色々なIF集   作:超人類DX

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本人は一切異性に関心が無いのはわかるけど、それでも自分以外の異性が近づくのを見るのはモヤモヤと……


軽くモヤモヤな白音たん

 

 戦闘力300万。

 それがクウラ様からの至上命令。

 

 300万という領域に到達する事で私は初めてクウラ様の駒となる事ができる。

 

 その為ならば私はなんでもする。

 

 とても不味くて吐きそうになるくらいの他人の力を喰ってでも私は到達してみせる。

 

 300万のみならず、もっと先の先へ。

 

 価値を認めて貰う為に……。

 

 

 だから悪魔の連中も精々――まあ、食べれたものではないにせよ私の餌として利用させて貰う。

 

 いい人みたいに装ってニコニコしてやろう。

 

 それなりな友好的態度も一応してやろう。

 

 何故か私に一々拘る赤龍帝の人はお断りだとしても、まあまあな態度ぐらいはしておこう。

 

 

 ……………殺せと言われ、即座に殺すその日まではね。

 

 

 

 

 

 

 アザゼル、ミカエル、四大魔王の三竦みトップ達はとにかくクウラとは敵対しないように細心の注意をしている。

 しかしながら、ここ最近悪魔側が色々とポカをやらかしてる面が多く、魔王の一人の妹のリアスの眷属の赤龍帝が特にやらかし気味なのに戦々恐々で何度も注意をしてきた。

 

 まあ、アザゼルの所に居た白龍皇もやらした訳だが、彼の場合は白音に腕をもがれたので痛手をおったからまだ良いだろう。

 ………義手を与えた途端どこかへ去ってしまった辺りは反省している気配はないにしてもだ。

 

 

「はぁ!? く、クウラの所に暫く寝泊まりするだと!? 正気かテメー等は!?」

 

 

 だからこそアザゼルは、クウラの屋敷に昨日から暫く寝泊まりする事になったと宣うリアス達の行動に頭と胃が痛くなる訳で……。

 

 

「な、何故彼の所に? アザゼルに同意するわ、あんな所に居たら絶対に殺されてしまうからやめなさい!」

 

 

 それは生徒会を隠れ蓑に悪魔活動中のソーナ一派も、ここ最近アザゼル先生として学園に駐屯する事になった彼に同意している。

 

 幼馴染みが死体となって学園の校庭に捨てられてましたなんて事になれば、それは間違いなくトラウマになるのだから。

 

 

「…………。一応拝み倒したつもりよ。

けど最近本当にアーシアに対するストーカーが酷いし、彼の屋敷に居れば向こうだって手出しはできないと思って……」

 

「それはそうだが、猛毒の池に浸かる様なもんだろ! ちくしょう! 何かあったらお前らだけではなくて俺達まで皆殺しにされちまうんだぞ!」

 

 

 アザゼルが焦りながら激怒するのも仕方ないだろう。

 たった一人の存在に悪魔も堕天使も天使も数年前に絶滅寸前まで追い込まれ、数をも一気に失ったのだ。

 

 またクウラが動き出したら今度こそ滅亡は免れないし、だからこそ三大勢力がお互いに協力してクウラ一人のご機嫌とりをしているのだ。

 

 

「でもわかった事があるわ。

どうやら京都付近の妖怪達は彼の支配下にあるみたい」

 

「……なんだって? 根拠は?」

 

「西の総大将の八坂がクウラの屋敷に自由に出入りしてたわ」

 

「なっ……! と、ということは京都を荒らせばクウラが出張る可能性があるのかよ……?」

 

「多分……」

 

「ど、どうするのよ? 今年の二学年の修学旅行先は京都なのよ?」

 

 

 しかも西の妖怪の総大将がクウラの配下になってる疑惑まで出てきて、アザゼルは目眩がしてきた。

 

 そもそもの話、何でリアス達はあれだけ危険だと教え込まれて来たばかりか、目の前でその危険性を見た筈なのに、下僕の一人がディオドラにストーカーされてるからって理由だけで、下手したら死ぬかもしれない真似をやらかしてるのか……。

 

 

「それはイッセーが……」

 

「あ゛? またオメーかコノヤロー」

 

「で、でも強ち間違いではないでしょう? あの場所はある意味で世界で一番の安全地帯だし……」

 

「それだけが理由ならな! オメーはクウラの部下の塔城だったかに執着してるがバレバレなんだよ!」

 

 

 元を辿ればイッセーが言い出した事で、しかも理由も半分は個人の欲が入ってることをアザゼルも見抜いていたのか、あまり自分が悪いという自覚の見えないイッセーを叱責する。

 

 

「くそっ……! 放課後になったら部活なんぞやらずにクウラに頭を下げに行かなきゃなんねーとは……!」

 

「わ、私も行った方が良いかしら? その、実は姉から彼等に渡す予定の物品を頼まれてて……」

 

「セラフォルーはとりわけクウラに対するトラウマが強いからな……」

 

「トラウマって、何をされたんすか?」

 

「両目から放ったビームで心臓付近を貫かれ、続けざまに指先から放つ無数の光線で全身に風穴を開けられたんだよ。

一切の顔色も変えず、命乞いも聞かず、家畜を殺処分するみたいにな……」

 

「ひ、ひでぇ……」

 

「俺達と奴ひとりの戦力差はそれほどに大きすぎるんだよ。

奴がその気になれば今すぐにでもこの世界の生物は絶滅するだろう」

 

 

 女性だろうが関係なく容赦の欠片の無いやり方に、若い世代の転生悪魔達は酷いと口を揃える。

 まあ、セラフォルーの胸元にはその時の傷が消えずに残されてるし、その時の痛みが未だに幻肢痛の様に残っている事を考えれば、普通の感想ではある。

 

 

 とにかく、リアス達の冒険の過ぎる行動のフォローをする為に、アザゼルがかき集められるだけの金品を急いでかき集め、放課後リアス達に付いていく形でクウラの屋敷へと訪問する事になるのだった。

 

 

(くっそ、ミカエルの野郎。

自分は何もしないで信者の人間だけ寄越しやがって……! しかも本人はクウラのやばさをいまいち把握してねーし、あの野郎、今度会ったら一発殴ってやる)

 

 

 何で自分がこんな貧乏くじを……! 悪辣に見えて実は割りと人の良いアザゼルはただただ痛む胃を押さえながら思うのだった。

 

 

 

 

 ソーナ・シトリーは姉がぼろ雑巾の様な重傷で一年半も再起不能だった事を知っていたせいで、リアスとは違って最初からクウラという存在に恐怖していた。

 

 加えて、会談の際に見たクウラの部下の白音が白龍皇を文字通り片手で再起不能寸前まで追い込んだのを見たこともあってか、すっかり関わりたくないと思っていた。

 

 それはある意味正解であり、リアス達の神経がどこかおかしいのだ。

 ………まあ、そのおかしさの原因の殆どがイッセーの暴走に起因しているのではあるが。

 

 故にソーナも、その眷属達もクウラの屋敷の中に入るのは初めてであり、既に吐きそうなくらいの緊張をしていた。

 

 

「このガキ共から話を聞き、わざわざ雁首揃えて来たのか。

暇な奴等だ」

 

「いや、コイツ等がアンタの世話になってしまってるともなれば、今現在学園の教師をやってる身としては知らないフリも出来ないと思って……」

 

「あら、教師になったんですか? 堕天使の総督さんが?」

 

「ああ、総督業は部下に譲ったんでな。

……その、ヴァーリの件も含めて詫びを――」

 

「ヴァーリ? なんだそれは?」

 

「………………………。あ、そうですアレですよクウラ様、私が腕をもいだ白龍皇さんですよ。

今思い出しました」

 

「………………」

 

 

 アザゼルが代表してクウラと話をしている後ろで、ソーナは緊張で本当に気分が悪くなりながらも、ぐっと堪えている。

 ヴァーリの存在を今まで完全に忘れてた白音の態度に保護者だったアザゼルがかなり複雑な顔をしていたのも気にする余裕は彼女にはなかった。

 

 

「そこの小僧に用があるから暫く部屋を貸してやってるに過ぎん。

小娘の部下の小娘がどこぞの誰かに付きまとわれてるという件については知らん」

 

「みたいだな。話は聞いているが、コイツの神器に興味でもあるのか?」

 

「少しはな」

 

 

 隣を見てみると、割りと普通にしてるリアス達の神経が微妙にわからない。

 こんな冷たい覇気めいたものを放つ男を前になんでそこまで平然としてられるのか……? いや、平然ではないにせよ普通に立ってられるのか。

 

 下手したら同族を皆殺しにした男を前にどうして……と考えてる内に、話は進んで行く。

 

 

「手ぶらじゃなんだからと思って一応手土産を……」

 

「白音」

 

「はっ……」

 

 

 アザゼルがかき集めた手土産を白音が受け取り、確認する。

 

 

「マジで京の総大将が居るし……。お前達はどんな関係なんだよ……」

 

「浅くはない関係じゃが、別に詳しく話すものでもあるまい?」

 

 

 クウラの近くに立つ八坂とその娘の九重の存在にアザゼルは苦い表情をしている。

 

 確かに京都を束ねる総大将がクウラの屋敷に平然と出入りしてるとなれば、つまりはそういう事であり、三大勢力としても――いや世界全体の勢力にとしても京都が魔境か何かに変質したと思ってしまっても仕方ないのかもしれない。

 

 

「クウラ様、終わりました」

 

「ああ。

それで、用件はこれだけか?」

 

「いや、それは堕天使としてアンタとの友好の証を持ってきただけで、今回は悪魔側も一緒に持ってきたんだ。

セラフォルーの妹が是非渡したいと」

 

 

 何気にじーっと白音の姿をガン見してるイッセーは後で説教するとして、取り合えず影の薄いソーナを目立たせようとアザゼルが振りつつ彼女をクウラの前へと出させる。

 

 

「多分アンタとは初めてまともに会う事になると思うから紹介しておく、こいつはソーナ・シトリー、セラフォルーの妹だ」

 

「セラフォルー? 誰だそれは?」

 

『え?』

 

 

 ガッチガチに緊張しているソーナをフォローする為に、セラフォルーの妹だと紹介するアザゼル。

 だがしかし、セラフォルーの名前を記憶すらしてなかったらしいクウラは本気で誰の妹なのかがわかってない。

 

 トラウマを植え付けるレベルで痛め付けた癖に、そのあまりの反応にはソーナも唖然となる他なかった。

 

 

「あ、あの……私の姉は魔王の一人で……す……」

 

「魔王の? ……………ああ、あのふざけた格好をした雌か。

アレの妹が貴様か」

 

「あ、は、はい……」

 

「め、雌って……」

 

 

 いや、授業参観の時に会ってるんですけど……。

 と、内心思うが言えるわけも無かったソーナはとにかく頷いた。

 魔王を雌呼ばわりしても何故か全く腹が立たないのは、力の差が絶望的過ぎるからなのか……。

 イッセーとソーナの兵士の匙を筆頭に、人間出身の転生悪魔達の顔が微妙に曇っているが、口に出せた雰囲気ではない。

 

 まあ、散々殺されかけた本人が名前すら把握されてなかったと知ったら流石に怒りそうなもの――かどうかは別にして、その姉のセラフォルーから託された友好の証をクウラに差し出す。

 

 

「わ、私の姉からです。お納めください……」

 

 

 それはソーナも中身は確認していない一冊の本だった。

 とにかく渡してくれと言われたので、ソーナはそのまま今回の機会に渡せてホッとしたのだが……。

 

 

「………………………」

 

 

 本を開き、頁をめくっていくクウラ。

 その顔は終始無表情の真顔であり、ペラペラと割りと普通に数分かけて目を通したクウラは、本から視線をソーナに移して口を開く。

 

 

「お前の姉は何のつもりでこれを俺に寄越したのかは話さなかったのか?」

 

「え? えっと……」

 

 

 よく通る低い、威圧のある声にソーナの声は緊張でどもった。

 

 

「な、何か書いてあったのか?」

 

 

 やばいと思ったアザゼルが本の内容を問い掛けると、クウラは黙ってその本をすぐ傍に居た白音モード状態の白音に渡して読ませた。

 

 

「………………………………………………………」

 

「な、なにか?」

 

「な、なんだよ……?」

 

 

 最初は普通の顔だった白音が段々不機嫌顔になっていくので、違う意味でソーナとアザゼルは心臓がドキドキしていく。

 

 

「これは嘗めてますね、クウラ様を」

 

「え!?」

 

「ちょ、待て! セラフォルーがそんな馬鹿な事をする訳――」

 

「ほう、お前はそう感じるか白音よ? 俺には内容が分からなくてどう解釈すればわからなかったが……」

 

「これは確実にクウラ様をバカにしています。間違いなく喧嘩を売ってますね」

 

 

 寧ろ白音の方が不機嫌な様子でクウラの事をバカにしてると断言し、アザゼルやソーナや一気に顔色が青くなり、リアス達も流石にまずいかもしれないと思った。

 

 

「……。ふむ、確かにこれは戯れにしては笑えんの」

 

「えぇ……? 何を考えてこんな……」

 

「うわぁ……」

 

「ちょ、ちょっと本当になんなんだよ!?」

 

「わ、私の姉がどんな失礼な事を!?」

 

 

 白音ばかりか、白音に渡されて回し読みした八坂や黒歌や九重までもが中身に引いている。

 

 そこまで来ると自分達も中身が気になってきたので、白音の手に戻った本を受け取って全員で中身を確認し――

 

 

『…………………』

 

「うおっ!?」

 

「こ、これは……!」

 

 

 約二名以外はドン引きした。

 何故ならその本の中身は……。

 

 

「殺されかけた分際で、我らのクウラ様に対してそんな低俗なもので色仕掛けですか? 実に悪魔らしくて、思わず拍手でもしたくなりますよホント……」

 

 

 セラフォルー・レヴィアタンの写真集(本人自撮りによる世には出ない際どさ満天ver)だったのだから。

 

 

「俺には意図が理解出来なかったが、白音達曰く、あの雌の宣戦布告らしいな?」

 

「ち、ちち、違う!! 断じて違う! あのバカが何を考えてアンタにこんな馬鹿げたもんをソーナに渡させたのかは知らねーが、宣戦布告ではない! 絶対にそれは無い!!」

 

「信じてください! い、今姉に確認してみますから! も、もう暫くお待ちを!!」

 

「っ……い、要らないならこの本俺にくれないかな? それとトイレ――」

 

「ふざけんな! これは俺のだ!! 寄越せ! そしてトイレに――」

 

『黙れ!!』

 

「「ぎょぇー!!?」」

 

 

 一気に殺戮寸前になる中、約二名が本を巡って喧嘩を始めたので、全員でタコ殴りにして黙らせ、ソーナガタガタと震えながら姉に全力の電話をした。

 

 

「お姉さま!? 今クウラ殿にお姉さまに頼まれた本をお渡ししましたが、あの中身は何のおつもりですか!? 激怒されてますが!!? ――――え? 渡す本を間違えたですって!? ふざけないでください! こっちはアナタのせいで殺されるかもしれないのですよ!? 今すぐこっちに来て謝りなさい!!!!」

 

 

 電話の内容からして、どうやら完全に間違えだったらしい。

 緊張も怒りで吹き飛ばしながら怒鳴り散らすソーナに、クウラ達は無言で見ていた。

 

 そして――

 

 

 

「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい……!!」

 

 

 何時もの衣装ではなく、地味なレディーススーツ姿で現れたセラフォルーは、そこら辺に落ちてる雑草を見てるような目をしてるクウラに対して何度も床に額を擦り付けながら謝り倒した。

 

 

「そ、それは私がただの趣味で作った奴で、本当はこっちなの……! か、完全に間違えちゃっただけで変な意味も無くて……!」

 

「…………」

 

「そりゃそうでしょうね。

もしその通りの意味でしたら、今頃は私が貴女を殺してやってましたよ」

 

「ひぃっ!? ゆ、許してぇ! も、もうあんな痛いのは嫌ぁ……!」

 

 

 何故か白音の方が寧ろキレてる理由は多分、興味の欠片もクウラには無いにせよ、ほぼ裸体同然のセラフォルーの写真を真顔で最後まで読まされたのが気にくわないのだろう。

 只でさえ最近は八坂の事もあるせいで余計に……。

 

 

「も、もし生で見たいのなら言うとおりにするし、皆に手を出さないならこの身体も好きにして良いから許して……?」

 

「「なにぃ!?」」

 

「ちがうだろが!? そういう事じゃなくて――」

 

「……。クウラ様、この人殺して良いでしょうか? ピンポイントでムカつくんですけど」

 

「殺るなら外でやれ。虫けらの死体で汚すのは不愉快だ」

 

「ひぃ!? ごめんなさい! なにもしません! 虫けらのように地べたを這い回ってみせます!

 

 

 白音モードで大人びた容姿に黒歌に迫るスタイル状態の白音が両指をバキバキ鳴らし始める。

 

 トラウマと恐怖が強すぎて支離滅裂になってしまったセラフォルーはその後ソーナやアザゼル達がそれはもう必死になって謝り倒した事で死にはしなかったが……。

 

 

 

 

 

「ぺっ! 魔王ならと思ってましたけど、やっぱり不味かったですクウラ様」

 

 

 代わりにセラフォルーの力を白音に喰われてしまい、そのまま冥界に投げ返されてしまうのであった。

 

 

「み、皆見た? 彼女、セラフォルー様の魔力を口の中に、まるで食べたみたいに吸収したのを……」

 

「み、見たわ」

 

「人間ではないから神器の力ではない。だが他人の力を奪い取るなんてありえねぇ……!」

 

 

 セラフォルーの力を文字通り食べた白音に皆が恐怖を持った。

 

 

「さて小僧、くだらん茶番で時間が削がれたが、そろそろ俺達の用事に付き合って貰おうか?」

 

「うっ……な、なにをする気なんですか……?」

 

 

 そしてその矛先は遂にイッセーに……。




補足

頑張れアザゼルさん、貴方がナンバーワンだ(胃薬消費量的な意味で)

本人は総督業を部下に押し付けて楽々生活のつもりが、とんだ貧乏くじだった。



その2
その矢先に胃薬大量消費要因発生。

しかもセラフォルーさんが貢ぎ物をミスったせいで胃潰瘍待ったなし!


その3
拳で腹に風穴開けられ、破壊光線で胸を貫かれ、地面に落ちたら今度は乱射デスビームで穴だらけにされ――奇跡的に生きていたといえこりゃトラウマにもなりますし、本人を前にしたらテンパってワケわからんことにもなりますわ。

……白音たんが寧ろイラッとしたみたいだけど。

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