GANTZ 変な特典をもらった男の物語   作:鼻眼鏡26号

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「スゲェ急ピッチで書いちゃった。」

「めっちゃ楽しい。」

それではスタート。


召集 田中編

岸本の家におとずれた日から一週間たった。

 

 

 

「ただいま。」

 

 

「つっかれた〜」

 

 

二人はスーツを使った練習から帰って来た。

 

 

「お風呂入っていい?」

 

 

「ジャンケンだろ。」

 

 

「普通そこレディーファーストの筈でしょう?」

 

 

「家主は俺だ。」

 

 

そんな言い合いをしていると。

 

 

「……………」

 

 

「……………」

 

 

「「ジャンケン…」」

 

 

「「ポン!」」

 

 

竜伍→チョキ

 

 

岸本→パー

 

 

「負けた〜」

 

 

「なるべく早く出るよ。」

 

 

そう言って竜伍は風呂場へ行った。

 

 

「暇だし漫画読んでよ。」

 

 

 

 

10分後

 

 

 

 

「意外と竜伍君って漫画たくさん持ってるな〜」

 

 

岸本が漫画を読み終わって漫画を仕舞っていると。

 

 

ピキーン!

 

 

「う!か…金縛?動けない。」

 

 

突然の金縛が岸本を襲った。

 

 

「まさか!」

 

 

ジジジジジジジジジジ

 

 

「やっぱり転送だ。」

 

 

岸本は頭から転送されていた。

 

 

その部屋にはヤンキーっぽい人が四人、子供とおばあさんそして、イケメンと部屋の外にいる髪の長い女の人がいた。

 

 

「へぇ〜スーツ着てきたんだ。」

 

 

「スーツを着てないといけないって言わなかったのはわざと?」

 

 

「いいや、聞かれなかったから答えなかっただけだ。」

 

 

悪どい顔で笑う西。

 

 

「最っ底ー」

 

 

「フン。」

 

 

西は軽く一瞥すると壁に寄り添って座った。

 

 

「!まずい竜伍君風呂入ってるんだった。」

 

 

岸本は竜伍の状況に気づいて動揺した。

 

 

「岸本さんどうしたんだ?そんなに慌てて。」

 

 

いつの間にか転送されてきた加藤が岸本に話しかける。

 

 

「失敗したよ。」

 

 

「!?竜ちゃん!何が失敗したんだ?」

 

 

突然転送された私服姿の竜伍は愚痴っていた。

 

 

「スーツ持ってこれなかったの?」

 

 

「ああ、着替えの最中だったからな。」

 

 

「スーツ忘れたのか!?」

 

 

西は笑いながら言った。

 

 

「マジかよ。1人死亡決定〜」

 

 

四人で盛り上がっているところで。

 

 

「おい!これどうなってんだよ!」

 

 

ヤンキーっぽいのがしびれを切らして大声を上げた。

 

 

「取り敢えず説明をしよう。」

 

 

「おい、やめろよ。囮になんねぇだろ。」

 

 

「何だと。」

 

 

加藤は西の言葉に怒り胸ぐらを掴んだ。

 

 

「なんだよ偽善者。」

 

 

「やめろとけ二人とも、こんなことしても無駄だろ。説明するならさっさとしろ加藤。」

 

 

「竜ちゃん。……わかったよ。」

 

 

「あんたも偽善者か。」

 

 

「さあな、だが人間が死ぬだの生きるだのには興味が無い。」

 

 

「珍しい人種だな。」

 

 

「そうか。」

 

 

「もう少しでその黒い玉から音楽が流れる。」

 

 

「はっそんなこと信じるかー」

 

 

あたーらしーいあさがきたきぼーおのあさーが……

 

 

ヤンキーっぽいやつの言葉を遮るように音楽が流れた。

 

 

ガンツの画面には

 

 

 

 

 

田中星人

 

 

特徴 口グセ

強い カンタロー

 

 

 

 

 

ガシャン!

 

 

 

 

ガンツが両端と後ろに開いた。

 

 

「後ろにある自分の名前のケースに入っているスーツを着てくれ。」

 

 

「ハァ?そんなダッセースーツ着るかよ。」

 

 

加藤が説明に困難しているとで竜伍たちは。

 

 

「お腹すいた。」

 

 

「そう言えば飯を食って無かったな。」

 

 

「………どうしよう竜伍君に影響されてきたかも。こんな状況なのに冷静だなんて。」

 

 

「それを言われて少しショックなのだが。」

 

 

二人は緊迫した空気とはかけ離れた空間を作っていた。

 

 

「結局説明したのに皆んな着てくれないな。」

 

 

「それどころか銃に興味を持ってるな。」

 

 

「竜ちゃんも銃は持っておいた方がいいよ。」

 

 

「そうさせてもらう。今回は狩る側ではなく生き残る事に専念するよ。」

 

 

そう言って竜伍は前回西と加藤が持っていた捕獲用?の銃を取った。

 

 

その時

 

 

ギョーン!

 

 

「!?」

 

 

その音にその場の全員が見た。

 

 

ヤンキーっぽいやつの一人が西に向かって銃を撃っていたのだ。

 

 

「あ!」

 

 

加藤は思い出していた前回あの銃で撃たれて体が爆発したヤクザの事を。

 

 

しかし、少し経っても何も起きなかった。

 

 

シュッ!ギョーン!

 

 

今度は西がパーカーの腕の部分から隠していた小さいハンドガンタイプの銃をヤンキーに撃った。

 

 

「テメェ何してんだ!ぶっ殺ぶ…」

 

 

バンッ!

 

 

ヤンキーの頭がゆっくりと膨張して爆発を起こし絶命した。

 

 

「うおぇぇぇぇ!!」

 

 

その光景を見て周りは吐いていた。

 

 

「絶対に見ないように。」

 

 

竜伍はとっさにおばあさんと子供の前に立ってその光景を遮っていた。

 

 

「いいかテメェら今度俺に銃を向けた奴は容赦なくぶっ殺す。そのちっちゃい脳みそによーく叩き込んどけ。」

 

 

「ガンツ!俺を一番に転送しろ!」

 

 

ジジジジジジジジジジ

 

 

西は一番に転送されて行った。

 

 

「最近の中学生は過激だな。」

 

 

竜伍は小さい声でそう言った。

 

 

田中星人狩りスタート




「描写って難しいね。」

「1時間で書く代物じゃないね。」

「感想嬉しかったです。」

これからもよろしくお願い致します。

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