色々なIF集   作:超人類DX

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続き。

ギルバとしての一誠は冥界で一部都市伝説ですが、身近な者達からはセラフォルーのストッパーであり、セラフォルーを振り回し続ける男。


いーちゃんとセラちゃん

 死んだ後は無に帰すとか勝手に思っていたが、どうやら俺達はそれに当てはまらなかったみたいだ。

 

 

『どうやら過去にタイムスリップという奴をしてしまったようだぞ一誠?

嘗ての悪魔や多数のドラゴン……それに神共がいる』

 

「みたいだな。チッ、どういう事なんだ?」

 

『俺にも分からんが、どうやら俺達は死に損ねたらしい。過去の俺が別に存在してるし、使い手もお前より前の奴だ。

どうやら相当な過去に俺達は居るらしい』

 

「あんだと? てことは人間界に行っても久々のコンビニやらゲーセンも、そしてソフトクリームもねーのか……」

 

 

 死んだ、意識を手放した……筈なのに俺とドライグは居る。

 しかもどういう訳か俺自身が生まれる更に昔の時代にタイムスリップしちまったみたいにな。

 

 

『どうする?

この時代に俺が二つ存在するだけで騒がれそうなものだが』

 

「前任者の事はほっとけ。

暫くお前の力は使えないが、まぁ過去に来てしまったのならやることは決まってらぁ」

 

 

 理由なんか知らねぇし、考えても解る訳がない。

 どうであれ生物が多用に存在していた頃まで戻ったのであれば……。

 

 

「取り敢えず、害虫駆除でもしておくか? くくく」

 

『あー……害虫ね』

 

 

 殺られる前に殺るが素で可能……それを見逃す訳は無いんだよ。

 そして後々生まれるだろう、俺自身の負担を……。

 

 

「よぉ、害虫共? 久々に見るとやっぱムカつくな~」

 

「だ、誰だ貴さ――あぶが!?」

 

「ムカつくから半分程減らしてやろう、うんそうしよう。

む? おやおや、そこで見てるのは四大――おっと、この時代はまだ違うのか? くくく、それもどうでも良いか……げげげげ!!」

 

 

 減らしてしまえ。

 そう思って俺は、宛もなく動いた。

 後にこの世界が単なる過去では無いことを知るその日まで。

 

 

「さぁ、始めようかぁ!」

 

 

 俺は何かを誤魔化すかの様に突っ走った。

 

 

 

 

 ギルバさんと知り合いになったり、禍の団に対抗する為のチーム作りだったりの話から数日。

 待ちに待った夏休みとなり、今後の事とかも含めて力を付けないとなぁとか考えていた俺、兵藤一誠は、リアス部長に連れられて部長の実家がある冥界へと来ていた。

 

 

「すっげぇ……」

 

「お城みたいですねー……」

 

 

 冥界と聞いて、よく漫画か何かに出てくるようなおぞましいイメージを勝手に抱いていたが……正直ビックリだ。

 何というか、色々とスケールがデカい。家にしてもデカい。

 部長のおっぱい並みに色々特盛という感想しか無い。

 

 

『お帰りなさいませリアスお嬢様!』

 

「ひえっ! あ、悪魔がたくさん……」

 

「一々広大だな……」

 

 

 リアス部長の実家のドデカい門を開ければ、お手伝いさんらしき悪魔の人達が部長の帰りを盛大に迎えている。

 それを見て初見の俺やアーシアやゼノヴィアはただただ圧倒されるだけで……。

 

 

「あ、ギルバさんはやっぱりレヴィアタン様の所に居るのかな?」

 

 

 何となくギルバさんに会いたくなったので、ただ普通に一言そう言ったのだけど……。

 

 

『…………』

 

「あ、あれ?」

 

 

 急に……急にである。

 それまで部長を出迎えるために色々とどんちゃんしていた空気が全部嘘だったの如くシーンとなり、その場に居た全員が何故か俺に向けられ、驚愕した表情を見せてくるではないか。

 

 

「あ、あの方がギルバ様そっくりのリアス様の兵士……」

 

「お写真で見たギルバ様と比べると少し幼いですが、本当にソックリですよ」

 

「まさかギルバ様の子孫……?」

 

「でもレヴィアタン様はギルバ様に子孫は居ないって……」

 

 

 

「えっと……」

 

 

 俺、余計な事言っちゃったのか? 思い返してみると冥界に通じる電車に乗った時も車掌の人にぎょっとされた顔をされたけど……ギルバさんに似てるってだけでさんな顔されるのか? ギルバさんったら何かしたのか? 例えば冥界中の女湯を覗いたとか……。

 

 

「彼はイッセーよ。私の兵士でギルバ様とは関係無いわ」

 

 

 段々居心地の悪い気分になって来た俺を見た部長が助け船を出してくれたお陰で、食い入る様な視線は収まったけど。

 うーん……ギルバさんって改めて何者なんだろ……。

 

 

「戦争を終わらせた英雄であり狂人。

それがギルバという男なんだよイッセー君」

 

 

 話してみるといい人そうだったし、話も合うし、何より他人の気がしないから、仲良くなれたらなぁと思ってたのにと内心周囲の何処か恐怖している顔をしてる人達の視線を受けつつ思っていたその時だった。

 エントランスの階段から銀髪のメイドさんと赤髪の幼い子供を横に降りてきながら声を掛けてきたのは、四大魔王の一人で部長のお兄さんであるサーゼクス・ルシファー様。

 

 

「お兄様……」

 

「英雄で狂人って……」

 

 

 褒めてるのか貶してるのかよくわからない例えを口にするサーゼクス様に俺は思わず聞き返してしまう。

 英雄(ヒーロー)であり狂人(デビル)である……。

 確かにあの時見たギルバさんは所々粗暴な面というか、主のレヴィアタン様をボロクソに言ってたけど……。

 俺達には優しかった印象しか無いし、ゼノヴィアも顔をしかめてる。

 

 

「まぁ、何というか、詳しいことは文献に載ってるから省くけど、アイツは本当に気難しいんだよ。

今でこそセラフォルーの眷属として居るけど、昔は危うくギルバに悪魔を滅ぼされそうになったくらいだしね」

 

「ほ、滅ぼされそうになった……って」

 

「あの人がですか……?」

 

 

 ははは、と苦い記憶でも思い返す様に笑うサーゼクス様の言葉に俺達は驚く。

 

 

「だからこそ、若い悪魔達やここ十年で転生した者達はギルバの事は伏せてるんだよ。気難しいからね」

 

「だから副部長も知らなかったのか……」

 

 

 若い悪魔や俺達新参にはギルバさんの事は完全に伏せられている。

 其ほどまでにギルバさんは難しい性格をしてるらしいけど……。

 

 

「おっぱい好きに悪い人は居ない。俺はそう思ってます」

 

「……。先入観だがイッセーに同意だ。

何故か他の者達は怖がってるがな」

 

「……」

 

 

 うん、おっぱい談義した時のギルバさんが嘘だったなんて俺は思わない。

 だっておっぱいの話してる時のギルバさん……ゼノヴィア曰く俺とまんま同じにしか見えないらしいからな。

 つまり……マジなんだ。

 

 

「ギルバさんはレヴィアタン様と共に?」

 

「さぁ、それは私達にもわからない。直接行方を知るのはセラフォルーだけだからね」

 

 

 うん決めた。

 冥界に滞在中に叶うならギルバさんと話がしてみたい。

 何でかわからないけど、あの人は他人に思えないんだ。

 こう、兄ちゃんがもしいたらギルバさんみたいな人なのかな……とか思う程に。

 

 

 

 はぁ……。

 

 

「ギ、ギルバ!? お、お前何で此処に……」

 

「何でって、そりゃあよアザゼルさん。

一応俺はセラフォルー・レヴィアタンの下僕というポジションだからですよ」

 

 

 いーちゃんって、私達の世界の悪魔を憎悪はしてないけど距離を取ろうとしてる。

それは私を含めてサーゼクスちゃんやファルビウムちゃんとアジュカちゃんも例外では無い。

 

 けれど、悪魔以外の種族……例えば今日帰省してきたリアスちゃんに紛れて冥界にやって来たアザゼルちゃんなんかには、妙に態度が柔らかい。

 アザゼルちゃんはいーちゃんの姿を見てビックリしてからちょっとびびってるけど、いーちゃんの態度は2割増しで優しい。

 

 

「そ、そうなのか。ところでお前兵藤一誠とは……」

 

「あぁ、会いましたよ。

けど残念ながら彼とは何の血縁の関係は無いっすね。

俺はこう見えて何百年も女を抱いちゃいませんからねぇ」

 

「………。あ、そう」

 

 

 妙にフレンドリーないーちゃんにタジタジなアザゼルちゃんが、変に同情した顔を私に向けてくる。

 ふんだ、どうせ私はいーちゃんに全然相手にされてないよーだ。

 

 

「セラフォルーの下に付いたって聞いて驚いたのがまだ昨日の様に思えるが……相変わらずセラフォルーの事はフルネーム呼びなんだな。他人同士みたいに」

 

「まあ、実際仲良くしてる訳じゃないですからねー」

 

 

「……。何よ、ファルビウムちゃんにアジュカちゃん?」

 

「いや……」

 

「応援はしてるけど、うん……見てて辛くなるというか」

 

「ふーんだ、いーちゃんの本名を知ってて愛称で呼べるくらいには仲良しですよーだ」

 

 

 でも『新しい』って私を見て言ってくれたのだけは嘘じゃないもん。

 いーちゃんが初めてデレてくれたのだって本当だもん。

 

 …………。その他は全然相手にされないけどさ。

 

 

 

 セラフォルー・レヴィアタンは眷属を持たない……というのが最近の若者悪魔や新参の転生悪魔の認識だが、それは誤りである。

 

 

「結局サーゼクスちゃんが来てもアザゼルちゃんとしか話さなかったいーちゃんのばか」

 

「は? 来客であるアザゼルさんをもてなすのが常識だろうが」

 

 

 実は居る。

 旧政権を倒すクーデター戦争の時に突如現れ、新と旧も恐怖を感じる程の圧倒的な力を見せ付けてから始まり、疲弊した泥沼の戦争時にもまた突如現れ、たった数日で戦争なんてしたくないと三勢力が和解の会談を即開く程に破壊したたった一人の男。

 

 

「しかしまあ、皮肉だな。昔はぶち殺してやった悪魔に今は毎日新しさを与えられてるとはね」

 

「………」

 

 

 転生駒システムの礎となりし破壊の君。

 セラフォルー・レヴィアタン唯一無二の眷属にて、最強最悪の転生悪魔。

 

 

「転生悪魔……か。あの時と違って力を失う事は無かったが、くく、アイツ等がもし今の俺を見たらどう思うかねぇ?」

 

『さぁな、恐らくは驚くだろうよ。何せ一切の慈悲も与えず嘗ては悪魔を皆殺しにした様な男だからなお前は』

 

「はは、懐かしいなぁ……」

 

 

 悪魔名・ギルバ――真名・一誠。

 古参の悪魔達から畏怖を、新参の悪魔達には存在すら知られない都市伝説のごとき男の女王は、アザゼルと四大魔王の会談を静観した後、セラフォルーに連れられてシトリー家の城へと歩きながら向かっていた。

 

 

「転移すりゃあ良いのに、なんでわざわざ徒歩なんだか……」

 

「だってこうでもしないといーちゃんと一緒にお散歩出来ないし……」

 

 

 飛ぶか、転移の魔方陣でも使えば一瞬で目的地に到着するというのに、頑なに歩いていくと聞かないセラフォルーに渋々付き合う形で、シトリーの城までわざわざ遠回りまでして徒歩移動するという労力と時間の無駄さにギルバは愚痴り、セラフォルーが寂しそうな顔して理由を話す。

 

 

「移動したらいーちゃんどっか行っちゃうし……」

 

「テメーの妹の出迎えに俺なんか居たら大騒ぎだろう。悪い意味で」

 

「それは――いや、そうでも無いかも」

 

 

 一応主と下僕のルールは守ってるつもりか、前をトボトボ歩くセラフォルーの半歩後ろを両手を後頭部で組ながら付いていくギルバの主張にセラフォルーはモヤモヤが収まらない。

 

 

「サーゼクスちゃん達はいーちゃんの事を気を使ってなのか隠そうとしてるけど、そろそろ表に出ない?」

 

「あ? メディアにでも出て熱湯風呂デビューでもしろってか?」

 

「そうは言って無い……もう良いや」

 

 

 何を言っても悪魔に対しての一定の距離感を縮めるつもりが無いギルバにセラフォルーはやや諦めた様に深くため息を吐いてしまう。

 

 一誠として生きた世界の悪魔とギルバとして生きるこの世界の悪魔が違うというなは他ならぬギルバ自身が口にした事だった。

 しかしそれでも壁をつくって距離を置いている感だけは残り、理不尽で破壊的な面にずるずると惹かれてしまったセラフォルーはずっとモヤモヤだ。

 

 

「腕を組みながら一緒に歩きたい……」

 

「はぁ?

徒歩に付き合わせるどころか腕組みのサービスまでさせられんのかよ……やってらんねーな」

 

「良いじゃん、いーちゃん私の事抱いてくれないし、それくらい」

 

「それくらいと来たか。

へっ、腕を組んで歩く相手を決める権利は俺にあるんだっつーの」

 

 

 そのモヤモヤを拗らせてストーカーになりました………なんて事は流石に無いが、辛いものは辛い。

 

 

「お願い……一緒に歩くだけで良いから」

 

「………………。チッ、俺の時代のテメーだったらぶっ壊してやってたものを。ったく、つくづくテメーは『新しい』ぜ。そらよ」

 

 

 誰か言った様に、ギルバとして生きてる一誠と暖かい関係になれる事は無いのかもしれない。

 いっそキッパリと諦めてしまった方が楽なのかもしれない。

 

 

「いーちゃん……!」

 

「イリナとゼノヴィアが見たらマジで何て言われるか……。温くなったな俺も」

 

 

 しかし諦めるには、あまりにもギルバとしての一誠に近づき過ぎてしまった。

 

 

「いーちゃんの仲間だったその二人の代わりにはなれない?」

 

「無理だな。

あの二人は俺にとって今でも最良で最高の仲間だったんだ、二人の代わりなんてありえない。この世界のゼノヴィアとイリナだろうとな」

 

「いーちゃん……」

 

「だから俺は、敢えて前はぶっ壊してやったテメーの進む道を見てやろうと思ったんだ。

何度ぶちのめしても、俺が知るセラフォルー・レヴィアタンとは違って壊れもせず向かってきたテメーにな」

 

 

 たった独りで進化を止めないその背中に。

 

 

「強いて褒めてやれるなら、俺の世界のセラフォルー・レヴィアタンよりは遥かにテメーの方がマシだ」

 

「……。あんまり褒められてる気がしないよいーちゃん……」

 

 

 寂しそうなその姿にセラフォルーは近付き過ぎてしまったのだ。

 

 

 

 

 この世界の悪魔とは確執がまずひとつもない。

 だから無意味に殺す意味もないし、そもそもこの世界の俺自身が悪魔を信用してるんだ。

 皮肉なのかもしれないが、その時点で俺は悪魔をぶち壊すつもりは無い。

 

 

「セ、セラフォルーお嬢様がギルバ様をお連れしたぞぉぉぉっ!!」

 

「皆の者、宴じゃぁぁぁっ!!」

 

 

 ノリがうっざいけどな。

 あれ、てか想像してたのと違う。

 

 

「………おい」

 

「な、なぁに、いーちゃん?」

 

「何故テメーの実家に来たら、悪魔共が俺を見て騒いでる?」

 

「さ、さぁ? いーちゃんが表に出るのが珍しいからじゃないかな☆」

 

 

 結局徒歩でシトリーの城までこのアマを送り届けた訳だが、イザ一人で先にレヴィアタンの城に戻ろうとした瞬間、門番らしき悪魔が俺を指差しながら喚きだしたかと思えば、中に入って大騒ぎしやがった。

 

 すると次の瞬間無駄にデカい門が開かれたかと思えば……。

 

 

「婿殿! 漸く決心をして頂けたのか!」

 

「あ、あぁ?」

 

 

 確かセラフォルー・レヴィアタンの親父とお袋だったか? その二人の悪魔が弾けんばかりの笑顔ですっ飛んで来たかと思えば、状況がイマイチ分からん俺の両手を其々掴みながら訳の分からんことを宣っている。

 

 

「おい」

 

「……」

 

 

 その事について若干距離を離してるセラフォルー・レヴィアタンに聞こうと脅しの声で話し掛けてみると、サッと目を逸らされた。

 

 

「やっと娘を貰ってくれるのだろう!? だからセラフォルーと一緒にここに……」

 

「あ? おい待てやおっさん。

俺はただコイツの我が儘に付き合って送り届けに――」

 

「セラフォルーを任せられるのはギルバ殿だけ! ありがとう、母親として心から感謝します!」

 

「だからちげぇって――」

 

 

 おい、何だこれは? 何で俺が悪魔の女を嫁にする話になってる? 何でコイツ等はこんなにテンションがおかしい?

 

 

「い、いやその……お見合いさせられる事が多くなってきたから、いーちゃんの事をちょっとだけ捏造して……」

 

「ほう? 例えば?」

 

「こ、恋人……」

 

「……………。ダレガ、ダレト?」

 

「えへへ……私といーちゃん」

 

 

 余りにも可笑しいので咄嗟にセラフォルー・レヴィアタンを捕まえて尋問した結果、どうやら俺はこの女の男という体でこのシトリーの悪魔共に伝わっているらしい。

 

 

「ご、ごめんいーちゃん! そ、その……退くに退けなくなっちゃって……」

 

「…………。わからねぇ。別人とは云えぶち壊された相手に何で」

 

「だ、だっていーちゃんの事嫌いじゃないし……」

 

 

 フザケタ格好で人差し指同士をちょんちょんしながら上目遣い気味に言ってきたセラフォルー・レヴィアタンに俺はキレるという事は無く寧ろ呆れた。

 

 

「あ、姉と結婚するんですか?」

 

「………。そう見えるのか君は?」

 

「い、いえ……正直話が勝手に暴走してるようにしか」

 

「そうだ。それを解ってるだけ君は賢いよ。げげ……新しいな」

 

 

 見捨ててグチャグチャにされたとは別人の妹の方が微妙に同情の眼差しを向けてくるのに妙な違和感を感じるし……。

 

 

「べ、別に外堀を埋めるとかそんなのじゃないからね? ホントだよいーちゃん?」

 

「埋められた処でぶち壊せば意味なんてねーよ。

チッ、兵士の俺の様子を見に行ってた方が有意義だったな」

 

 

 ギャーギャーと勝手に祝杯モードのバカ共をさっさと黙らせる……しかねーよな。




補足

流石にシトリー家面子にはギルバとしての一誠の存在は認識されてます。

お見合い回避の為に、彼と恋人と吹聴したせいでエライ事になりましたけど。



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