おはこんばんちは
そしてあけましておめでとう
今回の話は非常に難産でした。
とりあえずスタート
振りかぶったソードを雷鬼は後ろに飛び避けさらに手を高々と掲げて腕に力を入れると
「!……レイカ!和泉を頼むぞ。」
「うん!」
俺の指示どうりにレイカは和泉を持ち上げ残り全員は飛び上がるとさっきまでいた場所に雷が落ちてきた。
「全員いつも通りやれ。」
着地と同時に全員は散らばり雷鬼に飛び掛かる。
「ハッ……おせぇよ。」
雷鬼が超高速で動き出そうと構えるが
「動き出しはお前の方が遅いぞ。」
俺は飛び掛かった他全員とは違い地面スレスレを走り雷鬼の足元から両足で蹴り上げ雷鬼の巨体を宙へとあげる。
「あの忍者漫画の真似事だがな。」
そこから稲葉を除く4人が宙に浮く雷鬼を前転からの踵落としを打ち込み地面へ叩きつけた。
「全員油断せず動き回れ……」
今ので倒せるとは思っていないので他のメンバーに指示をさせる。
そこから風が起き上がろうとする雷鬼の顔面へと拳を振り抜くが空振りに終わった。
「………」
先ほどまで起き上がろうとしていた雷鬼が地面に足をつけた途端残像が残るほどの速度で動き風の背後へと回り込み背中を蹴り飛ばし風は地面を滑るように倒れる。
「少々舐めてた。…これから少し本気を出してやる。」
その言葉を最後に雷鬼は再び超高速で動き出し姿を消す。
「風はそのまま接近戦で敵を引き付けろ。……残りは銃で狙え。」
全員が焦り集中力を欠く前に俺は次の指示を出して落ち着きを取り戻した。
その中でも超高速で動き続ける雷鬼
(早くて銃が当たらない………けど)
(早すぎて能力が追いつかない………けど)
他の全員もそうだった。
((反応できない速度ではない!))
それは、彼らの成長を表す事であった。
ドンッ
そしてその成長はしっかりと身を結ぶ。
風の拳は雷鬼の腹をしっかりと捉えていた。そして、周りは押しているこの状況に湧いていた。
「今だ!全員撃ち込め!」
俺の指示と同時に風は追撃の為拳を振りかぶり、レイカと桜井、鈴木さんはXガンを風に当たらない様に撃ち込んだ。
しかし、そう簡単に当たるほど敵も弱くなかった。
バリバリッ
「……ゴフッ」
落雷が風の背中から槍の様に胸を突きそして
さらに早くなった雷鬼が風の体を拳で宙を舞わしていた。
辺り周りが全てが静寂となった。
しかし、その状況で動きを止めなかった者が居た。
「桜井、レイカは狙撃を続けろ!鈴木さんは風を連れて後退!前は俺が出る!」
俺の声に3人はいち早く動き出してくれた。
俺はソードを取り出し飛び掛かり振り下ろした。
(クソッ…風がやられる事は想定内だったが幾ら何でも早すぎる。…本来なら腕の一本を折ってくれる予定だったのだが。)
俺は心の中で悪態をつき前に出て対峙すると雷鬼のその脅威を知ることとなった。
(……速い)
言葉にしてそれだけだがそれを目の当たりにすると俺の自慢の目がギリギリで奴の姿を捉える事が出来る程で気をぬくと一瞬でやられてしまうと錯覚すると考える程。
これが前に俺が考えるに天敵であるという所以でもある。
俺は敵の行動を見てから動く戦い方をしている為。
その敵が見えない程の速度で戦う相手であると俺はなすすべがなかったからである。
「……シッ!」
ソードを振るうが敵が居ると認識した場所はすでに通り過ぎた後で空振りである。
「有馬くん!僕が捕まえるからその隙に!」
ガッガガガガガカガ
鈴木さんは雷鬼に飛びつき足を掴むがその超高速で引きずられていた。
しかし、そのお陰で超高速が少し遅くなり俺はその姿を捉えソードを振り下ろし雷鬼の背中の突起物の様なものを切り落とした。
「チッ……逃した。」
「邪魔くせぇ…」
俺の悪態と同時に雷鬼は落雷を鈴木さんに落とし鈴木さんは宙へと舞っていた。
1人また1人とやられていくこの状況に周りの声援がだんだんと消えていくその中でも彼らは戦っている。
続きは色々と時間がかかるかもしれないしかからないかもしれないのでもう少し待っていてください。
そして前回の話で何故か7人近くがお気に入りを消すという事態が起きていた。
私は前回の臭いセリフのせいだとしています。
そんなわけでなるべく臭いセリフは減らしていこうと思います。
感想指摘待ってまーす。
なるべく早く投稿したいです。