妖怪の賢者と龍の子と【完結】   作:マイマイ

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人間と妖怪、異なる種族が共に生きる不思議な隠れ里に招待された紫達。
旅を一度中断させ、彼女達は暫くこの里で厄介になる事にしたのだった……。


第19話 ~鬼~

―――ああ、お茶が美味しい。

 

 縁側に座り、春の日差しを全身で浴びながら、お茶を飲む。

 それのなんて心安らぐ事か、緩みきった顔で紫はただただのんびりと過ごしていた。

 

「……お前、すっかりばあさんになったな」

 

 そんな彼女のささやかな幸せをぶち壊すのは、げんなりとした表情を浮かべた龍哉であった。

 邪魔をされた紫は一度持っていた湯のみを床に置いた後、ギロッと龍哉を睨みつける。

 

「失礼ね。私はまだ十七よ?」

「まだ十七だっていうなら、もっと若々しい雰囲気を纏えっての。

 今のお前、どっからどう見ても隠居したばあさんにしか見えないぞ?」

「…………」

 

 そんなに今の自分は年寄りくさいのだろうか?

 だが仕方がないではないか、紫にとってこの時間は心から安らげる時間なのだから。

 そう反論すると、龍哉から何処か憐れみを含んだ視線を向けられてしまった。

 彼の態度に苛立ちを覚えつつも、もう無視しようと決め紫は再びお茶を飲み始める。

 せっかくの平穏な時間なのだ、今は俗世の事を忘れてしまっても罰は当たるまい。

 

「た、大変ですお2人とも!!」

 

 だというのに。

 阿一の慌てた声によって、紫の平穏は再び崩れ落ちてしまった。

 

「…………」

「はぁ……はぁ……あれ? 私はどうして睨まれているのでしょうか……?」

「気にすんな、ちょっと間が悪かっただけだ。それよかどうした?」

「そ、そうです大変なんです! さ、里にとんでもない妖怪が現れたんです!!」

「とんでもない妖怪……?」

 

 尋常ではない阿一の様子に、紫も睨むのをやめ彼の話を聞く事にした。

 すると阿一は――紫達にとって聞き慣れた、けれど驚くような妖怪の種族を口にする。

 

「お、鬼が――鬼が里に姿を現したんです!!」

 

 

 

 

「――がおー! 食べちゃうぞーーーっ!!!」

「わ、わああああああっ!!!」

「…………」

「……なんだ、ありゃ」

 

 鬼が里に現れた。

 その話を聞き、紫は龍哉と阿一と共にすぐさまその場所へと向かい、問題の鬼はすぐに見つかった。

 しかし……愉しげに笑う鬼を見ていると、どうも毒気を抜かれてしまう。

 しかもその鬼の見た目が、まだ年端もいかぬ少女の姿なのもそれに拍車を掛けた。

 

 とはいえ内側から感じ取れる妖力は強大であり、薄い茶色の髪の間から生える二本の捩れた角が、少女が鬼であるという証を示していた。

 殺気や敵意は感じられないものの、鬼の出現により周囲の人間はもちろん妖怪ですら逃げ惑っているので、このまま好き勝手をさせるわけにはいかない。

 逃げ惑う里の者達を楽しげに追いかける少女の前に、紫と龍哉は立ち塞がった。

 

「おお?」

「楽しんでいる所悪いけど、これ以上勝手をされては困るのよ」

「……ふむ、まだまだ若いが確かにお前さんは鬼みたいだな」

「へー……やっと出てきてくれたんだ」

 

 紫達の登場に当初は驚いた表情を浮かべる少女であったが、すぐさま先程のような嬉しさを隠し切れない笑みを浮かべる。

 その態度に怪訝な表情を浮かべつつ、紫は少女へと問うた。

 

「鬼であるあなたが、この里に一体何の用なのかしら?」

「その前に名前ぐらい名乗ってよ、それぐらいの礼儀は心得ている筈だろう?」

「いきなり里の者達を追い掛け回すような蛮族に、名乗る名前があると思う?」

「ほーほー、蛮族……ね」

 

 瞬間、少女の姿が紫の視界から消えた。

 それと同時に懐から右手で八雲扇を取り出し妖力を込める紫。

 

「っ」

 

 扇を開いた瞬間、紫はそこから凄まじい衝撃を受け地面を削りながら数メートル後退した。

 右手から感じる痺れに顔をしかめながら、紫は自身に向かって右の拳を突き出したままの少女を睨みつける。

 

「……いきなり殴りつけるなんて、やはり蛮族ね」

「鬼を愚弄できるその根性は嫌いじゃないけど、もう少し相手の実力を推し量れるようになってからにしなよ」

「私は事実を口にしただけよ、自覚が無いなんて憐れなものね」

 

 軽口を返しながらも、紫は少女の鬼としての力に驚きを隠せないでいた。

 鬼という種族はあらゆる妖怪の中でも群を抜いて高い力を秘めている種族だ。

 単純な腕力だけでも山を砕き、大地を裂き、空気すら捻じ曲げる。

 

 普通の妖怪以上の屈強な肉体は、生半可な攻撃など無意味と化す。

 故に鬼という種族は妖怪の中でも最強の力を持つ種族だと謳われる時もあるくらいだ、それを理解していたつもりであったが……自分の認識が甘かった事を紫は思い知った。

 

「でも結構やれるみたいだね、風穴を開けてやるつもりだったのに」

「――おいコラ、なに勝手に暴れまわってんだ鬼のガキ」

 

 紫と少女の間に割って入る龍哉。

 

「悪いが俺達はここの連中に世話になってるんでな、これ以上ここで騒ぎを起こすんなら容赦しねえぞ?」

「いいよ。こっちは最初からそれが目当てなんだ」

「ああ?」

「特別に先に名乗ってあげるよ。わたしの名前は【()(ぶき)(すい)()】、お察しの通り鬼さ。

 出身はここから三つほど山を越えた先にある【妖怪の山】で、ここに来た理由は……強い力を2つ、感じ取ったから」

 

 少女――伊吹萃香はそう言って紫と龍哉を指差す。

 ……成る程そういう事かと、2人は彼女の言葉で目的を理解した。

 鬼という種族は酒と勝負事を何よりも好む種族だ、時に人間を攫ってまで勝負事をするくらいなのだから、筋金入りなのだろう。

 

 そして強者との勝負を望む鬼も多い、萃香は紫と龍哉という強い妖力を持った妖怪と勝負するためにこの里にやってきたようだ。

 なんとも傍迷惑な話である、当然2人は萃香に対して呆れを含んだ溜め息を吐き出した。

 

「つまり、だ。お前さん……俺達のどちらかと喧嘩したいと?」

「違う! お前達2人とだ!! わたしの目的がわかったのなら勝負しよう!

 手加減してやるから、2人同時にかかってこい!!」

『…………』

 

 無邪気な笑顔で上記の言葉を放ってくる萃香。

 おもわず紫と龍哉は顔を見合わせ、再び呆れを含んだ溜め息を吐き出した。

 なんという自信満々、というよりも傲慢な態度なのだろうか。

 これではどちらが相手の力量を推し量れないのかわかったものではない、まあ鬼という種族故の自信の表れなのだろう。

 

 ……だが、当然この鬼娘の身勝手な願望にわざわざ応じる必要性は皆無だ。

 だから――とりあえず身の程を弁えさせてやる事にした。

 

「――龍哉、加減してあげなさいね?」

「あいよ」

「おっ――?」

 

 何かしてくるつもりなのか、左の指先を自分に向けてくる紫に身構える萃香であったが……あまりにも遅すぎる対応であった。

 刹那、萃香を囲むように四つのスキマが現れ、そこから妖力で編まれた鎖が飛び出し瞬時に萃香の四肢を拘束。

 その早業に驚く萃香に、龍哉はニヤーッと嫌な笑みを浮かべつつ近づいて。

 

「おらああっ!!」

「ぎゃんっ!!?」

 

 左の拳を勢いよく振り下ろし、萃香の頭部に容赦なく拳骨を叩き込んでやった。

 その威力はただ凄まじく、萃香の身体が硬い地面の中に完全に埋まってしまう程。

 辛うじて二本の角が外に出ているが、それより下は地面と同化してしまっていた。

 砂埃が巻き上げられ、周囲の野次馬達はおもわず距離を離しつつ……この惨状に目を丸くしてしまう。

 

 明らかにやり過ぎである、人間は勿論だが並の妖怪であれば死に至る破壊力は今の一撃に込められていた。

 しかし紫も龍哉もその顔に微塵も後悔の色はなく、次の瞬間――またしても砂埃が周囲に巻き上がった。

 

「――ぷはっ!?」

「お? それなりに力は込めてやったんだが、まだ動けるか」

「埋まったままの方がよかったのだけれど、まあ仕方ないわね」

「けほっ、ごほっ……」

 

 砂埃を撒き散らしたのは、先程まで完全に地面に埋まっていた萃香であった。

 力任せに地面から抜け出した彼女の怪力にも驚くが、龍哉の一撃を受けてまだ動く気力があるのもまた驚きに値する。

 

 尤も、とうの萃香は咳き込むだけで2人に襲い掛かってくる事は無く、そればかりかその場に座り込んでしまう始末。

 戦意は既に存在せず、萃香は今のやりとりで勝てないと悟ったのだろう。

 

「――あーあ、駄目だ。今のわたしじゃ勝てんわ」

 

 対して悔しそうな様子は感じられない口調で、己の負けを認めたのだった。

 

 

 

 

「――んぐ、んぐ、ぷはぁっ!!」

「おーおー、良い飲みっぷりだな!!」

「へへー、そういう龍哉もなかなかだな!!」

「………はぁ」

 

 鬼の少女、伊吹萃香をおとなしくさせた紫と龍哉。

 さてこの鬼娘をどうしてくれよう…そう思った2人に、阿一は何を思ったのか。

 

「是非、うちの屋敷に連れてきてください!!」と、のたまったのだ。

 

 大方鬼という妖怪の事を執筆している書物に書き記したい魂胆だろうが、人間でありながら自ら鬼に近寄る彼の根性にはある意味感心してしまう。

 萃香も萃香でそんな阿一の図太さを気に入ったのか、自分達の種族の事を酒を飲みながら説明し――それが終わった時には、既に日は沈み夜が訪れていた。

 

 そして現在、萃香は龍哉と共に酒盛りを愉しんでいる。

 紫も付き合わされる羽目となり、配分を考えずに飲みまくっている2人に、何度目かわからない溜め息を吐き出した。

 

「紫ー、もっと飲め飲めー!!」

 

 頬を紅潮させた萃香が、紫に絡んできた。

 

「ちゃんと飲んでいるわよ、それより……妖怪の山に帰らなくていいのかしら?」

「いいのいいの、別にあっちこっちにフラフラするのはいつもの事なんだからさ!」

 

 そう言って萃香は自らが持つ【伊吹瓢】を口に含み酒を飲み続ける。

 見た目が年端もいかぬ少女が浴びるように酒を飲むという光景は、やはり何処か違和感を覚えた。

 

「それにしても、紫は結構強い妖怪なんだなー!」

「そういう萃香も、鬼の中でも特に強い力を持っているのではなくて?」

「まあねー。いずれ【山の四天王】の内の1人になるのも時間の問題かなー?」

「山の四天王?」

「妖怪の山はわたし達鬼が支配しているんだけど、そんな鬼の一族の中でも特に秀でた力を持っている者は【山の四天王】って呼ばれているんだ。

 わたしの友人の1人もその四天王の1人なんだけど、いずれわたしもその中の一員になるつもりさ」

「ふーん……」

 

 だが、確かに萃香はそれだけの潜在能力を秘めているだろう。

 自分と同じくまだまだ若い妖怪ではあるものの、既に上級妖怪に分類されてもおかしくはない力を持っている。

 単純な力だけならば今の紫より大きい、四天王などと呼ばれる未来が約束されているのはある意味で正しい事なのかもしれない。

 

「しっかしここは面白いねえ。人間と妖怪が共存して暮らすなんて……まるで幻想の世界だよ」

「幻想……」

「だってそうだろう? 人間に恐れられない妖怪なんて妖怪じゃないよ、もっと別の人間でも妖怪でもない中途半端な存在さ」

「…………」

 

 辛辣な物言いで、萃香は事実を口にする。

 そう、この里で暮らす妖怪は人間でも妖怪でもない中途半端な存在。

 それは少なからず俗世を知っている紫にとって、否定などできない正しい認識であり事実だ。

 

 ……でも、何故だろうか。

 萃香の言葉を否定するつもりはない、つもりはないが……。

 彼女の言葉に、少しだけ苛立ちを覚えてしまっていた。

 

「幻想……幻想、それですよ!」

「んん?」

「阿一?」

 

 いきなり大声を放つ阿一に、3人の視線が彼に集まる。

 

「人間と妖怪、異なる種族が生きる世界……俗世にとってはまるで幻想でしょう。

 なのでここは【幻想郷】、この隠れ里は【幻想郷】という名にしましょう!!」

「幻想郷……」

「だとすると、私が書いている書物は……【(げん)(そう)(きょう)(えん)()】、そう名付けましょう!!

 ありがとうございます皆さん! あなた方のおかげで色々とこの里に新たな歴史が生まれました、感謝します!!」

 

 言うやいなや、阿一はその場から駆け出して自分の部屋へと戻っていった。

 彼の奇行ともとれる行動に萃香はポカンとした表情を浮かべ、紫と龍哉は苦笑してしまう。

 彼は普段生真面目で穏か、優しくおとなしい青年であるものの、いざ書物や妖怪の事となると人が変わってしまう。

 

 今だって、自分の書物の正式な名前が決まった事と、普通の人間では五体満足で出会い話す事ができないであろう鬼の事を知れたからこそ、あのように興奮してしまっているのだろう。

 ただ……やはりなんというか、ちょっと不気味だと思ってしまうのは致し方ない事だと思ってもらいたい。

 

「か、変わった人間だね…」

「否定はしないわ。でも……優しい心を持った人間よ」

「へえ、人間も妖怪も嫌いな八雲紫さんにしては、随分とお優しい評価だことで」

「龍哉、うるさいわよ」

 

 からかう龍哉を睨んでから、紫は立ち上がる。

 

「んー? 紫、まだ飲もうよー?」

「悪いけど、私は浴びるようにお酒を飲むのは好きじゃないの。それに……」

「………?」

「――なんでもないわ。おやすみなさい」

 

 そう言って、今度こそ紫はその場を後にする。

 そして真っ直ぐある部屋へと向かい、襖を開き中へと入った。

 その部屋は客間の1つ、紫は無言のまま部屋の中央へと歩を進め……眠っている龍人の前に腰掛けた。

 安らかな寝顔のまま、静かに呼吸を繰り返す龍人の頭を、優しく慈しむように撫でる紫。

 

「――そいつ、お前の男か?」

「っ、萃香……」

 

 いつの間にか部屋へと入ってきた萃香、紫の隣に座り眠っている龍人に視線を向ける。

 

「……こいつ、半妖かな? でもただの半妖には見えないね」

「彼は半妖よ。でも……人間側の母は(りゅう)(じん)でもあったらしいの」

(りゅう)(じん)……へえ、あの伝説の種族か」

 

 少しだけ興味深そうに龍人を見てから、再び酒を飲み始める萃香。

 

「ずっと眠っているの。未熟な私を守る為に、二年前から」

「二年も? 随分と寝坊が過ぎるんだね」

 

 からからと笑う萃香、確かにそうかもしれないと紫は思ったが、萃香のようには笑えなかった。

 

「まあいずれ目を醒ますんだからさ、そんな卑屈な顔をする必要なんかないんじゃない?」

「…………」

「そいつだって、紫にそんな顔をしてほしくてあんたを守ったわけじゃないと思うよ? わたしはこの龍人ってやつの事は知らないけど、誰かを守ろうと必死になるヤツは……きっと優しいヤツさ」

「……優しい、そうね……彼は優しいわ」

 

 だけど、少し優しすぎるくらいだ。

 だから彼は簡単に龍気という、己の命すら危うくさせる力を躊躇い無く使用する。

 誰かの為に己の力を使い、そして彼はその誰かの為に己の命すら犠牲にする……そう思えてならない。

 

 ……だからこそ、彼よりも強くならなければと紫は思う。

 彼は大切な友人だ、友人だからこそ守りたい。

 彼が自分を守ってくれたように、今度は自分が彼を守らなければ。

 

「――ほら、また辛気臭い顔になってるよ?」

「…………」

 

 知らずに顔が強張っていたようだ、苦笑混じりに萃香に言われ慌てて紫は表情を崩す。

 

「ありがとう萃香、あなたって意外と優しいのね?」

「意外は余計だよ。鬼って種族は義理堅いんだ」

 

 不服そうに睨む萃香に、紫は苦笑を浮かべる。

 ……少しだけだが、心が軽くなったような気がした。

 その遠因を作ってくれた萃香に感謝しつつ、紫は彼女を連れて部屋を後にしようとして。

 

――里の者ではない、敵意に溢れた妖怪の気配を感じ取った。

 

「――これは」

「うん? ……この妖力の類は人狼族だね、敵意がここまで感じ取れるって事は……結構な数だよ?」

「ちっ……」

 

 自分達を狙う人狼族が近くまでやってきているのだろう。

 この隠れ里を狙われるのは拙い、そう思った紫は囮になるためにスキマを展開する。

 

「紫、何をする気だい?」

「相手の目的は私達よ。この里に無用な厄介事を背負わせるわけにはいかないわ」

「人間なんてどうなろうが関係ないんじゃないか?」

「……私は人間も妖怪も嫌いよ、それは今だって変わらないわ。

 でも、全ての人間と妖怪が嫌いなわけではないわ、そしてこの里には守りたい人達が居るの」

「ふーん……妖怪にしては変わってるよ、色々な意味でね」

 

 どこか皮肉を込めた口調で言いながら、萃香も立ち上がり紫の展開したスキマに入ろうとする。

 

「萃香?」

「手伝ってやるよ。この里には美味しい酒があるしご馳走になった、その恩ぐらいは返してやらないとね」

「……ありがとう、助かるわ」

「はいはい、それじゃあさっさと移動しようよ。それにしても本当に紫の能力は便利だよね」

「無駄話はそこまでにしましょう。さっさと行くわよ」

 

 龍哉は連れて行かなくても大丈夫だろう、彼ならば独自に動いてくれる筈だ。

 そう思った紫は彼に声を掛ける事はせず、萃香と2人でスキマでの移動を開始する。

 そしてスキマが閉じられ、部屋の中が眠っている龍人だけになった時。

 

 

 

 

「――ちょうど良いな。頃合か」

 

 そんな声が、部屋の中から聞こえてきた―――

 

 

 

 

To.Be.Continued... 




はい、この物語による幻想郷の基盤が完成しました。
楽しんでいただけたのならば幸いです。

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