IFストーリー〜もしも過去に残っていたら〜   作:幼馴染み最強伝説

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更新遅れました、すいません!

俺ガイルの新作が思いの外捗ってしまって執筆遅れました。

今回からはアンケートでとった平行世界編。今まで以上に暴走するので覚悟を持って読んでください。

ていっても、今回はそれ程でもないんですけどね。


ちょっと休憩平行世界編:1

「はいはーい、皆ちゅうも〜く!」

 

生徒会室に置かれた机の上に立ち、将輝達の視線を集めるのはいつにも増して何故かテンションの高い篠ノ之束だった。

 

そしてこの時点で既に嫌な予感しかしておらず、将輝は気を張っていた。

 

「束。今すぐ諦めろ」

 

「なんでさっ⁉︎私はまだ何も言ってないよ!」

 

「何も言わなくても、取り敢えず碌でもない事を考えてるってのは大いにわかる。つーか、寧ろマトモな事を考えてた事があるのかすら怪しい」

 

「酷っ⁉︎私は何時も正常だよ!」

 

「確かに。正常に異常だな」

 

もしも束が正常であるならば、全世界の人々の思考回路は異常そのものだ。因みに束の思考回路が異常なのは共通認識であるため、千冬達は特に何も言わなかった。

 

「それで?注目を集めて何がしたい?お前と違って私達は仕事で忙しいんだが」

 

「よ・く・ぞ!聞いてくれたね、ちーちゃん!実は面白いものを開発したのさ!とくと見よ!」

 

束が空中に浮かび上がったディスプレイを操作すると、生徒会室の扉の前に巨大なカメラのような形をしたものが現れる。

 

突然現れた事からそれは量子変換されていたものを取り出したのだとわかるが、何故そんなものを持ってきたと千冬は視線で訴えかけていた。

 

「まだ名前は決めてないけど、これはね次元に干渉できる超絶素晴らしい機械なのさ!」

 

「唐突に何えげつないもん出してんだ。次元に干渉て………お前は他世界と戦争でも起こす気かよ」

 

「最早スーパーロボットの域だな。スーパーロボット大戦ではなく、IS大戦でも起こすか?」

 

「やー、流石にそれは洒落になってないんじゃないかにゃぁ?負ける可能性はゼロだけどナー」

 

「ですね。何と言っても先輩がいるんですから」

 

「副会長がいれば、それだけで世界を相手に出来るとまで言わせしめているんですから、当然といえば当然ですね」

 

「それにこうして私達が友好的にしているのは将輝のいる今だけなのだろう?ならば、尚更負ける可能性はゼロだな」

 

口々に自分達が負けるはずがないと言う生徒会の面々であるが、それはあながち間違いではない。

 

本来いるはずのない男のIS操縦者にして世界最強の人間。

 

そして交わることのなかった彼女達の道が交わっているのはこの世界以外に存在しない。

 

そもそも将輝自体がこの世界以外に存在せず、男性IS操縦者は他世界において織斑一夏しか存在しない。

 

ましてや、織斑千冬に匹敵する人間が篠ノ之束の他にもう一人存在し、それに準ずる人間が数人いるとなると負ける要素などあるはずもなかった。

 

「もう、皆物騒だなぁ〜。束さんはそんな事するつもりはないよ。今回はただの世界間旅行だよ」

 

『世界間旅行?』

 

「そ。この世界じゃ、顔が知れ渡ってるから普通に慰安旅行とか出来ないでしょ?だから他の世界で旅行をしようってわけさ!」

 

束にしてはえらくマトモな意見に全員が感嘆の声を上げた。

 

確かに将輝達が外国を旅行しようものなら確実に騒ぎになる。

 

それどころか将輝の噂を考慮すれば、一目見られた瞬間に阿鼻叫喚の渦となりかねない。

 

その為、慰安旅行を行いたいなら、予め将輝の本来の姿を知っている人間のいる場所に行くか、誰も将輝の事を知らない場に行くしかない。そして前者は限りなく面倒であり、それが世界に広がるとそれはそれで面倒な事になる。後者は科学の発達していない適当なところに行くしかない。

 

そうなると束の選んだ選択は割と妥当だと言えた。

 

「で?世界間旅行っつっても、無事全員行ける保証はあんのか?つーか、片道切符ってオチじゃないよな?」

 

「そこはモーマンタイだよ、まーくん。無事全員行ける保証はあるし、片道切符でも行った先で作ればいいからさ。私だけでも製作期間は三ヶ月程度だったから、ヒカリんと別世界の私がいれば一ヶ月いらないんじゃない?」

 

「問題は別世界のお前が手伝うか否かだが………お前の事だ。別世界でも面白ければ何でもありだと抜かすだろうな」

 

何処か呆れたように言う千冬に束はビンゴと言って、笑顔でサムズアップをする。

 

とはいえ、そういう点では束は一般人よりも簡単に協力を仰げる。

 

どの世界の束にも共通しているのは面白ければ何でもありという点だった。

 

それさえ確定していれば後は野となれ山となれ、それが篠ノ之束だ。

 

「その間、こっちの世界はどうなるんですか?普通に時間が進むんじゃ、私達は行方不明扱いになっちゃいますよ?」

 

「私としても、生徒会としての仕事の他に更識としての仕事もありますから、全員行くと問題があると思うんですが……」

 

「それも大丈夫!戻る時は時間軸を固定してるから、寧ろこの時間以外には戻ってこれないようになってるから。逆に飛ぶ時は時間軸をシャッフルされてるから、ブレ幅が小さいとは言ってもプラスマイナス十年くらいにはなるかなぁ」

 

「一番理想的なのはISが世に知れ渡る時期より前に飛べばいいんだが………」

 

「ま。将輝の体質考えると無理だナー。主人公体質だし」

 

「案外、戦場のど真ん中に出されるかもしれんぞ?笑えん話だがな」

 

「全力で否定したいが、否定できない自分がいる」

 

額に手を当てて、将輝は溜息を吐いた。

 

今まで起きた出来事の大部分は将輝が渦中にいた。

 

原作時はわかっていた上で敢えて飛び込んでいた為、否定はできるものの、こと過去という点に関して言えば将輝の意思とは無関係に巻き込まれ続けた。遠かれ少なかれ将輝が原因となる事もしばしばあったが、それでも大半は不可抗力だったと言え、その最たる代表例は学園襲撃事件だ。

 

「ま、なるようになるんじゃないですか?私はーーー私達は副会長さえ居てくれれば何処へでも行きます♪」

 

楯無の言葉に将輝を除く全員が頷いた。

 

その様子に将輝は肩をすくめるも、自信が愛されているという実感に頬を緩ませてもいた。

 

「しゃあねえ。束が俺達のことを考えて作ったっていうなら、使わないわけにはいかねえな」

 

「相変わらず、まーくんはツンデレさんだね。もっと素直に言ってくれてもいいのに」

 

「バーカ。十分素直だっつーの。ほれ、さっさと跳ばせ………って言わなくても、もう起動させてんだろ?」

 

「実を言うと出した瞬間から起動するんだよね、これ」

 

束のカミングアウトに全員が「やっぱりか……」と頭を抱えた。

 

束に限って、相手の返事を待ってから行動に移すなど器用な真似は出来ない。

 

生徒会室が閃光に包まれた後、其処には光を失った機械しか残っていなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「眩し………って、ここは……?」

 

「IS学園の………アリーナ…か?」

 

全員の視界が晴れた時、其処は見慣れた光景が広がっていた。

 

「あれだけ意気込んでおいて失敗でしたは笑えんぞ、束」

 

「残念ですね〜。折角、骨休め出来ると思ってたんですけど」

 

「篠ノ之先輩でも失敗する事はありますよ。失敗したらしたで、帰って仕事しましょう」

 

「あー、働きたくないでござる〜」

 

「元から大して働いてないだろう」

 

全員が口々に失敗したと諦めていく中、将輝はダラダラと一人冷や汗を流していた。そして、その様子を見て、束はやはり成功しているのだと実感した。

 

(デジャヴだ………前にもあったぞ、この展開……ッ!)

 

(まーくんのあの様子。転移は成功してるみたいだね。どれ、早速確に……ありゃりゃ?」

 

「?どうした、束」

 

「んー、なんかね。こっちにIS持った人間がひい、ふう、みい……八人。来てるんだよね。しかも所属不明の」

 

「八人もか?どういう事だ?」

 

「……おいおい、マジかよ」

 

「先輩?どうしたんですか?顔色悪いですよ?」

 

将輝はその八人の所属不明のISを持った人物を知っている。否、二人を除けば出会っている。

 

世界は違えど、乗っている機体は寸分違わず同じもの。

 

故に将輝の夢幻には所属不明とは表示されておらず、しっかりとその機体の名前が表示されていた。

 

「静。確か来る前に戦場のど真ん中に立たされるとかどうとか言ってたな」

 

「?ああ。それがどうし………まさか」

 

「全員臨戦態勢。どうやら俺達は平行世界に存在する未来のIS学園に来たらしい」

 

将輝がそう言った時、アリーナの離れた位置に八人の専用機持ちが降り立った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何者かがIS学園に侵入したと一夏たちが聞いたのはちょうど、アリーナでの特訓が終わった頃だった。

 

本来、休日であるはずの日曜日も立て続けに起こる事件や何やらで休日返上でISの特訓をする羽目になっているのが、最近では日課とかしていた。

 

一夏に関しては特に事件の渦中の人物でもあるため、より一層精進すべく、IS学園生徒会長である更識楯無によって、代表候補生の友人達よりも一層しごかれてはいるものの、その才能ゆえか一夏の実力は大凡半年程度で身についたものとは思えないほどの高さを誇っていた。

 

特訓が終わった矢先ということもあり、少なからず疲労はあるものの、護る事を信念としている一夏は友人の専用機持ち達と共に楯無指揮下のもと、すぐさま現場へと向かった。

 

「楯無さん。確か、侵入者ってIS持ってるんですよね?」

 

「ええ。七人のうち五人はISを所持しているわ。ただ………」

 

「ただ?」

 

「おかしいのよ。五人のうち四人が持っているのが第一世代機でそのうち一つは一夏くん。貴方のお姉さんである織斑先生の専用機『暮桜(・・)』と表示されているのよ」

 

楯無の言葉に全員が驚愕した。

 

暮桜。

 

織斑千冬が第一回モンドグロッソを優勝した際に乗っていた機体であり、彼女の専用機。

 

現在の所在は不明とされているそのISが何故か侵入者の手元にある。事情を知らない一夏はそれを聞いた時、頭に血を上らせる。

 

「誰かが千冬姉のISを盗んだって事ですか⁉︎」

 

「それ以外は考えられないわね。ISは基本的にコアで登録されているし、今の時点で第一世代機をもう一度作る意味はないもの」

 

「問題は何故第一世代機なんてアンティークを持ち出したか……ですよね」

 

「………それにいきなり現れたというのも気になる」

 

「しかし、相手が第一世代であれば、私達が遅れを取ることはないだろう。いくら相手が熟練者といえど、千冬さんクラスの人間を出されない限り、機体の性能差で圧倒出来るはずだ」

 

「箒さんの言うとおりですわね。第二世代ならばいざ知らず、第一世代に遅れを取るほどわたくし達は甘くはありませんわ」

 

「今までの借りをたっぷり返したげるわ。一方的にやられてるってのも癪だしね!」

 

「教官の専用機を持ち出した罪。その命で償わさせてやろう」

 

今まで正体不明の無人機、国家違反の秘密システム、暴走した軍用IS、世界的テロリストの襲撃を乗り越えてきた彼、彼女達にとって、第一世代機など何機持ち出されても負ける気はしなかった。一世代差ですら、それなりの差は生まれてくるにもかかわらず、それが二世代差ともなると操縦者がよほどの者ではない限り、負ける事などあり得ないのは事実だ。

 

ただ一つ、彼女達は知らない。

 

その操縦者達は並大抵の枠組みを軽く超越した者達である事を。

 

数分前同様にISを纏い、アリーナに降り立った一夏達は見知った顔がある事に驚きを隠せないでいた。

 

「千冬姉⁉︎」

 

「な⁉︎姉さんまで⁉︎」

 

「山田先生もいるよ‼︎」

 

「ですが、先生方は先程、わたくし達と通信越しにですが言葉を交わしたはず……」

 

「何がどうなってんのよ……」

 

「……それよりも何故先生達が制服を着てるの……?」

 

「心無しか、何時もよりも教官の背が低い気もする」

 

「これはちょーっと私でも読めなかったかなぁ……」

 

八人が八人とも予想外の侵入者の顔ぶれに驚きを隠せなかった。

 

束だけならばいざ知らず、目の前には千冬や真耶、そしてつい先日一夏が倉持技研で出会った人物篝火ヒカルノまでいるのだ。しかもIS学園の制服を着て。何が何だかわからないのは当然であった。

 

そして気になるのはその先頭に立つ男の存在。

 

ISの情報では正体不明のISはその男が所持し、今もなお起動している状態なのだ。

 

つまり、一夏同様、男でISを『使用できる』人間という事になる。

 

楯無を除く面々は相手の顔ぶれに驚いているためにその事に気が付いていないが、楯無はその事に驚愕していた。

 

(取り敢えず、情報を集めてみない事には始まらないわね。一夏くん達が闘えるような心境になるまでの間はそれで時間を稼ぎましょう)

 

楯無は思考を巡らせると一夏達の前に立ち、侵入者に問いかける。

 

「貴方達は誰?一体何処から侵入してきたのかしら?ここの警備はそうやすやすと潜り抜けられるものではないと思うのだけれど」

 

楯無の問いかけに男ーーーー将輝は腕を組んでうーんと呻り声を上げる。

 

予想外の反応に楯無は面を食らうが、もしかしたらこちらを油断させる策略かもしれないと気を引き締める。

 

「何処からか………それは答えられないな」

 

「当然といえば当然ね。わざわざ警備の穴を教える必要はないものね」

 

「いや、決してそういう意味じゃないんだが……」

 

男はどう説明したものかと首をひねる。

 

そんな将輝の様子に違和感を感じながらも、好機とばかりに一夏達へ向けて、プライベート・チャネルによる通信を行う…………よりも前にその後ろに控えていた亜麻色の髪の女子ーーーー華凛が切り出す。

 

「副会長ー。ちゃちゃっと理由説明しちゃいましょうよ〜」

 

「無理だっつの。普通信じねーよ」

 

「ですね。流石に先輩を知らない人達相手にはかなり無理があるような……」

 

「しかし、わざわざこんな所に来てまで軟禁生活など馬鹿な事はしてられないぞ」

 

「仕方ない…………押し通る痛っ」

 

「やめとけ。ってか、時々強引だよな、お前」

 

強硬策を提示した千冬を将輝は頭に軽くチョップを落とす事で制止する。危うく、闘いが勃発仕掛けたことを阻止する辺り、男に戦闘の意思はないのだと楯無は内心でホッとした。

 

「けどさ、まーくん。私達慰安旅行に来たわけだから、いっくん達には悪いけど、パーっと片付けて街に繰り出そうよ〜」

 

「だから闘っちゃダメだって言ってんだろ……」

 

「別に良いんじゃないかにゃぁ。勝っても負けてもなんかあるわけじゃないし。それに………」

 

研究員を彷彿とさせる白衣を制服の上から着ている女子ーーーーヒカルノはあっけらかんとさも当然のように爆弾を投下した。

 

「将輝達が負けるわけないんだしさ」

 

ピシッ!

 

空気が凍ったような音が楯無には聞こえた。そして、その事に男は思わず頭を抱えて蹲った。

 

「はぁ………なにやってんの、お前」

 

「え?何って………事実?」

 

ビキッ!

 

((戦闘不可避だ……これ))

 

二人は互いに引率する側として心の中でシンクロした。

 

「ふ……ふふふ……よくもまあ、たかだか第一世代機でわたくし達に勝てますと?質でも量でも負けているという事を理解してらっしゃらないようで」

 

笑みを浮かべながらそう言うセシリアであったものの、目は笑っておらず、心の中では激情が煮え滾っていた。

 

それも仕方のないことだ。彼女は比較的プライドも高いほうではあるが、それを抜きにしても圧倒的性能差のある第一世代機で第三世代機に負けるはずがないと言うのは即ちセシリアを含めた専用機持ち全員を馬鹿にしているのと同義なのだ。そして相手に悪気がないからこそ、挑発する素振りがないからこそ、それが心の底からそう言っているのだと理解し、セシリア以外の専用機持ちもシャルロットですら頭にきていた。

 

「あたし達があんた達みたいなぱちモンが混じったテロリストなんかに負けるわけないでしょ」

 

ビシッ。

 

怒りを収めるためか、鈴は挑発気味にそう返すと今度は侵入者達の空気が凍り、そして割れた。

 

「ぱちモン?言うに事欠いて、この束さんに向けてぱちモンって言ったね、キミ………ふ、ふふふふふふふ、あー、驚いたなぁ。まさかその言葉を言う輩がこんなところにもいたなんて」

 

「な、なによ。ぱちモンでしょ。本物の篠ノ之博士がこんなところにいるわけないでしょ」

 

「良いこと教えてあげるね。その言葉を私に吐いた輩は五体満足で生きてる奴は一人もいないって事を」

 

そう言うと束はISを纏う。

 

それは見た事も聞いたこともないタイプであり、それは楯無達のISのハイパーセンサーに突如出現した。

 

赤と白、そして黄色の三色で彩られた機体。

 

頭部には二本のツノが生えており、顔も含めて束は全身装甲によって覆われていた。背中からは真っ赤なマントを翻し、黄色く光る機械の瞳が楯無達を見据えていた。

 

だが、楯無達の中でただ一人。簪だけが驚愕と歓喜の入り混じった声を上げた。

 

「そ、その機体は………ゲッター!」

 

わなわなと肩を震わせながら、そう言う簪に束は全身装甲越しに少しだけ怒りを緩和させて答える。

 

「おっ、理解のある子がいたね。良し、いっくんと箒ちゃんとキミだけは手加減するね。後は其処の私をぱちモン扱いしたやつを含めて蹂躙じゃぁぁぁぁ!」

 

「馬鹿っ、やめーーー」

 

将輝の制止も聞かず、束は急加速すると共に鈴目掛けて殴りかかる。

 

今、開戦の火蓋が切って落とされた?


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