色々なIF集   作:超人類DX

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続き……


平等なだけの人外ちゃんに執着した魔王のいる世界みたいに――――


酷い性質(前世越し)

 先に行きすぎた者は後続によってその背中を刺されるか、足を掴まれて引きずり下ろされる可能性がある。

 

 

 認めたくないというプライド。

 

 

 理由は様々だけど、それが元が只の人であるのなら益々気にくわないと思う者は少なからず居る。

 

 純種を差し置いて最先端に君臨するともなれば……。

 

 純種の名家にただ一人で立場もクソ喰らえとばかりに喧嘩を売り、そして拐っていったともなれば……。

 

 

『この女は今日限りで俺が連れていく。

理由? 気に入ったからだよ―――他に理由は一切無い』

 

 

 悪夢の様な男は欲が薄い。

 だけど、その薄い欲の中にも芽生えた『欲』が爆発すれば、例え神だろうが容赦無く喧嘩を吹っ掛けて奪いに来る。

 

 その価値観は未だに不明。

 

 シャルロット・バアルを連れ出す為だけに、立場も何も考慮せず笑いながら突撃してきた最初の転生悪魔の基準価値はきっと彼を真に知らなければ誰にもわからない。

 

 生物としてある種の最先端に到達している男はちょっとわからない趣味をお持ちなのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 若手悪魔達の会合があるという話。

 

 その話を聞いた時、ギルバとシャルロットは『そんな事もあったな』と、かつての時代の事を懐かしんで――はい終わりと思ったのだが、セラフォルーは今世でも魔王だし、何よりソーナが出席するというのもあるので、その場に出席しなければならない。

 

 と、なれば自動的にセラフォルーの将軍と僧侶になっている二人もセラフォルーの付き人として近くに居なければならなからった。

 

 

「うへぇ、他人だらけ……」

 

「昔みたいに顔を真っ青にして吐かなくなっただけマシになったけど、やっぱりいーちゃんって苦手だよね、こういう場は?」

 

「ジロジロ見られんのが嫌なんだよ」

「半泣きになって嫌だって駄々をこねていた頃が懐かしいわぁ……」

 

「………………」

 

 

 偉そうな悪魔――――いや、実際問題地位としては高い位置になる多くの貴族悪魔達が大きな会場の席に座っている現在、その中でも最上段の席に今座るのは四大魔王の一人であるセラフォルー

 

 

「や、ギルバとシャルロット姉さん。元気そうで少し安心したよ。

全然うちに遊びに来ないからさ」

 

「ご無沙汰しております」

 

 

 サーゼクス・グレモリーと彼の嫁にて妻でグレモリー家のメイド長のグレイフィア。

 それから残り二人の魔王がセラフォルーに並ぶ形で座っている。

 

 サーゼクスとグレイフィアは友人感覚でギルバとシャルロットに話しかけてくるが、残り二人の魔王であるアジュカ・アスタロトとファルビウム・グラシャラボラスは様子をうかがっているだけで話しかけては来ない。

 

 それはギルバとシャルロットとしても二人とは関わりがかなり薄く、例えるなら友達の友達と偶然バッタリ会っても話す事が無いみたいなアレだった。

 

 

「そろそろ次のお料理の稽古をつけて頂きたいのですが……」

 

「料理のレパートリーを増やしたいんだってさ?」

 

「もう良いと思うんですけど」

 

「いえ、未だお二人の腕には程遠いので是非」

 

 

 まあ、セラフォルー、サーゼクス、シャルロット、ギルバ、グレイフィアの会話に聞き耳立てながら少しソワソワしてる辺りは、少なくとも彼等は地味に会話に加わりたいみたいだが……。

 

 

(そもそも料理を教えろ言われても、元を辿れば俺はグレイフィアに教えられたんだぞ? ………別世界の過去のグレイフィアだけど)

 

(何だか不思議な気分よね。

でもこの世界のグレイフィアって最初凄まじかったわよね……まさか簡単な料理ですら黒い塊にしちゃうとは……)

 

(私達が知るグレイフィアちゃんとは基礎的なものの差があったもんねー?)

 

 

 そんな二人は他所に、三人はグレイフィアにお願いされてちょっと複雑。

 特にギルバにしてみれば、今の使用人としての全スキルは元々別世界の過去のグレイフィアに叩き込まれたものなので、その技術を別世界の本人に教える立場に立つのは何だか不思議で複雑だった。

 

 まあ、別に断る理由も無いので頷いてはおく。

 

 

「ん、約束もできた所でそろそろ時間かな。

今回の会合は愛しのリーアたんが出るし、例の彼も来るからちょっと楽しみなんだよね」

 

「おいおいサーゼクスちゃん? ソーたんの事を忘れて貰ったら困るなぁ?」

 

 

 そうこうしてる内に会合が始まる。

 会場の大扉が開かれ、リアス、ソーナ……そして他の家の若い悪魔達が登場する。

 その中には一昔前にギルバに危うく歴史から物理で抹消されかけたバアルの名を継ぐ青年悪魔も居る。

 

 といっても、その一昔前の時代にまだ彼は生まれてなかったので関係無いし、前世含めても彼とはほぼ関わることもなかったのでギルバに興味はないのだが…………。

 

 

「俺の夢は魔王になること――」

 

 

 ハッキリと前置きすると、大分コミュ障が改善されたとはいえ、基本的に他人を思いやる精神が欠けてるギルバは心の中で『あー……早く帰りたい』と顔には出さないものの思っていた。

 

 今も昔もこの冥界の未来がどうなろうと知らないし、現在にかんしてもセラフォルーの将軍として存在しているから結果的に悪魔の為に働いてる体にはなっているけど、彼にしてみればセラフォルーとかシャルロットとか、今は居ないがオーフィスという『記憶を共有する者』以外がどうなろうが知ったことじゃないのだ。

 

 簡単にいえば、彼女達以外はどうでも良いのだ。

 

 オーフィスと共に生きた記憶と人格が混ざることで、なまじコミュ力が身に付いたから誤解されがちだが、彼とこの世界の兵藤一誠との最大の違いは他者に対する思い遣りが欠落している事なのだ。

 

 下手に過去を割り切れたとしても、それはそれで新たな問題になるものだったのだ。

 

 

「最強と呼ばれる転生悪魔と決闘し、勝つことです」

 

『!』

 

 

 だから若手悪魔の中では恐らく最先端の実力を持つサイラオーグ・バアルの意思の籠った言葉にも彼は無反応なのだ。

 それが、どれだけ周囲の悪魔達が驚き、ざわめいていても……。

 

 

「先の魔王になる夢もそうだが、ギルバに勝つとはまた大きく出たなサイラオーグ」

 

「……彼がレヴィアタン様の将軍になって以降、彼に土を付けた者は歴史上存在していない。

ならば、俺がその初の存在となることで皆が魔王となることを認めると考えてます」

 

「……………。それはバアルを継ぐ者としてもか?」

 

「いえ、彼が過去にバアル本家と起こしたイザコザは関係ありません。

私個人としても――過去のシャルロットさんの扱いを考えれば……」

 

 

 

 

「いーちゃん、言われてるよ?」

 

「……え? 何が?」

 

「聞いてなかったのね……ハァ」

 

 

 サイラオーグの夢語りについてギルバの名前が出てきたので、感想でも聞いてみようとセラフォルーがフッてきたが、当の本人は上の空で全く聞いてなかったらしい。

 シャルロット共々苦笑いだった。

 

 

 

「何なら俺は今この場で戦っても良い……」

 

『!?』

 

 

 そんな状況とは露知らず、サイラオーグの目線が上を向き、セラフォルー―――――の、後ろに佇んでいたギルバへと向き、他の者達もまたギルバを見た。

 リアスも、ソーナも――そしてイッセーも。

 

 

「………。ギルバ殿、サイラオーグがああ言っているが、貴殿に何か意見はあるか?」

 

 

 バアル家の権限を下落させ、結果利益を手にしたことで一応ギルバの存在を認めている側の初老の悪魔が声を掛けてきた。

 

 

「…………………ごめん、何の話?」

 

 

 それに対してギルバはといえば、ああ言ってるがと言われても、まるで話を聞いてなかったので、急いでセラフォルーとシャルロットに内容を聞く。

 

 

「サイラオーグ君が将来の夢として魔王になることとアナタと決闘して勝ちたい……だそうよ?」

 

「で、何なら今すぐやっても良いだって」

 

「………」

 

 

 なるほど。

 若干呆れられながらも教えて貰ったギルバは少し身を乗り出して下を見ると、ソーナやリアス……そしてこの世界のひねくれなかった自分に並んで此方を鋭く見据える黒髪の伊達男が居る。

 

 

「…………」

 

「無謀な若者を諫めるという意味で説得してみた方が、若い者は理解しやすいと私は思うが、どうだねギルバ殿?」

 

「…………」

 

 

 何だコイツ? やけに馴れ馴れしい……。と、初老の悪魔に対して思いながら周りを見渡すと、ここから降りて彼等の前に立たなきゃいけない空気を感じた。

 

 

「ハァ……」

 

 

 別に断っても良かった。

 が、さっきから下の方からソーナがスマホを片手にソワソワと期待した顔をしているのが見えた。

 

 

「ソーナが……」

 

「あー……降りてあげたら?」

 

「無視はダメか?」

 

「拗ねちゃうわよ?」

 

「だよなぁ……」

 

 

 サーゼクスとグレイフィアも苦笑いしてるのもあるし、二人に背を押される形で、壇上からそのままため息混じりに飛び降りるギルバ。

 燕尾服の裾をはためかせながら降りるその姿に若い悪魔達が息を飲み――

 

 

「飛び降りギル兄様ゲッツ!」

 

「や、やめてください会長!」

 

「会合の場ですから控えてください!!」

 

 

 ソーナはスマホ片手にキャーキャーしてた。

 いや、それだけじゃない。

 

 

「ほ、本物のギルバ様よ! アナタ達! しっかり撮影しなさい!」

 

『はっ!』

 

「テメー等! サイン色紙だ! とっとと用意しろや!」

 

『おっすおっす』

 

 

 写真、TV放映ぐらいでしかその姿を見ることがなかった他の若手悪魔も一気にはしゃぎ始めた。

 ちなみに、その一人は頬が思い切り腫れてるのだが、それはサイラオーグをバカにして殴られたものだったりする。

 

 

「な、なんだ? あの人が出てきたら皆騒ぎ始めてる……」

 

「そりゃあ殆ど伝説みたいな方だもの。

こんな近くで見られる事なんてほぼ無いよ」

 

「マジでか……? って、どうしたんだよ匙?」

 

「……………なんでもねぇ」

 

 

 ヒーローショーを見て目を輝かせる子供みたいにハシャグ悪魔達にイッセーは、自分と似た顔の男の凄さを少しずつ理解していく。

 

 

「直接お会いできて光栄ですギルバ様」

 

「……………」

 

 

 そんな状況を無視して、サイラオーグが前に出てギルバと真っ向から向かい合う。

 

 

「アナタとはどうしてもお会いしたかった……。

バアルの次期当主としても、男としても……!」

 

「はぁ……」

 

 

 少しの緊張感が徐々に形成されていく中、不敵な笑みを浮かべるサイラオーグに、イッセーと被ったらイッセーに迷惑がかかると、オールバックに黒縁の伊達眼鏡を掛けた冴えないスタイルのギルバは気の抜けた返答だ。

 

 何せサイラオーグの事は前世含めて本当に『どうでも良くて記憶ゼロ』なのだから。

 

 

「アナタが過去に行った事は知っている。

そして知っている上でアナタを尊敬し、目標としてきた」

 

「それは身に余る光栄といいますか――」

 

「だからこそ俺は複雑な気持ちです。

シャルロット・バアルを連れ出してくれたアナタに……」

 

「……………あ?」

 

 

 年代的に、ギルバがシャルロットを連れ出した時期とサイラオーグが生まれた時期は大きな擦れがある。

 にも関わらず彼が何故シャルロットの事を言及してくるのかが分からなかったギルバは、思わず声が素になった。

 

 勿論、シャルロットの名も冥界内では『冥界二大メイド悪魔』だなんて呼ばれる関係でかなり広まっている訳で、ちょっと場がざわつく。

 

 ちなみに二大の片割れはグレイフィアだ。

 

 

「……。母からシャルロット様の事は聞いていまして……」

 

「…………それが?」

 

 

 

 

「………ん? ギルバさんの声が低くなってね?」

 

「確かに冷たい気が……」

 

「……………」

 

 

 やはり人格形成は違えど、同じ存在が故だったか。

 サイラオーグがシャルロットの事を語り始めた瞬間のギルバの纏う質が――というか温度が下がった事を察知したイッセー

 

 その察知は……凄い大正解だった。

 

 

 

「回りくどい事はやめましょう。

ハッキリ言って俺は彼女が好きです」

 

『……はっ!?』

 

「え?」

 

「嘘……?」

 

「………………………………………………………………………………………………………」

 

 

 

 公開暴露に誰もが驚愕した。

 それは勿論、ほぼ接点なんて持たなかったシャルロット本人ですらギョッとしていた。

 

 

「な、なんとあのシャルロットを……完全なる滅殺姫に……!?」

 

「こ、これは大事だぞ!?」

 

 

 バアルの名を捨て、更なる高みへと到達した始祖の再来とまで吟われたシャルロットに対する愛の公開告白に誰もがざわめくし、少年少女はドキドキしていた。

 

 

「だからアナタに勝ちたい。勝ってあの人を振り向かせたい。それが俺の夢―――」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 カチッ

 

 

 

「………………………………………………………………………………………………………………………………」

 

 

 何かスイッチの様なものがどこかで切り替わった。

 

 かつては兵藤一誠。

 現在ギルバ・シトリー

 

 彼の片方は、そのねじまがった過去により他人を信じない極度のコミュ障となり、そしてもう片方はねじまがったが故に無限の龍神と出会え、そして共に生きた存在。

 

 

 そんな彼はどちらの記憶にも『一度受け入れた相手に対するウザいレベルの独占欲』という厄介過ぎる性質があった。

 

 それは今現在、決して言葉に出さないがセラフォルー、オーフィス―――――そしてヴェネラナことシャルロットに対して向いている。

 

 ひねくれて、どうしようもなかった自分に、それでも母であってくれた彼女はババァだなんて呼んでいるが、ある意味で極限に大事な存在だ。

 

 だから彼女がこの世界で別の存在として生きていると察知した瞬間、敵を絶滅させる勢いで連れ出した。

 

 言葉には出さないが、彼女や彼女達の為ならこの世の全てを敵に回したって構わない。

 しつこい油汚れみたいに頑固なギルバに……もし誰かがあの三人の誰かに愛でもささやいてみろ。

 

 その結果は――

 

 

「…………………………………。そうかい、じゃあ死ぬか?」

 

 

 

 彼はガチ勢になる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 何故彼が最強の転生悪魔と呼ばれているのか。

 最早彼が直接本気で戦う事もなくなって久しいが故に、若い悪魔達は知らない。

 

 スイッチが完全に切り替わった時の、嘘みたいに豹変する彼の狂暴性を。

 

 過去に人格をねじ曲げてしまったからこそ持ってしまう究極的なまでの独占欲を。

 

 冷気を纏った魔力。

 消滅を纏った魔力。

 

 彼は過去にその二つの魔力を二人との共有によって体得した未だに他の例が現れぬ希少な存在だ。

 

 

「砂利にマジになる気なんて無いつもりだったけど、良いよお前……戦うんだろ? 来いよ?」

 

「っ……ぅ……」

 

 

 会場を全体を凍てつかせる魔力。

 会場全体を消滅させん強力な消滅の魔力。

 そして何より、永久に止まることの無い進化の異常性。

 

 それは最早常人には到達できない領域。

 届くかもしれないという僅かな希望すらも破壊するステージ。

 

 

「いーちゃん!」

 

「落ち着きなさい!!」

 

 

 これが果たして同じ転生悪魔なのか?

 これが果たして元人間だった存在なのか?

 何故彼が純血種ではなかったのか?

 

 それほどまでに圧倒的で、異質で、強すぎる圧が会場全体――そして冥界全土をそれだけで破壊するかもしれなくなった時、シャルロットとセラフォルーがギルバを止めた。

 

 その瞬間、全てが壊される程の圧を放っていたギルバから魔力が霧散する。

 

 

「あ、相変わらずだなギルバ殿……」

 

「敵でなかったことに心底安堵する……」

 

「純血でないことをこれほど悔やむ逸材よ……」

 

 

 一人が動けばそれで終わる。

 二人が動けば破滅が確定する。

 三人が動けばこの世界を掌握する。

 

 

 結果がわかりきってるが故に、公式のレーティングゲームには出場不可能なセラフォルー・シトリーとその眷属達の立つ領域はあまりにも高すぎた。

 

 

「撮っちゃったわ! ギル兄さまの『本気』の姿! 待ち受け確定よ!」

 

「そ、ソーナ……アナタって……」

 

「心臓に毛でも生えてそうっすね……」

 

 

 圧によって意識を飛ばす者が居る中、ソーナだけは謎のフィルターでもあるのか、写真を撮れて一人ご満悦で、リアス達が引いている。

 

 

「はっ……! ハァ……! ハァっ……!!」

 

 

 そしてサイラオーグは、想定を越えすぎた差に膝をついて絶望した。

 どこかの世界のサーゼクス・ルシファーが平等なだけの人外に嫁とか子供ほったらかして熱をあげてるように、彼もまた似たものを抱いていた。

 

 しかしその差はあまりにも――

 

 

「大人げないよいーちゃん」

 

「そんなに目くじら立てなくても良いでしょうに……」

 

「チッ、悪癖だ悪癖。

悪かったなそこの兄ちゃんよ?」

 

「ぐっ………」

 

 

 大きすぎた。

 絶望的になまでに……。

 

 

「お、俺もあんな風になりてぇ……」

 

 

 そして間近で見ることで龍の帝王を宿す少年に火が灯った。

 

 

「そもそも何でそんなに怒るのよ?」

 

「…………知らん」

 

「知らんって事は無いでしょうよ? いーちゃんも素直じゃないなー?」

 

「自分が都合の良い馬鹿なのは自覚してるよ……ハァ」

 

 

 




補足

ま、マザコンやから(震え声)


その2
ああ、まあ諦めるわけないよね? だって別世界の彼がそうだったもん。


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