや、アンタはもうダチだとか仲間とやらに出会えて上手くやれてるんだろ? だったらもう俺には用無しな筈だと思ってな……」

 

 

 話す様になってからわかったが、一誠は話せれば意外と喋る。

 言葉遣いは辛辣なものが多いし遠回しな事も多いもののだ。

 

 

「用無しなんてそんな……。

そんな事思った事無いよ」

 

「明らかに俺は邪魔だろ」

 

「今は皆も誤解している事が多いけど、きっとわかってくれるよ……私みたいに」

 

「…………」

 

 

 借りは絶対に返す。

 その為ならなんでもする……それが彼なのだ。

 

 あれだけ強くても尚強さを求め続け……この世界の誰でもない『遠い何か』を見ている。

 

 

「ね、折角だから一誠くんの居た冥界について教えてよ? 一誠くんが遣えていたあくまって人達についてとか」

 

「あ? ああ……けど面白くなんてねーぞ?」

 

「何でも良い。

私、もっとアナタが知りたいから……」

 

 

 それが最近ほんの少しだけ寂しい。

 

 一誠の故郷である冥界で共に暮らしていたとされる悪魔なる存在について語る時……。

 

 

「んで、セラフォルーってのが居るんだが、そいつは格好からしてアホ丸出しで――」

 

「またその人の事なの? ……その人って女の人?」

 

「え? まあ、一応は女だな……」

 

「ふーん……?」

 

「………?」

 

 

 その時の一誠を、知らない面の一誠をまだ見ることが出来ない事が少しだけ悔しかった。

 

 

終わり

 

 

 

 

 

 その内あるかもしれない展開………『気まずい空気』

 

 

 ほんの偶々だった。

 偶々二人で偶々夜に彼の部屋の前を通りすぎようとしたら、偶々聞こえてしまった男女のアレな声に軽く気まずくなってしまった。

 

 

「きょ、今日もだったんだねご主人様ったら……」

 

「…………」

 

「皆ご主人様が大好きだから……仕方ないよね?」

 

「俺に聞くなよ」

 

「だ、だよね……あははは」

 

 

 義姉妹二人もあんな顔やら声を出すんだなぁ……と編な気分にさせられて身体が火照って仕方ない桃香は、誤魔化すように一誠に話を振るが、一誠の反応は何時も通りだった。

 

 

「あ、あのさ、ひとつ聞いて良い?」

 

「なに?」

 

「一誠君もさ……そ、そういうことしたくなる気分になるの?」

 

 

 だからついつい勢いあまってそんな事を聞いてしまう桃香は直後に聞いた事を後悔する。

 

 

「知らね。女抱いた事なんてないし」

 

「そ、そっか……」

 

 

 言い方からして興味が無いのが感じ取れてしまい、微妙に残念な気持ちになる。

 が、未経験という情報も同時に得られたのでちょっとしたお得感もあった。

 

 

「俺からしたらよくもまぁ複数の女と寝てられるなと思うし、多分一生理解できねぇな」

 

「ほ、ほら、ご主人様は優しいから断れないんだと思う……」

 

「それ、優しいって言い訳にはならなくないか?」

 

「あ……ま、まあそうかも」

 

 

 何か過去に嫌なものでも見たような顔をしながら自分の部屋に入る一誠に続くように部屋に入る桃香。

 何故こんな状況かというと、別々の部屋だと一切寝ずに桃香の部屋の前で護衛し続けようとするから、ちゃんと眠らせる為にという意味で強引に同室にしたのだ。

 

 無論この会話の通りやましい事は一切していない。

 

 

「ね、眠れない……」

 

「は?」

 

「ど、どうしよう一誠君、ご主人様達の光景が頭から離れずに全然眠れない……」

 

「…………。意外と変態気質だったんだなお前……」

 

「ち、違うよ!? それに仕方ないでしょ!? わ、私だって女だもん…!」

 

 

 とはいえ、あんな現場を見てしまったせいで眠れず、それを言ったら変態呼ばわりされたので憤慨する。

 

 

「うぅ……! 前に酔っぱらった一誠君に色々された時と同じくらい身体が熱くて眠れないよぉ……」

 

「…………………」

 

「『そこでその話を蒸し返すなよ』って顔してるけど、本当の事だもん……」

 

「じゃあどうしろってんだよ。アレか? 俺が外で寝るからお前がここで寝て――えーっと、アレだ、一人でアレコレして発散すりゃあ……」

 

「そんなの空しくなるからしないし……一誠君のすけべ」

 

「……………」

 

 

 結局眠れるまで一誠に手を握って貰う事になったらしいが、呆れるほどに一誠は本当に何もして来なかったので、桃香は普通に敗北感を受けたらしいのだが、暫くした後にまた一誠が水と間違えて酒を飲んでしまったせいで事態が一気に加速する。

 

 

「……………………………」

 

「な、何か言ってよ?」

 

「…………………………。悪い、全然覚えてないんだけど、俺何した?」

 

 

 前日の夜辺りから記憶が飛んでいる一誠は、起きた時の状況に心臓を捻り潰されるような気分になりながらも、恥ずかしそうに身体を寝具で隠している桃香に聞いてみる。

 

 

「酔っぱらった後、皆の前で口付けされて……そのままお部屋に連れて……その……色々してくれたよ?」

 

「だからその色々って……」

 

「えっと、赤ん坊みたいに胸をこう……こんな感じに跡になっちゃってるくらい色々された後に、ご主人様が皆にしてるのと同じ事を……」

 

「……………………………………………………。俺の事を今すぐ殺してくれ」

 

「殺さないよ!? だ、大丈夫だったし、最初は確かに痛かったけど優しかったし……」

 

「………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………嘘だろ俺」

 

 

 異界にて人生の壁にぶち当たる執事は、色々な意味で冥界に帰りにくくなるのだった。

 

 

「日之影、落ち着いて驚かないで聞いてくれ……。

最近桃香の具合がよくないからと思って医師に見て貰ったんだが……その、子供ができてるみたいなんだ。

えーっと、どう考えても相手は一人しかいないというか、身に覚えはあるか?」

 

「……………………………………………………………………………………」

 

「!? お、落ち着け日之影殿! く、首を縄で括ろうとするな!!」

 

「や、やっぱりあるのか!? ぜ、全員で全力で日之影を止めろ!!」

 

 

嘘です




補足
本当に律儀に桃香さんの言うことだけは聞いていて、他の面々には目もくれないせいで軽く孤立中。


その2
別世界じゃ仲良くなったばかりかゴールした呂布さんは……特に無いです。
ちなみに一騎討ちは、某選ばれし者が得意としていた型・ドジェム=ソばりのゴリ押しで叩き潰したらしい。


その3
遂に酔っぱらう事でやっちまった場合……多分後々修羅場どころじゃなくなる。

ちなみに何でそこまでになっちまったかというと、元の世界以上にコミュニケーション可能な相手が限られているというか、彼女一人だったのと、現実突きつけても頑固なまでに折れなかったのが割りと好ましかったから――なのかもしれない。



続かない

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。