まあ、これ普通に原作グレモリーさん達にしてみればベリーハードだよなぁ。
その男は強かった。
「人間が聖剣を扱う様になれる実験。
ふむ、噂には聞いていたがとてもとてもミカエルの奴が許可を出すような健全なものでは無さそうだな」
その男は暗闇に堕ちた自分達に光を与えてくれた。
「お前が一人でこのガキ共を連れていたのか。
主犯というのも餓鬼共の懐き方からして押し付けられたといった所か」
その男は最強の盾となった。
「良いだろう、ガブリエルの奴に頼りたくは無かったが……貴様も餓鬼共も目は死んでいない。
来い、俺の知る生きられる方法をお前達に叩き込んでやる」
その男は……堕ちた天使であっても、自分達にとっては紛れ無き光となってくれた。
「俺はコカビエル。
さあ人間よ……強く在れ!」
かつて同じ人間達のエゴに押し潰されそうになった者達は、一人の堕天使により光を掴んだ。
自由という光を……。
アーシア・アルジェントの身柄と神器は取り戻したけど、レイナーレ達は変貌したフリードによって逃げられてしまった。
「レイナーレの行方は未だに不明。
フリード・セルゼンもあれから全く姿を見せなくなったわ」
「………」
一介のはぐれ悪魔祓いでしか無い。
赤龍帝として覚醒したイッセーで倒せる程度の人間と鷹を括っていたリアス・グレモリー達グレモリー眷属達は、その身に受けたジョワユーズの明らかに手加減された刃による傷の治療を終え、その日からレイナーレとフリードの行方を調査していた。
しかし霧の様にその日撃退された日から行方は掴めず、その後リアス達の身に降りかかってきた様々な火の粉もあってか、何時しか調査の手は緩んでいた。
「ライザーとの一件も片付いたし、再び調査の範囲を広げようとしたのに……」
だからもう一度、自分達のプライドに賭けてレイナーレとフリードの身柄を押さえようと意気込んだリアス達だったが、それを嘲笑うかの様に舞い降りてきた更なる『厄介事』は、レイナーレという格下を遥かに超越したものだった。
「まさかコカビエルが聖剣を奪って私の街に潜伏してるなんてね……」
レイナーレを越えた強力な堕天使により引き起こされた事件。
その事件がリアス達の頭の中からレイナーレ一行の記憶を強制的に隅へと追いやっていたのだった。
思わぬ再会があるとも知らずに。
私は別に自分が皆殺しの大司教なんて呼ばれようがどうでも良い。
老い先短い私よりも大事なのは、未来ある子供達なのだ。
だから私は何としてでも子供達を社会復帰させなければならんのだ。
「フリード、お前ばかりに苦労を掛けて……」
「アホかじーさんは。
俺はそもそも好きでやってる事だ、アンタは俺を含めたアイツ等を充分守ってくれた。
今度は俺達がそれに応える……アンタに吹っ掛けられたふざけたものを斬り捨てる」
かつて行われた忌まわしき計画。
人間のエゴに晒された沢山の子供達。
私はそんな子供達の殆どを救えなかったけど、それでも生き残れた子供達だけはと何とか連れて逃げ出した。
今でこそ生きていられてるが、ふふ……あの男に拾われていなければ死んでいただろうな。
そしてその計画の最初の犠牲者であるフリードは――
「アンタは茶でも飲んでダラダラしとけや……ケケケケ!」
既に私なぞ必要無くなるまでに強くなった。
あの男……コカビエルのお陰で。
ルフェイ・ペンドラゴン。
組織から脱退し、聖剣計画の生き残りの子供達と共に人間界に居たコカビエル一行と出会い、その中で白夜の騎士に覚醒した狂気の少年の傍らに居たいが為に旅を止めて加わった魔法使いの少女は、コカビエルの起こした『清算』の事件の当事者とした加わり、今白髪の少年と共に計画に使う悪魔の街で探し物をしていた。
「俺達の後輩がこの街でボスを探してるらしいが……レイナーレちゃまをぶち殺そうとした悪魔共と一緒にいるじゃんか」
「あの方々達がレイナーレさん達を?」
「まぁな。ま、向こうは仕事だし、レイナーレちゃま達のやった真似も誉められるもんじゃねーからしょーがねーけどよ。
しかし、後輩だと思われる二人組が悪魔と組んでるなんて違和感だらけだぜ」
街に繰り出し、わざと大事に事件を引き起こしたコカビエルを追って入り込んできた協会から派遣された悪魔祓いの二人組が、悪魔達と共にファミレスで談笑してる――様に見える姿を対面の古ぼけた小さい廃ビルの屋上からフリードと共に双眼鏡で観察するルフェイは、以前フリードと一戦交えた悪魔達を初めて生で見ながら注意深く観察していた。
「アーシアたんも無事に悪魔になっちまって楽しそうじゃねーか」
「アーシアたん?」
「おっ!? 金髪くんと赤龍帝くんもセットだ!」
「アーシアたん?」
その時、フリードが自分と毛色の違う金髪の美少女に視点を合わせてケタケタと笑って名前を『~たん』と妙に気安く口にした事に思わず二度も突っ込みを入れたが、軽くスルーされてしまう。
「随分とあのシスター服の方を気安くお呼びになるのですねフリード様は……」
「あぁ? まあ、知らねー間柄じゃねーしな」
「ふーん……?」
「何だよ、何怒ってるんだよルフェイたんは?」
「何でもありません……!」
フリードは基本狂った言動が多いので、家族同然の自分達以外の存在からのウケが著しく悪い。
それは今、ファミレスで茶髪の少年に若干熱っぽい視線を送ってる金髪のアーシアなる少女も前々からフリードに引いてるのだが、ルフェイからすれば『たん付け』で呼んでる事が気に入らずについつい声が冷たくなる。
しかしフリードは言動は下ネタ多しだけど、基本的に本当にそんな真似をするタイプじゃなく、寧ろ仲間と認めた相手には師であるコカビエル同様かなり誠実になるタイプだ。
「おっと、外に出た様だな。
けけ、軽く挨拶にでも行こうぜルフェイたんよ!」
「あ、も、もう……フリード様の鈍感」
故にルフェイは惹かれたのだ。
一人宛もない旅をしてる最中にはぐれ悪魔に襲われた自分を、幼き頃に読んだ絵本に出てきた純白の鎧に身を包んだ騎士のフリードに。
「アーシアさんと言いましたか……アナタには負けません!」
だからルフェイは何処までも彼の力になる為に力を磨く為に今日もフリードの傍らにいる。
アーシアを勝手にライバル視するのは……まあ、しょうがないことなのだ。
「行くぜ、ご挨拶は大切に~ってな」
「はい……」
羽織っていたローブのフードを深く被りながら、ルフェイはフリードに抱えられて屋上を飛び降りた。
聖剣を憎む木場を何とか説得し、部長に内緒で教会から派遣された一人は幼馴染みだった二人の悪魔祓いと一緒に聖剣の捜索をしていたんだけど。
「ア…………ロ~~~ハァァァッ!! 元気にしてたかしらぁん? このクソ悪魔共!」
「っ!? お、お前はフリード!?」
「フ、フリード神父……!」
「っ!?」
「フリード・セルゼンだと……?」
「はぐれ悪魔祓い……!」
俺達の前に現れたのは、レイナーレの一件で実はもっと強かったあのフリードであり、前の神父服姿じゃない……白いロングコートを羽織った姿でケタケタと相変わらず狂った調子の声を聞かせる。
その瞬間、俺とアーシアと木場と小猫ちゃんは身体を強ばらせ、悪魔祓いの二人……イリナとゼノヴィアは目付きを鋭く睨む。
「お、お前……何で此処に……?」
あれだけレイナーレ共々探して出てこなかったのに、突然こんなタイミングで……しかも何やら仲間っぽいのと一緒に現れたフリードに俺はあの時の恐怖を抑えながら何の用だと問う。
シトリー先輩の所から一人引っ張ってきた匙って俺と同じ兵士の悪魔は『誰だ?』って顔してるけど、フリードは相当に危険なんだ。
「何って、アレだよアレ。そこの後輩ちゃん二人の持つ聖剣ちゃまを頂きにきたんだけど?」
「っ!? ということはやっぱりお前はコカビエルの所に……!」
「そ、ボスからの命令でーっす!」
俺達の前にフードを深く被った奴と一緒に現れたフリードの発言に俺達は何時でも動ける様に身構えた。
このタイミングで探しても探せなかったコイツが出てきた時点で嫌な予感はしてたけど、最悪な事に的中してしまった。
だが俺達もあれからライザーとのレーティングゲームとかでレベルアップしてんだ……あの時の様にはいかねーぜ!
「それを言われて大人しく渡すかよ!」
「だろうねぇ? じゃあ力付くしかねーわな?」
「僕達をこの前の時のままだと思わないでくれ!」
「別に思ってねーよ。見ただけであの時より強くなってる事は分かるしよ。
だからこうして俺っちの仲間と一緒に来た訳だし?」
「……仲間?」
確かジョワユーズと呼ばれる聖剣とは形の違う……恐らくコカビエルが奪った聖剣の一つを手に仲間と宣ったフリードに俺達全員の視線がフードを目深く被った、フリードより背の低い奴へと注がれる。
「狂気の男が仲間なんて言葉を知っているとはな……」
「あ? 後輩ちゃん共の間に広がってる俺っちは相当嫌な奴ってか? ケケケケ、まあそう言うなよ。
俺にだって仲間は居るんだぜ? それも……単なる仲間じゃねぇ――相棒がよ」
聖剣を構えながら皮肉るゼノヴィアなケタケタと笑って返すフリードの相棒という言葉と共にフードが外される。
フリードみたいな奴にそこまで言われるなんて相当ヤバイ奴なんだろう……恐らく全員そう思っていた。俺だって思ってさ。
「あ、あの……そんなに見ないでください。は、恥ずかしいです……」
フリードが取れた時に見えたアーシアとは毛色の違う金髪。
恥ずかしそうに泳ぐ碧い瞳を主張するかの様に綺麗な白い肌は朱色に染まっている。
「な、か、可愛い!!?」
俺は思わず叫んでしまった。
どう見ても美少女、どう見ても可愛い、どう見てもフリードの仲間とは思えない少女の姿に叫んでしまった。
その瞬間、隣やら後ろから何か言いたげな顔をされた気がしたけど、そんなの気にしてられなかった。
「フリード! お前どっから拐ってきたんだそんな可愛い子を!」
「あ? 拐ってねーよ。仲間つったろーが」
「嘘言え! どうせ良からぬ洗脳とかしてんだろ!」
「……と、アレは言ってるけどルフェイたんの主張は?」
「洗脳なんてありえません! 私はフリード様のお側に居たいと思ってますから!」
「だとさ?」
「うぉぉぉぉっ!!!! 様付けさせるとか最低だぜフリードォォォッ!!」
『Boost!!』
あんな可愛い子に様付けを強要するなんて許せねぇ。
あの時は震えてたが、今は強くなったんだ……。
「待っててね美少女! 俺がそのイカレ野郎から助けてるから!!」
「……ぜ、全然聞いてませんね……」
「バカ決定だわ」
「っ!? お、おい一人で突っ込むな!」
「イッセーくん!」
「バカ人です……!」
「イッセーさん!」
「あのバカ!」
「くっ……!」
何か後ろで皆が止めようと俺に怒鳴ってる気がしたけど、そんな事より美少女を救出するのが先決だ。
幸い先に動いたのでフリードは反応が遅れてる……この前の借りを返す為にまずは一発殴らせ――っ!?
「剣は必要ねぇな、こんな程度なら」
更に倍加されながら肉薄する刹那、フリードが持っていた聖剣を空に放り投げた。
まさか素手でやり合うつもりか? 嘗めやがって――――
「遅ぇ」
「がはっ!?」
まさに一瞬の事だった。
フリードに届いた筈の拳が虚を突いて外したと思ったのと同時に鳩尾と頬を貫く様な激痛が走り抜け、俺の身体は吹き飛ばされた。
「先輩!」
「イッセーくん!」
「お、おいアイツ……何したんだよ? ぜ、全然見えなかった……!」
吹き飛ばされた俺を戦車の小猫ちゃんがキャッチしてくれたお陰で二次災害は防げたが、腹部と顔に残る激痛と耳なりが辛く、起き上がれたくても起きれない。
「げほっ、ぐお……ぇ!」
おまけに吐き気までして、小猫ちゃんから離れたものの俺はその場に踞ってしまう。
「強くなったのはテメー等だけじゃねーぞタコ共」
落ちてきた聖剣をキャッチし、片手で振りながら切っ先を俺達に向けたフリードの表情はニンマリとしている。
「ルフェイたんが相棒じゃねーと思うなら見せてやろうか?」
笑ってるものの、雰囲気は冷たい。
俺があのルフェイって子が洗脳されてると言ったせいなのか、それは分からないけど、笑ってる癖にとてつもなく低い声のフリードは、隣で惚けた表情を――――え、嘘だろ?
「はぅ……フリードさまぁ……」
「え、う、嘘だろ……嘘だろ!? げほっ!?」
「………………」
「まともじゃないって事かあの少女も」
まるで恋する女の子みたいな惚けた表情をしながらその手に書道で使う『筆』みたいなものを持ったルフェイって子がフリードの持つ聖剣の刃に小さく詠唱の様な言葉を口にしながら軽く振る。
その現実がありえんとばかりに俺は噎せながら叫んだ訳だけど……。
「うっ! な、何だアレは!?」
「紫色の……炎……!?」
ルフェイって子の持つ筆の切っ先から小さな魔方陣の様なものが現れた瞬間、フリードの持つ聖剣の刃に淡い紫色の炎の様な火が纏われ、俺達は息を飲んでしまう。
「洗脳なんてテメー等悪魔じゃねーんだから使う訳ねーだろ? へっ、悪魔の常識で俺達を計るなよ」
「お、俺達だってしねーよ!」
「どうだかねぇ? じゃなければはぐれ悪魔なんて出ない筈だぜ? なぁ、アーシアたんよ……悪魔生活にどっぷり浸かった感想を聞かせて貰いてぇな?」
「っ!? イ、イッセーさん達を悪く言わないでください!」
「あひゃひゃ! 泣かせるねぇ? そういう所、嫌いじゃ無いぜアーシアたん? クヒャヒャヒャ!!」
刃を伝う淡い紫炎を纏う聖剣を構えたフリードに木場が我慢できずに飛び出した。
「キミのその聖剣とジョワユーズを破壊させて貰う!
「む、無理に飛び出すな木場ァ!」
「くっ! わ、私たちも……!」
聖剣を憎む木場が魔剣をあちらこちらに呼び出してフリードとルフェイって子を囲ませ、突撃する。
その際、ゼノヴィアが目を見開きながら『ジョ、ジョワユーズだと……!?』と驚いていたのが見えたけど、俺達は木場が心配で、咄嗟に援護しようと小猫ちゃんと匙と一緒に飛び出したので深くは考えられなかった。
「烈火炎装」
考えるよりも激痛が……。
淡い紫炎を纏ったフリードの斬撃が、魔剣ごと俺達を燃やしたのだから……。
「ぐぁぁぁっ!!」
「前を経験しときながら、学習をしない奴だな。え、 二代目くん? ちゅーかジョワユーズは関係ねーじゃん」
「くっ……あ……!」
全身を焼かれ、焦傷を負った俺達を見下ろしながらつまらなそうに呟いたフリードが剣を鋭く振ると紫色の炎が消える。
「加減はしてやったよ。
ルフェイたんに感謝するんだな……ま、当然だがな」
そして動けない俺達を悠然と通り抜け、焦ったような顔のイリナとゼノヴィアに切っ先を向ける。
「そーら、神聖なる悪魔祓いの分際で手を組んだチミ達のお仲間はミディアムレアになっちまったぜ?」
「くっ、よくもイッセーくんを!!」
「っ! よせイリナ!」
ま、まずい……イリナが……!
「ぐふぅ!?」
「
く、くそ! イリナが殴れて聖剣まで奪われた。
う、動けない……動きたくても身体が……!
「で、次はチミの
「っ……」
「取り敢えずそれは預けとくわ」
「な、なに!?」
な、何だ? てっきりゼノヴィアの聖剣も奪っていくのかと思ったのに、フリードは剣をしまいだした……?
「じーさんを踏み台にノウノウと生き恥晒すゴミ共を釣るにゃあ一本そっち側に持って貰わねーとな」
「そ、それはどういう意味だ……?」
「ケケッ、何れ分かるさ。テメー等全員な」
そう俺達を嘲笑いながらルフェイって子と消えたフリード。
フリードが居なくなった事でアーシアの神器で治療を受けられたから俺達全員は無事だったけど……。
「ま、また負けた……ちくしょう!!」
「イ、イッセーさん……」
俺達は二度目になる完全な敗北を受け入れるしか出来なかった。
むぅ、フリード様ったら結局あのアーシアって方の事をアーシアたんと呼んでました。
「さてと、これで奴等も焦るだろう。
何せ七本中六本を俺達が――あ? どしたのルフェイたん?」
「何でもありませんよーだ」
「……? あ、そう」
確かにお綺麗な方でしたけど……ぐぬぬ、悔しいです。
「つーか鎧を召還する必要も無いのは予想してたけど、ガッカリだなオイ。やっぱボスレベルじゃないと戦ってる感覚がまるでしねぇ」
「つーん」
「…………。ソフトクリーム奢るから機嫌直してちょルフェイたーん?」
「ふーんだ、あのアーシアという方に奢れば宜しいずゃ無いですかー?」
「アーシアたんに奢っても蟻の餌にされちまうと思うんだけどなぁ」
狂ってると言われるフリード様ですけど、ちゃんとお話だって出来るし、仲間や血の繋がらない大切な家族だけにはちゃんと優しいのを私は知ってる。
「なぁなぁ、ほら……あの超キラキラしてるお城に連れてってやるからさ~」
「お城? あ、本当です。随分と浮いてる気がしますけど、一体何故お城が……」
「アレじゃね? 目立つからとかじゃね? ほらほら、連れてってやるから機嫌直してちょーだいよ」
「むぅ」
白い騎士様。
あの絵本と同じ本物の騎士こそフリード様。
ええ、あのアーシアって方が何であろうとも負けません。
フリード様のお側は私が……!
「あ? んだよ、人がチラチラ見てくる?」
「そうですね……何故でしょうか?」
私だけが! そう思いながら私はフリード様とデートしている気分でお城みたいな建物に入りましたけど。
『ご休憩だけでも歓迎・3000円』
というのはどういう意味なのでしょう? 日本語をコカビエル様に教えられてるお陰で書かれてる意味は分かるけど内容がイマイチ……。
補足
ルフェイたん、修行の結果某魔戒法師的技術を習得したという。
お陰でマジな意味で騎士フリードの相棒。
しかしアーシアさんに妙なライバル心が……。
その2
因みに兄貴とは既に邂逅済み。
そして繰り広げガチバトルを繰り広げ済み。
「ルフェイはわたさーん!」
「ヒャッハー! 鎧を召還するに値する強者はっけーん!!」
と、こんな感じに。
その3
ちなみに最後のお城潜入後、そのまま意味知ってからなにもしないで帰りました。
「いや、俺っちの聖剣は此処では使いたくねーわ」
と……。