GANTZ 変な特典をもらった男の物語   作:鼻眼鏡26号

66 / 75



大変長らくお待たせしました。

ここまで遅くなったのは個人的な都合と話の構成を考えるのに時間を割いていました。

これより大阪編が始まります。

とりあえずスタート




大阪編開始

ガンツの部屋

 

 

「恵、おつかれ。」

 

 

「うん、竜伍君もね。」

 

 

疑問は残るが今の俺が知る術は存在しない。

だからこそ、現状のままでやるしかないのだ。

 

 

「来たか竜ちゃん。」

 

 

「おお、加藤。どうだった弟は。」

 

 

「ああ無事だったよ。かなり痩せこけてたけどちゃんと生きてた。…本当にありがとう竜ちゃん」

 

 

「そうか、ならあとは自分で頑張れよ。」

 

 

ここからは俺自身の行動が彼らの命を握っているのだから、

それから、いつものメンバーが集まり怪我を負っていた和泉もやってきた。

 

 

「…礼はいらないからな。…それよりも実戦で活躍しろよ。」

 

 

「…わかった。」

 

 

俺と和泉の会話なんてこんなものだ。

そうこうしてガンツからラジオ体操音楽が流れ

 

 

 

ぬらりひょん

 

 

特徴

つおい

あたまがいい

わるい

 

好きなもの

タバコ

お茶

 

口ぐせ

ぬらーりひょーん

ぬらーりひょーん

 

 

今回のターゲットが映し出される。

 

 

「…星人って付いてないな。」

 

 

「本当だ…なんでだろ。」

 

 

周りがざわつく中俺は敵が変わってない事に原作の進み方と変わらないのだなと考える。

しかし、前回の鬼星人のボスの様に原作以上の強さを持っている可能性があるため尚更気が抜けなかった。

 

 

「?…竜伍くん顔がこわばってるよ。」

 

 

俺の険しい顔を見てか恵が肩に手を置き声をかけた。

 

 

「ああ…何というかこの星人の顔を見るとなんか只ならぬ何かを感じるんだよな。」

 

 

「ふーん…でもなんとかなっちゃう気がするけどね。」

 

 

「…結構肝が座ってるな。」

 

 

「誰かさんと一緒にいるからね〜」

 

 

恵の言葉にとある場所から物凄い寒気を感じた。

言わずともその寒気はレイカでその手には前回手に入れた武器が握られていた。

確か、あの武器は今回のミッションから登場した武器のZガンで撃てば目標に対して強力な重力が落ちて来て押し潰すという武器だ。

 

 

「あれ?レイカさんの持ってるやつ前回手に入れたやつですか?」

 

 

「ええ…そうよ。今回ので試し撃ちしてみようと思ってるの。」

 

 

レイカはその言葉と同時に恵を睨んでいた。

何というか問題が尽きないチームだなと思うがこんな酔狂な奴らが集まったから強いんだなと思った。

 

 

「あれ?あれれ〜?」

 

 

その声の元は1番早く転送が開始されたタケシであった。

 

 

「その場から一歩も動かな。…一歩も動かなよッ。」

 

 

風がタケシにいうが転送されてるタケシには聞こえていなさそうだった。

 

 

「全員気を引き締めて行けよ。…勝手に動くやつは動いたろ。最後は生き残れ……以上だ。」

 

 

その言葉を最後に転送されて行った。

 

 

 

 

大阪

 

 

 

「………タケシが居ないな。」

 

 

「タケシッ…タケシ!!どこやチクショウ。」

 

 

転送先にはタケシはおらずどこかに移動したのだと考えられる。

無事全員転送されてそれを確認し

 

 

「風はタケシを探しに行け残りは星人の集まっているところに行くぞ。今回はかなりの数だからな。」

 

 

レーダーを見るとかなりの数の星人が確認されていて今回のミッションの規模の大きさを感じた。

 

 

「つかよ…さっきからここどこだって考えてたんだがよ。」

 

 

坂田の言葉に耳を傾ける全員は薄々と感じていたらしい。

 

 

「ここって大阪じゃね?」

 

 

目の前の看板には道頓堀と書かれていた。






この前大阪行きました。

道頓堀行けなかった。


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。