色々なIF集   作:超人類DX

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ネタで繋ぎ続ける。

そしてまた誰も得しないネタが出来上がる……。

※ちょっと加筆しました。


堕天使なお義父さんとハーフ悪魔………娘

 現実がそうである以上、都合が悪かろうが何だろうが逃げる事は出来ない―――というのが他の人達による見解だけど、俺はその都合の悪い現実から逃げることが物理的にだろうが因果的にだろうが可能だった。

 

 どんな怪我を負っても、どんなに苦しい目に遭おうと、どんなに理不尽な現実を突きつけられても逃げ仰せなかった事は無かったんだよ……『あの現実以外』はね。

 

 あの現実以外……。

 その原因である奴に殺されかけ、名前と姿……俺が俺である証を根こそぎ全てを奪われてゴミの様に捨てられた悪夢の様な現実がまだ小さい頃だった俺に襲い掛かり、それから逃げることすら叶わずに全てを失ったあの日の記憶は鮮明に残っている

 

 俺と同じ姿で、同じ声で、何もかもが同じなあの男が刀と思われる刃物で俺の身を笑いながら切り刻んだあの記憶だけは、忘れたくても忘れられないものだ。

 

 

『まったく、原作主人公の成り代わりが俺なのにオリジナルを残しておくなんてあの自称女神(笑)はとことん抜けてるな。

ま、何か起こる前にこうしえ消してしまえば良い訳だが?』

 

『………』

 

『ごめんよ兵藤一誠くん。

後々……いや今もその片鱗を見せてる変態くんに主人公も大量のヒロインも勿体無いし、黙って死んで俺にその名前を寄越しなよ……あ、もう聞こえないか? あははは! ザマァ!』

 

 

 今にして思ってもよく分かんない事を言いながら俺を殺してくれた奴は結局何者なのか分からず、唯一理解できる事と言えば俺の名前を奪ったという現実だけ。

 

 当たり前の様にそんな現実を否定して逃げようとしても出来ない。

 何時もなら出来るのに出来ない……。

 痛みやら何やらで泣きたいのに泣けず、俺と同じ顔をしたソイツは、何処までも歪んだ顔で笑いながら俺を見下し、持っていた刃物をトドメとばかりに振り上げ――

 

 

『じゃあね、運が悪かったと諦めて永遠に寝てろ』

 

 

 訳も分からず俺の短い人生は、振り下ろされた刃の痛みも感じず、そこで完全に終了した。

 正直、罰ゲームにしてはキツすぎというか理不尽だろと思ったよ。だっていきなり殺されるんだぜ? 悪いことなんてしてないってのに、不気味なほど俺と同じ顔した殺人鬼に殺されるとか、俺はどんだけ前世に悪いことしたんだっつー話よ。

 

 まあ、今となってはどうでも良いんだけど。

 

 

 

 

 

 

「早くニートになりたい」

 

 

 だって俺……現在(イマ)でもバリバリ生きてますんで。

 

 

「そうは思わねーかドライグ?」

 

『知らんな……と言いたいが、毎日毎日じゃじゃ馬娘の相手をさせられてるのを考えれば何と無く解らんでもないな』

 

「だろー? あぁ……6畳くらいの和室に永遠に引きこもりてぇ……」

 

 

 その昔、兵藤一誠だった俺も今じゃ立派な17歳になりました。

 奴が存在する現実からは逃げられもせず否定も出来んかったが、殺された現実からは逃げきったが故にこんな風にのうのうと生き残れた訳ですが、当然その時点で俺という個は奴のモノになっちまっており、俺は俺としてすら生きられない脱け殻になっちゃった。

 

 

「おーい!」

 

『相棒聞こえたか? 噂をすればでじゃじゃ馬が来たぞ?』

 

「あぁ、ちゃんと聞こえるぜドライグ。でも無視だ無視」

 

 

 ぶっちゃけると、その現実から逃げられない時点で生きてる意味が無くなったのと同類だった為、その場でまた死んでやろうとした。

 けれど俺は今こうして生きている……何でか? それは死ぬ直前に俺を止めて拉致ってくれた一人のおっさん――つーか堕天使のせいでズルズルと今も生き残ってしまってるって訳なんだが、それはまた後にしよう。

 満天の曇り空を眺めてる俺と、俺の中に宿る一匹の龍の耳に入る声の主をどう捌いてやり過ごすかが問題なのだ。

 

 まあ、逃げると追い掛けてくるから無視するしか無いんだけど。

 

 

「おーい! 聞こえてるだろ~!?」

 

『だとよ相棒?』

 

「スルー安定です」

 

 

 俺の中に宿る龍……ドライグと呼んでるオッサンボイスの問い掛けに俺は曇り空から目を離さずボーッとする。

 

 家に居ても煩いだけだから、わざわざ人間界で半ニートしてたのに、半日も掛からず見つけるあの声の主には正直辟易どころじゃないんだよ。

 

 さっきからおーいおーいと喧しい、俺同じで堕天使のオッサンに育てられた奴で、ハッキリ正直めんどくさい奴……。

 

 

「無視……すんなよーっ!!!」

 

「どべらっ!?」

 

『AIBOoooー!!!?』

 

 

 俺の中に宿るドライグと対を成す龍を宿すじゃじゃ馬……。

 

 

「まったく、目を離した隙に人間界(コンナトコロト)に逃げるなよな、()れないじゃないか!」

 

「の、おぉぉっ!? の、脳ミソがシェイクされた……!」

 

 

 たった今俺に対して延髄蹴り噛ましてきやがったヴァーリ・ルシファーは、正直に苦手なタイプで間違いないのである。

 

 

「て、テメェ……! いきなり何をしやが……あか……!? あ、頭と景色がグワングワンするぅ……!」

 

「約束をすっぽかしてこんな所に居る一誠が悪い」

 

 

 苦手な理由まずその1・ドライグ――つまり赤い龍の力を宿した神器(セイクリッドギア)と呼ばれる力を持つ俺と対をなす白い龍を宿してるからだか何だか知らないが、先にオッサンの子供として生きていた俺に一々勝負だ勝負だと煩い。

 今だって人の後頭部に蹴り噛ましてきた事にたいしての反省を見せず、闘う約束をすっぽかした事を逆に責めてくる辺りにイラっとしちゃうわけで……。

 

 

「ふ、ふざけんな……!

俺はお前と違って暇人じゃねーんだよ……! 今日は人間界の現役女子高生を眺めて心に癒しを――」

 

「それを何て言うか知ってるか? 変質者て言うんだぞ一誠。

いくら童貞だからって覗きは無いと思う」

 

「るせっ! 童貞で悪いか!!」

 

 

 苦手な理由その2・人が気にしてる事を平然とした顔でつついてくる。

 育ちがかなり特殊故に、年齢=彼女いません歴である俺は確かに未経験だけれども、それを一々事あるごとにつついてくるのが腹立って仕方なく、今だって小馬鹿にしたようなツラして言ってきやがる。

 

 

「視姦なんてしてないで、さっさとアザゼルに作らせた簡易決闘場に行くぞ!」

 

「嫌だ! 俺は現役女子高生とお近づきになりたいだけの平和主義者なんじゃい!」

 

 

 苦手な理由その3・取り敢えず戦闘狂。

 何をどう間違えればこうなるのか、堕天使のオッサン……つまりアザゼルの下で一緒に育ったというのに戦うことが生き甲斐でございますな性格をしてるコイツは、ニートになりたい俺からすれば邪魔でしかない。

 今だって後頭部から伝わる鈍い痛みと、グニャグニャな景色で色々とフラフラな俺の二の腕を引っ張りながら、アザゼルのおっさんに作らせたという迷惑きわまりない場所に拉致ろうとしてるのが、マジでウザい。

 

 

「アザゼルのおっさんに相手して貰えば良いだろが! 俺は気分じゃねーの!」

 

「駄目だ! 昨日約束したんだ!」

 

 

 苦手な理由その4・その戦闘関連についてだけ異様に我が儘。

 つーか約束した覚えなんて無いのに、駄々っ子の様に喚かれても困るというのに、コイツは今居る人間界の公園のど真ん中で小さい子が見てるというのに餓鬼みたいに喚き続けてる。

 

 

『諦めて相手をしてやれば良いだろうに……』

 

「ふざけんな、此処で甘やかしたらより付け上がるに決まってるぜ……」

 

 

 わーわーぎゃーぎゃーと煩いヴァーリを見かねたのか、ドライグがそんな事を言ってきやがるけど、俺は心を鬼にしてやる。

 戦いよりも現役JKのキャピキャピした空間の方が大好きなのだ……出来ればおっぱいボインな子なら尚の事好物です!

 

 

『そんな事言わずにヴァーリの相手をしてやれぬか? 本当に朝から楽しみにしてたみたいで、さっきまで泣きながら探し回ってた程だったんだぞ?』

 

『ぬ……白いのか』

 

 

 そろそろドタマに釘か杭でもぶっ刺して逃げてやろうかと考えてる俺の意識に新たな声が聞こえる。

 この声こそドライグと対を為す白い龍ことアルビオンであり、この自立できない戦闘バカの保護者的存在である。

 

 

『あぁ、赤いの……すまんがお前からも一誠を説得してくれないか? ああも悲しそうに親を探してる迷子な幼子の様にシクシク泣いてるのを見てしまうとな……』

 

『だ、そうだが相棒?』

 

「嫌だ。これまでそれに騙されて相手にしてきて良いことが無かった」

 

 

 ドライグに続き、ヴァーリの中から直接語り掛けてくるアルビオンの説得も俺は当然突っぱねる。

 喚いても無駄だと理解したのか、今度は泣きべそかき始めたヴァーリの我が儘に付き合って早十数年。

 ハーフ悪魔で強大な血筋を持つが故に、俺とタメを張る悲惨な目にあったとアザゼルのおっさんから聞かされて多少は目を瞑ってきたが、もう互いに餓鬼じゃないんだ……我慢するところはして貰わんと困るんだよ。

 

 

「つー訳で無理。俺はこの後人間界の現役JKを眺めて癒された後、帰ってレイナーレちゃんをデートに誘うのに忙しいので、戦いたかったらそこら辺のチンピラにでも喧嘩売ってくれ、当然お前一人でな」

 

「ぅ……」

 

 

 半べそのヴァーリに殺気を向けて黙らせ、これから始まる素晴らしき予定を教えてやる。

 俺も年齢で言えば男子高校生だし、異性に興味を持ってもおかしくないのに、何時までもこんな我が儘戦闘アホにかまけてる訳にはいかんのだ。

 

 あ、ちなみにレイナーレってのは堕天使の女の子で凄い美人で凄いおっぱいしてるという、俺にとってはまさにド・ストライクな堕天使ちゃんだ。

 堕天使トップのアザゼルのおっさんの義息子経由で知り合い、当初は『お、俺マゾになるかも……』ってくらい見下されまくったり罵倒されまくったが、今ではアザゼルのおっさんを抜かせば一番仲が良い堕天使ちゃんだ。

 

 まあ、それでも軽いノリでデートに誘っても殆ど断れちゃうんだけど、その素っ気なさがまた……良い!

 

 

「レイナーレ……またあの女か……!」

 

「そうだよ、お前と違ってレイナーレちゃんは素晴らしいからね! だから無理、帰れ!!」

 

 

 俺の素晴らしき予定を話した途端、半べそだったヴァーリの表情が若干険しくなり、何やらで一人で殺気立ちだしやがった。

 それを見た俺は『あぁ、そういやコイツってレイナーレちゃんを一方的に敵視してたね』と思い出し、ブツブツと何か言ってる姿を取り敢えず眺める。

 

 

「あの女……あの女のせいで一誠が遊んでくれない……いっそ秘密裏に殺して――」

 

「そんな真似したらマジで赦さねぇぞ」

 

「な、何で……!」

 

 

 まあ、本気で殺る訳じゃないのは分かってるが、こうも単一色の青い目しながらブツクサ言ってる姿が不穏なんで釘は刺しておく。

 するとハッとしたヴァーリは単一色だって目に輝きを取り戻したかと思えば、また泣きそうな顔を俺に向けてくる。

 

 

「何であんな女ばっかりに構って『私』にはキツイ態度なんだよ! 差別だ!」

 

「…………」

 

 

 ……。さて話しは戻して、苦手な理由その最後。

 ヴァーリ・ルシファーは戦闘狂でハーフ悪魔で俺の持つ神器と対を為す力を持ち……何処とは言わないけど成長の兆し無しなじゃじゃ馬娘である。

 暗めの銀髪を肩辺りまで伸ばし、その瞳は蒼く、顔立ちはまぁまぁ良いと判別できるものの、その首から下の方はまぁ女っ気無しなちんちくりん。

 

 …………。な、テンション下がるだろ? 少なくとも俺は下がってるよ。

 

 

 黒神一誠

 種族:生粋の人間

 所属:堕天使アザゼルの義息子

 

 備考・人でありながら夢幻を獲ている赤龍帝

 

 ヴァーリ・ルシファー

 種族:ハーフ悪魔

 所属:堕天使アザゼルの義娘

 

 備考・赤龍帝にて毎度毎度全力の自分を叩き潰してくる一誠に拘るハーフ悪魔っ娘(貧相体型)

 

 

 

「前まで一誠を見下してたような女なんだぞ!」

 

「今は違うから問題ないぜ」

 

「う……く! それでも戦えー!! 戦って私をぶちのめしてよ!! レイナーレ殺したらヤッてくれるの!? それなら――」

 

「うるさい」

 

「うぎゃ!?」

 

 

 備考その2・一誠の反則技である、幻実逃否(リアリティーエスケープ)赤龍帝の籠手(ブースデッドギア)のハイブリットパワーに容赦なくぶちのめされ過ぎてセルフヤンデルMにすくすくと成長中。

 

 

 終わり

 

 

 

 オマケ・楽じゃないさ

 

 

 一誠とヴァーリ。

 赤と白の龍を互いに宿すこの二人は、戦う運命(さだめ)にあった。

 それは二人が初めて出会った時もそうであり、現在もそうだった。

 

 

『Boost!』

 

「赤龍帝式ぱーんち」

 

「うぎゃ!?」

 

 

 出会い、運命に従う形で戦いを始めた幼少一誠とヴァーリだったが、その結果は一方的な極殺に何時も近かった。

 

 

「赤龍帝式サッカーきーっく」

 

「いぎゃん!?」

 

 

 純粋な人間とは思えない力で、力を半減させるヴァーリの白龍皇の光翼すら飲み込む一撃という名の拳骨で沈め、すかさず女の子相手なのにその尻を蹴っ飛ばすは、実に醒めた目をした一誠だ。

 

 

「い、痛い…お、おしりが……」

 

「……………………」

 

 

 Boostという掛け声と共に力を倍加させ、更には幻実逃否(リアリティーエスケープ)による現実を書き換えるスキルを加える事によって引き出させる異次元めいた攻撃がそれを可能にしている訳であり、更に言えば一誠自身の生身の攻撃力が半端ないせいで何時もこの結果になってしまうのだ。

 

 

「い、痛いよぉ……!」

 

「だから言ったんだバカが」

 

 

 お尻と頭を擦りながら泣きべそをかくヴァーリに無慈悲な目を向ける一誠は、つまらなそうに踵を返しながら去っていく。

 ハーフ悪魔で義父が拾ってきた白龍皇というから戦ってみたが、女である上にあの程度かよと……一誠は戦う前まであったやる気を急低下させながら落胆し、2度と戦わねぇと誓った。

 

 

「ま、また挑むからな……!」

 

 

 だがヴァーリは一切めげなかった。

 所謂舐メプという戦いかたをされて負けたせいで余計リベンジ精神を燃やしたヴァーリは幾度と無く戦いを挑んではほぼ叩き潰された。

 

 鉛筆一本に切られて負けた。

 単なる輪ゴム鉄砲で射殺もされた。

 渾身の一撃が単なる分度器に防がれもした。

 

 等など、あらゆる敗北を一誠にのみ味わされ、その都度強くなって他の存在には勝ちを重ねてきたヴァーリは何時しか思うようになった。

 

 

「ま、また負けた……あは……また負けたかぁ……」

 

「何ニヤついんてんの? キメェんだけど」

 

 

 自分に此処までの敗北感を植え付けられるのは一誠しか居ないんだと。

 勿論何時かは勝ってみせるが、それ以上にどんなに力を付けても更なる力で叩き伏せる一誠にヴァーリは半分以上は依存してまった。

 

 

「はい終わり……ったく」

 

「え!? ちょ、ま、まだ鬼畜な顔してお尻をグリグリして貰ってな――ひぎぃ!?」

 

「……。これで満足ですかぁ?」

 

「う、うん……ぁ……! えへ……また負けちゃったぁ……えへへへへへへへ」

 

「……………」

 

 

 そして一誠に負けてボロボロにされる事に一種の快感を覚えるようになってしまった。

 叩き潰され、だめ押しとばかりに健康そうなそのお尻を踏みつけられたというのに、少女ヴァーリの表情は恍惚に満ちている。

 

 

「勝てないなぁ……悔しいなぁ……身を汚されるのが我慢ならないなぁ♪」

 

「そう思ってんなら気色悪いツラでニヤけんなよ……」

 

「えへへへへへ……おんぶしてくれー♪」

 

 

 服は所々破けて肌が見え、実に安産型なお尻の踏みつけられた箇所を擦りながらヨロヨロと立ち上がったヴァーリは、頬を染めながら苦い顔をしてる一誠の身に寄り掛かる。

 何時からか一誠と戦う事と同時に、心がへし折れる敗北感を与えられる事にも快楽を見出だした少女は……ある意味精神的には一誠を凌駕してると言えるだろう。

 

 

「なぁなぁ、宿敵同士の私達が繋がったらどんな子供ができると思う?」

 

「知らねーよ、ボロカスにされておきながら発情するペチャバカとなんざごめんだぜ」

 

「あはは、でも一誠には私しか居ないんだよ? お前に近付く女はみーんな『不幸』になるんだからな……♪」

 

「………」

 

 

 一誠と戦う楽しさ、一誠に負ける気持ちよさ……そして更に芽生える重すぎる想い。

 

 

「そう……私だけは不幸にならない……宿敵同士の運命にある私だけは……」

 

「ふん、言ってろ」

 

 

 一誠に近付こうとする異性は皆不幸にする……。

 自分の生まれに同情もせず、ただただ平等的に接してくれる少年しか見えなくなった少女ヴァーリは……一誠にとって色々と重たかった。

 

 

「だから……レイナーレなんかに靡かないでね? そうなったら一誠に殺される覚悟でレイナーレ殺しちゃうから……♪」

 

「殺してもその現実を否定してレイナーレちゃんだけは復活させてやるから安心しろ」

 

「むぅ……私の身を汚しまくっておきながら酷いなぁ……」

 

 

終わり




補足

赤龍帝と幻実逃否のハイブリット状態で色々と反則してます。

ちなみに、転生者は赤龍帝とはまるで違うチート能力持ちで転生した癖に一誠を殺して成り代わりました――と勝手に思ってます。


その2
会話でしか出てませんが、レイナーレさんは綺麗なレイナーレさんです。
まあ、最初の頃は原作通りな感じでしたけど。


その3
TSなんつー冒険と常時宿敵である赤龍帝が傍に居たせいで戦闘面に関してはかなり我が儘です……一誠に対してのみ。
そのせいでアルビオンさんは保護者化し、ヴァーリちゃんは嫌々付き合ってた一誠にぶちのめされすぎてセルフMに……。

マジで誰も得しないね

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