色々なIF集   作:超人類DX

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皮肉にもリーアたんと……


その2皮肉

 リアスちゃんも仲間が居ない世界。

 勿論そんな世界に興味は無いし、留まる理由もありはしない。

 けど俺は未だにこの世界から抜け出せない。

 

 何故かって? 何千回と強引に空間をねじ曲げて開いた次元の狭間に飛び込んで抜け出そうとしても、辿り着く世界がこの世界だからだ。

 

 出口の無いトンネル……いや、目に見えない牢獄とでも云うのか、ドライグと一緒にいくらやってもこの世界に戻るの繰り返しをしていく内に俺は気の抜けた人形の様な気持ちになっていき、何時しか次元をこじ開けようとすらしなくなった。

 

 何度も自殺を決行したかわからない。けど、クソ野郎を殺すために進化し続けた俺の身体は、俺自身の力でも壊せなくなってしまっていた。

 奴等を殺した代償だなんて思いたくもないし、ふざけた皮肉だけど、死ぬことすら許してくれないとは、クソ野郎はともかく、その後殺してやって転生の神は最期まで殺意しか沸かない存在だぜ。

 

 しかも挙げ句の果てにこの世界は声どころかスキルまでリアスちゃんにそっくりな女が居やがる……。

 最早奴等の嫌がらせにしか思えない。

 あぁ、ムカつく……ムカつくぜチクショウ。

 

 

 

 大好きなリアスや、信じた仲間達の影すら見えない世界に閉じ込められて十年少し。

 身元不明の孤児として何度も保護されては脱走を繰り返す少年が二番目の起動者となり、IS学園へと入学する事になったのは良いことなのか……。

 

 少なくとも商品券に釣られて起動テストに参加して、本当に動かしてしまった本人的には気の進まない話であるし、何より同じ学年どころか同じクラスにまでなってしまったとある少女との予期したくない再会が特に本人にとって嫌だった。

 

 

「決闘ですわ!!」

 

「良いぜ、四の五の言い合うよりそっちの方が早い」

 

「………」

 

 

 元の世界の軽く倍以上は自己主張の激しい女性達に対しても特に関心もしてないし、自分の座る席の前の席に座る世界で最初の男性IS起動者の少年が、昨今の流れにしては中々の反骨精神を持って、ヒステリックに叫ぶ金髪碧眼の女子と睨み合ってるのを、まさに他人事の気分で聞き流しながら、これまた話だけは聞いたことだけはあったパワードスーツの基礎教本を読んでいる、進化の成れの果てと化している赤龍帝・兵藤一誠。

 

 

「それで、そちらの方はどうなのですか?」

 

「…………」

 

 

 出来れば当人同士で殺し合いでもなんでもしてくれ……とそ知らぬ顔だった一誠だが、男という時点で金髪の少女は気にくわないのか、一夏の後ろで大人しく教本を読んでいた一誠ことイッセーに何故か絡み始めた。

 

 が、イッセー本人の視線はISに関しての基礎用語のページに向けられており、金髪少女ことセシリア・オルコットのヒステリーな声に無反応だ。

 

 

「ちょっと聞いてますの!?」

 

「お、おい兵藤……?」

 

 

 わざと机を叩くセシリアをも無視して教本を読み続けるその無反応さに思わず前に座る一夏が声を掛けると、ここで漸く教本をパタリと閉じたイッセーがスッと手を挙げる。

 

 

「先生、姿勢制御システムについて教本の説明では少しわかりかねますので、もう少し詳しく知りたいのですが……」

 

『だぁぁぁっ!?』

 

 

 聞いてるだけだと授業に前向きな態度に見えなくもないのだが、状況が状況なのでイッセーのこのズレた態度に謎の一体感がクラス中を駆け、コントの様にずっこける。

 

 

「今はクラス代表の選定中で授業ではない。聞きたいのなら後にしろ」

 

「そうでっか、失礼しました」

 

 

 そんな中を担任の織斑千冬は淡々と言い、そのまま怒りで顔が真っ赤なセシリアに目線を移す。

 どうやら絡まれたのだから返事くらいはしろという事らしい。

 

 

「………」

 

「ん~?」

 

 

 千冬の目線につられてワナワナと怒りに震えるセシリアを見てそう察したイッセーは机の上に用意しておいたボールペンを持って指で回し始めながら静かに口を開く。

 

 

「何だかよくはわからないけど、まあ頑張れ?」

 

 

 何でセシリアが怒ってこっちを睨んでるのか、全然聞いてなかったのでわからないイッセーのこの一言でヒステリーが爆発したのは云うまでもなかった。

 

 

 

 

 

 意外と真面目に学生をするつもりなんだな……。

 と、夢の中での破天荒さと、六年前までの浮浪者宜しくな生き方を知る箒は、ナチュラルにイギリスだかの代表候補生を怒らせてしまったイッセーを見つめながら思う。

 

 

「さっきは悪かった、俺のせいで兵藤までとばっちりを……」

 

「あぁうん、俺は別に……」

 

 

 六年前と比べてもほんの少しは他の人間に対して受け答えが出来ている。

 会ってない間に何か思うことでもあったのか……少なくともこれなら昔みたいに刺だらけな対応で敵を作る事も少ないだろうと、ちょっと安心しながら一夏とのやり取りを眺めていた箒は、取り敢えずこの放課後の時間を利用してさっきから物珍しげに他の女子たちに見られ続けていた二人と話してみようと席を立った。

 

 

「イッセー、それと一夏」

 

「あ、箒……」

 

「………」

 

 

 一夏とイッセーは面識が無いものの、箒にとっては二人とも旧友とも言える存在だ。

 自分が間に入って二人が男同士ということで仲良くなれたら良いな……等と考えながら話しかけてみると、何か言いたげな反応の一夏とは正反対に、イッセーは箒を一瞥しただけで反応がない。

 

 

「六年振りだが、元気そうじゃないか一夏?」

 

「お、おう。そっちも元気そうで……あ、そうだ、この前の剣道の大会優勝したんだろ? おめでとさん」

 

「? 何で知ってるんだ?」

 

「いや、偶々新聞読んでたら載ってたんだよ」

 

「あぁなるほど」

 

「……………」

 

 

 やはり一夏は昔と変わらずコミュニケーション能力が高い。

 さぞや友人も多いことだろうと内心思いながら、全くその話に入ろうともしない一誠に視線を向ける。

 

 

「それにしても見ただけですぐ箒だってわかったぜ、昔と髪型とかも変わらないし」

 

「単純で楽だからな」

 

「…………」

 

 

 直ぐにわかってくれたと言われて純粋に嬉しい箒は軽く笑みを溢す。

 この事に関してはイッセーも恐らくは同じであり、自分の顔を見た瞬間これでもかと目を見開いていたから覚えてくれていたのは間違いないと思っているし……。

 

 

「まだそのリボンなのかお前……」

 

「え?」

 

 

 あの時……あの時一度だけ夢の中で見た全盛期のイッセーと影が重なる姿で苛めっこ達から取られたリボンを取り返して貰って以降、修繕等をしながらずっと使い続けてるリボンの事を突っ込んでくれたのだから、間違いなくイッセーは六年前の事を忘れてはいない。

 

 

「流石に六年物ともなるとガタはきてるけど、ちゃんと直せばこの通り現役で使える。

何せイッセーが取り返してくれたのだからな!」

 

「へ、物持ちのよろしいことで……」

 

「えっと、何の話だ? それにさっきから疑問なんだけど、箒と兵藤って知り合いなんだよな……?」

 

「あぁ、六年前だからちょうどお前と知り合ったぐらいからの仲だ。

なぁイッセー?」

 

「チッ、もうそんなになるのかよ……」

 

「え!? お、俺兵藤とは初対面なのに……。し、知らなかった……」

 

 

 そんな昔ながらの関係なら何故教えてくれなかったのだと若干ショックの一夏に箒は慌てて謝る。

 

 

「す、すまない一夏。その、言う機会も無かったし……」

 

 

 当時ホームレスみたいな生活をしていた男の子と友達です……だなんて言える訳がなかったし、何より友達になることを反対される恐れがあったので言うに言えなかった箒はそれっぽい理由で謝ると、そこに担任の千冬が副担任の山田真耶と共に現れ、この話は有耶無耶に終わってしまった。

 

 

「織斑に兵藤……む、篠ノ之も居るのか」

 

「あ、すいません。二人に何か話す様なら私は……」

 

「いや良い、これからする話はお前にも多少関わりがあるからな」

 

 

 そう言いながら千冬はタグ付きのキーを一夏と一誠に手渡す。

 

 

「お前達の寮の部屋だ」

 

「え、確か部屋が決まるまで自宅から通うって話だったんじゃ……」

 

「安全面を考慮してこちらで手配させた。荷物も既に用意してある、着替えと携帯の充電器さえあれば大丈夫だろう?」

 

「……は、はぁ」

 

 

 そう言われて一夏にボストンバックを渡すが、本人の顔は『私物これだけだと生活に潤いが……』と少々不満気だ。

 

 

「こっちが兵藤の荷物だ。

携帯の充電器が無かったが……」

 

「携帯は持ってませんので大丈夫です。

金掛かりますからねアレは」

 

「そうか、なら着替えだけだ」

 

 

 一夏よりワンサイズ更に小さなバックを受け取りながら携帯は無いと返した一誠に、一誠の事を知らない一夏は驚く。

 

 

「兵藤って携帯持ってないのか? 不便じゃねぇ?」

 

「持つ経験がないままだから別にだな」

 

「でもダチと連絡するのに……」

 

「お察しの通り友達は居ないから尚の事問題なしだぜ俺は」

 

「そ、そうか……」

 

「むぅ……」

 

 

 淡々と呆気なく友人が居ないと言い切るイッセーに副担任の山田先生が妙に心配そうな顔をし、箒はちょっと寂しそうな表情をし、千冬は暫く会ってない……今イッセーの隣で寂しそうな表情をした箒の姉に似てると感じる。

 

 本来ならもっと明るい筈なのだが、世界に閉じ込められたせいか大分ヤサグレてしまっており、この世界においてはまともな知り合いが、箒ぐらいしか本当に居ないのだ。

 

 

「ともかく、今日からお前達も寮に入室しろ。

鍵のタグに書かれてる番号がお前達の部屋になるぞ」

 

「わかりました、じゃあ行こうぜ兵藤。どんな部屋か早く見たいし」

 

「ん……」

 

 

 千冬の言葉に、当然同じ部屋と思うイッセーと一夏は揃って席を立つが……。

 

 

「あぁ、タグを見て分かると思うが、お前達の部屋はそれぞれ別だ」

 

「へ? ……あ、本当だ。でも何で個室なんですか? よく二部屋も急遽用意できましたね」

 

「それは……行ってみればわかる」

 

「…………」

 

 

 一夏の言葉に何故か微妙な顔をする千冬に首を傾げつつも、何故か残された箒と共に寮館へと移動した三人。

 

 

「すっげーな、廊下の時点で高そうな臭いしかしねぇ……」

 

「国営で税金も使い放題なんだろう。

しかし何故私はさっき残されたのだろうか……?」

 

「…………」

 

 

 まるでホテルみたいな内装の廊下を歩き続け、各々の部屋を目指す。

 

 

「あ、俺の部屋はここみたいだ。

じゃあ箒に兵藤、また後でな」

 

「うむ」

 

「ん」

 

 

 鍵を開けて部屋の中へと消えていく一夏を見送り、今度は一誠の部屋を目指して歩く。

 そのわずか数秒後に慌てた表情で一夏が部屋を飛び出してくるとは気付かずに……。

 

 

「ところでイッセーの部屋は何番だ? 朝迎えに行ったりする時の為に知りたいのだが……」

 

「…………」

 

 

 ふと思い出した様に聞いてきた箒に内心嫌がりつつタグに刻まれた番号を確認する。

 

 

「……」

 

「1224か………え、1224?」

 

「おい、勝手に覗くな」

 

 

 教えないと教えないで勝手に調べて本当に朝部屋の前で待ってそうな気がしてなら無いので、仕方なく教えるだけ教えるつもりが、タグの確認をした途端横から引っ付きつつ覗いてきた箒から然り気無く離れる一誠。

 

 何故か番号を見てから驚いてる気がしたが、一刻も早く部屋に閉じ籠りたいので少し早歩きになりながら部屋へと到着する。

 

 

「俺は此処らしい。じゃあな、あー後迎えとかそんなの要らないから。

織斑君にでもしてやるんだな」

 

「うむ……そうしたいは山々なんだが……」

 

「あ?」

 

 

 何が山々なんだよ? と目を泳がせながら制服のポケットから何故か鍵を取り出した箒を訝しげに見つめた一誠はタグを見ろと差し出してきたその鍵に刻まれた番号をジーっと確認する……。

 

 

「1224……?」

 

「あぁ、1224だ」

 

「へぇ奇遇だな、俺の部屋も1224だが。

なんだ、渡した鍵でも間違えたのかあの担任の先生は」

 

「多分だが違うと思うぞ」

 

 

 ちょっと照れ気味に話す箒に段々と状況を理解し始めたイッセーはこれでもかと苦い表情になる。

 

 

「じゃあなにかい、年頃の小娘の部屋に種でもぶちまけろのでも言わんばかりに男をぶちこむインモラル上等な学校様とでも言いたいのか?」

 

「意図はわからないけど、もしかしたらお前の経歴を調べた時に私と知り合いだったと知られたからかも……」

 

「………」

 

 

 体格の差から来る自然な上目遣いでそう宣う箒に一誠の顔は後にドライグが後に言った通り、死ぬほどシュールな顔をする。

 

 

「まさかこんな展開とは思わなかったぞ、しかしこうなった以上は仕方がない! お前とは知らぬ仲ではないし私は何でも受け入れよう!」

 

「……………」

 

 

 何から何まで最悪だ、こんな事なら商品券なんぞにつられるんじゃなかった。

 

 立ち往生する訳にもいかず、取り敢えず部屋の中へと入るや否や、 脱力した様に部屋の隅っこに座り込むイッセーは、先月の自分を半殺しにしてでも止めたいと思いつつ、何故かさっきからベッドのシーツを広げては敷いての繰り返しをしている箒を眺める。

 

 

「うん、ベッドの固さもちょうど良い、これなら熟睡できそうだぞ」

 

 

 妙に張り切ってるせいか、微妙に空回りしてる箒。

 唐突に逢えなかった男と会えたばかりか、寮の部屋まで同じなのだから仕方ない話だし、寧ろまだ冷静になれてる方だ。

 

 

「ところでなイッセー、同じ部屋になるに当たってシャワーを浴びる時間などを決めておこうと思うのだが……」

 

「キミが先に使いな、俺はどうでも良い」

 

「む、そうか? 私は剣道部に入る予定だからありがたいが……良いのか?」

 

 

 暫く空回りして落ち着き始めた箒の問いに頷きながら部屋の隅から動こうとしないイッセーは、やはりおかしいこの状況に顔をしかめる。

 

 

「俺が常識なんぞ語ってもしょうがないけど、普通織斑君と同室だろう。

何を考えてるんだこの学校は……」

 

「それはやはり唯一お前と知り合いであるから私と同室にしたのではないか? お前が起動したと報道された時、その……お前は孤児で施設に入れられても脱走を繰り返すとか」

 

「大体間違いじゃあないが、それとキミと少しでも関わりがあった話はどこで知ったんだ? あの連中は」

 

「そこまではわからないけど……。

もしかしたら学園から脱走するかもしれないから、私を引き留め役にしたのかもしれないが」

 

「引き留め役……ねぇ」

 

 

 どれも憶測でしかない話だし、この疑問に対して箒だってわからないのはイッセーも知ってるので、これ以上箒を困らせる事を言うのは止める。

 箒の言った通り、この分だとこの学園から脱走しても政府から追い回されるのは目に見えてるし、何よりそれによって箒に迷惑が――

 

 

「…………って、何を考えてるんだ俺は……はぁ」

 

「? どうした」

 

「いや……」

 

 

 馬鹿馬鹿しい、何故自分が箒の事なぞ考えなければならない。

 ちょっと声が似てて、ちょっとリアスが持ってたのと同じスキルに覚醒しただけじゃないか。

 顔や種族からして全部違う赤の他人……そう、箒はリアスじゃないのだ。

 

 

「…………。で、スキルは?」

 

 

 しかしそれでも気になって聞いてしまう自分が居る。

 断じてリアスと重ねている訳じゃないが、それでもあの時自分とドライグが心底驚いた素養を自力で本当に発現させた後は気になる。

 

 

「お前が全く教えてくれなかったから、自分なりに考えて鍛えてみたからあまり自信は無いけど……」

 

 

 そう言ってベッドに座った箒の目をじっと見るイッセーは、その中に持つ性格は違えど似ている精神性を見抜き……盛大にため息を吐く。

 

 

「はぁ……はぁぁ~」

 

 

 どうして声だけしか似てなかったのかと、現在進行形で抉られていく古傷にため息を漏らしてしまうイッセーは渋々と口を箒から目を逸らしながら開いた。

 

 

「我流にしては良いんじゃないの? この世界でこんなものが何の役に立つかは別としてさ……」

 

「そ、そうか!」

 

 

 投げ槍に答えるイッセーに対して箒は褒められた嬉しさなのか、目に見えて喜んでいる。

 それが余計にイッセーの心を幻肢痛の様に疼かせる。

 

 

「これでひとつ自信が付いたぞイッセー。

待ってろよ? 必ず追い付いてみせるからな、そうすればお前は独りじゃない」

 

「…………フン」

 

 

 仲間と愛した人の喪失という傷が……。

 

 

 

 

 

 

「た、助けてくれ兵藤……!」

 

「織斑君? いきなり入ってきて何だよ?」

 

「ひ、一人部屋かと思ってはしゃいでたら、よ、浴室から水色髪の裸の女子が出てきたんだよ!」

 

「それで追い出されたのか? ちゃんと確認すべきだったな一夏」

 

「あ、あぁ、だから戻るに戻れない―――って、箒? 何で箒が兵藤の部屋に……?」

 

「何でも何も私の部屋は此処だからな」

 

「…………じゃ、じゃあ兵藤と箒は同室……?」

 

「そうなるな。おっとイッセー、お茶のおかわりはいるか?」

 

「要らない」

 

「…………………………。思ってた以上に近いな……距離」

 

 

終わり

 




補足

コミュ力はありますが、関わろうとしたがらないだけです。


その2
一夏くんが見てしまったスッポンポンの姿とは誰なのかー(棒)

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