いろいろ至らぬ点が御座いますがどうぞよろしくお願いしますです。はい
辺り一面真っ白な世界…
目覚めるとそんな嘘みたいな空間だった……。
自分以外誰一人としていない。もしかしたらこの世界の生き物は全部いなくなっていて自分一人だけ取り残されてしまったのか?
そんなありもしない妄想をしながら、このずっと見ていると気が狂ってしまいそうな、そんな空間を分析する。
「いや何を言っているかわからね―と思うが(以下略)」
言えた!!
これがポルナレフ状態というやつなのか!!
俺の一度は言ってみたいセリフベスト16には入る言葉だぜ
多分。
っていうかここホントにどこ!?まさか誘拐!?
いやこんなむさいおっさん誘拐する価値ねぇか…
なんか自分でいってて悲しくなった。
死にたい……グスン(キモい)
「こんなところにおったのか。この空間無駄に広いから迷ってもうたわい」
一人落ち込んでいるとき舞い降りたのは純白の女神!!ではなく白髪のおじいちゃんだった。
「誰が白髪のおじいちゃんじゃ!神じゃよ神!!」
「え?紙?」
「いやそんなテンプレな返しはいいから話をすすめるぞ、まずお主は死んでしまったんじゃよ交通事故で、じゃがのなぜか知らんがお主は本来死ぬはずではなかった。だから本来の寿命がまだ残ってしまっとるんじゃよ。七十年ほどな」
「え?何そのとんでも設定。ってか死んじゃったの?俺まだやりたいことあったのにな」シクシク
「キモいなお主」
「うるせいやい三十路間近のおっさんでも感傷にひたるときくらいあるわ!!あああああぁぁ俺の人生終わったああああぁぁ(泣)」
「わめくなうるさいのう。本題はここからじゃ。その残ってる寿命があったじゃろあれを消費せにゃならんくてな、でももう一度その世界へ生き還らせることはできないんじゃよ。だから」
--転生させることにした。--
「(゜ロ゜)ポカーン」
「おーい。大丈夫か~。ダメじゃ固まってしもうた」
~三十分後~
「はいはいはい。理解。アイアンダスタンド。わかりましたよ。あれですね神様転生ってやつですね。二次創作の」
「なんじゃ?よく知ってるじゃないかお主」
「まあとある出版社の社員をやってましたからね。まあ編集者ってやつですよ。そうゆうことしてるとまあ自動的にそうゆう知識も豊富になっちゃうんですよ」
「ほう。そうゆうことなら話が早いお主の転生先は東京喰種じゃ適当に特典やるからいってこ「ちょっと待てぇい」なんじゃ?」
「へ?なに?転生先は東京喰種?なにこいつ?頭おかしいんじゃね?グールと会ったら即ジ・エンドの世界なんて…なに?俺に死ににいけと?」
「いっきに口が悪くなりおったな。死なないように特典をやるといっておるじゃろ?もうめんどいさっさと行ってこい。」
そう気怠そうに言葉を吐き捨てた白髪は腕を上から下へ振り下ろす。すると地面が裂けた。
驚愕。そして吸い込まれるように落ちていく。
「ちょっ!?くそじじい覚えてろよ~~!!」
ある病院の一室。
オギャーオギャー
「あっ産まれましたよ!よく頑張りましたね塩野さん!」
「ええ。名前はもう決めてるのよ。 瞬二。あなたは今日から塩野瞬二よ。」
『ん?なんか塩野瞬二って聞いたことあるような。』オギャー
最後まで読んでいただきありがとうございます!!
批判・感想大歓迎です。
でもあまりキツいと作者が折れます。