色々なIF集   作:超人類DX

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ネタ浮かび。ただそれだけよ。
※ちょっと修正


高校生らしくしたいマイナス一誠くん

 まずひとつ……転校したての学校はパラダイスだね!

 何と言っても一番はおんにゃのこが沢山だってことと、おっぱいボインな子が結構多い。

 正直それだけでもこの箱庭学園だっけ? に転校できてよかったと俺は思います!

 

 

「む、あそこで走ってる子はCで……ぬ!? テニスをやってるあの子はDだと!?」

 

 

 球磨川ちゃんの腰巾着をやること早十数年……。

 その気質ゆえに球磨川ちゃんしか親しいと言える人はおらず、更に言えば男の子だと思ってた球磨川ちゃんが実は女の子というラノベみてーな展開を味わった訳だが、いかんせんその球磨川ちゃんは残念な事に貧相でございます。

 そうでなくても、親兄弟より一緒に居すぎてそんな感情なんて沸かんし、アレは異性として見れん。

 

 

「ぬほぉ!? あの子に至ってはEと見た! ええぃっ、箱庭学園のおんにゃのこは化け物か! いや、女神か!?」

 

 

 だからこそ俺は、忙しそうにしながらどっか行っちゃった球磨川ちゃんにしめしめとか思いながら、このだだっ広い箱庭学園内をうろつきつつ、スレ違う女の子やら部活動にいそしむおんにゃのこの揺れ動く夢のゆさゆさを見て目の保養にしつつ目測でサイズを計測している訳よ。

 その結果……箱庭学園に転校して俺は心の底から良かったと――球磨川ちゃんに引っ付いてて良かったとホロリと涙を流しながらどっかの誰かに感謝する。

 

 

「な、なにあの人……? 箱庭学園の制服じゃないよね?」

 

「何処かの学校の人――」

 

「え、なになに俺の事が知りたいのかい子猫ちゅわーん!だったら喜んで教えてあげようじゃないか! 具体的にはキングサイズのベッドの上で――」

 

「「キャァァァッ!! 来ないで!!」」

 

 

 球磨川ちゃんがどっか行く時に「『いいかい』『そこから一歩も動いちゃ駄目だよ?』」なんて言われてた気がするけど、こんなパラダイスを目の前にそれは無理が過ぎるし知ったこっちゃねーだ。

 

 

「ちょっと!

逃げる前に責めてその揺れ動くおっぱいを触らせて――あ、行っちゃった……ちぇ」

 

 

 どの子をナンパしようかとか、でもナンパしようにも女の子達が俺を見て顔を青白くしてるとか逃げられるとか……まぁ、色々とありながらもめげずに半分道に迷った気分で廊下を歩いていた時だった。

 

 

「うーん、パラダイス故にガードも固いか……ん?」

 

 

 廊下の突き当たりの……ちょうど俺から見てT字に当たる所を物凄い早さで通過する人影が見え、俺は一瞬だけ足を止める。

 

 

「ん、んん?」

 

 

 サーッと通りすぎた誰かさん……だけならそれで良かった。

 しかしながら一瞬だけ見えたその姿と横顔に俺は見覚えがあった気がしたのだ。

 こう、最近見た誰かでは無く、もっと前の……球磨川ちゃんとツルむようになった頃の――

 

 

「……」

 

 

 だからなのか、俺はフラフラ~と足が動いていた。

 懐かしきお顔をもう一度見ようと、単なる好奇心的なアレで……

 

 

 

 

 

 人吉善吉。

 その名前だけなら立派な男の子に聞こえるが、実際の姿はちょいと色々と成長が無い女の子であった。

 そんな善吉は只今、所属している生徒会……しかもその総本山ともいうべき生徒会室に、二年の先輩である阿久根高貴が連れてきた少女? を見てギョッとするのと同時にゲンナリしていた。

 

 

「な、何でこんな所に……てか何しに来やがった!」

 

 

 思春期にもなれば、友人の居るところに親が現れるのは恥ずかしい……という年頃らしく恥ずかしがる善吉に詰め寄られているのは、善吉の母親である人吉瞳。

 見た目がどう見ても小学生だが、れっきとした42歳であり、実際彼女に世話になった黒神めだかは、礼儀正しく瞳を迎え入れていた。

 

 

「まったくもう、少しはめだかちゃんを見習いなさいな善吉ちゃんは。

……。まあ、その名前を付けた私にも責任はあるけど」

 

「カッ! 俺の人生に母親だろうが口出しされる謂れはねーぜ!」

 

 

 端から見れば姉妹の喧嘩にしか見えず、現に初対面の高貴や生徒会会計の喜界島もがなは、口の聞き方をしかる瞳を見て面を食らった顔のまま固まっている。

 そりゃあ、母親と名乗る人がこんな女の子みたいなのなのだから仕方ないといえば仕方ない。

 だが、そんな二人の懐疑的な気持ちも瞳が『とある人物の名前』を口にすれば一気になごやかムードに終止符を打たせる。

 

 

「球磨川禊。

何時かは来るだろうと思ってた再会果たされちゃった今、只見守ってるだけって訳にはいかなくなったわ」

 

『…………』

 

 

 元・心療内科勤務である人吉瞳は、紅茶の入ったティーカップを持ちながら真剣な表情で、先日現れた負完全について語り始めた。

 球磨川が動き始めるのに呼応するように、全国に散らばる過負荷(マイナス)が、ここ箱庭学園に集結し始めていること……そして。

 

 

「兵藤一誠。球磨川さんに目が行きがちだけど、彼もまた同じよ」

 

「ぅ……!」

 

「兵藤ですか……」

 

 

 球磨川と最も同じ時を生きた青年……兵藤一誠もまた瞳にとっては放置出来ない相手であり、球磨川と平行して彼を知るめだか・善吉・高貴はそれぞれ思い思いの表情だった。

 

 

「彼もまた私が直接担当した患者だったけど、球磨川さんみたいにそ性質(マイナス)を出すようなタイプじゃなかったわ。

そのせいかは知らないけど、うちの愛娘が偉い気持ちを抱いちゃったようだけど……」

 

「う……! な、なんだよ……」

 

 

 一誠の話になったとたん、偉く静かに聞いていた善吉を横目で見る瞳は小さくため息を吐いた。

 あらゆる意味で球磨川より読めない相手に、何がどうなってそうなったのか娘が惹かれてしまった……親としてはかなり複雑であり、全然誤魔化しきれてないのに必死こいて誤魔化そうとしてる善吉の先行きがあらゆる意味で不安だった。

 娘の事を考えれば、球磨川と十数年も一緒にいて平然と生きてられるような相手と関わらすべきではない……されど娘の気持ちも考えずに引き剥がすのは瞳としても心が痛む。

 

 だからこそこれまでは物理的に離れていたというのもあって黙っていたが、何食わぬ顔でこの学園に現れたのだ……。

 親心的な意味合いを兼ねて様子を近くで見ないと心配で心配で――――

 

 

 

 

 

「失礼しまーす、ここに見た目幼女の人来ませんでしたー?」

 

「っ!?」

 

「な、兵藤……!?」

 

 

 夜も眠れない……そう思った矢先にヘラヘラした顔で生徒会室の扉を開けて現れた、成長した茶髪の青年の姿に、瞳もめだかも善吉も高貴ももがなの誰もが、目を見開くのであった。

 

 

 

 

 知ってる人かもしれない……なんて気持ちで部屋一つ一つを確かめること早数分。

 うーん、探し人がこんな早く見つかるなんて今日の俺はかなり運がよろしいみたいだな。

 紛れもなくあの人はあの人だったで間違いない。

 

 

「あーっと! やっぱりそうだ、人吉センセーじゃないっすか!

さっきそこで見てもしやと思ってましたが、やっぱセンセーで間違いないっすね」

 

「え、あぁ……うん、お久しぶりねイッセーくん……」

 

 

 驚く先生とその他。

 が、そんなその他を取り敢えず置いて、俺は椅子に座ってお茶を飲もうとしてる先生に近付き挨拶をしまくる。

 

 

「いやぁ、あの時から全くお変わりなさそうで、突然病院辞めちゃったって聞いたから寂しかったスよぉ」

 

「あ、う、うん……何も言わずごめんなさいね?」

 

「いえいえ、こうしてお元気何なお姿拝見できれば安心ってもんですわ」

 

 

 球磨川ちゃんと知り合ったあの病院で、俺の担当医だったのがこの人吉瞳先生。

 見た目はまんま子供のそれだが侮るなかれ、精神年齢はちゃんと大人で間違いがなく、俺もよく当時はこれからの人生について相談なんかは……別にしてないが、それでも何か記憶に残る人ではあった。

 

 

「それよりどうしたのよイッセーくん? もしかしなくても一人かしら?」

 

「あ、昔みたいに俺をその呼び方で呼んでくれるなんて嬉しいなぁ……っと、質問に答えませんとね。

うっす、実は新しく過ごす学舎を知っておこうとフラフラしてまして、あ、ちなみに球磨川ちゃんは知りませんよ? 年から年中一緒って訳じゃあじゃないんでね」

 

「あら、そうなの……」

 

 

 しっかしアレだな、別に構わないんだけど、俺って球磨川ちゃんの腰巾着か何かだと思われてるのかな?

 人吉先生も……んでもって黒神さんも球磨川ちゃんの動向が知りたいご様子ってお顔だ。

 

 

「確かに球磨川って人と比べると、普通に見える……」

 

「だからこそなんだ……。

俺は中学の頃同級生だったんだけど、当時から兵藤君は平然とあの球磨川さんと行動してたんだ。普通な訳がない……」

 

「なんでお母さんはナチュラルに兵藤を下の名前で呼んでるんだよ? なんかズルイ……」

 

 

 まぁ球磨川ちゃんはアレだし? まともな御方なこの人達らしい反応と言えばそれまでだから特に何も思わんがねー……。

 

 

「そういう訳なんで、人吉先生のお姿も見れましたし俺はこれにて……」

 

 

 思わぬ懐かしきお顔についついフラフラしてしまったけど、よーく今の状況を考えると結構ピンチというか……いや別にこの人等が俺を集団リンチするとは思ってないけど、特に黒神さんに関しては中学の頃球磨川ちゃんと小競り合いやってるの見てたから妙に絡みづらいってーか……おっぱいデカイなやっぱ……ってあれ?

 

 

「黒神さんの露出が少ない……だと……?」

 

「む?」

 

 

 冷静に自分で突入した地雷原の中、これまた冷静にこの場に居る人達を観察して今初めて気付いた。

 ……。この前の時計塔での再会と今の黒神さんの着ている制服の布面積に違いがあることに。

 具体的にかつ簡単に説明すると、今の黒神さんの姿に何の喜びも感じられないくらいにキチッとし過ぎてるのだ……。

 

 

「お、おいおいおい、胸元隠すとかお前っ……! ほんとお前は何でそんなキッチリ着てるの!?

この前の時はボロボロ+色々と刺激的な姿してたじゃないか! こんなの詐欺だ! エロ本の表紙に騙されて買わされた気分だ!!」

 

 

 思わず俺は吠えた……苦手な相手とか忘れてポカンとしてる黒神さんの肩を掴んで揺さぶりながら吠えた。

 人吉先生とかも唖然としてるけど、それも忘れて俺は生徒会長の癖に真面目に制服を着てる黒神さんに向かって、夢をぶち壊された怒りを取り敢えずぶつけた。

 多分ドン引きされてるだろうが、そんなもの知ったこっちゃなかった。

 

 

「い、いや、これは人吉先生のパッチワークで……」

 

「じゃあ即座に脱げよぉ!! そんなもんでおっぱい押し潰してまで隠すなしぃぃ!!」

 

「イ、イッセーくん落ち着こう、ね? キミが年頃らしく成長してるのは先生分かったから……」

 

「そ、そうだぜ。なんならオレが兵藤の好きな格好を――」

 

「あぁっ!? そんな台詞はCカップになって出直してから仰っていただけますかー!?」

 

 

 クソ、事の発端が先生でもこれは許されんし、人吉さんも何か言ってるけど、球磨川ちゃんとどっこいなキミに言われても虚しいだけじゃい!

 

 

「お前等なんか大っ嫌いだ!!

阿久根くんはヤンキーから単なる爽やかイケメンに成り下がるし! 黒神さんは普通の格好だし! 人吉さんは結局は球磨川ちゃん二号だし皆真面目か!?

でも、そこの健康そうな肌した眼鏡ちゃんは良いおっぱいしてるから許すけどな! こんちくしょー!!!」

 

『…………』

 

 

 取り敢えず騒ぐだけ騒ぎ、可能な限り吠えるだけ吠えた俺は、妙な虚しさと悔しさが入り交じる気持ちを何とか滲んできた視界のまま捨て台詞という吐き出させ方をしてから全力で走り去った。

 そして隠さない本物のおっぱいを求めて全力で学園中を駆けずり回った。

 

 

 

 

 

 一誠が去った後の生徒会室は、嵐が過ぎ去った後の様に静まり返っていた。

 しかしやがてはその空気に堪えられなくなり、どうにかして和ませようとひきつった笑顔を浮かべた高貴が冗談混じりにのようにこう切り出した。

 

 

「あ、あはは……。

時計塔の時もそうでしたが、わりと喋るんですね彼って……」

 

「そう……だな……。

うむ、少々驚いたぞ……」

 

「もうちょっとボーッとしてた子だったのに……月日の流れは分からないわね……」

 

「私は初めて見たから分からないけど……何かスケベな人だってのはわかった気がする……」

 

「「「「…………」」」」

 

 火山噴火の様に喚いて喚いて喚き散らして去った一誠の、中学時代やら幼少時代をやらを知る者はその意外性に初対面の者はそのスケベさに何とも言えない表情を見せ………そしてただ一人無言で佇む少女に視線を向ける。

 

 

「…………………………」

 

 

 全員が全員、ただ無言で佇むだけで一言も発しない少女を心配する。

 どうであれ、何でそうなったかちょっと理解の外ではあるものの、この人吉善吉という男みたいな名前であって女の子な人物は、さっきまでおっぱいがどうとかと半泣きで喚いていた青年に何でか知らないが好意を持っていた。

 

 故に、さっきどさくさ紛れに自分がめだかみたいな格好をしてやらんこともないと言ったら、即座に……そして吐き捨てる様に『Cカップになってから出直して仰っていただけますかー!?』などと、ほぼ暴言のように言われたのだ。

 

 彼女を知る者は、普段の彼女がそんな事を言われた程度でへこたれる事なんてないし、性格や行動だってもろにやんちゃな男の子のそれだった。

 

 だがしかし、この時の善吉はそんな快活な気性がまるで見られず、年相応の女の子のソレようにショックを受け、やがてポロポロと大粒の涙を流しながら――

 

 

「う、ぐ……うぇ……」

 

「な、泣くな善吉。兵藤も悪気があって言ったわけでは無い筈だし、さっきのだって興奮してた矢先だっただけだ」

 

「まあ、娘を泣かされちゃった母の身としては一度キッチリお話をしておきたいわね」 

 

「そ、そうさ……男なんてこの世に沢山だし、兵藤くんに拘る必要も――」

 

「阿久根先輩……その言い方はないと思う」

 

「え゛?」

 

 

 彼女の大切な友人や母に慰められたのだという……。

 ちなみに――

 

 

「へぇ、怒江ちゃんは城砦女学院から来たんだ? 俺はもう廃校になっちゃった水槽学園からで、名前は兵藤一誠! 気軽にイッセーくんとか呼んでくれ! キミみたいな可愛い子に言われると悶えるくらい喜ぶぜ!」

 

「は、はぁ……」

 

 

 業の深い男は、またも別の場所で地雷原をスキップで横断するかの如く、偶然発見した自分と同じ転校生相手にナンパをしていた。

 

 

「あ、あのぉ……」

 

「ん、どうしたの? 俺が一学年上だからって遠慮してるの? そんなの気にすんなって!」

 

「いえ、ですから……」

 

 

 とある事情でこの箱庭学園に来たというのに、来てみれば同じ転校生を自称する男子にめちゃくちゃ絡まれてしまっている緩いウェーブのかかって桃色の髪と、隠しきれないどす黒い瞳を持つ少女は、ペラペラと気安く話し掛ける背の高い茶髪の男子生徒にとある事を教えようとさっきから話そうとするも、余程女子に飢えてたのか一誠は一方的に話すだけで聞いちゃいない。

 それどころか――

 

 

「ほら握手しよーぜ!」

 

「え、わ、私と握手はやめ―――――っ!?」

 

「あぁ……球磨川ちゃんと違ってなんて女の子らしいお手てなんだ……。

いや、確かに球磨川ちゃんの手もちっちゃいけど……にひひ」

 

 

 このご時世ならセクハラとぶん殴られても文句言えない事をヘラヘラしながら、これまた平然と少女の手を掴んで、変態みたいな声と表情を見せている。

 

 

「う、うそ……な、何で腐らないの……?」

 

「? 何が?」

 

 

 それが、どんなに少女を驚愕させる行動なのか全く知らず、ただただ自分の手をにぎにぎしてる少年の『まったく変化が無い』手先を見て呆然とする少女に、一誠は『はて?』と首を傾げる―――引き続きにぎにぎしながら。

 

 

「ん、ん? ん?? もしかして手に触れたら何か起こる能力(マイナス)でも持ってたの?

あぁ、なら大丈夫だよ怒江ちゃん……俺も似たようなもんがあるからさ!」

 

「ぅ……」

 

 

 にぎにぎにぎにぎと、いい加減痴漢扱いされてもおかしくないのにも関わらず、ケロッと宣う一誠少年に怒江という少女は妙なざわつきが胸の中で生まれた。

 それが何なのか……初めての気持ちでまだよくわからないが、もしかしたらと気付くのに然程時間は掛からないのかもしれないのだが――

 

 

「あ……」

 

「え?」

 

「『……………………』」

 

 

 

 真後ろで一誠の幼馴染みが巨大なネジを持ってスタンバイしているのを見て、怒江は考えるのを一旦強制的に止めさせられたのは云うまでも無かった。




補足

中学時代の彼は、周囲に認識されてるレベルでボーッとしてました。
理由は――

『JCなんかガキじゃん。話す価値なんてないね』

という、要するにJK以上の年代が居ないとやる気がでなかった……ただソレだけ。

しかも我が儘なことに――


『せめてBカップ以上じゃないとなぁ……。え、Aカップ? それは無いわ~ 揉めないし挟めないしパフパフできないとかマジありえねぇ』


 等とモテない癖に供述しており、後ろで数百の巨大螺子を投げる準備をしている誰かさんが居たり居なかったり……

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