GANTZ 変な特典をもらった男の物語   作:鼻眼鏡26号

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えーーこの度は長期にわたり投稿しなかったことをここに謝罪を申し上げます。

理由はなんとなく創作意欲が消えた事でした。
ですがこうして復活しました。
不定期でありますが頑張ります。



とりあえずスタート。




疑問?疑念?全てが怪しい。

「なんだか竜伍くんは弟と戦うみたいだからあなたは私とだね」

 

 

竜伍とアキラが対峙している近くで恵と対峙しているのは女吸血鬼でお互い刀を構えて動きは様子を見ていた。

女吸血鬼は恵を見て違和感を感じていた。こいつは調べによると、ここ最近こっちの世界で目撃されて戦う姿は見られていないから素人であると考えられているが、今対峙してその考えは全て吹き飛んでいた。

 

 

「………?動かないの?それとも怖気ついちゃった?」

 

 

その言葉に私は震えが止まらなかった。

私の生物としての本能がこいつに対してこの場においてあの有馬よりも危険で化け物だと確信していたからだ。

隙だらけの格好なのに攻撃をしてから自分が殺されるまでが容易に想像できてしまっているのであった。

 

 

「…………し!ーーー」

 

 

言葉の続きを言う前に私の視界に自分の体が見えていた。

 

 

 

 

 

竜伍サイド

 

 

 

恵の違和感については感じてはいた。

御言の有馬竜伍に関わる人間は変化が現れる事について、恵は俺の一番近くにいる存在だから一番影響を受けていてもおかしくはなかった。

 

 

「くそ!……なんで当たらないんだ!」

 

 

その恵はどうやらもう決着をつけてこちら見ている。

あの瞳にあの顔は見間違うことなどなく恵そのものだが、経験に合わない戦闘力に殺す事に躊躇いを見せないあの表情を見て俺は確信していた。

 

 

「ありえないありえないありえない…お前のような凡人に天才の俺がっ!ーー」

 

 

先程から騒いでいるアキラの顔面に一発食らわせると黙った。

倒れるアキラよりもここからのことを考える。

 

 

本来ならここでは俺は殺される。和泉も死んでいる。その代わりに吸血鬼の2人が入る。

この通りになるはずなのが恵が奴を殺したからこの世界はもう原作とは違う世界となっている。

 

 

ここからは何が起きてもおかしくない本当の戦いの世界となっているのだ。

 

 

ここでアキラを殺す事は今後どのように影響が起きるのか計り知れない。

だからこそ、俺は覚悟を決めてソードを振り抜いた。

ソードの刃はアキラの首に触れ一瞬で通り抜けその首を刎ねた。

 

 

さっきまでわめいていたアキラの声が消えて周りは静かになった。

 

 

「恵………ようやく終わったよ。」

 

 

「お疲れ様…意外と手こずってたけどそんなに強いわけじゃないよね?」

 

 

「………ああ、あんなんでも弟だったからな。」

 

 

「ふーん」

 

 

恵のこの反応は俺の疑念をより深めた。

この反応は本来の彼女ではありえない事である、恵は好きな人のためには自分の身を捨ててまで助けようとする子であるのを俺は知っていた。

 

 

そんな彼女は俺が弟を殺しても顔色1つ変えずに言葉を並べていた。その声にはただ1つの現象を客観的に見る第三者の様な感じであった。

 

 

ゾクゾクッ

 

 

「「!」」

 

 

「このタイミングか…まぁいいウォーミングアップになったな。」

 

 

「そうだね〜まぁ倒したのほとんど竜伍君だけどね。」

 

 

首筋に寒気が走り転送が始まり次のミッションが始まる合図を感じ取った2人はまるでさっきまでのことが無かったことのように話していた。

 

 

しかし、俺はこの時1つ頭に引っかかっていたことがあった。

御言にもわからない現象が多発しさらにその全てで俺を本気で殺しにくる事ばかりが起こる。ここから考えるに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

転生者は本当に俺1人なのか?







正直ぬらりひょんはマジでどうするか考えている最中です。
正直難産すぎます。

だって本編に玄野君居ないんだもん。



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