GANTZ 変な特典をもらった男の物語   作:鼻眼鏡26号

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お久しぶりです。

最近ストレスで白髪が増えた鼻眼鏡です。

結構待たせてこの少なさは勘弁してください。
なるべく次の話を早めに書くので。

それではスタート





和泉の考え

竜伍side

 

 

雷鬼との戦いからある程度の日にちが経った今日のこの頃。

 

 

「今日あたりか?…和泉が襲撃される日は。」

 

 

カレンダーを見てそろそろだと思いながらの昼休み教室で1人で恵が作ってくれた弁当を食べていた。

 

 

「……まぁ、菊池さんから連絡が来るまで待つか。……そういえばこの世界の時代背景がイマイチ定まって無いな。」

 

 

スマホをいじりながらそんなことを考えるそんな平和な日であった。

 

 

 

 

 

和泉side

 

 

 

 

学校からの帰り道の電車で今の現状のことを俺は考えていた。

正直な所、今のままではかなり危ういのである。

鬼星人との戦いの後に有馬が話してくれていた「近いうちに強大な敵がやって来るらしい」という事に俺は考えた結果。

俺の考えとして世界各国に同じようなガンツがありその世界が同時に1つの敵を相手をするのではと考えた。そうなると前回の鬼星人相手に全員が死にかけるという状況になりそれよりもさらに強い敵となると俺らはまともに太刀打ちなんて出来ないのではないかと思えて来たのである。

 

 

「………チーム一人ひとりが普通よりは動けてはいるが全体的には世界には通用しない。通用するとしても有馬位だな。」

 

 

俺はそう呟き解決策を考えていると。

 

 

「お?……和泉じゃん。」

 

 

目の前に風の100点によって生き返った中坊がいた。

こいつはどうやら俺が以前ガンツメンバーだった頃を知っているようだが俺は記憶を消されていて思い出すことができなかった。

 

 

「やっぱり思い出せねぇか?」

 

 

「ああ、何故か思い出せんな。」

 

 

「まぁいいや。……それよりさ今のメンバーどうだ?」

 

 

西は特に気にしていないようで話を変えてきた。

 

 

「俺も今そのことを考えていたところだ。……正直に言うが有馬以外はダメだな。俺も含めあのメンバーじゃ他の国には到底及ばない。」

 

 

「…………」

 

 

俺の言葉に西は唖然としていた。

 

 

「お前…本当に和泉か?」

 

 

「どういうことだ?」

 

 

西の唐突な言葉に俺は疑問を持ち返すと

 

 

「いや…俺の知ってる和泉は他人に興味のない一匹オオカミでよ。ましてや他人より自分が劣ってるなんて認めないような奴だったからな。」

 

 

「………ああ、それか…確かに少し前の俺はそうだったな。だが、最近気付いてなそうゆうのを全部認めてみると前よりクリアに状況が見えて戦いやすくなってな。変に俺は強いと考える事は状況を見るのを妨げるようでな。」

 

 

「……へぇ〜…変わったなお前。」

 

 

そんな風に話していると隣の車両から二人組の黒いスーツを着た男が電話に耳をあて会話しながら歩いて着た。

 

 

「またか…まぁいい機会だ。西…手を出すな。」

 

 

「元より今日はオフだから何もする気ねーよ。」

 

 

そうして俺と西は周波数変換装置で姿を消すと男達はマシンガンで乱射してきた。

西は地べたに寝っ転がり俺はいち早く鞄からソードを取り出し相手に詰め寄り男のマシンガンの銃口をずらし逆手で持ったソードを男の心臓に刺しもう一人の男に死体を投げて弾除けにした。

倒れ込んだところにソードを突き刺し2人目も息の根を止めた。

 

 

「…おお……ぞろぞろとやってくるぜ〜」

 

 

寝っ転がっている西が隣の車両からぞろぞろと大人数でやってくる黒服吸血鬼を見てそういった。

 

 

「面倒だ。まとめて殺るか。」

 

 

「!!…刀を伸ばしたぞ!」

 

 

黒服が慌てるがもう遅い。

 

 

長く伸ばしたソードは横に一振りで隣の車両まで真っ二つに切り裂いた。

 

 

 







これ書いてるとちょっと楽しかったからしばらくは書けそう。

皆様の感想いつもありがとうございます。

皆様の感想を糧に頑張ります。

感想指摘待ってまーす。

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